新築を建てる際に、見落としやすいのが外構です。内装や外壁を決めるのに集中してしまい、外構について十分考えられない場合も多くあります。
しかし生活する上で、外構のデザインは非常に重要です。今回は新築の外構で失敗しないためのポイントを解説します。

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目次

新築を作るときに必ず忘れないでほしいのが【外構】です

新築を建てる際、キッチンやリビングなどの内装についてこだわる方は多いかと思います。

しかし、忘れずに必ず考えてほしいのが外構です。
「とりあえず駐車場だけ作っておこう。
」「外の水道は使わないだろう。
」と考える方もいるかもしれませんが、外構は外観だけでなく生活の快適さにも大きく関わってきます。

新築を建てた後、自分がどのように生活するのかを十分にイメージしておきましょう。

また、「外構工事は後から改めてやればいいのでは?」という意見も耳にします。
しかし家を建ててしまった後では、思い通りのデザインにできないことも少なくありません。

なぜ?外構工事で後悔・失敗する人が多発してしまう根源

それではなぜ外構工事で後悔・失敗してしまう人が多いのでしょうか?
この項目ではその原因について詳しく解説していきます。

ハウスメーカーは外構工事のプロでは無いから

ハウスメーカーに新築を依頼して、ついでに外構工事も行ってもらう方も多いでしょう。

しかしハウスメーカーは外構工事のプロではなく、あくまで家を建てることに関しての専門家です。

ハウスメーカーによっては社内に外構工事に対応できる人がおらず、打ち合わせを社外の外構工事業者が行っていることもあります。

またハウスメーカーは基本的に、外構工事を下請け業者に依頼しています。
そのため打ち合わせを行うスタッフが、エクステリアに関する知識を十分に持っていない可能性もあります。

実際の生活を十分にイメージできていない

「とりあえず駐車場があれば良い」などの漠然した考えを持ったまま工事を依頼すると、「実際に生活を始めてから不便な部分に気づいた」ということが起こります。

「駐車場を縦長にしたことで、奥の車が出しづらい」「外に水道を設置しなかったため、水まきや洗車が難しい」こうした失敗は、実際の生活を十分にイメージできていないかったことで起きる失敗です。

また、外観ばかりを重視した場合も同様の失敗が起こります。

外観も重要な要素ですが、生活とのバランスを意識して、外構デザインを考えましょう。

外構工事の費用とそのカラクリについて

外構工事の費用と、なぜ費用の確保が必要なのか、そのカラクリについて解説していきます。

多くの場合、外構工事にかかる費用は住宅の建設費用の1割ほどと言われています。
工事の内容や規模によって変動しますが、実際には100万円~300万円です。
しっかりとした塀を作る、庭に通じるウッドデッキを作る、こうした希望に応じて費用が上がります。

ただ、ここで注意が必要なのが仲介料です。
先程少し触れたように、多くのハウスメーカーでは外構工事を下請け業者に依頼しています。
直接外構業者に依頼する場合は仲介料はかかりませんが、ハウスメーカーを間に挟むことで仲介分の費用が上乗せされてしまいます。

そのため費用を安く済ませたい場合は、外構業者に直接依頼するのもおすすめです。

外構工事でよくある失敗例5個とその対策について

この項目では、外構工事で起こりやすい失敗例とその対策について解説していきます。
これから外構工事を検討している方や、新築を考えている方は是非参考にしてください。

駐車場が狭すぎる

駐車場

駐車場は、駐車場整備推進機構によって最低限必要な広さが定められていますが、必ずしもその広さで快適に使用できるとは限りません。
車の大きさやドライバーの運転技術、周囲の環境によって大きく異なります。

駐車場のスペースは無理に削らず、ある程度ゆとりを持った広さにすることを心がけましょう。

後になって駐輪場が必要になった

意外に見落としやすいのが駐輪場です。

「家を建てた当時は必要なかったものの、子供が成長して自転車通学になった。
」こうしたときに気づく場合も少なくありません。

玄関の前に置くと狭く見えてしまいますし、実際に乗るときも面倒です。
駐車場のスペース内に仕切りを設けて、駐輪場を作っておくと良いでしょう。
場合によってはバイクを置く必要が出てくることもあるので、自転車が数台置ける広さがベストです。

また駐輪場を作らない場合にも、前述の広さにゆとりを持った駐車場にしておけば、自転車を置く場所も確保できます。

屋外コンセントや散水栓を設置しなかった

例えば車を洗車したいときや、高圧洗浄機などを使いたいとき、近くに屋外コンセントや散水栓がないと非常に不便です。

ある程度予算に余裕がある場合は、少し多めに設置しておくことをおすすめします。

スロープが不要だった

老後を見据えて、スロープを設置している方も多いと思います。

しかし実際に必要になるまでの期間が長く、かえって邪魔になってしまうこともあるのです。

階段にすれば数段の小さなスペースで済みますが、スロープにするとかなり場所を取ります。
高低差が大きい場合はスロープを折り返す設計になりますが、それでも場所を取ることに代わりはありません。

スロープに関しては後付工事が可能な場合も多いため、十分に検討してから設置するようにしましょう。

庭の管理が大変

「生垣や芝生を設置したものの、刈り込みや雑草の処理が大変」ということがよく起こります。

芝生は月2~3度の刈り込みが必要で、放置すると非常に見栄えが悪くなるものです。

現在はそこまで刈り込みを必要としない品種の芝生も開発されているため、手間に感じる方はそうした品種を選びましょう。

また、無理に庭のサイズを大きくせず、石畳などを設置するのも良いでしょう。

外構工事を外構屋に依頼するメリット

先程、ハウスメーカーに外構工事を依頼した場合にデメリットに少し触れましたが、この項目では外構屋に外構工事を依頼した場合のメリットについて解説していきます。

ハウスメーカーと比べてどのような点が優れているのか、まずは確認してみましょう。

仲介料がかからない

ハウスメーカーを挟まず直接やり取りを行うため、仲介料がかからず外構工事にかかる費用が安く済みます。

また、より外構工事に特化していることから、同じ内容の工事でも安く施工してくれる場合があります。

対応が早い

ハウスメーカーの場合は複数の部署や業者を挟んでやり取りすることになるため、細かいことに対する対応が遅くなりがちです。

しかし、中小の外構を専門に行なっている業者であれば、担当の職人の方に連絡するだけでもすぐに対応してくれます。

植木や植栽にも柔軟に対応

外構を専門に行う業者の場合、植木や植栽に対しての知識・技術も豊富です。
そのため、「好きな庭木をシンボルツリーとして植えたい」「洋風でモダンな庭にしたい」といった要望にも柔軟に対応してくれます。
ハウスメーカーの場合、こうした植栽に関する要望に、しっかりと対応してくれるとは限りません。

外構・植栽・エクステリア全ての理想を叶えるスマイルグループです

“SMILEガーデニングメソッド”に基づいた庭木を主としたお庭づくり

家の大きさや形によって、庭づくりは変わってきますがsmileエクステリアが得意としているのは『植栽を取り入れたお庭づくり』です。

シンボルツリーが1本あるだけでも、家の雰囲気は全く変わってきます。

低木や下草をあしらうと、更に外観イメージがよくなったりします。
smileエクステリアはお庭の専門分野を網羅した、全国でも珍しい“トータルガーデンプロデュース企業”です。

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高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。