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タイサンボク
2022.03.31

樹木医(樹木のプロ)が選ぶ、おすすめの常緑樹8選

庭に植えられる常緑樹には、さまざまな種類があります。
大きくなるものから生垣に向いているもの、花が美しいものまで。
冬でも葉っぱが落ちない常緑樹を植えることで、庭が寂しくなくなること間違いなし!おすすめの常緑樹を8種紹介します。

目次

  • 1.常緑樹の特徴やメリット
  • 2.低木から高木まで、おすすめ常緑樹
  • 3.スマイルガーデンへ

1常緑樹の特徴やメリット

常緑樹は、読んで字のごとく一年中常に緑がある樹木です。
秋から冬に葉っぱが落ちる落葉樹とは対照的に、冬でも緑の葉っぱが落ちずに残っていることが最も大きな特徴です。
 
ツツジの仲間など、条件によって葉っぱが落ちたり落ちなかったりするものは「半落葉」あるいは「半常緑」という括りになります。
常緑樹を植える一番のメリットは、冬でも緑があって寂しくないことでしょう。
庭に数本植えてあるだけで景色が全く違ったものになります。
 
また、常緑樹の葉っぱ一枚一枚の寿命は数年以上あるのが普通で、落葉樹に比べると落ち葉のゴミが少なくなるのもメリットの一つです。
 
ただし、全く落ち葉が無いというわけではなく常緑樹でもどこかのタイミングで古い葉っぱを捨てるので、多少は落ち葉ゴミが出ることを覚えておきましょう。
また、シラカシやクスノキなど、環境が悪いとまるで落葉樹のように毎年葉っぱを落としてしまうものもあります。

2低木から高木まで、おすすめ常緑樹

数ある常緑樹の中でも、庭木におすすめなものをご紹介します。
 
常緑樹と一口に言っても、1.5mくらいの低木でおさまっているものから20mにも届く高木まで、バリエーションは非常に豊かです。
きれいな花が咲くものから生垣に適したもの、シンボルツリーになるものなど、特性もさまざまなので、植える用途に合わせて選んでみましょう。
 
一つ注意点として、一般的に常緑樹は寒さに弱いものがほとんどなので、東北や北海道など寒い地方ではうまく育たない場合があります。
お住まいの地域の気候を考えて選んでみるようにしてください。

 

シンボルツリーにもなる常緑ヤマボウシ

 
常緑ヤマボウシ
 
常緑ヤマボウシは、初夏ごろに大きな花を咲かすのが特徴の常緑樹です。
日本にも自生する落葉性のヤマボウシと対比して、常緑の種類のヤマボウシが「常緑ヤマボウシ」や「ホンコンエンシス」などの名前で売られています。
 
うまく育つと枝いっぱいに花が咲いている様子がみられてとても魅力的です。
秋にできる果実もマンゴーのような味がしておいしく頂けます。
8mくらいまで大きくなる木なので、西洋風の庭などでシンボルツリーとして育ててみても良いでしょう。

 

生垣や目隠しに最適なマサキ

 
マサキ
 
マサキは生垣としてよく植えられる常緑樹です。
刈り込みによく耐えるので扱いやすく、明るい緑色の葉っぱが美しいので古民家からモダンな家までさまざまな場所で植えられています。
 
葉っぱを縁取るような斑が入るものや、新芽の葉っぱが黄色くなる黄金マサキと呼ばれる品種など、いくつかのタイプから選べるのが魅力的です。
難点としては葉っぱにうどんこ病という白いカビがつくことが多いことが挙げられるので、発生初期からカビのついた葉っぱを取り除くか薬剤を散布するなどして対処しましょう。

 

秋にいい香りの花が咲くキンモクセイ

 
キンモクセイ
 

キンモクセイはいわずと知れた秋の代名詞で、いい香りのするオレンジ色の花をたくさん咲かせるのが魅力的です。
 
公園に植えられることが多いですが、生垣や庭木として植えられることもあります。
成長すると5mを越えるほど大きくなり、枝いっぱいに花を咲かせた様子はとても華やかです。
花はポプリとして利用することもでき、見るだけでない楽しみ方があります。

 

花がかわいらしい低木のアセビ

 
アセビ
 

アセビは春に鐘のような花を鈴なりにつけるツツジの仲間です。
花がとてもかわいらしく、まだ暖かくなったばかりの春先の景色を彩ってくれます。
条件が良ければたくさん花を咲かすことができ、全体に花が咲いた様子はまるで花のシャワーのようです。
 
秋ごろにわかりやすい花芽ができるので、剪定していい位置とそうでない位置がよくわかり、来年咲く数もわかるのが地味に嬉しいところ。
枝先に細長い葉っぱをワサッとつける特徴があるので、サツキやオオムラサキツツジなど他のツツジのようにザクザク刈り込むことができない点には注意しましょう。
長く伸びた枝の付け根を探して根元から切るようにするのがおすすめです。

 

強剪定にも耐えるイヌツゲ

 
イヌツゲ
 

イヌツゲはモチノキ科の常緑低木で、小さい葉っぱを密につけるのが特徴です。
刈り込みにとても強く、生垣や目隠しとして植えられるだけでなく、トピアリーとして好きな形に仕立てることもできます。
 
多少剪定を失敗しても見栄えが悪くなりづらく、弱ることも少ないので、庭木を育てるのに慣れていない方にもおすすめです。
ただ、イヌツゲの枝が一本まるごと枯れてしまう「イヌツゲ枝枯病」という病気には注意しておきましょう。
 
光にちゃんと当たっているはずの枝が不自然に丸ごと枯れたら、枝の根元から切って焼却処分することと、複数植える場合は病気が広がらないように道具を逐一消毒するのがおすすめです。

 

種から苗木を育てられるシラカシ

 
シラカシ
 

シラカシはブナ科の常緑樹で、ドングリのなる木です。
ドングリのなる常緑樹の中では耐寒性が比較的強く、南東北くらいまでは植えられていることがあります。
 
刈り込んでたくさん枝分かれさせることで高生垣として使うこともできるし、普通に庭木として育てることもできます。
実際に関東などでは大きな屋敷の北側に並んで植え、防風林として寒い北風を防いでいました。
 
西日本に行くと自生の数は少なくなりますが、関東では大きな公園や神社の周りなどにかなりの高確率で生えているので、ドングリから育てることもできます。
生垣として機能させるのであればドングリからは十数年単位で時間がかかりますが、お子様がいれば一緒に成長を楽しんでみても良いでしょう。

 

高木になるタイサンボク

 
タイサンボク
 

タイサンボクはモクレンやコブシなどと同じマグノリアの仲間の常緑高木で、15m以上に大きくなることもあります。
 
大きな葉っぱをつけ、他のマグノリアのようにとても大きな花を咲かせるのが特徴です。
きちんと育てるにはそれなりのスペースが必要ですが、両手におさまらないほどの大きな花がいくつも咲く様子は大迫力。
この木でしか味わえない魅力といえるでしょう。

 

暗くてもよく育つアオキ

 
アオキ
 

アオキは都会の公園などにもよく生える常緑樹です。
アオキは極陰樹といって、他の木や草がろくに育たないかなり暗い環境でも生きていくことができます。
 
そのため、建物などで日陰になっていて植物が育てにくい庭でも育てることが可能です。
逆に日の光が強すぎる場所は苦手ですが、半日陰くらいなら普通に育つことができるので、適応できる環境の幅は広いといえるでしょう。
普通に日の当たるような植込みに植えられることもあります。
暗いところで育つというとその植物自体もちょっと陰気な感じがするかもしれませんが、よく売られている斑入り品種は全体的に明るい感じで、とても美しいです。

3スマイルガーデンへ

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