ウッドデッキの素材やメリット・デメリットを詳しく解説!
さらに、デザイン性や安全性の高いおすすめのメーカー商品を7選紹介します。
ぜひ素材の違いを見比べて、好みのウッドデッキを設置し、自分だけのお庭づくりを楽しんでみましょう!
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目次
ウッドデッキ おすすめの素材についてご説明します!
ウッドデッキを選ぶ前に、まずは基本となるウッドデッキ自体の素材について知りましょう!
素材を知ることで、お庭との相性がよくわかり、選び方も簡単に。
ここでは、おすすめのウッドデッキの素材についてご紹介します。
ウッドデッキの素材は天然木と人工木(樹脂製)の2種類
ウッドデッキの素材には大きく分けて、木の温もりが感じられる「天然木」と、耐久性に優れメンテナンスが楽な「人工木」の2種類があります。
どちらの素材にもメリット・デメリットがあるので、設置する場所や設置年数を何年見越して設置するのか等、自分のお庭に合っているものを選びましょう。
天然木は、素材や木材の変化を楽しみながら
「天然木」は、さらに2つの種類に分けられます。
素材自体が柔らかくて、DIYなどでも加工がしやすく、価格も安い「ソフトウッド」、価格はソフトウッドよりも少々高いですが、耐久性があり、腐りにくく、シロアリなのどの害虫被害が少ない「ハードウッド」の2つです。
しかし、どちらも人工木にはない木の温もりがあり、ナチュラル感を生み、肌触りもよくどんなお庭でもマッチします。
また、長い年月をかけて使用することで、表面の色や模様が変わり、変化も楽しめるウッドデッキになりますよ!
●天然木(ソフトウッド)
<メリット>
・価格が安い
・素材が柔らかく、加工がしやすい
・夏でもデッキ表面が熱くなりにくい
・木の温もり感があって、ナチュラルな雰囲気が出せる
<デメリット>
・腐りやすい
・害虫被害にあいやすい
・板が反りやすい
・紫外線や雨風などによる耐久年数が短い
・塗装や防腐剤などの定期的なメンテナンスが必要
●天然木(ハードウッド)
<メリット>
・腐りにくい
・害虫被害にあいにくい
・紫外線や雨風などによる耐久年数が長い
・塗装や防腐剤などの定期的なメンテナンスがほぼ必要ない
・夏でもデッキ表面が熱くなりにくい
・木の温もり感があって、ナチュラルな雰囲気が出せる
<デメリット>
・価格が高い
・素材が硬いため、加工がしにくい
・樹液が染み出すしやすい
人工木(樹脂製)は簡単メンテナンスで家庭用向き
人工木はアルミや樹脂素材を使って、まるで本当の木製でできているかのようなウッドデッキを造れます。
天然木よりも値段が安く、耐久性は抜群!
天然木のデメリットである、シロアリなどの害虫被害はなく、雨風にも強いです。
長い間、メンテナンスフリーで利用できるので、最終的なコストもかなり安く抑えられますよ!
●人工木
<メリット>
・価格が天然木よりも安い
・加工がしやすい
・天然木のデメリットにある、腐りや害虫被害がない
・紫外線や雨風などによる耐久年数が長い
・塗装や防腐剤などの定期的なメンテナンスが必要ない
・カラーやデザインが豊富
<デメリット>
・木の温もりが感じられない
・安く見えることもある
・夏は表面が熱くなりやすく、お庭の温度上昇の原因のほか、火傷する恐れがある
人工木(樹脂製)ウッドデッキのおすすめ7選をご紹介します。
ここでは、樹脂素材を使ったおすすめの人工木のウッドデッキを各メーカー会社ごとにご紹介。
色や表面の仕上げ方、質感など各商品によってさまざまなので、お好みのウッドデッキを選んでみましょう!
特殊製法で天然木と遜色ない世界に1つだけの木目が楽しめる【LIXIL デッキDS】
LIXILが販売する「デッキDS」は、デッキ表面を2段階に分けて仕上げたウッドデッキ。
表面のデザインは特殊加工によって、本物の木を使っているかのような仕上げのため、天然木のウッドデッキのようです。
またさらに、デザインにはこだわっていて、それぞれが同じ木目調にならないよう仕上げられ…
世界に1つだけのウッドデッキになるのが最大の魅力!!!
使われている樹脂素材も環境に配慮されいて、ホルムアルデヒドなど有害な物質を含まず、人やペットなどにもやさしい素材です。
長きに渡って、安心して利用できるウッドデッキでおすすめ!
4色のカラーバリエーションから選べる 【LIXIL 樹ら楽ステージ木彫】
自然に溶け込むかのようにデザインされたLIXILの「樹ら楽ステージ木彫(きららすてーじもくちょう)」。
シルバーグレイ、クリエラスク、クリエモカ、クリエダークの4色から選べ、どれを選んでも落ち着きのあるお庭を再現できるでしょう。
表面のデザインは、わざと不均一で施された木目調で、色やムラ、さらに陰の色の濃さまでも表現されていて、個性的なお庭づくりには最適!
ステップやライト、シンボルツリーを植えるための開口部とその金具など、ウッドデッキのオプションも豊富揃えられ、自由にカスタムできるのも魅力がありますよ。
再生木片とプラスチックを配合した 【YKKAP リウッドデッキ】
木を加工するときに出る木粉(もくふん)は通常ゴミになることが多いですが、YKKAPの「リウッドデッキ」は、その木粉とプラスチックを混ぜ合わせて作られた環境にやさしいウッドデッキ。
通常の樹脂やアルミでは表現しにくい、木の質感を持ち、キズが付きにくいので、長い間美しい状態で利用できますね!
床板一枚一枚がパズルのピースのようになっており、敷き詰めたときの目地(隙間)は、3mm間隔であくため、ほぼ隙間のない見た目のきれいなすっきりとしたデザインに。
ウッドデッキの下に光を通さないので、雑草も生えにくく、掃除などの手間が楽です!
木肌の絶妙な凹凸と天然木のような色合いを表現 【三協アルミ ひとと木キュアーズ】
素材の表面をわざと凸凹に仕上げ、見た目だけではなく、質感までにもこだわった三協アルミの「ひとと木キュアーズ」は、本当の木を使ったウッドデッキを作りたい方にはおすすめ!
手触りがよく、木のように手や肌に馴染む質感は、ずっと触っていたくなるかのようなウッドデッキです。
作業やペットの爪などで傷が付いてしまったときでも、補修が簡単!綿が荒いナイロン不織布のたわしを使ってこすると、表面の凸凹によって、キズが全体的にぼかせ、目立たないように隠せます。
掃除もデッキブラシなどハードな素材で水洗いができるので、掃除も楽ですね!
ウッドデッキの弱点である熱吸収を軽減 【タカショー エバーエコウッドⅡ】
人工木のウッドデッキのデメリットの1つ、デッキの表面が熱くなってしまうこと。
タカショーの「エバーエコウッドⅡ」であれば、夏場の火傷や気温上昇も防いでくれるでしょう。
木粉と廃プラスチックによって作られたエバーエコウッドⅡは、デッキの表面温度の上昇を、通常のウッドデッキよりも8〜10℃も下がるよう特殊に加工されていて、ちいさなお子さんでも安心して利用できます。
ウッドデッキの形やサイズは、お庭のスペースに合わせて自由に設置できるので、それぞれのお庭にあったウッドデッキが作れ、住宅とも違和感なく馴染みやすいです。
天面はノンビス工法により安全を確保 【MINO 彩木1515デッキ】
MINOの「彩木1515デッキ」は、ノンビス工法と呼ばれる、デッキ表面にビスや留め具など露出しない技法で作られています。
小さなお子さんでも裸足で遊べ、ケガをしにくく、さらに見栄えもよくなるので、デザイン性・安全性に優れたウッドデッキでおすすめ。
ウッドデッキは、比較的天然木で作られたかのようなデザインや色が多いですが、彩木1515デッキなら、白や黒などといった色が選べ、モノトーンデザインがシックでおしゃれな雰囲気をつくるのにも最適です。
ユニークなお庭づくりをしたい方には、おすすめのウッドデッキですよ!
多数の実績と業界最安値クラスの価格を実現 【リーベ アドバンスデッキ2】
ウッドデッキの専門店であるリーベは、どこのメーカー会社よりも価格が安く、簡単に設置できる商品を取り揃えています。
その中でも「アドバンスデッキ2」は、床板一枚の値段が1000円以下の激安価格で取り扱っているため、できるだけ安くて大きいウッドデッキを求めている方にはおすすめの商品です!
デッキ表裏は、フラット面と凹凸がついたリブ面のリバーシブルとなっているので、お庭の水はけ具合や、好みの面を決めて設置できる優れもの。
ダークグレーやブラウンのほかに、黄色味がっかたったチーク色も取り揃えているので、明るくてクールなスタイルのお庭におすすめの一色です。
まとめ
ウッドデッキの素材とおすすめメーカーの商品7選!はいかがだったでしょうか。
これから新築のお家を建てられる方や、リフォームをお考えの方など、ウッドデッキを検討するタイミングは様々だと思います。
ウッドデッキの素材や種類、メリットデメリット、安全性やデザイン性など、種類豊富なウッドデッキは色々と悩んでしまいますよね。そんなお悩みを少しでも解消できると嬉しいです。
おしゃれでデザイン性の高いウッドデッキや、お手入れが簡単なウッドデッキなど、ご自身でお好みのウッドデッキを選んで、ぜひ、素敵なお庭を作ってみてくださいね!
ウッドデッキは決めたけど、どうやって業者を選んだらいいの?という方へ
ウッドデッキの施工工事ができる業者をお探しなら、smileエクステリアがおすすめです。
smileエクステリアは、全国でも珍しいトータルガーデンプロデュース企業であるsmileグループに属していますので、外構だけでなく植栽やお手入れなども含めた総合的な提案が可能です!
他にも、お庭づくりに関する記事をご用意しておりますので、見てみてくださいね。
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静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。
建築・インテリア学科卒の造園士×Webコンテンツクリエイター。 東京で建築、カナダのトロントで造園、その後カナダのハリファックスの大自然で植物と戯れながら、植物・庭・ガーデニングのWebコンテンツクリエイターを開始。 現在はヤシの木を主体とするドライガーデンの造園士とWebコンテンツ・ガーデニング商品の監修者としても活動中。日本での建築とカナダでの造園の経験に加え、趣味の植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに植物や庭の魅力をお届けします。