庭木の伐採

伐採とは、木を根元から切り落として切り株の状態にする作業のことです。
庭木の伐採の場合、剪定と混同されがちですが、作業内容は大きく異なりますので業者に剪定や伐採を依頼する時は注意しましょう。
庭木の幹が太くなればなるほど、伐採作業の難易度や危険度が高まります。
なるべく勝手が分かっている造園業者に依頼したほうが身のためですが、小さく、細い庭木であれば、ご自分でノコギリを使用して伐採することも可能でしょうか。
なお、伐採後の木の根っこを撤去する『抜根(伐根)』という作業もあります。
木の生えていた場所を新たに活用する場合にはこの抜根作業も必要になります。

伐採をおすすめするケース

愛着のある木を伐採してしまうのはちょっと・・・と思われる方もいるかもしれませんが、成長しすぎた木は近隣トラブルの元にもなってしまいます。
例えば、近隣への落ち葉が多い時や木が弱ってきて台風などに耐えられず倒れそう、根っこが家の基礎に影響を及ぼす、といったケースです。
また、枯れてしまったり腐ってしまった木をそのまま放置しておくと、台風などの強風の際に倒れてしまったり、シロアリの繁殖の原因となってしまうこともあるので、早めの伐採をおすすめします。

庭木を伐採する際に掛かる費用・内訳・相場は?

伐採のおすすめの時期は?

伐採ができない時期というのはありませんが、冬に伐採した方が作業しやすいです。
特に落葉樹の場合は葉っぱが落ちているので枝ぶりが見えやすいですし、水を吸い上げていないので木材が軽くなります。
また、もし伐採した枝や幹を木材として利用する場合は、冬の方が虫もおらず、よく乾燥して締まったいい木材が採れるでしょう。
落葉樹なら秋ごろ、常緑樹なら春ごろの落葉する時期に伐採作業を行うと、葉っぱがあちこち飛んでいって後片付けが大変になる場合もあるので注意しましょう。
ただ基本的にはいつ行なっても大した問題はありません。

庭木を伐採する際は業者に依頼?自分で伐採可能?必要な道具や時期など徹底解析