「家を新築するのでエクステリア工事の会社を探している」「自宅にウッドデッキを設置して家族でバーベキューがしたい」「台風で傷んでしまったカーポートを新しいものに替えたい」。

エクステリアの工事が必要になるタイミングは人それぞれですが、工事業者はどのようにして選べばいいのでしょうか?そこで大切なおうちの印象を左右するエクステリア工事を選ぶポイントと注意点についてお伝えします。

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目次

いざエクステリア工事を依頼!その前に確認しておきたいこと

工事を業者に依頼する前にまず「こんなイメージにしたい」「このように変えたい」「これぐらいの予算で考えている」ということをご自身の中で明確にしておきましょう。

そしてできるだけ細かく具体的に伝えられるようにまとめておきます。

エクステリアは構造物や植栽などさまざまなものから構成されているため、依頼自体が漠然としたものになってしまうことがあります。

要望をまとめておくことで工事業者の方も工事内容やデザインなど提案しやすくなりますし、双方の思い違いによるミスもなくなります。

言葉で説明することが難しければ、施工例の画像などを提示することも効果的です。

エクステリアの工事業者の選び方3つ

エクステリアの工事業者を選ぶとき、何を基準にどのように選べばいいのでしょうか?3点紹介します。

口コミ・紹介

ご友人やご近所の方が先に工事を依頼した工事業者を紹介してもらうという方法があります。

いい部分も悪い部分も正直な感想を聞けるので、安心して工事を依頼することができます。

ホームページを参考にする

ホームページを参考にする方法もあります。

施工事例を掲載しているホームページなら自分好みの施工をしてくれる業者かどうかを判別しやすいですし、「こういうイメージにしたい」という要望も伝えやすいですね。

比較サイトを利用する

ネット上で簡単に問い合わせや見積もり依頼ができる、工事業者の一括比較サイトもあります。

一括比較サイトは手軽で便利ですが、個人情報を入力するケースが多く、問い合わせの後に営業の電話がかかってくることもあります。

ご自身の希望に合わせて上手に利用しましょう。

おすすめエクステリア工事業者3選

実際にエクステリアの工事を依頼するにはどんな会社がいいのでしょうか?「ここに頼めば間違いない!」という3社をご紹介します。

住友林業緑化株式会社

ハウスメーカー・住友林業のグループ企業です。

「一般住宅」から「都市空間」「街づくり」にいたるまで対応しています。

「緑のトータルプランナー」として企画から設計・施工・メンテナンスにいたる総合的な提案が可能です。

住友林業緑化株式会社

株式会社LIXIL

住宅設備メーカー・LIXILは「住まいの総合住生活企業」です。

まずショールーム(オンラインショールームあり)でご要望を伺い、お客様にぴったりのリフォーム店をご紹介します。

建設業許可を取得している、保険に加入しているなど、LIXILの審査に合格したリフォーム店のみをご紹介しますので、安心して工事をご依頼いただけます。

株式会社LIXIL

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全国対応の造園業界№1のお庭リフォーム専門店。

年間3万件の実績で、おうちの近くの店舗から工事をスピード手配します。

リピート率はなんと95%以上!「どこに頼めばいいかわからない」「ちょっとしたお庭づくり」といった小さな案件にも心強い味方です。

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現場調査を依頼!ぐっと工事に近づきます

問い合わせした後、いいと思った工事業者のうち数社に現場調査を依頼します。

サイト上でも概算の見積もりは出ますが、実際に現場を見て採寸をしたり地質の様子を見たりしないと正式な金額は分からないものです。

あまり多くの工事業者に依頼すると対応が大変になりますので、3社前後にとどめておきましょう。

現場調査の際に確認しておきたいこと

実際に工事業者の方に来てもらって、工事の内容や信頼できる業者であるかを確認します。

ここでは工事業者のどのような点を確認すればいいのか、ポイントを紹介します。

要望・イメージはちゃんと伝わっていますか?

希望やイメージがきちんと伝わっているかを確認しましょう。

たくさんの顧客を抱えている工事業者の中にはヒアリングが形式的になってしまって、細かいイメージが伝わっていないことがあります。

希望した内容が予算内でおさまらない場合にも、ただ「できない」というだけでなく代替案を出してくれるなど、プロとして適切な助言をしてくれるかどうかも大切なポイントです。

工事期間中の不安を質問・確認

工事を依頼した場合について具体的なことを確認しておきましょう。

  • 着手するのはいつ頃からか
  • 工事には何日程度かかるのか
  • 工事中、ご近所へのフォローはしてくれるのか
  • 乗り入れる工事車両の駐車スペースを用意する必要があるのか
  • 家人の立ち合いは毎日必要なのか

エクステリアの工事は大がかりになることが多いため、依頼する側にも何かと負担がかかりがちです。

工事期間の具体的な流れを事前にきちんと伝えてくれ、そしてご近所への配慮も万全にしてくれる。

そんな工事業者なら安心して依頼できますね。

アフターフォローは大丈夫?

工事が終わった後、使用した部材の保証期間や、工事の内容に不備があった場合の対応についても確認が必要です。

いつまでなら対応してくれるのか、その場合にかかる費用もしっかり確認しておきましょう。

工事費用の支払い方法の確認

エクステリアの工事にはまとまったお金がかかりますので、支払いについての確認が必要です。

  • 工事費用の決済のタイミングはいつなのか
  • ローンを組むことは可能か
  • 追加工事が発生した時の支払いについて

工事が始まってからだと、現場の職人さんでは支払いのことが伝わらないケースもありますので、事前に明確にしておきましょう。

見積内容のチェック!依頼した内容は反映されていますか?

現場調査の後、正式な見積もりを出してもらいます。

依頼した内容が見積もりに反映されているか、部材の種類や数量が合っているかの確認が必要です。

誤りがあった場合、工事の着手や工期に遅れが出ることもあるので、必ず目で見て確認しましょう。

見積もりの項目についても「〇〇一式」などまとめられていて内容がわかりにくい時は、具体的な内容を確認することも大切です。

見積もりの工事費用が安く抑えられていれば嬉しいですが、金額だけでなく先に紹介したポイントを踏まえて総合的に判断しましょう。

まとめ

エクステリア工事を満足のいくものにするためには、信頼できる工事業者を選ぶことが大切です。

ここで紹介したポイントをもとにご自身にあった工事業者を選んで、理想どおりのエクステリアを完成させてくださいね!

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高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 らいち

大阪生まれ大阪育ち。古めの建築物が大好きです。暇さえあれば、団地建て替えの現場を見物に行って萌えています。