その他庭木の管理

庭木の管理といえば『剪定』作業がメインになりますが、それ以外の庭木の管理もきちんと行うことで、庭木を一年中イキイキとした状態を保つことができます。
気が向いた時に行うのではなく、春には病害虫がつきやすいので消毒を、夏には水やり、冬には施肥をして次の芽がでるために備える、といったように、年間を通して樹種に応じた適切な管理が、庭木を綺麗に育てるポイントです。

水やり

地植の庭木の場合、基本的には水やりは不要です。
ただし、植え付け後1~2年以内の場合や夏場の晴天続きのときには水やりが必要です。
ちなみに、真夏の昼間の水やりの際はホースの中の水が熱くなっている場合がありますので、熱い水が樹木にかからないよう注意しましょう。
明け方や夕方の水やりがおススメです。

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病害虫対策

病気や害虫は庭木の大敵です。
発生する前の予防が大切ですが、見つけた場合、放置しておくと大量発生や増殖してしまうので、早急に駆除、対策をとりましょう。
予防する場合は、適切な季節に対策をしっかり行い、害虫が発生してしまった場合は、害虫の種類を見極めて薬剤を選択してください。

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施肥

庭木を健康に保つために重要なものです。
樹種によって必要としている肥料の成分やタイミングが違います。
植え付け直後など、根がしっかり張っていない庭木への与えすぎは、根が傷んで弱ってしまうこともあるので、しっかりと時期や量などを見極めて施してあげましょう。
主な肥料の与え方としては、お礼肥(花や果実の収穫後に行う)、寒肥(春の木の成長のために冬の休眠期に行う)などがあります。

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