「夏場になると、あっという間に草むらができてしまう。」「草刈りは自分でやった方が安い?」こうした悩みや疑問を抱えている方も多いと思います。
今回は、草刈りを業者に依頼した場合と自分で行った場合の、メリット・デメリットについて解説します。

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目次

草刈りに掛かる所要時間

まずは草刈りに掛かる所要時間を、業者と個人の場合で比較してみましょう。

庭の大きさや周囲の環境によって変動するため、必ずしもどちらかが優れているわけではありませんが、ある程度の目安にはなるはずです。

業者の場合

まずは業者が草刈りを行う場合の所要時間です。

庭の広さを30坪とし、刈払機を使用して1人の作業員が草刈りした場合、最短で3時間ほどかかります。

刈払機が入らない狭い場所や、壊れやすいものが周りにある場合には、一部の作業を手で行う必要が出てくるため約5時間ほどかかることになります。

なお作業員が1人増えると、所要時間は約半分になる計算です。

ただし業者の場合は、事前の下見や必要な道具の準備などもあるため、全ての工程を合わせるとこれ以上に時間が掛かります。

また、業者によって使用する道具や作業員の人数も異なるため、実際に見積もりを行ってもらう業者に聞くのが最も確実です。

個人の場合

個人で、刈払機などを使用せず手作業で30坪を草刈りした場合は、半日から1日程度掛かります。

個人では十分な人手を確保することも難しいですし、普段から刈払機が必要になる規模の手入れをしている方もそう多くはありません。

もちろんより小さな範囲であれば、個人で行うメリットも十分にあるでしょう。

草刈りを考えている場所がどの程度の広さで、道具や人を集められる環境かどうか、明確にしておくことが大切です。

草刈りのキレイさ、技術に関して

次は草刈りの仕上がりや、技術に関して比較してみます。

草刈りを行った後の雑草の処理や、刈払機の取り扱いなど、一見簡単に見えて個人では難しい部分もあるため、両者の違いをハッキリと知っておきましょう。

業者の場合

業者の場合は、手作業はもちろん刈払機なども使用して効率よく草刈りを行ってくれます。

草刈りを専門にしているため、それぞれの道具の使い方にも精通しています。

また業者によっては、除草剤などを使用して次の草が生えにくい環境を整えてくれる場合もあります。

個人の場合

個人の場合は、刈払機などの扱いに慣れておらず、仕上りにムラが出る可能性があります。

下手に使用すると怪我や器物破損といったトラブルに繋がるため危険です。

そもそも草むらにはハチやヘビといった毒を持つ生物も多く、準備が整っていない状態で草刈りを行うのは容易ではありません。

また、草刈り後の雑草を野焼きしようと考える方もいるかもしれませんが、基本的に雑草などの野焼きは自治体で禁止されています。

雑草は燃やすと煙や臭いが充満し、近隣の住宅に迷惑をかけてしまう可能性があります。

少量であれば燃えるゴミとして処理することもできますが、量が多ければ個人で処理するのは難しいでしょう。

草刈りに掛かる費用に関して

この項目では、業者と個人でそれぞれどのくらい費用が必要になるのかについて紹介しています。

どちらを選ぶと安く済ませることができるのか、また費用と労力のどちらを優先したいのか、検討しながら読んでください。

業者の場合

業者の場合は、基本的に面積や時間、刈り草の量で費用を計算します。

多くの業者は草刈りを行う面積によって計算しており、平均的な相場は30坪で30,000円〜50,000円前後となっています。

ここで注意したいのは、刈り草の後処理や作業に掛かる時間によって、思った以上に料金が掛かってしまう可能性があることです。

各業者の料金システムをしっかりと理解しておきましょう。

特に時間によって料金を計算している場合は、業者の作業が遅ければそれだけ費用が増えてしまうため気をつけましょう。

個人の場合

個人の場合は、主に道具を揃えるのにコストが掛かります。

鎌や刈り草を入れるゴミ袋、暑さ対策のための帽子や飲み物など、ゼロから集めると意外と高額になります。

特に、自分で刈払機を購入する場合は最低でも10,000円以上掛かりますし、実際の労力も考えると業者に頼んだほうが割安です。

ただし草刈りを行う場所が狭い場合には、刈払機も必要ありませんし、労力もそこまで掛かりません。

あくまで広範囲を草刈りしたい場合は、業者に依頼するのが得策といえます。

草刈りの依頼はどんな業者に依頼したらいい?

草刈りを行ってくれる業者には、専門業者の他に便利屋やハウスクリーニング業者、シルバー人材センターなどがあります。

それぞれ可能なサービスやメリットが異なりますが、基本的な選び方は一緒です。

まず、草刈り業者を探す際はホームページをしっかりと確認します。

ホームページが作り込まれている業者であれば、作業の手順や実例まで細かく知ることができ、実際に依頼したときのイメージがしやすいでしょう。

また、電話やメールできちんと連絡が取れることや、そのときの対応なども良い業者を見つけるポイントになります。

草刈り後どんな状態にして欲しいか、作業時間はどのくらいになるかなど、細かな質問・要望に応えてもらえると良いでしょう。

加えて、見積もりが基本料金のみでなく、全て合わせた総額で提示されているかも重要です。

業者が安さを売りにしていても、刈り草の処理などにかかる追加費用で他の業者と変わらない金額になることもあります。

依頼した後からでは遅いため、見積もりの時点で明確な金額を提示してもらえるかしっかりと確認しましょう。

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。