「設備や間取りなどのおうちの中の設計は仕様や動線などを細かに検討したものの、お庭やエクステリアは外観のイメージだけで工事を依頼してしまった……」
そんな声をしばしばお聞きします。
お庭やエクステリアは実際に住み始めてから不便がわかることが多く、入居してからの後悔も多いポイントです。
中でも「うちの中が外からどう見えるか」という点は、新築の外構工事を依頼する時点で判断するのは難しいでしょう。
当記事ではお庭の目隠しのアイデアについてお伝えします。
目隠しの種類から具体例から観るそれぞれの目隠し素材の有効な使い方まで一挙に紹介しているので、ご自身のお庭の目隠しを選ぶ時の1つのデータとして有効活用していただければ幸いです。
ご新築の方はもちろん、リフォーム工事やDIYでお庭の目隠しを検討されている方も、豊富なアイデアが満載です。
是非最後までお読みください。
目次
お庭の景観を損ねない目隠しアイデア
新しいおうちに住み始めてからフェンスなど目隠しの必要性を感じることは少なくありません。
ここではフェンスなど定番の目隠しから、DIYでも設置できる目隠しのアイデアをご紹介します。
目隠しは機能性だけでなく、お庭の景観を損ねないものであることが大切です。
ご自宅にはどんな目隠しがマッチするか、イメージしながらご覧ください。
ウッドフェンスを使う
フェンスは目隠しの定番。
中でもウッドフェンスは、ナチュラルな見た目でお庭の景観にも合わせやすく人気が高い目隠し素材となっています。
ウッドフェンスには天然木のもののほか、樹脂製のものやアルミ製に木目柄をラッピングした「木目調」のものがあります。
中でも「木目調」のフェンスはメンテナンスが簡単で耐久性も高いので人気です。
木目調のウッドフェンスの中でも、樹脂製ウッドフェンスはかつて見た目のチープさや耐久性の悪さからあまり人気がありませんでした。
しかし近年の樹脂製エクステリア製品の進化は目覚ましく、耐久性も上がり見た目も天然木と見間違うほどリアルです。
木目調アルミフェンスだと工事費込みで2万円台金額が乗るのに対し、樹脂製ウッドフェンスは工事費込みで1万円台※1と、アルミ製よりも安くなっています。
費用面を抑えたい方は樹脂製ウッドフェンスの設置も選択肢の1つとしておすすめです。
※1 幅1m、高さ60cmのウッドフェンスを支柱から設置する場合
他にも、地面やブロック塀に支柱を立ててフェンスを取り付ける方法や、既存のフェンスはそのままで目隠し効果だけを高める「看板式」のウッドフェンスもあります。
「看板式」のウッドフェンスは建材のみだと1万円を切るお手頃価格のものもありますので、比較的導入しやすい目隠し素材としておすすめです。
ラティスを使う
ラティスとは木製のフェンスのことを指しますが、中でもルーバー状や格子状のものを指すことが多いです。
見た目がおしゃれかつDIYが可能なくらい設置がしやすいのが特徴で、お庭の雰囲気を壊さずに目隠しを設置したいと考えている方に向いている素材です。
支柱の付いていない木製のラティス(幅90cm×高さ180cm程度)はホームセンターだと2,000円台で購入できるので、安価に目隠しをしたいという方にもおすすめできます。
ただし木製ラティスは長期間屋外で使い続けると風雨や紫外線で劣化するため、定期的にオイルステインを塗装するなどメンテナンスが必要です。
近年はあらかじめ塗装されている便利な木製ラティスも販売されているので、「そこまで目隠しのメンテナンスに時間を避けられない……」という方は塗装済みの木製ラティスを設置されてみてはいかがでしょうか?
なお、長く使用することを考えると、ラティスの中では人工木のものがおすすめです。
人工木のラティス(幅90cm×高さ180cm程度)だと約9,000円と値段が高くなります。
しかし製品に既に腐食を避けるための塗装がされているので定期的なメンテナンスが必要ないことを考えると、トータル的なコストパフォーマンスはとても優れています。
自然木の自然な風合いも出しながらメンテナンスの問題を解決している人工木ラティスは、管理費用を抑えながらおしゃれに目隠しをしたい人の強い味方になってくれるでしょう。
ただし、ラティスを設置するときには注意点があります。
既存のアルミフェンスやバルコニーの柵に取り付けてラティスを目隠しにする使い方がよく見られます。
ラティスはしっかりと支柱をしたり脚を設置しないと、倒壊の危険性が高いのです。
支柱や脚が付いていないラティスは、強風で倒れないようにしっかりと専用金具を使って固定することが大切です。
ポリカーボネートタイプのフェンスを使う
樹脂製ですりガラスのような見た目をしているポリカーボネートタイプのフェンスは、向こう側が柔らかく透けて見えることがポイントの目隠し素材です。
透けて見えることで日差しを遮ることがなく、敷地内を明るく保てます。
一方で、敷地内から外側の様子をうかがい知ることも可能なのがポリカーボネートタイプのフェンスのいい所。
家の目隠しをしながらも外の人影などを確認することができるので、防犯対策にもなってくれます。
外側からも同じように敷地内がやや透けて見えるため完全な目隠しを希望されている方には不向きですが、お庭を広く見せる効果があるので解放感と高級感を演出できるのが特徴です。
ただし、ポリカーボネートタイプのフェンスはデザイン性や機能性が高い分、お値段も少々高くなっています。
ポリカーボネートのフェンスの設置費用は工事費込みで1mあたり2万円弱からが相場です。
外側からの視線を柔らかく遮りたい、敷地内を明るく保ちたいという場合におすすめなポリカーボネートタイプのフェンス。
一段上の目隠し素材を使いたいという方に、うってつけの素材です。
植栽を使う
庭木などの植栽を目隠しとして使って、外からの視線を遮ることも可能です。
樹木を目隠しにするので、お庭の雰囲気を損ねることなく緑あふれたお庭の景観を維持することができます。
植栽を目隠しにするときに気を付けたいのが、採用する木の樹高。
植栽を目隠しとして採用するには、2m程度の樹高(木の高さ)と葉が茂る樹種を選ぶことが必要になります。
ある程度木の高さや枝葉が多くないと、家の中が丸見えになてしまうおそれがあるからです。
目隠し部分を多くするためには、植える前にしっかりと樹高と樹形を確認しておきましょう。
また、樹木には秋になると葉が落ちる落葉樹と落葉の少ない常緑樹がありますが、目隠しとして採用するなら常緑樹がおすすめです。
常緑樹は落葉がないだけでなく、メンテナンスの手間もさほどかかりません。
常に青々しく生い茂る枝葉が、しっかりと目隠しの役目をしてくれますよ。
しかし目隠しとして優秀な植栽ですが、1点だけデメリットがあります。
それは定期メンテナンスの多さ。
樹木を目隠しとして見た目よく育てるには、剪定などの手入れは欠かせません。
樹木は自然のものなので途中で枯れたり、反対に育ちすぎたりすることも考えられます。
目隠しの植栽を美しく保つ自信が持てない場合は、剪定も含めてプロに管理してもらうこともおすすめです。
費用は植栽が1本10,000~15,000円程度、剪定は低木で1本2,500~5,000円程度が相場です。
「どの種類の木が目隠しに合うか分からない」
「植栽で目隠しをしたいけど、メンテナンスが不安」
「目隠しとして何本も木を植えることになるけれど、植栽費や維持費がどれだけ高額になるんだろう……」
このようなお悩みを抱える人ほど、まずはプロに植栽予定の場所を見てもらい見積りを取ることをおすすめします。
植物には集中力を高める効果やストレスを軽減する効果があえると言われています
少々メンテナンスの費用はかかっても、植物から得られる効果は大きいと言えるでしょう。
せっかくお庭があるなら、植物を植えて目隠しにするのも癒し効果があっていいですよ。
お庭デザインを重視した目隠し事例
ここでは実際に目隠しを活用した素敵なお庭をご紹介します。
参考にしてみてください。
ウッドフェンスを使った事例
ウッドフェンスのブラウンの色味や木の質感は、お庭に植えた植物との相性が非常によいです。
ウッドフェンスで目隠しをすると一口に言っても、材質にこだわればカジュアルなお庭はもちろん、高級感を出したいお庭に採用してもしっくりきます。
お庭デザインに合わせやすいウッドフェンスですが、設置する際のポイントは「人の目線の高さ以外の部分まで目隠しをするかどうか」です。
下の画像をご覧ください。
この例では目線の高さから外れる部分(下部)は目隠しフェンスがありません。
下部をあえてフェンスで隠さないことで、敷地内から外部の様子をうかがい知ることが可能です。
下部が空いていることで圧迫感もなく、全体的にメリハリのあるすっきりとした印象になっています。
画像2枚目、3枚目はウッドフェンスの色と植栽の色のコントラストが美しいですね。
同じブラウンでも色の浅いものや濃いものがあります。
採用するブラウンに合った植栽を選ぶのもお庭の景観をアップさせるいいアイデアです。
ラティスを使った事例
ラティスの目隠しはDIYでも比較的簡単に設置可能です。
木製のラティスを屋外で使用するにはオイルステインなどの塗装剤が必要ですが、最近はあらかじめ塗装されている便利な製品も販売されています。
あえて塗装されていないラティスを購入してDIYで好きな色に塗装するのも楽しいですよ。
画像でご紹介しているように、ラティスはハンギンググリーンとの相性がよく、グリーンが掛かっていることでラティスの圧迫感が低減し、単なる目隠しではなくエクステリアとしての存在感が高くなります。
アイビーなど、つる性の植物はハンギンググリーンに向いています。
プランターから垂れ下がったりラティスを這うように育ったりするつる性植物をラティスにつるすと可愛い目隠しを演出できますよ。
つる性の植物は比較的丈夫なのでガーデニング初心者の方にもおすすめです。
お庭をより素敵にするために、ハンギンググリーンにもこだわっておしゃれな目隠しを目指してみませんか?
ただし、地面に直接植えた植物よりもハンギンググリーンは土が乾きやすいため水やりの回数が必要です。
日々の水やりはこまめにおこなってくださいね。
また、ラティスにはルーバータイプだけでなく格子タイプもあります。
ルーバータイプの方が目隠し効果は高いですが、格子タイプもお庭をゆるく仕切るパーティションとして活躍するアイテムです。
ご自分のお庭のデザインにあったラティスを見つけて、おしゃれな目隠しを作ってみてください。
ポリカーボネートタイプのフェンスを使った事例
ポリカーボネートタイプのフェンスは、柔らかな透け感があることが魅力です。
日差しを遮らないため敷地内を明るく保つことができ、外側の様子もわかります。
エクステリアに高級感を演出してくれる点も嬉しいですね。
上記画像のように、圧迫感がなくお庭を広く見せる効果もあります。(画像1・2枚目)
ポリカーボネートのフェンスはYKKAPやLIXILなどエクステリアメーカーでももちろん扱っていますが、下の画像のようにホームセンターでポリカーボネート板を入手してDIYで設置している例もあります。(画像3枚目参照)
フェンスのDIYは、強風で倒れないように支柱を金具やモルタルでしっかりと固定することが最大のポイントです。
特にポリカーボネートはウッドフェンスやラティスのようにすき間がなく風が通らないため、風の抵抗を受けた時に倒れる可能性が高くなります。
万が一、フェンスが風で飛ばされると人や建物に被害を与えかねないため注意しましょう。
植栽を使った事例
植栽はどんな外観にもマッチする目隠しです。
画像1枚目の生垣に採用されているレッドグローブは、春先に赤い新葉が茂る樹木。
公共施設や商業施設などでも採用されている人気の樹木です。
剪定は必要ですが、比較的管理がしやすく見た目にも楽しめるので近年住宅の生垣に採用する方が多くなっています。
画像2枚目のドウダンツツジや画像3枚目のモチノキも、生垣として古くから採用されています。
ただ植栽を最適な高さや大きさを保つには手間がかかります。
しかし植物は二酸化炭素を吸収し酸素を放出するため、お庭に採用すると地球温暖化やCo2削減にも貢献できます。
植物のある暮らしは集中力を高める効果やストレスを軽減する効果もあると言われていて、決して手間がかかるだけのものではありません。
樹木は一度植えると長いお付き合いになるので、お庭の目隠しとして採用する樹木もお気に入りのものを選んでくださいね。
しっかり目隠ししたいときのアイデア
ここまでご紹介してきた目隠しは、お庭のデザインに溶け込み邪魔せず、圧迫感を感じることが少ない方法をご紹介してきました。
一方で、「狭さを感じてもいいからとにかく目隠し効果の高いものを」という方もいらっしゃるでしょう。
ここではお庭のデザイン性や開放感よりも、目隠し効果がより高くなる方法をご紹介します。
ブロック塀を使う
ブロック塀は古くから日本の住宅の塀に使われてきました。
頑丈な造りで、目隠し効果のほかに侵入防止など防犯効果も期待できます。
近年の住宅にブロック塀はピンと来ないという方もいらっしゃるかも知れません。
近年はコンクリートブロックをそのまま塀に採用することは少なく、画像のようにブロックの上からモルタルやタイルで表面を装飾することがほとんどです。
門扉の袖壁などでブロック塀は今でもよく採用されています。
ほかにも、コンクリートブロックではなく発泡軽量ブロックなど使って塀にするケースも見られますね。
このように目隠し効果と防犯効果の高いコンクリートブロック塀ですが、設置にはいくつかの注意があります。
2018年の大阪府北部地震では、小学校に設置されたブロック塀が崩れ付近を歩いていた児童が犠牲になるという痛ましい事故が起きました。
以来、高さ1.2m以上のブロック塀には3.4mピッチで控え壁(ブロック塀を支える垂直方向の小壁)を設置することや、ブロックの内部に鉄筋を縦横に配筋することが定められています。
頑丈なブロック塀も、有事の際には凶器に変わることがあります。
安全性の面からDIYでの設置は難しくプロの施工業者に依頼することがおすすめです。
アルミフェンスを使う
しっかりとした目隠し効果が期待できるアルミフェンス。
目隠し効果以外にも軽量でデザインが豊富な点から、アルミはエクステリアのフェンスで最も採用されている素材です。
アルミフェンスは金属特有の冷たい印象がありますが、画像2・3枚目のように表面に木目柄などをラッピングしたアルミフェンスは、見た目が木製のようにあたたかみがあるのでおすすめです。
アルミフェンスの取り付けには主に2種類あります。
1つめは低めのブロック塀を設置して、ブロック塀の上にアルミフェンスを固定する方法。
2つめは地面にモルタルを使ってフェンスの支柱を固定する方法です。
前者の方が少し設置費用を抑えられます。
アルミフェンスの設置費用は工事費込みで1mあたり2万円台からです。
費用対効果も含めて、予算にあったアルミフェンスを選ぶと満足度が高くなりますよ。
目隠し目的ではないものを目隠しとして使うアイデア
アルミフェンスや塀のようなものを設置しなくても、アイデア次第で外部からの視線を遮ることができます。
ここでは「こんなもので目隠しできるの?」と感じるような、少し頭をひねった目隠しアイデアをご紹介します。
物置を目隠しとして使う
物置はただの収納庫ではなく、自然と目線がいくようなデザイン性に優れたものがあります。
あえて外部からの視線が気になる場所におしゃれな物置を設置して、目隠しとして活用することも可能です。
ご紹介した画像のようなおしゃれかつ面積が大きい物置なら、狭い場所であれば十分に目隠しとしての機能を果たしてくれます。
このように、物理的に物置を目隠しとして設置することは簡単です。
しかし物置を配置するときに動線を見誤ってしまうと、使いにくくて物置としての機能を発揮できなくなってしまうのであれば本末転倒です。
また、物置は一度設置すると移動が難しいため注意が必要です。
大きな物置ほど目隠し効果は高くなりますが、設置することで圧迫感も出ます。
ご自宅だけでなく近隣のおうちへの日差しを遮ってしまう可能性も。
設置場所は事前によく検討し、使いやすさも十分に加味した上で目隠しとして使用してください。
カーポートのサイドパネルを目隠しとして使う
サイドパネルはカーポートのオプションです。
駐車場とおうちの位置関係にもよりますが、カーポートのサイドパネルをゆるい目隠しとして活用することができます。
カーポートの支柱に取り付けるので、ブロック塀や支柱を立てる必要がなく合理的な目隠しとも言えるでしょう。
カーポートのサイドパネルはおうちの目隠しにもなりますが、車の乗り降りの様子の目隠しにもなります。
車の乗り降り位置が隣家と近い場合にはカーポートにサイドパネルを設置しておくと、家と車の乗り降り時の両方を目隠しすることができるので便利ですよ。
新築の外構工事では、おうちの中が外からどのように見えるかを想定するのは難しいかも知れません。
しかし明らかに隣家からの視線が気になるほど距離が近い場合などは、あらかじめ目隠しを検討しておくと、追加で工事を依頼する必要もなく安心です。
その際、プライバシーを考慮して透過性のないサイドパネルを選ぶと、日差しを完全に遮ってしまうため注意してくださいね。
原状復帰が必要な場所やコストを抑えた目隠しのアイデア
お庭の目隠しを考えた時に業者に依頼してフェンスなどを設置すると、結構な工事費用がかかります。また賃貸住宅など退去時に原状復帰が必要なおうちでは、モルタルで固定するようなフェンスを勝手に設置することは難しいでしょう。
ここでは原状復帰ができてコストも抑えられる目隠しのアイデアをご紹介します。
置くだけフェンスを使う
支柱を地面や塀に固定することなく、置くだけで設置できるフェンスです。
フェンスと比較すると簡易的なものですが、空間をゆるく仕切るなどさまざまな使い方ができます。
脚の付いたラティスや下部にプランターや収納ボックスが付いているものがあり、目隠し効果のほかにガーデニングでも活躍するアイテムです。
置くだけフェンスはモルタルや金具などで地面に固定していないため、強風などが吹いた場合倒れてしまうおそれがあります。
設置するときは、台風などの強風を受けにくい場所に置いたり、既存のフェンスに固定したりして使用してください。
また、置くだけフェンスの中には折りたたみができる製品もあります。
ベランダなどに持ち込んで目隠しとして使う場合などは、折りたたみタイプの方が持ち運びがしやすくおすすめです。
置くだけのフェンスは女性でも簡単に設置が可能です。
置くだけ目隠しフェンスはAmazonや楽天などの通販サイトでも手軽に購入できますので、ご自分の希望にあった商品を探してみてくださいね。
おすすめの置くだけフェンス
ここではおすすめの置くだけフェンスをご紹介します。
ご購入の参考にしてみてください。
目隠しフェンス付きプランター
お手入れのしやすい樹脂製のプランター付き置くだけフェンスです。
高さ180cm×幅90cmあるため、人の目線程度なら問題なく遮ることが可能です。
組み立ても難しくないので、DIYで目隠しを設置したいという方にもおすすめです。
また、このスタイリッシュフェンスは板幅を2種類から選べるのも嬉しいポイント。
板幅が広くラインが入っている「アーバン」と、板幅が細く枚数が多いシンプルは「フラット」から、お庭のデザインに合わせてチョイスすることが可能です。
折り畳み目隠しフェンス
折り畳みタイプの目隠しフェンスです。
設置も片付けも簡単なので、一時的な目隠しやベランダなどに置くときにも便利に使えます。
カラーはホワイトとライトブラウンの2色展開。
お庭のデザインや気分に合わせて選ぶことができるのもこの目隠しの強みです。
布やシェードを使う
窓辺に取り付けるシェードは、夏場の日除けのためだけでなく目隠し効果も期待できます。
シェードを使用することで室内の温度上昇を抑えることもできるので、Co2の削減や節電効果がある一石二鳥どころか一石三鳥も四鳥にもなるアイテムです。
こちらは、シェードをウッドテラスの日よけに使っています。
日よけがメインではありますが、例えばテラスでバーベキューなどをするときなどの目線除けにもなりますね。
こちらのシェードはしっかりと日よけと目隠し目的で使われています。
縁側までしっかりとシェードが降りているので、外から家の中が見えることはありません。
こちらは目隠しフェンスとシェードで前からも上からも家の中が見えない様にしています。
シェードを使うことで高さのないフェンスをしっかりとカバーしています。
このように、目隠しフェンスと組み合わせるなどシェードの使い方を工夫することで目隠し範囲を広げることもできるのがいいですね。
LIXILのスタイルシェード「アナノン構造タイプ」
近年人気のLIXILのスタイルシェード「アナノン構造タイプ」は、窓枠を金具で挟み込むように設置するので壁や建具に穴を開けることもなく、賃貸住宅などでも安心です。
取り付けに工具も不要なのでDIYでも簡単に設置できます。
外部からの紫外線を90%もカットするという高機能で、しかもカラーバリエーションも豊富。
使わない時はシェードをすっきり収納できるのも便利ですね。
シェードは費用対効果の高い目隠しアイテムとしておすすめします。
お庭の目隠しでお悩みの場合はsmileガーデンへご相談を!
当記事ではお庭の目隠しのアイデア10選をお伝えしました。
お庭の目隠しはフェンスなど設置工事が必要なエクステリア部材だけでなく、植物を使ったものシェードを使ったものなどさまざまな方法があります。
快適で美しいお庭を保つには、目隠しの機能性だけでなくお庭の景観を損ねないデザイン性も兼ね備えた目隠しであることが大切です。
とは言っても、エクステリアは屋内のように壁や天井で仕切られていないため、バランスよく構成するにはセンスと知識が必要になります。
素人ではなかなか難しい内容であるため、お庭のトータルデザインや使い勝手を見極めながら目隠しを設置するにはどうしたらいいか悩む方も多いのではないでしょうか?
そんなお庭の目隠しをはじめ、エクステリアで少しでもお困りのことがあればぜひsmileガーデンプチ庭事業部にご相談ください。
DIYでお庭を仕上げるのも楽しいものですが、プロの手を借りることで新しいアイデアや専門的なアドバイスも受けられますよ!
「お庭はあるものの、忙しくて放置している」という方も、サクッとプロにお任せしましょう。
お庭が整うことで、暮らしがより豊かになり気分も整います。
全国対応の造園業界№1のプチ庭なら、プロの知識でお庭にあったお手入れが早く安く実現します。
ご新築の方はもちろん、今あるお庭のお手入れやリフォームもぜひお気軽にご相談ください。
静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。