新しい年を迎える準備として、門や玄関に飾る「門松」と「しめ縄(しめ飾り)」。
「いつからいつまで飾るべき?」「処分はどうしたらいいの?」を、あらためて確認したい人に向けて、門松やしめ飾りの意味、正月飾りを設置する期間、正しい処分方法をお伝えします!

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 小原らいむ

植物が大好きなライターです。小学校の自由研究は「雑草の研究」でした。忙しい毎日でも無理なく楽しめるガーデニングを日々研究しています。雑草&野草・カラーリーフ・球根植物・100円ショップの園芸グッズ。

目次

門松やしめ縄(しめ飾り)は、いつから飾るべきか


門松やしめ縄を正月に飾る意味を解説したうえで、いつから飾ったら良いのかみていきましょう。
 
 

そもそも、門松やしめ縄(しめ飾り)を飾る意味

 
かつての正月行事は「年神(歳神)様」という新年の神様をお迎えするために行われていました。
祖先の霊が年神様となり年始にやってきて、子孫繁栄をもたらしてくれていると考えられているのです。
年神様の「年」には「稲の実り」の意味もあり、五穀豊穣の神でもあります。
 

すす払い・門松・しめ縄(しめ飾り)・鏡餅・おせち料理など現代でも行われている正月行事は、この年神様と深く関わっています。
 

ここで詳しく紹介する門松としめ縄は、年神様がおいでになるための目印として、門や玄関に飾られる正月飾りです。
それぞれの意味合いや、いつからいつまで飾るべきかを紹介します。
 

■ 門松

門松の写真

門松は、松や竹でつくった正月飾りで、家の門や玄関に据えられます。
年神様が宿るところであり、下界に降りてくるときの目印ともなります。
 

門松の数は一つでも問題ありませんが、二対飾る場合は、向かって左側に雄松、右側に雌松を立てます。
 

門松になぜ松や竹が用いられるかというと、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」ということわざもあるように、神様の宿る「依代(よりしろ)」の永遠を願って松と竹が選ばれたからだと言われています。
 

冬でも常緑を保つ松は、生命力の象徴であり、「祀る」ともつながるおめでたい樹木です。
 

竹は、生長が早くまっすぐに育つことから、こちらも生命力や繁殖力の強さを表しています。
竹の先端をまっすぐに切る「寸胴」と斜めに切る「そぎ」があり、そぎ切りは徳川家康が始めた切り方だと言われています。
 

■ しめ縄(しめ飾り)

しめ縄の写真

しめ縄は、神社などの神聖な場所と、外の世界との境界の印として施される神祭具です。
そのしめ縄に縁起物の飾りつけをしたものが「しめ飾り」です。
 

しめ飾りを玄関ドアや神棚に飾ることで、その家が年神様を迎える準備ができていることを示しています。
玄関と神棚の二箇所に飾っても、どちらか一方だけに飾っても大丈夫です。
 

近年では、伝統的な和風のしめ飾りだけでなく、洋風の家にも合うよう自由にデザインされた、おしゃれなしめ飾りも人気を集めています。
 
 

門松やしめ縄(しめ飾り)は28日から飾ると良い

 
門松やしめ飾りは、12月28日に設置するのが良いとされています。
 

一方、避けたほうが良い日は29日と31日です。
 

発音が「二重苦」となる29日に飾るのは「苦立て」とされ、縁起が良くありません。
また、元旦まで1日しかない12月31日では、神様に失礼とされる「一夜飾り」になってしまいます。
 

門松やしめ縄(しめ飾り)は、いつまで飾るべきか


28日から飾った正月飾りは、いつまで飾ったら良いのでしょうか。
 
 

正月飾りは一般的には松の内(1月7日)まで飾ります

 
門松やしめ飾りなどの正月飾りは、松の内の期間である1月7日まで飾るのが一般的です。
 

門の両端にある門松の写真

松の内は、門松を飾る期間のことで、多くの地域で7日までとされています。
 
 

例外的に松の内が1月15日までの地域もあります

 
地域によっては、松の内の期間が1月15日までの場合があります。
 
お住まいの地域がどちらの期間なのか、確認してから、飾るのが良いでしょう。

 
門松やしめ飾りは、7日や15日など松の内の最終日に片付けるようにしましょう。
 
 

お片付け、処分するには?どんど焼きとは

神社だけでなく、自宅でも処分可能です

 
7日または15日に取り外した正月飾りは、1月15日の小正月に行われる「どんど焼き」と呼ばれる火祭り行事で焼きます。
 
■ どんど焼き
どんど焼き写真

どんど焼きは、「左義長(さぎちょう)」「歳の神」などとも呼ばれる、年神様を見送る儀式のこと。
 

地域のどんど焼き行事への参加が難しければ、15日までに、近くの神社に納めておきましょう。
 

どうしても神社に納めに行けない場合、門松やしめ飾りを自宅で処分することもできます。
その際は、塩をふって清めてから紙などで包み、他のゴミとは分けてゴミ袋に入れ、お住まいの自治体のゴミ出しルールに従って処分してください。
 

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