2021年は、お庭でのバーベキューが流行しています。
遠くに足を運ぶ必要がなく、気軽に楽しめるのがメリットです。
しかし住宅地では、煙や騒音による近隣トラブルも考えられます。
今回はお庭でのバーベキューを楽しみ方や、注意点について解説します。

お庭のリフォーム専門店

庭づくりやお庭のリフォームは造園業界No.1チェーン店のsmileガーデンにお任せください!

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。

目次

お庭でのBBQの準備・必要なものは?

それでは早速、お庭でのBBQに必要なものについて解説していきます。

「自宅でBBQするなら、何か特別なものが必要?」と思われる方も多いかもしれませんが、道具自体は通常のBBQとほとんど変わりません。

ただし、炭や着火剤に関しては、煙への対策を考える必要があるので注意しましょう。

コンロ

本格的なBBQの雰囲気を味わうには、やはりコンロが必要です。

コンロには、独立型の大きいものや、テーブルの上に置いて使用できる小型のものまで、様々な種類があります。

BBQする際の人数やスタイルに合わせて、適切なものを選びましょう。

また、BBQと言えば炭を使うのが醍醐味ですが、ガスコンロであれば煙や匂いの問題を簡単に防ぐことができます。

炭に比べると特別感は損なうものの、「とにかく手軽さを優先したい」という場合に最適です。

注意点としては、耐風性が優れているガスコンロを使うことです。

野外でガスコンロを使用する場合、風の影響を非常に受けます。

耐風性が低いと、火がつきにくかったり、火力が安定しないといった事態になるため気をつけましょう。

テーブル

テーブルを庭に置くことで、普段見慣れた庭でもグッと雰囲気が良くなります。

テーブルがあれば食材や飲み物をまとめて置いておくことができますし、何度もキッチンと庭を行き来する必要もありません。

また、テーブルによっては中央にくぼみがついており、網を設置できるようになっているものもあります。

椅子

テーブルを置くのであれば、やはり椅子も必要です。

お庭によっては縁側に座るのも1つの手ですが、椅子にゆっくりと腰掛けることで、BBQの雰囲気をより味わうことができます。

自宅のものをそのまま外で使っても問題ありませんが、外の汚れやBBQの臭いが付いてしまうため、アウトドア用のものを準備するのがおすすめです。

「テーブルや椅子を準備しても、使わないときに邪魔になりそう」と心配される方もいるかもしれません。

しかしアウトドア用のものであれば、小さく折りたたむことができるため、コンパクトに収納することが可能です。

椅子によっては肘置きやドリンクホルダーが付いているもの、リクライニングが可能なもの場合もあります。

お庭の広さと相談しながら、最適なものを選びましょう。

炭

コンロを使いたい場合は、当然炭で火を起こすことになります。

しかし通常のBBQと違い、お庭で使う炭選びには少し注意が必要です。
炭にはいくつか種類がありますが、ものによっては煙が出やすく臭いが気になるものもあります。

煙や臭いの少なさで言えば備長炭が優れていますが、火がつきにくく爆ぜることがあるのがデメリットです。

現在は備長炭の良さを活かしながら、デメリットを抑えた炭を販売されているため、そうしたものを選ぶと良いでしょう。

チャッカマン

火を起こす際、あると便利なのがチャッカマンです。

マッチやライターでは火が安定しないことがあるため、1本持っておくと良いでしょう。

最近はターボ式の風に強いチャッカマンも登場しています。

着火剤

次は着火剤です。
着火剤があると、火起こしが楽になります。

BBQでは新聞紙などを着火剤の代わりに使うこともありますが、紙の場合は軽い灰が大量にできてしまいます。
軽い灰は風の影響を受けやすく、近隣の住宅に迷惑を掛けることになります。

そのため自宅でBBQのを行う場合は、紙ではなく着火剤を準備しておきましょう。

ランタン

夜間のBBQであれば、ランタンがあると良いでしょう。

現在はLEDのランタンや、USB充電が可能なものもあります。

自宅の照明を使っても良いですが、ランタンがあればよりBBQの雰囲気を演出することが可能です。

テント

1つ持っておくと、キャンプ気分でBBQを楽しめます。

特にお子さんががいる家庭では大人気です。

ワンタッチで設置出来る簡易テントもあるので、本格的なテントである必要はありません。

お庭でBBQをやるメリットデメリット

ここまで、お庭でのBBQに必要な道具について解説してきましたが、そもそもお庭でのBBQにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

この項目では、お庭BBQのメリット・デメリットについて解説していきます。
お庭でのBBQは、遠くに足を運ぶ必要がなく、天候に左右されにくいというメリットがあります。

通常のBBQの場合は、道具を準備して車に積み込み、目的の場所まで運搬しなければいけません。

駐車場とBBQの場所が離れていると特に面倒です。

お庭でのBBQであれば、キッチンからお庭までの行き来だけで楽しめますし、雨が降ってきたら家の中に戻るだけ済みます。

「時間をかけて準備したのに、雨で台無し」という心配は必要ありません。

また、BBQでは必要な道具をうっかり忘れてしまうことも多くあります。

お庭でのBBQなら、忘れ物をしてもすぐに取りに行くことが可能です。

加えて食材の管理が楽なのも、お庭でのBBQのメリットです。

通常はクーラーボックスを準備する必要がありますが、自宅なら冷蔵庫に入れておくことができます。

デメリットとしては、近隣に迷惑がかかる可能性があることです。
次の項目で詳しく解説しますが、煙や騒音など、自宅ならではの問題が出てきます。

十分に配慮しなければトラブルに繋がることも考えられますし、BBQを行う前に対策しておきましょう。

お庭でBBQで気をつけるべきこと

この項目では、お庭でのBBQで注意すべきことについて解説していきます。

配慮が足りないと近隣の方に迷惑をかけてしまうことになるため、必ず確認してください。

まずは煙についてです。

BBQで火を使う以上、多少なりとも煙が発生してしまいます。

炭を使う場合は煙や臭いの発生しづらいものを選ぶ、炭にこだわらずガスコンロを使用するなど、可能な限り煙の出ない方法を取りましょう。

目隠し

お庭でBBQをする場合に、どうしても気になるのが周囲の視線です。

タープやフェンスを設置して対策しましょう。

自宅のお庭であれば自分の好きなように使えますし、お気に入りのプライベート空間を作ることができます。

騒音

BBQとなると、話がはずんで大声を出してしまったり、音楽をかけたりと、騒音に対する配慮が疎かになりがちです。

しかし住宅地でBBQを行う場合、あまり大きな音をたてると近隣の方の迷惑になってしまいます。

BBQを楽しみながらも、騒音に対する配慮を忘れないよう心がけましょう。

頻度のマナー

気軽に楽しむことのできるBBQですが、あまり頻繁に行うと、近隣の方の迷惑になります。

煙や騒音を十分対策していたとしても、十分に期間を空けるようにしましょう。

お庭でBBQのオススメメニュー

最後は、お庭のBBQでのオススメメニューについて紹介します。

今回紹介するメニューは、煙や臭いも発生しづらく、近隣への配慮にもなります。

マシュマロ

マシュマロは、BBQやキャンプの醍醐味の1つといえるでしょう。

串に刺して焼きマシュマロにするのはもちろん、ビスケットに挟んでスモアにするといったアレンジも楽しめます。

チーズフォンデュ

チーズがお好きな方には、チーズフォンデュがおすすめです。

BBQであれば、鍋や固形燃料をわざわざ準備する必要はありません。

カマンベールチーズをアルミホイルで包み、網の上で熱するだけで、簡単にチーズフォンデュが楽しめます。

焼きバナナ

お子さんがいる家庭では、焼きバナナも良いでしょう。

バナナをアルミホイルに包んで焼き、お好みの味をつけるだけです。

皮は真っ黒になりますが、中はとても甘く仕上がります。

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