たまの休みには家族でキャンプをしたい!でもコロナが収まらない世間的に、遠出はしづらい…。
そんなときには、お庭でキャンプをしてみませんか?遠出しなくてもキャンプならではの非日常感が味わえる、そのメリットと注意点をお伝えします!

外構エクステリア専門店

新築外構・エクステリア工事専門店smileエクステリアは業界初の庭づくりセミオーダープランをご用意!

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 瀬尾一樹

樹木医です。木も草も大好きで、将来は自分だけの森を持ちたいと思っています。木の美しさや育てる楽しさだけでなく、生きものとしての生態的な面白さも伝えていきたいです!好きな木はケヤキです。

目次

コロナの影響で増える庭キャンプ

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、今はどこでも不要不急の外出は自粛するのが当たり前になっています。

そんな中、自宅のお庭を使ってキャンプを楽しむ方が増えているのです。

庭にわざわざテントを張ってキャンプするなんて一見ばかばかしく思えるかもしれませんが、これがやってみると意外と楽しいもの。
遠出しなくても楽しめるし、庭キャンプならではのメリットもたくさんあります。

初心者にオススメ!メリットが多い庭キャンプ

たしかに、山奥のキャンプ場に行くのに比べて非日常感が少し薄いというのは否定できません。
ただ、だからこそのメリットもたくさんあるのです。

特に庭キャンプはキャンプ初心者にオススメ。
いざ山奥のキャンプ場に行ったときに失敗するのを防ぐためにも、手軽な庭キャンプで練習しておいた方が絶対に良いです。
遠出したい欲に身を任せるのではなく、いつかコロナ禍が収まって当たり前に遠出できるようになるまで、庭キャンプで楽しくリハーサルをしておきましょう。

忘れ物の概念がない

庭キャンプには、忘れ物の概念がありません。
なぜならそもそも出かけないからです。

キャンプ初心者だと、テントのペグや炭をつかむ火ばさみなど、「絶対必要だけど影が薄い道具」をついつい忘れがち。
でも庭キャンプなら、何を忘れてもすぐに取りに行けるというメリットがあります。
なんならちょっと近くのホームセンターまで買い足しに行っても良いです。
準備が多少不足していても絶対なんとかなるのが庭キャンプの大きなメリットですね。

車の荷物の詰め下ろしの作業なし

荷物

庭キャンプでは、車に重い荷物を詰め込む必要がありません。

遠出するキャンプだと、テントにバーベキューセットにと、結構かさばるから車に詰め込むのが大変ですよね。
車種によっては、後部座席がかなり窮屈な状態になることも。
そんな面倒な作業も、庭キャンプなら一切考える必要がありません。

いつでも気軽にキャンプが可能に

いつでも思い立ったらキャンプができるのも一つの魅力です。

道具を庭まで引っ張り出せばキャンプができるので、夕飯のメニューが思いつかないときに、とりあえずテントを張ってバーベキューセットを組み立てて、あとは肉と野菜を焼くだけ、なんてこともできてしまいます。

雨が降っていたら明日に延期すれば良いので、天気予報をいちいち確認する必要もありません。
気軽に非日常感が味わえるのが大きな魅力です。

お家にあるコンセントを使ったりWi-Fiも使えて便利

普通のキャンプでは得られない大きなメリットとして、電気が使えるというのがあります。

家のコンセントを普通に使えるし、Wi-Fiも当然届くのでインターネット環境もバッチリ。
テントの中からテレビを見るなんてこともできます。
非日常感に飽きたら、youtubeでもなんでも見れば良いのです。
このお手軽で便利な環境は、山奥のキャンプ場にはありません。

トイレや冷蔵庫・レンジなどを使うと更に便利

遠出してキャンプするときには、食材は痛まないようにクーラーボックスに保冷剤と一緒に入れ、調理は基本的に火を使って行うことになります。

庭キャンプなら、冷蔵庫も調理器具もすべて家にそろっているので、食材の量も調理方法も全く制約が無いのでとても便利です。
なんなら、足りない材料や調理器具を買いに行っても良いでしょう。
なにかと融通が利くのが庭キャンプです。

虫刺されや動物などに恐れる心配なし

キャンプで特に怖いのが虫さされ。
マダニやブユ、ウシアブにヌカカ、ヤマビルなど、自然の中でキャンプする際に気を付けなければいけない生物は挙げていったらキリがありません。
また、クマやイノシシなどの中~大型の哺乳類にも注意が必要です。
もちろん、きちんと対処すれば基本的に問題ないことが多いですが、慣れるまではアレコレ考えずにキャンプを楽しみたいですよね。
庭キャンプで刺される虫なんてせいぜい蚊くらい。
まずは庭キャンプから初めてみるのが良いでしょう。

初心者にはぴったり

以上のことから、庭キャンプは遠出してキャンプするのにまだ慣れない初心者の方におすすめのキャンプといえます。

もちろん遠出してキャンプするのも楽しいし、道具を全部貸し出してくれるキャンプ場もたくさんあります。
しかし、庭キャンプは何も気にせずにキャンプならではの楽しみ方もできるので、心情的にも遠出がはばかられる今のご時世的にもとてもおすすめです。

用意しておきたい最低限の道具

いくら庭キャンプが初心者におすすめで手軽に始められるといっても、ある程度の準備は必要です。

細かい忘れ物は後から買いに行くこともできますが、必要なものが全然家に置いていないとなると、せっかくのキャンプ気分も台無しに。
最低限必要なものはきちんとそろえておくようにしましょう。

明かりを照らすライト類

暗闇を照らすライトは、キャンプらしさを出すのにあると良いでしょう。

スマホのライトや家の照明を使っても成立するはするのですが、どうしても茶番のような感じが出てしまいます。
テントの中を薄暗く照らすランタンだったり、夜中にトイレに行くときの懐中電灯だったり、キャンプ場でキャンプするときに必要なライト類は一通りそろえておくと雰囲気が出て良いです。

火起こしのための道具類

火起こし

キャンプの醍醐味はなんといっても火での調理。

いくら忘れ物をして良い庭キャンプでも、火おこしに使う道具が最低限無いとわざわざ遠くのホームセンターまで買出しに行くなどすると時間がかかるし、グダグダになってしまいます。

着火剤と炭と火ばさみと焚き火台くらいはあらかじめ用意しておきましょう。

テント・椅子・テーブルなどの必須道具

もちろん、テントやイスのようにキャンプに必須のものは買い揃えておきましょう。

こちらは忘れたから買出しに行くというものでもないし、これらが無いとただの「庭でご飯」になってしまいます。
これらが揃っていないとキャンプとして成立しません。

調理器具

キャンプならではの楽しみ方をするために、バーベキューセットやダッチオーブン、ホットサンドプレートなど、色々準備しておくと良いでしょう。

家ではなかなかできない調理方法で、キャンプが一層盛り上がること間違いなしです。

お庭キャンプの注意点

手軽に誰でもできる庭キャンプですが、色々気を付けなければならない注意点もあります。
しかし、いずれもきちんと対策すれば特に問題の無いものです。

近所に迷惑をかけないように、なおかつ安全に配慮して、楽しい庭キャンプをしましょう。

BBQなどで起こる煙

住宅街など他の家が近くにあるところだと、煙が近所迷惑になることがあります。

匂いがついたり、壁にすすがついたりで、問題になることも。
火を使う際は最低限にしたり、あらかじめ近所の方に了承を得たり、対策を取るようにしましょう。

子供や大人数などで行った場合の騒音

キャンプが盛り上がると、騒音の問題が出てきます。

特に、小さい子どもがいるご家庭や、友達家族を呼んで大人数でキャンプをする際などは特に気をつけなければなりません。
夜遅くまで騒がないように、常識的なふるまいを心がけましょう。

家に誰も居なくなるので、セキュリティ問題

庭キャンプ

庭キャンプでは、すぐに家に物を取りに行ける便利さから、ついつい窓やドアのカギを開けっぱなしにしてしまうことがあります。

そんな隙を狙って空き巣に入られでもしたら大変なので、カギはきちんとかけておくようにしましょう。

プライベートが見れないように目隠しも忘れずに

周りの通行人や近所の方に不用意に見られないように、目隠しはきちんとしておきましょう。
周りに枝張りの広い木を植えるなどして、道行く人が覗き込めないようにしておけば、安心して家族みんなで羽を伸ばすことができます。

外構エクステリア専門店

新築外構・エクステリア工事専門店smileエクステリアは業界初の庭づくりセミオーダープランをご用意!