目隠し、通風、採光、日除け、インテリア性……。

さまざまな機能を持っているルーバー。

最近はホームセンターや通販でも手軽に手に入れられるルーバーですが、DIYで自分だけのオリジナルのルーバーが作れたら素敵ですよね。

今回はDIYにチャレンジする人のためにルーバー作成の手順や注意点をご紹介します。

ぜひご参考にしてください。

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目次

室内に設置するルーバーをDIYしよう!

花瓶のひまわり

お部屋の中に設置するルーバーは、窓や壁に飾るなど、おもにインテリア性を楽しむものでしょう。

屋外に設置するルーバーに比べると耐候性や耐久性を考える必要はないかも知れません。

しかしその分おしゃれを追求したいですよね。

ここではお部屋の中に設置するルーバーのDIYについてお伝えします。

ルーバーDIYの準備

木材

実際にDIYをする前に、まずはルーバーをDIYするための下準備をしましょう。

1.室内のルーバーに適した素材は?
室内に設置するルーバーなら、加工しやすい木材がおすすめです。

SPF材(1×材)ややMDF材ならホームセンターでも手軽に手に入ります。

2.ルーバーのサイズを決める
ルーバーのサイズを考えましょう。

自分でカットするのが大変な木材は、ホームセンターでカットしてくれるサービスもありますよ。

木材のカットの手間が省けるだけでなく、数枚の板を機械でまとめて切断するので寸法にばらつきもありません。

木材のカットは1辺に付き数十円というケースが多いようです。

ルーバーのDIY!工程を徹底解説!

下準備が済んだら、いよいよDIYに取り掛かりましょう。

※ここでルーバー枠(SPF材)幅28㎜×厚さ19㎜
羽板(MDF材)幅30㎜×厚さ3㎜
と想定

1.枠となる木材に羽板を取り付ける位置の印をつける

枠の縦となる木材に羽板を取り付ける位置の印をつけます。

ここでは羽板の幅が30㎜なので30㎜ごとに鉛筆で線を引きます。

2.羽板に角度をつけるための斜線をひく

枠の縦となる木材に引いた線と線との間に、羽板の角度となる斜線を鉛筆で引きます。

角度は水平に近ければ光が入りやすくなりますし、垂直に近ければ光が入りにくくなります。

ここでは線と線との対角線上に斜線を引きます。

羽板の両側どちらの枠にも線を入れます。

ここで左右の線の高さが違うと後で羽板がはまらなくなってしまいますので、左右対称になるように気を付けましょう。

3.斜線に溝を入れる

2.でつけた斜線に羽板を入れるための溝をノコギリで入れます。

深さは1~2㎜あれば大丈夫です。

この時、羽板に厚みがあるとノコギリで作業するのは難しく、ジグソーなど他の工具が必要になります。

※枠に溝を入れない場合
ルーバーDIYで「溝を入れるのが大変」「インテリアとして飾るだけなので溝は入れなくていい」という方は羽板をボンドで接着する方法もあります。

その場合は2.でひいた線に羽板を接着した後、固定するためにクランプ(万力)でしっかりと締めることが大切です。

4.枠を作る

3.で溝を入れた木材が内側になるように配置し、四角の枠を作ります。

木材と木材はボンドであらかじめ接着してからビス止めすると作業しやすいです。

5.枠に羽板をはめこむ

一番難しく、根気のいる工程です。

うまく羽板がはまらない場合はノコギリで溝を深くするなどして調整ください。

全部はめこんだらルーバーの完成です!
ルーバーが完成したら、オイルやワックスを塗って味わい深さを出したり、好きな色に塗装したり、お好みに合わせて素敵に仕上げましょう。

ルーバーを開き戸や引き戸など可動式にする場合は取っ手も必要ですね。

屋外に設置するルーバーをDIYしよう!

家とルーバー

お庭やおうちのまわりに設置するルーバーフェンスは、おもに目隠しのため、敷地の境界をわかりやすくするためのものでしょう。

ほかにも植物のプランターを飾ったり、つる性の植物を這わせたり、ラティスとして使用することもできます。

ルーバーフェンスがあれば、おうちの外観がグッとグレードアップしますね。

ここでは屋外に設置するルーバーのDIYについてお伝えします。

ルーバーDIYの準備

屋外に設置するルーバーは室内に設置するものとは異なり、耐候性や耐水性を考える必要があります。

1.ルーバーを設置する範囲を決める

ルーバーと南国植物

おうちのまわりのどの範囲にルーバーを設置するのかを考えましょう。

日本の住宅や建材は尺モジュール(1尺=約30cm)で考えられていることが多いので、約180cm(1間)や約90cm(半間)単位で考えると建材に無駄が出にくいですよ。

2.ルーバーの高さを決める

ルーバー

ルーバーの高さを考えましょう。

高さがあると目隠しの効果はありますが、高さがあるほど強風時にあおられやすくなります。

また、おうちへ入る日差しが少なくなったり風通しが悪くなったりする可能性がありますので注意しましょう。

ルーバーの高さの目安は以下のとおりです。

ご参考にしてください。

  • 高さ約1800㎜……立った時に視線を感じない(ただし隣の家など高所からの視線は遮れません)
  • 高さ約1200㎜……座った時に視線を感じない
  • 高さ約900㎜……目隠しが目的ではなく敷地の境界線など

3.屋外に設置するルーバーの最大の敵は風雨

ルーバー

屋外にルーバーを設置すると、常に紫外線や風雨にさらされることになります。

想像以上にダメージを受けますので、耐候性・耐水性にすぐれた素材を選ぶことが大切です。

○.屋外に設置するルーバーに適した素材

  • イタウバ……耐久性・強度・防腐性能のバランスがいい木材
  • ウリン……世界最強の耐久性をもつと言われる木材。

赤い木肌が特徴。

  • アマゾンアンフェリーナ……コスパのいいハードウッド
  • セランガンバツ……耐久性のほかにサイズの展開が豊富な木材

屋外に設置するルーバーのDIY

準備ができれば、いよいよDIYを開始します。

ルーバーそのものの作成手順は室内のルーバーの手順をご参考ください。

ここではルーバーを屋外に設置する時の注意点をおつたえします。

1.防腐処理をする

屋外にルーバーを設置するためには防水処理、防腐処理をすることが必須です。

ワックスやステインなど防虫防腐塗料を塗装します。

2.塗装をする
オイルステインが乾燥したら、ペンキで塗装をします。

木そのものの雰囲気を楽しみたい場合は省いても構いません。

3.ルーバーを設置する

屋外にルーバーを設置する場合は風にあおられないように安全な方法で設置することが大切です。

フェンス台ブロック購入サイトはこちら

○地面に立てる場合
・柱を立てる
フェンスブロックを使ってルーバーの柱を固定します。

フェンスブロックは地面に穴を掘り、少し砂利石を入れてから地上に頭が5cmほど出る高さに埋めます。

柱の底面の位置を確認しモルタルを入れ、柱を挿します。

・柱の水平と垂直をチェックする
柱と柱の間に板などを渡し、その上に水平器を置いて水平と垂直を確認します。

・柱を固定する
柱の水平と垂直がとれたら、柱とブロックフェンスの間にモルタルを流し込んで固定します。

・ルーバーを取り付ける
金具やビスを使ってルーバーを柱に固定します。

○バルコニーの竪格子の目隠しにする場合
・結束バンド……ビス止めができる結束バンドをルーバーに取り付けて、バルコニーの竪格子に固定します。

簡単にコストをかけずに固定できます。

雨や紫外線で結束バンドが劣化するため、定期的に点検しましょう。

・金具……バルコニーの竪格子の形状によってはフックや吊り金具を仕様して固定する方法もあります。

サイズの合う金具を探す必要がありますが、しっかり固定できて安心です。

4.メンテナンス

ルーバー

ルーバーを屋外に設置する場合は、木材の防腐処理がしっかりしていないと腐ってしまいます。

耐用年数に差はあるものの人工木、樹脂木も同様です。

しかし木材の腐食はオイルステインの塗装など、こまめなメンテナンスで防止することができます。

せっかく設置したルーバーが壊れたり腐ったりしないように、素材選びやメンテナンスは慎重にしましょう。

まとめ

ルーバー

ルーバーは一度設置すると、その後長いお付き合いになります。

ご家族がDIYで手間暇かけて作ったものだとしたら、愛着もひとしおでしょう。

そのため設置した後にすぐに壊れたり倒れたりしないように、こまめなメンテナンスを心がけ大切に扱いましょう。

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高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 らいち

大阪生まれ大阪育ち。古めの建築物が大好きです。暇さえあれば、団地建て替えの現場を見物に行って萌えています。