「黄色が好き」「庭が明るくなる木を植えたい」という人向けに、黄色い花が咲く木を厳選しました。
開花時期に合わせて季節別におすすめの木を紹介していきます。
これから庭に植える木を選ぶという人も必見です。

 

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 くずうまま

ハンギングバスケットマスターの資格を保持。日々ガーデニングや寄せ植え、ハンギング作りなどにいそしむ。草花を愛でるのが至福のひととき。

目次

春(3〜6月)に黄色い花が咲く木4選

春の季節は黄色い花が咲く木の種類がもっとも豊富です。
人気のある庭木や育てやすい種類も紹介していくので、自分好みの黄色い花が咲く木を見つけていきましょう。

ギンヨウアカシア

ギンヨウアカシアの写真
開花時期3月~4月
分類常緑高木
樹高5~10m
花言葉「秘密の恋」「友情」「優雅」

ギンヨウアカシアの特徴

ミモザとも呼ばれるギンヨウアカシアは、黄色いフワフワした花とシルバーリーフが美しい人気の庭木です。
樹高が高くなるため、シンボルツリーとしても活躍しています。

花は3月ごろから咲き始め、切り花にしたりドライフラワーやリースを作ったりと、花の楽しみ方が豊富です。
加湿を嫌う傾向にあるので、乾き気味に水やりをすると元気に育つでしょう。
また、生育が旺盛ですぐに大きくなってしまうので、手入れのしやすさやコンパクトに育てることを考慮すると、花後の剪定が欠かせません。

ギンヨウアカシアに生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ ミモザ(ミモザアカシア)の育て方や特徴

エニシダ

エニシダの写真
開花時期5月~6月
分類常緑低木
樹高2~3m
花言葉「謙虚」「清楚」「清潔」

エニシダの特徴

エニシダは耐寒性と耐暑性が強く、病害虫の被害も少ないことから非常に育てやすい植物です。
開花時期には多くの黄色い花が咲くので存在感を発揮。
常緑低木で葉が密に茂ることから、花壇の植栽や目隠しにも活躍します。
日当たりのいい場所で育てると、さらに花付きが良くなるでしょう。

エニシダの生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ エニシダの育て方や特徴

レンギョウ

レンギョウの写真
開花時期3月~4月
分類落葉低木
樹高1.5〜3m
花言葉「期待」「希望」「集中力」

レンギョウの特徴

落葉低木に分類されるレンギョウは、春を迎えると枝にびっしりと黄色い花を咲かせます。
花は色鮮やかで、一株だけでも庭の景色に映える花木となりそうです。
枝は放射状に広がり、放任すると樹高が高くなるものの剪定次第でコンパクトに育てることも可能です。
生垣としても活用できますが、冬は落葉してしまうので、目隠し要素は少し薄れます。

サンシュユ

サンシュユの写真
開花時期3月~4月
分類落葉高木
樹高8m
花言葉「持続」「耐久」「気丈な愛」

サンシュユの特徴

サンシュユはウメと同じ時期に黄色い花が咲き、春の訪れを知らせてくれる樹木です。
性質は丈夫で育てやすいこともあり、公園や街路樹などで多く植栽されています。
葉が芽吹く前に花をつけるので、開花中はサンシュユの黄色に染まった美しい姿を鑑賞できるでしょう。
秋には紅葉と共に赤い実がなり、また違った姿を楽しめるのもサンシュユの特徴です。

春に咲く花に関してはこちらの記事▼もおススメです!
春の花12選 色ごとに花言葉と特徴も紹介します!

夏(7〜9月)に黄色い花が咲く木3選

夏は木を休ませる植物が多くなるため、必然的に黄色い花が咲く木も限られてきます。
その中から、夏に黄色い花が咲く木をピックアップしたので、参考にしてください。

モクゲンジ

モクゲンジの写真
開花時期7月〜8月
分類落葉高木
樹高10〜12m
花言葉「賢者」「高尚」

モクゲンジの特徴

モクゲンジは日本に自生する落葉高木です。
夏の花が少ない時期に咲くことからミツバチの蜜源として育てる養蜂家も少なくありません。
7月くらいから小さい黄色い花が咲き、中心部は赤みを帯びているためエキゾチックな雰囲気を感じられます。
花後はホオズキのような実を付けるのも大きな特徴であり、四季の変化が楽しめるのも魅力。
ただし、大きく成長するため、十分なスペースを確保して育てる必要があります。

キバナキョウチクトウ

キバナキョウチクトウの写真
開花時期7月〜10月
分類常緑中高木
樹高4m
花言葉「注意」「危険」「用心」

キバナキョウチクトウの特徴

キバナキョウチクトウは、キョウチクトウ科キバナキョウチクトウ属に分類される木です。
夏の代表花木であるキョウチクトウと見た目はそっくりですが、異なるグループに属します。
茎から出る白い乳液はキョウチクトウ同様に毒性があるので、扱いには注意が必要です。
また、暑さには強い特徴を持つものの、寒さにはあまり強くないので冬越し対策も必要となってきます。

アブチロン

アブチロン
開花時期4月〜11月
分類常緑低木
樹高0.2〜1.5m
花言葉「尊敬」「良い便り」

アブチロンの特徴

熱帯花木のアブチロンは、うつむくように咲く花が可愛いと、注目度が高まっている木です。
黄色い花のほか、白、ピンク、赤、オレンジなど、鮮やかな色の花が咲き、周囲に明るさをもたらします。
花は夏の時期だけでなく、4月〜11月と長期間咲き続けるので、長く鑑賞できるのが魅力です。
品種によってつる性や立ち上がるタイプなどがあり、鉢植えで育てることもできます。
ハイビスカスに似た夏にぴったりのアブチロンを飾れば、トロピカルな雰囲気を演出できるはず。

アブチロンの生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ アブチロンの育て方や特徴

夏に咲く花に関してはこちらの記事▼もおススメです!
夏の花12選 色別と特徴も紹介

秋(10〜11月)に黄色い花が咲く木3選

続いて、秋に黄色い花が咲く木を3選紹介していきます。

シロダモ

シロダモの写真
開花時期10月〜11月
分類常緑高木
樹高10〜15m
花言葉なし

シロダモの特徴

クスノキ科シロダモ属に分類されるシロダモ。
神社やお寺、街路樹などに多く用いられている常緑樹です。
花は10月ごろから黄白色の小さな花を咲かせ、やがて赤い実をつけます。
樹高は高くなるものの、強剪定にも耐えるのでコンパクトに育てることも可能です。
雑木風のテイストや自然な雰囲気を出したい時に用いるといいでしょう。

ランタナ

ランタナの写真
開花時期5月〜11月
分類常緑低木
樹高0.3〜2m
花言葉「心変わり」「合意」「協力」

ランタナの特徴

ランタナは暖かい地域なら戸外で越冬する常緑低木です。
花色が豊富で扱いやすく、花壇や鉢植え、寄せ植えなど、幅広く活用されています。
小さい花が集まって咲き、5月ごろから晩秋までと長期間花を楽しめるのがメリット。
耐暑性は強い性質を持ちますが、寒さには弱いため、常緑性でありながら落葉することもしばしば。
寒い地域では室内の暖かい場所で冬越しをさせると、翌年も栽培できます。

マホニアコンフューサ

マホニアコンフューサの写真
開花時期10月〜12月
分類常緑低木
樹高1〜2m
花言葉「優しいあたたかさ」

マホニアコンフューサの特徴

スタイリッシュな雰囲気を持つマホニアコンフューサは、近年多くの住宅の植栽で活躍している常緑低木です。
和洋問わずに植えられることや、モダンな雰囲気に馴染むことも、庭木に多く取り入れられている理由に挙げられます。
秋には黄色い花が咲くので、植栽に彩りをプラス。
性質が強く育てやすい特徴を持つため、放任で育てることも可能です。

マホニアコンフューサの生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ マホニアコンフューサの育て方や特徴

冬(12〜2月)に黄色い花が咲く木2選

冬の時期も夏同様に、花が咲く木が少なくなります。
ただ、ロウバイなど冬を代表する黄色い花が咲く木もあるので、庭木選びのヒントに役立ててください。

ロウバイ

ロウバイの写真
開花時期12月〜2月
分類落葉低木
樹高4m
花言葉「慈しみ」「ゆかしさ」「先導」

ロウバイの特徴

冬の閑散とした景色に彩りと甘い香りをもたらすロウバイの木。
雪の中で健気に花を咲かせる姿を見られる代表的な花木です。
寒さはもちろんのこと、暑さにも強い特徴を持つため、初心者でも育てやすいといった特徴があります。
庭木や鉢植え、盆栽のほか、切花や生け花で楽しむなど、さまざまな用途で楽しめます。

ロウバイの生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ ロウバイの育て方や特徴

マンサク

マンサクの写真
開花時期2月〜3月
分類落葉低木
樹高2〜3m
花言葉「ひらめき」「神秘」

マンサクの特徴

マンサクは中国や日本が原産の落葉低木で、花は冬の終わりの時期に開花を迎えます。
ユニークな黄色い花の形が特徴で、花火やはじける様子を連想させることにちなんで、神秘的な花言葉がつけられているそう。
新緑や紅葉、花など、一年を通して季節を感じられるほか、枝にいっぱいにたくさんの黄色い花をつけるので、冬の景色に目立つ庭木となるはずです。

マンサクの生態について詳しく知りたい方はこちら
➡ マンサク(万作)の育て方や特徴

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年間実績
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