庭木の剪定
剪定とは、庭木などの『木の枝を切ったり透いたりして整える作業』です。
枝おろしや枝払い、枝打ち、枝透かしなど、様々な言い方がありますが、大きさを抑えるために太い枝を切るのも、樹形を整えるために枝を切るのも、トピアリーをつくるのに刈り込むのも、すべて剪定にあてはまります。
自然樹形でのびのび育てたい場合以外は必ず必要な作業といってよいでしょう。
広い空間がある街路樹や公園樹でも、多くの場合、各自治体の造園業者が年に1回以上樹形を整えたり大きさを制限したりする剪定が行われています。
庭木の場合も思い通りの大きさ、形にするには樹種によりますが、年に1~2回程度の剪定作業が必要になります。
剪定をするメリット・デメリット
剪定するメリット
- 庭木の管理がしやすくなり、大きさを制限できる
- 樹形をきれいに整えることができる
- 風通しがよくなり、病気や害虫を予防できる
剪定するデメリット
- 時期を間違えると、花が咲かない、木が弱ることがある
- 切り口から菌が侵入する可能性がある
- 費用や手間がかかる
剪定のおすすめの時期は?
剪定は原則いつでも大丈夫ですが、それぞれの木に剪定適期があります。
基本的には、「常緑樹」「落葉樹」といった大きなくくりで捉えても大丈夫です。
その他にも花や実を楽しみたい場合は、木の種類や花芽をつける時期や位置が決まっているのでそれを踏まえて剪定するようにしましょう。
それぞれの木についてのおすすめの剪定時期については、記事や樹木図鑑で詳しく解説していますので、是非参考にしてください。
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