自然な美しさが特徴のイングリッシュガーデンは、お庭づくりで今や大人気!
そこで今回は「イングリッシュガーデンとは?」「どんな種類があるの?」などの疑問について徹底解説します!
おすすめの植物もご紹介するので、イングリッシュガーデンにご興味のある方は必見です。
 
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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 くずうまま

ハンギングバスケットマスターの資格を保持。日々ガーデニングや寄せ植え、ハンギング作りなどにいそしむ。草花を愛でるのが至福のひととき。

目次

今人気のイングリッシュガーデン(英国式庭園)とは?

イングリッシュガーデン(英国式庭園)とは、自然な美しさを楽しめるイギリスのガーデニング手法のこと。
ナチュラルな美しさが人気を集めており、今やおしゃれな庭づくりの定番スタイルとなりました。
庭木や草花、エクステリアなど、さまざまなものを用いて庭づくりをするため、ガーデニング好きなら誰しもがチャレンジしたくなる魅力に満ち溢れたお庭のデザインです。
 

あるがままの自然を愛する「風景式庭園」

イギリスでは18世紀頃に風景式庭園のスタイルが確立しました。
風景式庭園は自然の美しさをそのままに、庭へ風景画のような美しさを取り入れるようデザインされたガーデニング様式で、有名どころにはブレナム宮殿、ストウヘッド庭園などが挙げられます。
作り込まれたものではなく、なだらかな丘や川、自然の樹木や植物を活かしてデザインするのが特徴です。

田舎風(コテージガーデン)を現代風に楽しむ?

 

田舎風のコテージガーデンは、田舎の家や小屋などの小さな庭にさまざまな植物が生い茂っているような素朴さが魅力のガーデニング様式です。
 
植物が入り乱れているコテージガーデンは、決して雑多に見えることはなく、ナチュラルな美しさを感じられます。
現代風にコテージガーデンを楽しむなら、ガゼボやベンチ、アーチなどを使って楽しむのがおすすめ。
裏庭を利用し、色とりどりの草花やハーブを植えてデザインするのもいいですね。

庭木を植えるなら「常緑低木」がおすすめ

 

イングリッシュガーデンは一年中緑を楽しめるのが理想的です。
そのためには、常緑低木を要所要所に活用していくのがおすすめ。
 
低木なら管理がしやすく丈夫であり、草花との相性も抜群です。
常緑性なので一年中葉をつけていることから、冬に寂しくなりがちなお庭を明るく彩ってくれるでしょう。

見た目もおしゃれな「グランドカバー」で土を覆う

 

イングリッシュガーデンは”自然美”がコンセプトなので、むき出しの地面が見えてしまっている状態はあまり好みません。
そういったときにはアイビーやタイム、アジュガにラミウムなどのおしゃれなグランドカバーを植えて、地面をふんわりと覆い隠してもらうのがベスト。
グランドカバーはカラーリーフやハーブ、花が咲くものなど、さまざまな種類があるため、お庭にマッチするものが選べますよ。

フェンスなどの「エクステリア」はナチュラル素材がオススメ

 

イングリッシュガーデンは、ナチュラル素材との相性がいいので、エクステリアを選ぶなら枕木やレンガなどの素材がおすすめです。
 
特にウッドフェンスはお庭の雰囲気がワンランクアップすることから、イングリッシュガーデンに大人気。
しかし、雨風や腐食に弱く耐久性も弱いので、長く使用したい人は、ウッド調のアルミフェンスなどを選ぶのがいいでしょう。
つる性の植物を這わせれば、イングリッシュガーデンらしい自然な雰囲気を演出できるはず。

レイアウトはボーダーガーデンを意識?

 

イングリッシュガーデンでは、奥行きを出すボーダーガーデンのレイアウトが主流です。
後方に背の高い植物を配置し前方には背の低い植物を植えると、小さな花壇スペースでも奥行きが出るのでお庭が広く感じられます。
一年中花が咲くように、多年草や一年草などを上手に組み合わせてレイアウトしましょう。

イングリッシュガーデンにおすすめの植物

ここからは、イングリッシュガーデンの代表的な植物を紹介します。
おすすめの植物をお庭に取り入れて、素敵なイングリッシュガーデンを作りましょう。

植物の選び方のポイント

 

植物を選ぶ前に、まずはその植物がどんな形態であるか、開花期はいつなのか、樹高や育ち方、耐暑性・耐寒性などを知ることからはじめてください。
 
 

【形態】

一年草、二年草、多年草(宿根草や球根植物を含む)がある。
一年草は1年で枯れてしまうが、長期間花が咲いて華やかなので前方に植えるのがおすすめ。
二年草はジギタリスなど、種を蒔いてから1年以上経過してから花が咲くことから、成長したときの姿を考慮して配置する。
多年草は開花期が比較的短く、冬場は枯れてしまうので、他の植物とうまく組み合わせて華やかにレイアウトするのがポイント。
 

【開花期】

一年中花が鑑賞できるようレイアウトするには、開花期を知ることが必要。
季節に合わせてメインとなる花を選んでおくと、一年中華やかな庭に演出できる。
 

【樹高】

植物の樹高に合わせて、後方・中心・前方向きかなどを検討する。
 

【育ち方】

縦に伸びるもの、ドーム型に茂るもの、グランドカバーになるものなどがある。
育ち方に合わせて植える場所や間隔をあけて配置することが大切。
 

【耐暑性・耐寒性】

耐暑性が強いものは日当たりのいい場所に植えられるが、暑さや直射日光によって枯れてしまうものもあるので注意が必要。
耐寒性が強ければ、寒風や霜に当たっても枯れずに育てられる。
 

上記のポイントをチェックして、レイアウトや環境などに適した植物を選びましょう。

アナベル

 

アジサイの仲間のアナベルは、綺麗なライムグリーンや白色などの花色が美しい落葉低木です。
開花期が長く、お庭をおしゃに演出してくれるので、イングリッシュガーデンでは多く用いられています。
育て方が簡単なため、初心者にもおすすめです。

ジギタリス

 

イングリッシュガーデンでは、必ずと言ってもいいほど植えられている二年草のジギタリス。
ベルのような花がたくさん咲き、背丈も高いため、お庭で存在感を放ちます。
5月〜6月にかけて花が咲くので、春と初夏の花壇を盛り上げてくれることでしょう。

バラ

 

バラはイングリッシュガーデンをつくるのなら、ぜひ取り入れてもらいたい植物です。
フェンスやアーチなどに絡ませれば、ナチュラルにもロマッチックにもレイアウトすることが可能。
種類もさまざまなので、自分の好みやお庭にマッチするバラがみつかりますよ。

アリウム

 

多年草のアリウムは、すらりと伸びた茎の先に球状の花が咲く、イングリッシュガーデンに人気の植物です。
他の草花とは一線を画すその花姿で、お庭の中でも人目をひく存在になります。
背丈が高いので、後方の植物におすすめです。

デルフィニウム

 

デルフィニウムはブルーガーデンの定番の植物。
イングリッシュガーデンにも人気が高く、ピンク色の花と合わせればメルヘンな雰囲気づくりができます。
ただ、高温多湿には弱い傾向があるので、夏の時期さえ乗り越えることができれば、多年草として毎年重宝するでしょう。

オルレア

 

オルレアは白いレースのような花がとても綺麗な植物です。
イングリッシュガーデンはもちろん、ホワイトガーデンにもおすすめ。
また、一年草として扱いますが、花後にできた種を直播しておけば毎年花を観賞できるところも魅力的です。
開花期の5月ごろからは純白のお庭が楽しめますよ。

エキナセア

 

エキナセアは中心部分が盛り上がり、花弁が下に向くユニークな植物。
花色が豊富で育てやすいことから、多くのイングリッシュガーデンで活躍しています。
多年草で開花期が6月〜10月と長く、夏の花壇の主役にもおすすめです。

イングリッシュガーデンにも種類あり?作りこまれた空間

イングリッシュガーデンは、多くの人が取り入れている人気のガーデニング様式ですが、イングリッシュガーデンと一括りにするにはもったいないほど、さまざまなお庭のデザインがあります。
続いて、ガーデナーによって作り込まれた素敵なイングリッシュガーデンを紹介するので、ぜひお庭づくりの参考にしてください。

お散歩道のようなお庭

 

こちらは枕木を使って小道を作ったお庭です。
両脇にはさまざまな草花やグランドカバーが植えてあるので、自然そのままの美しさが感じられ、楽しいお散歩ができそう。
お庭へ向かう小道や、玄関前のアプローチなどに採用したいおしゃれなイングリッシュガーデンです。

植物園のようなお庭

 

ベンチに座っていろいろな植物をみられるなんて、まるで植物園のようですね。
周囲に配置された植物は高低差があるので、奥行きがあり広々とした雰囲気を感じられます。
また、ベンチの素材は木でつくられているため、温かみのあるイングリッシュガーデンとなりました。

メルヘンなお庭

 

こちらは色彩豊かな草花とバラが咲き乱れているお庭です。
満開のバラが美しく、なんだかおとぎ話の世界に来たような雰囲気がしますね。
バラはイングリッシュガーデンの定番植物なので、メルヘンなお庭が好みな人はぜひバラを植えてみてください。

アンティークカフェのようなお庭

 

つる性のバラは、壁に添わせたり、柱やフェンスに巻きつけたりできることがメリット。
そんなつるバラの力を借りれば、人がつくった家も自然に溶け込んだかのように演出することができます。
他の植物ともよく調和していて、アンティークカフェのような素敵なお庭になりました。

まとめ

色彩に溢れたイングリッシュガーデンには、たくさんの魅力が詰まっています。
ぜひ自宅のお庭へ、自然素材のエクステリアやボーダーガーデン、おすすめの植物などを取り入れて、素敵なイングリッシュガーデンをつくりましょう。

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