大切な愛車を雨や紫外線から守ってくれるカーポート。

カーポートがあるだけで、雨の日の車の乗り降りがしやすくなりますね。

ほかにも夏場の車内温度の上昇も軽減してくれます。

最近では機能性に加え、デザイン性の高いカーポートがたくさん登場しています。

今回は機能性・デザイン性にすぐれたカーポートについてご紹介します。

これからカーポートの設置をお考えの方はぜひご参考にしてください。

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高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 らいち

大阪生まれ大阪育ち。古めの建築物が大好きです。暇さえあれば、団地建て替えの現場を見物に行って萌えています。

目次

カーポートを設置する前に確認しておきたいこと

think

屋外に設置するカーポートは常に風雨にさらされているため、想定外のアクシデントに見舞われる可能性があります。

以下の点に注意しましょう。

カーポートの支柱を立てるポイントを考える

カーポートと府警

「駐車スペースをできるだけ広く確保したいので、カーポートの支柱を外壁や隣地との境界ギリギリに立ててほしい」というご要望をうかがうことがあります。

しかし地震や台風などでカーポートが揺れたり倒れたりした場合、家屋を傷めたり隣地のものを破損する可能性があります。

設置場所の近くに壁などがある場合は、最低でも10㎝の間隔をあけましょう。

カーポートの屋根から雨水の流れる方向を考える

カーポートのアップ

カーポートには雨水を流れやすくするように屋根に勾配がついています。

雨が降った時にお隣の敷地に雨水が流れ込んでトラブルになることのないよう、あらかじめ雨水の流れる方向にも配慮しておきましょう。

カーポートにはどんな種類があるの?タイプ別にご紹介

CHOICE

カーポートにはさまざまなデザインがあります。

駐車スペースの形状や、お好みに合わせてお選びください。

片側支持

片側支持カーポート

片側2本の柱で屋根を支えるタイプのカーポートです。

片側にしか柱がないため、駐車や乗り降りがしやすいのが特徴です。

駐車スペースに余裕がない場合にも設置しやすいタイプです。

ただ形状的に不安定な形をしているため、風にあおられやすくもあります。

オプションでサポート柱という屋根を支える荒天時用の柱もあります。

これを使えば耐風圧強度が38m/秒から42m/秒に上がりますので、万が一の際に備えておきましょう。

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両側支持

両側支持カーポート

4本の柱で支えるタイプのカーポートです。

安定感があり、2台以上の広いカーポートにも使用できます。

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Y合掌

Y合掌カーポート

片側支持を背中合わせに設置するタイプです。

専用部材で接続します。

サイズが違うものも組み合わせられるので、間口サイズの調整がしやすくなります。

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M合掌

M合掌カーポート

片側支持を向かい合わせに設置するタイプです。

専用部材で接続します。

サイズが違うものも組み合わせられるので、間口サイズの調整がしやすくなります。

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吊り下げ

吊り下げカーポート

屋根を上から吊り下げているタイプです。

これも片側支持になりますが、2台タイプも設置可能です。

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後方支持

後方支持カーポート

後方2本の柱で屋根を支えるタイプのカーポートです。

車の出し入れや乗り降りがしやすいのが特徴です。

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カーポートの屋根材にもさまざまな種類があります。

Plan

雨や雪、紫外線を防ぐカーポートの屋根材にもこだわりたいものです。

ここではカーポートに使われる屋根材とその特徴を4つご紹介します。

ポリカーボネート

ポリカーボネート

もっともポピュラーなカーポートの屋根材です。

ポリカーボネートはプラスチックの一種で、ガラスの200倍以上の強度がある丈夫な素材です。

透過性があるのでカーポート周辺を陰らせてしまうこともありません。

ポリカーボネートは高速道路の遮音壁などにも使われています。

FRP

FRP

FRPとは「Fiber Reinforced Plastics」の略で、繊維強化プラスチックのことを指します。

ボートなどにも使用されている軽くて強度の高い素材です。

汚れや傷がつきにくいといった特徴があります。

アルミニウム

アルミニウム

透過しない素材のアルミニウムを使った屋根です。

直射日光が当たらないので、夏場は車内の温度上昇を抑えられます。

デザイン性が高くおしゃれな印象です。

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム鋼板カーポート

アルミニウムと同じく透過しない素材の屋根です。

高い強度が特徴で、耐荷重性に優れているので、雪の深い地域によく設置されます。

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カーポートのおすすめ。メーカー別にご紹介!

おすすめ

カーポートはさまざまな住宅設備メーカーから販売されています。

今回はYKKAP、LIXIL、三協アルミ、タカショーの4社からおすすめのカーポートをご紹介します。

YKKAP エフルージュFIRSTシリーズ

KKAP エフルージュFIRSTシリーズ

片側支持タイプでありながら強度の高いカーポートです。

耐風性能42m/秒、耐積雪性能25cm相当と安心の性能を備えています。

施工性も高く、特許出願中のシーリングレスキャップで施工時間を大幅に削減しました。

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三協アルミ U.スタイル アゼスト

三協アルミ U.スタイル アゼスト

空まで視界が広がるような明るくオープンな屋根を持つU.スタイル アゼスト。

従来の屋根に必要だった中桟をなくし、すっきりとしたデザインを実現しました。

形材屋根枠と木調屋根枠の2種類から選べます。

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LIXIL カーポートSC

LIXIL カーポートSC

カーポートSCは住宅との調和を追求したデザインで落ち着きのあるたたずまいを演出します。

アルミ製の屋根は強度を確保しながらわずか40㎜という薄さも実現。

金属特有の光沢感を抑えマットな質感です。

5色のバリエーションがあります。

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タカショー ホームヤードルーフ

タカショー ホームヤードルーフ

重厚感のある高いデザイン性と、カーポートとしての機能性を両立。

さまざまな空間に調和する全11色のバリエーションで、どんな建物や街並みにも合うカーポートに仕上がります。

コーナー柱を最大1500㎜移動できるので、車の出入りにも支障がありません。

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まとめ

カーポートと夕暮れ

今回はカーポートのおすすめをお伝えしました。

2022年のカーポートは、全体的に直線的なデザインが多めなようです。

以前はあまりなかった透過しないアルミニウムなどの屋根材も増えていますね。

もちろんアーチ型屋根のラインナップもありますし、デザインはあくまでも好みです。

デザイン性もさることながら、機能性も重視して、ご自宅にあったカーポートを選びましょう。

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