庭木が大きくなりすぎてしまったときや、引っ越しをするときなど、庭に木を植える場合はそれを伐採する可能性があることを考えておかなければなりません。
この記事では、庭木の伐採にどんな費用がどれくらいかかるのか、紹介していきます。

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 瀬尾一樹

樹木医です。木も草も大好きで、将来は自分だけの森を持ちたいと思っています。木の美しさや育てる楽しさだけでなく、生きものとしての生態的な面白さも伝えていきたいです!好きな木はケヤキです。

目次

庭木を伐採する際の見積の項目・相場とは?

庭木を伐採するといっても、ほとんどの場合、ただチェーンソーで木を切るだけでは済みません。

伐採の費用に加え、残った根っこを抜く費用、穴の空いた地面を整える費用、伐採した庭木の処分費用など、さまざまな費用がかかります。

大きな木だったり伐採する量が多かったりすると、重機が必要になりその分費用がかかることも。
自分の伐採する庭木には、どんな部分にどれくらい費用がかかりそうか、しっかり把握しておくようにしましょう。

木の高さ・木を伐採する環境で変化

伐採

木を伐採する際、木の大きさ(高さや太さ/直径)や伐採する環境で費用が全く違ってきます。

たとえば高さ1mの木と、高さ10mの木だと、10mの木は伐採技術も高度になるし、高所作業車などが必要になります。

また、重機が入れられない場所のように伐採するのに制限のある環境だと、普通に伐採するのに比べて費用が高額になることもあるでしょう。
それぞれのケースで費用は大きく変わってくるので、わからない場合はひとまず業者に相談してみると良いです。

だいたいの目安として、1m未満なら3000円程度、3m未満なら10000円程度、それ以上なら要相談…といった感じです。

抜根費用

伐根

木を伐採した後、根株は基本的に抜いておいた方が良いです。

根株を残しておいては邪魔になるし、そのあと何か建てたり新しい木を植えたりすることもできません。

伐採のように危険が伴う作業ではないですが、かなり労力と根気のいる作業です。
木の伐採を業者に依頼するのであれば、伐根作業も一緒に依頼してしまうのが無難でしょう。
業者によって費用に差はあるでしょうが、だいたい伐採と同じか少し安いくらいの費用を考えておくと良いです。

整地費用

整地

木を伐採して伐根したあと、根っこがあった場所に大きな穴が開いている状態になります。

そのままにしておくと結局邪魔になってしまうので、伐採跡の整地作業は必ず行うべきでしょう。
こちらも、伐採と伐根作業と一緒に業者に依頼してしまうのがオススメです。

多くの場合重機で平らにならすことになるので、伐採箇所の環境も考えながら業者に相談してみてください。
たいたい、1㎡あたり600円くらいが目安です。

処分費用

切り枝 処分

木の伐採や伐根のあとには、伐採した木の幹や根株、大量の枝葉が残ります。

薪にしたりDIYに使ったりとどこかで使い道があるのならそのままでも問題ないですが、ほとんどの場合家庭では持て余す量になるはずです。

こちらも業者に依頼して処分してもらうようにしましょう。

一般的に業者に頼んだ後処分だけ個人で行うということは少ないので、、見積もりの際に言われずともセットになっていることもあります。
だいたい、軽トラック一台で5000円前後と考えておけば大丈夫です。

環境や大きさによっては重機が必要

重機 伐採

伐採する庭木の生える環境によって、重機や高所作業車が必要になる場合があります。

たとえば大きな木で倒すスペースも無い場合、いったん上の枝葉を落として軽くしてから伐採するという作業になります。

そのため木の真下からスルスル登っていけるスゴ腕の職人さんでもない限り、基本的には高所作業車が必要です。

また、伐根や整地の際にも重機を使いことが多いです。
それらの車を道路につけて作業する場合、交通整理の人員で費用がかかります。

伐採したい庭木の大きさや周辺の環境を見て、どれくらいかかりそうか目安をつけておくと良いでしょう。
だいたい、重機や高所作業車が必要な場合は数万~十数万程度が目安です。

どこからどこまでやってくれるのか?

費用

基本的には、お金さえ払えば木を切るだけでなく最終的にその場所を何も無かった状態に戻すことまでやってくれます。

もちろん自分でできてしまえば費用は安く抑えることはできますが、伐採から木の処分まで、素人が一人でやるにはかなり労力のいる作業です。
業者に頼みさえすれば何から何まで全部やってくれるので、基本的に頼めるところは全て業者に依頼してしまいましょう。

庭木を伐採する業者選び

木を伐採するにあたっての業者選びは、ある程度慎重にならなければなりません。

剪定の依頼ほど技術の差が後々響いてくるようなものではないですが、費用は業者によってピンキリだし、技術の無い業者だと、落とした枝葉や倒した幹で物損被害が出ることも無くはないです。

庭の管理の中でも費用のかかる作業なので、後悔の無いようしっかりと業者選びをしておきましょう。

社歴や実績で選ぶ

業者を選ぶ際、社歴や実績はとりあえず見ておいて損はないでしょう。

社歴が長いということはそれだけ経験を積んだ職人さんが在籍しているでしょうし、ノウハウの蓄積もあります。
長い間会社を続けられるということは、クライアントから信頼される技術があるということでしょう。

もちろん社歴や実績をそのまま鵜呑みにするのも良くないですが、一つの目安として、見ておくべきものです。

ぼったくらない明朗会計

伐採作業を業者に依頼するなんて、普通の人は人生でそう何回も経験するものではありません。

そのため、それにつけ込んで高い料金を請求されることがあります。
とはいえそんな悪徳業者に出会うことはそうそう無いとは思いますが、警戒しておくに越したことはありません。

何にどれくらい費用がかかるのか、具体的に明示して説明できるきちんとした業者を選んでおくと良いでしょう。

相見積もりをオススメします

業者に依頼する場合は、複数の業者に見積もりを出してもらう相見積もりをするのがオススメです。

業者によって得意不得意に差があるし、価格設定も異なります。
また、業者同士で比較できるので、ぼったくられることもありません。
めんどうでもいくつかの業者をピックアップしておくことが後々損しないために大切です。

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庭木の伐採は自分でもできるのか?

しかし、高いお金を払って業者に依頼するより、できることなら自分で伐採してその分費用を浮かせたいところですよね。

実際、業者に依頼せずとも自分で伐採することができれば、それに越したことはありません。

ただし危険が伴う作業だし、技術も必要なことなので、伐採する木や自分の技量をよく考えておく必要があります。

小さいものならOK。
DIYに慣れてる方であればOK

1~3mくらいの小さな庭木なら、自分で伐採することも大丈夫です。

また、DIYをよくするような方なら道具もそろっているでしょうし、問題なくできるかと思います。

ただ、木は見た目よりもずっと重いものなので、思わぬ怪我のもとになったり、物や別の庭木を損傷してしまうこともあるでしょう。

また、伐根作業はいずれにしても労力のいる作業だし、木の処分にも自治体ごとのルールを守る必要があります。
費用を浮かせる分、多少手間がかかることは認識しておくことが重要です。
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