お家の雰囲気を決める外構工事。
しかし「どんなデザインにすれば良い?」「後悔しないためのポイントは?」こうした疑問を持つ方も多いと思います。
そこで今回は、人気の高い外構デザインの施工例やデザインを決めるときのポイントについて解説していきます。

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目次

外構のデザインを決めるときのポイント

施工例をご紹介する前に、まずは外構のデザインを決めるときのポイントについて解説していきます。

一度工事してしまうと変更が難しくなるため、完成後に後悔しないために必ず押さえておきましょう。

外構の開放感を決める

外構 おしゃれ

まず外構デザインを考える上で重要なのが、「どの程度開放感を作るか」ということです。

塀や門扉を用いる割合によって、オープン外構、クローズ外構、セミクローズ外構の3つが存在し、それぞれ異なるメリットがあります。

オープン外構

塀を用いないオープン外構は開放感があり、日当たりや風通しの面で優れています。

北向きの敷地では、採光の為にこのオープン外構を選択されることが多いようです。

また少ない予算でも実現することが可能で、リフォームしやすいというメリットもあります。
ただし、外からの視線やペットを遮れず、侵入も容易になってしまう点には注意しましょう。

植栽やフェンスを設置するなど、中が見えないよう工夫する必要があります。

クローズ外構

門扉や塀によって敷地を囲ったクローズ外構の場合、外からの視線を遮ることができるため安心感が生まれます。

小さい子供が敷地外に飛び出してしまう心配が殆どなく、安全性も十分です。

しかし施工にかかる費用が増加しやすく、敷地が狭いと圧迫感が生まれやすいというデメリットがあります。

適度に植栽を追加し、できるだけ圧迫感や単調さを緩和するのが良いでしょう。

また外からの視界を遮っている分、一度侵入してしまうと気付かれにくいため、不審者にとってはメリットになり得ることにも注意が必要です。
防犯カメラ等の設置で対処しましょう。

セミクローズ外構

上記2つの中間にあたるセミクローズ外構は、程よい開放感と安心感を両立でき、外観の完成度もアップします。

リビングなど外から見えて欲しくない部分は塀で遮り、花壇など目立たせたい部分はオープンにするといった自由度の高さも魅力です。

テーマを決める

テーマ 外構

どんな外構デザインにするか迷っている場合は、テーマを決めるのが有効です。

テーマを1つ決めることで、自ずと必要な要素が見えてきます。

例えばナチュラルをテーマにした場合は、自然なイメージの強い角材のフェンスや白をベースにした塀といったような具合です。
テーマは家の雰囲気に合わせて決めると良いでしょう。

外構デザインの施工例をご紹介

それではいよいよ、外構デザインの施工例についてご紹介していきます。

場所やスタイルごとに分けて紹介するので、自分の家に合ったものを選んで参考にしてください。

シンプルモダンはどんな住宅にもマッチ

モダン

シンプルモダンは比較的どんな住宅にも相性が良く、無機質で飽きのこないデザインが特徴的です。

白を基調としたデザインに縦格子の目隠しを取り入れることで、引き締まった雰囲気に。
植栽にも軽やかなものが使用され、シンプルモダンの強みをさらに引き立てます。

安い予算ならシンプルがおすすめ

シンプルモダン

シンプルモダンは、安い予算でも実現することが可能です。
門柱のみにしたり、フェンスをピンポイントにだけ取り入れても、十分に雰囲気をアップしてくれます。
「予算があまりない」「コストをできるだけ抑えたい」という方におすすめです。

黒を基調としたシックで高級なモダンスタイル

外構 おしゃれ

黒を基調にした場合、よりシックで高級感のある雰囲気にすることができます。
夜間にライティングがしっかりと映えるのも特徴で、大人なデザインにしたい方にはピッタリのスタイルです。

和風庭園の植栽で趣のある印象に

外構 和風

日本の四季の表情を取り入れたいという方には、和風テイストのデザインが良いでしょう。

黒玉石や洗い出しコンクリートといった素材が和風な雰囲気にマッチし、和風庭園にも使われる植栽が趣のある印象を作り出します。

砂利を敷き詰めた和風アプローチ

和風アプローチ

より和風なテイストが強く出るのが、砂利を敷き詰めたアプローチです。

砂利や敷石は雨に濡れることで表情を変え、より落ち着いた、奥ゆかしさのある雰囲気を醸し出します。

赤いポストが目を引く南欧風のスタイル

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イタリア沿岸部のイメージを取り入れた南欧風のスタイルは、壁が白系の住宅と非常にマッチします。

レンガや柔らかな印象の植栽が、温かさを演出してくれるのが魅力です。

温もりのあるタイルを敷き詰めた駐車場

タイル 駐車場

南欧スタイルの住宅では、駐車場にも温もりを加えることができます。

コンクリートだけでは冷たく無機質な印象になりがちですが、アンティーク調のタイルが組み合わさることで、その印象を緩和してくれます。

コニファー(英国風)ガーデンはレンガでレトロシックに

コニファー

イギリスのスタイルを取り入れたコニファーガーデンでは、レンガやアルミ鋳物が使用され、レトロシックな雰囲気を作り出します。

庭木や草花を多く取り入れているのもこのスタイルの特徴で、重厚感と植栽の彩りを同時に楽しみたいという方におすすめです。

南国生まれの植栽ならリゾートのような仕上がりに

南国風 外構

ヤシ類を代表とする南国生まれの植栽を取り入れれば、まるでリゾートのような空間を作ることが可能です。

普段の生活の中に、非日常を感じられる瞬間が欲しいという方にはピッタリのスタイルといえます。

雑木の庭を引き立てるコンクリート素材

雑木風 庭

自然そのももの落ち着きを感じられる雑木風のスタイルでは、主張の強すぎないコンクリート素材がマッチします。

森の中に要るような雰囲気を、自宅の庭でも楽しみたいという場合はこの雑木風スタイルがおすすめです。

植物の目地を取り入れた駐車場コンクリート

駐車場 コンクリート

さきほどタイルを取り入れた駐車場をご紹介しましたが、植物を取り入れたスタイルも人気です。

無機質なコンクリートに映える緑が印象的で、爽やかな雰囲気を楽しめます。

高低差を活かして、庭と駐車場を分ける

高低差のある敷地では、庭部分と駐車場を分けるスタイルも良いでしょう。
壁を使用することなくそれぞれの場所が確立されるため、圧迫感がありません。
高い位置にある庭は、少し特別に感じられます。

平屋はオープン外構で開放感を

平屋は高さが低い分、塀が多いと圧迫感が出てしまいがちです。
オープン外構で開放感をプラスするのが良いでしょう。
植栽と門柱だけのシンプルな外構にすると、平屋の良さをしっかりと活かすことができます。

狭小住宅での目隠し

狭小住宅での目隠しは、圧迫感が気になってしまいます。
最小限のウッドデッキに、縦格子の目隠しを組み合わせるのが有効です。

100坪以上ならカーポートだけでなくガレージも

100坪以上の余裕がある敷地では、カーポートに加えてガレージを設置するのもおすすめです。

車を雨風から完全に守ることができますし、趣味の空間を作りたいという方には夢の膨らむ話ではないでしょうか。

門柱は玄関の印象を大きく左右

門柱には様々なデザインのものがありますが、玄関の印象を大きく左右する部分になります。

モザイクタイルを取り入れやものや、カーブを描いたものなど、より個性を強調した場合にも重要な部分です。
中には門柱の裏に駐輪スペースを設置したデザインものもあります。

角地は塀でしっかりと目隠しを

角地は日当たりや開放感の点に大きなメリットがあり、人気です。

しかし開放感が強い分プライバシーが気になることが多いため、しっかり塀を作るセミクローズ・クローズ外構が最適です。

白をベースにしたデザインなら、塀が多くても軽やかな印象を保つことができます。

人気の高いおすすめ外構デザインとは

今回は、人気の高いおすすめ外構デザインや、デザインを決めるときのポイントについてご紹介しました。

様々なスタイルの外構デザインがありますが、シンプルモダンはどんな家とも相性が良く特に人気です。
「中々どんなデザインにするか決まらない」という方は、シンプルモダンを選んでおきましょう。

もちろん、今回ご紹介した施工例の中に気になるものがあった方は、そちらを参考に検討してみてください。

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高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。