サザンカ(山茶花)は、ツバキの仲間で冬の時期に花が咲きます。
何もしないで放置していても自然と卵型になるので整いやすい樹木です。
しかし、生育が良く、毎年きれいな花が咲くサザンカにするためには、剪定が必要です。
 

ここでは、サザンカの管理方法について、剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために、専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
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目次

サザンカ(山茶花)の剪定の時期


サザンカを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、サザンカの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

サザンカの剪定の適期・可能期は、基本的に3月から4月頃にかけてです。
もし、夏頃までにサザンカが大きく伸びてしまった場合は、9月頃に枝先を整える程度の剪定が、可能です。
サザンカの木の大きさや樹形を小さく調整するために「強剪定」を行う場合は、新芽が伸び出す前の3月頃が剪定の適期です。
サザンカの剪定時期は花後の2月頃から可能ですが、この時期はまだ厳冬の時期なので枝の切り口が乾燥しやすいため、傷んでしまう恐れがあります。
また、4月頃になると害虫の活動が活発になるので害虫の被害も受けやすいです。
そのため、強剪定を行う場合は、3月頃がおすすめです。
さらに、サザンカは、4月の中頃から6月頃位まで枝を伸ばして花芽を付けるので、6月以降に剪定をすると花芽を切ってしまう恐れがあります。

サザンカ(山茶花)の剪定の方法


サザンカの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

サザンカの剪定に必要な道具

サザンカの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、植木バサミ、刈り込みバサミ、剪定ノコギリ、三脚、園芸用手袋の6つです。
サザンカの剪定では枝の太さが6㎜以上の枝をきる際に使う剪定バサミ、細い枝を切る植木バサミ、そして、生垣を剪定する刈り込みバサミを準備して剪定すると作業がしやすいです。
また、太い枝を切る必要がある場合は、剪定用ノコギリを用意します。
どの剪定バサミも枝の切り口からの雑菌繁殖予防のために刃の部分を消毒してからサザンカの剪定を始めましょう。
さらに、樹丈の高いサザンカを剪定する場合は、剪定用の三脚を用意してから剪定を始めましょう。

サザンカの剪定方法

サザンカの剪定は、基本的に春に行います。
しかし、夏以降に剪定が必要な場合は9月に2回目の剪定を行います。

そのため、サザンカの春の剪定は「強剪定」の「刈り込み剪定」と「透かし剪定」。
そして、場合によっては、9月に「弱剪定」で「枝先を揃える程度の剪定」の方法で剪定を行います。
ここでは、2回の剪定方法について、それぞれご紹介します。
・「春の強剪定で行う刈り込み剪定と透かし剪定」
サザンカの「強剪定」の刈り込み剪定と透かし剪定は、3月から4月頃に行う剪定方法です。
この剪定は、風通しや日当たりをよくするために枝葉が込み合っている部分を強剪定の刈り込み剪定や透かし剪定で行います。
交差枝、同じ方向に並んだ枝などの不要な枝は、枝の付け根から切り落とします。
枝が込み合っている部分は枝を間引きます。
花が終わっていない場合は、花が終わってから剪定をします。
また、サザンカの木を小さくする場合も強剪定で行いますが、この剪定は数年に1回位の割合で行います。
・「9月に行う弱剪定」
サザンカの「弱剪定」は、9月頃に行う剪定方法です。
サザンカが夏頃までに大きく伸びてしまった場合は、この剪定を行います。
この剪定は、長く伸び出して樹形を乱している枝等を弱剪定の透かし剪定で行います。
サザンカは、6月以降になると新しい枝(新梢)の先端に蕾を付けるので、枝先を切ってしまうと蕾を切り落としてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

サザンカの剪定注意点

サザンカの剪定注意点は、花後に果実を見つけたら子房ごと摘み取ることです。
サザンカに果実が付いていると、栄養分が果実の方に取られてしまうので樹木が弱ってしまう恐れがあります。
そのため、サザンカの花が終わったら1度樹木を確認して花ガラは子房ごと、摘み取るように心がけましょう。
しかし、サザンカの剪定を自分でするのに剪定経験や専門知識がないので不安がある場合は、無理に剪定をしようとしないで専門の造園業者・庭師に相談してみることも一つの方法ではないでしょうか。

造園業者・庭師にサザンカ(山茶花)を剪定してもらうには?


サザンカの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。

・料金が安くできます。

・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。

・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。

・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

サザンカの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

サザンカの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

サザンカの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。

・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。

・サザンカの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。

・放置していて剪定が難しいサザンカでも依頼ができます。

・的確な病気害虫処理も依頼ができます。

・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

サザンカ(山茶花)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でサザンカの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

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smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
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この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★