家の顔となるシンボルツリー。風水で良いとされる木を選べば、運気の向上に繋がるはずです。
そこで今回は、方角別におすすめのシンボルツリーを紹介します!
風水的におすすめの色や吉凶などをヒントに、縁起の良いシンボルツリー選びに役立ててください。

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目次

風水・運気が上がるとされてるシンボルツリー

風水では、運気を高めるために住まいの環境を整えることが大切です。
きれいに手入れされた庭や植物は、自然のエネルギーを取り入れ、良い気を運び込む役割を果たします。
特にシンボルツリーは、庭のアクセントになるだけでなく、風水的にも運気を引き寄せるアイテムとして人気があります。

シンボルツリーを取り入れることで、家の印象をおしゃれに演出しながら、開運効果も期待できるのが魅力です。
家族の幸せや仕事運をアップさせたいと考えている方にとって、庭木選びは重要なポイント。
けれど、「どの木を植えればいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。

そんなときは、風水の基本となる方角や木の持つ意味を確認してみましょう。
木の種類によっては金運や健康運、家庭運を高めるものもあるため、自分や家族の願いに合わせて選ぶのがおすすめです。

また、植える場所や育てやすさも考慮しておくと安心。
生長しやすく手入れが簡単な木を選べば、初心者でも気軽に取り入れられます。
玄関先やリビングから見える場所にシンボルツリーを植えると、目に入るたびに気持ちが落ち着き、毎日の暮らしに癒しを与えてくれます。

庭木を選ぶときには、風水効果と同時に樹形や葉の美しさ、花や実の色などもチェックポイント。
バランスよく植え付けることで、自然な景観を楽しみながら風水効果を高められます。

次の項目では、風水の基本である方角や、それぞれの運気を象徴するシンボルツリーの種類について詳しく紹介します。
庭にピッタリな木を選んで、運気アップと素敵な庭づくりを始めてみましょう!

方角別 風水的に良い・運気が上がるとされるシンボルツリーの種類

図面に置かれた方位磁針

風水では、自然界に存在するものが「木・火・土・金・水」の五行に分けられ、それぞれが異なる性質を持つと考えられています。
さらに、陽の気を好む「陽樹」と、日陰にも強い「陰樹」に分類されることも特徴です。

五行は方角とも深く関わっており、北・南・東・西の各方位に合わせた性質を取り入れることで、運気を高める効果が期待できます。
シンボルツリーを植えるときには、方角の持つ意味や色、木の特徴を意識しながら配置すると、より良い結果につながります。

方角と木の性質を組み合わせてシンボルツリーを選ぶことで、風水の効果をより一層引き出せます。

東の方角にオススメなシンボルツリー

センリョウ

東の方角は「木」の気を持ち、生長や発展を象徴する場所です。
仕事運や勉強運を高めたい方にとって、東側のシンボルツリー選びは特に重要です。
また、東南は結婚運や恋愛運にもつながる方角なので、新しい出会いや良縁を望む方にもおすすめ。

東には、赤色やピンク色の花や実をつける木が向いています。
鮮やかな色合いが陽の気を引き寄せ、活気ある空間を作り出します。
特にセンリョウマンリョウは、商売繁盛や金運アップにも効果が期待できる木として人気です。

さらに、東側は朝日がたっぷりと差し込む明るい場所。
陽の光を遮らないように、枝葉が茂りすぎない木を選ぶのがポイントです。
落葉樹を取り入れると、季節感も楽しめるためおすすめです。

ただし、黄色や白の花を咲かせる木は東側には向かないため、選ぶときには注意しましょう。

ここでは、東の方角におすすめのシンボルツリーについて下記5つ紹介します。

おすすめ①センリョウ
おすすめ②マンリョウ
おすすめ③ライラック
おすすめ④シラカシ
おすすめ⑤イロハモミジ

センリョウ

センリョウ

センリョウ(千両)は、東の方角にぴったりなシンボルツリーです。
生長や発展を象徴し、仕事運や勉強運を高めるといわれる東に、センリョウを植えることで、さらなる運気アップが期待できます。

センリョウは、冬に鮮やかな赤い実を付けるのが特徴です。
この赤色は風水で活力や情熱を象徴する色とされ、東の方角の陽の気と相性が抜群。
赤い実が家の繁栄を象徴し、商売繁盛や金運向上を後押しするといわれています。
また、冬でも実が残ることから、年末年始の縁起物としても人気があります。

さらに、センリョウは半日陰でも育つため、植える場所を選ばないのも魅力です。
日当たりの良い東側に植えることで、朝日をたっぷり浴びて元気に育ちます。
また、丈夫で病害虫にも強いため、初心者でも育てやすい庭木です。
管理が簡単なので、庭づくりを始めたばかりの方にもおすすめできます。

育て方のポイントとしては、水はけの良い土を選び、乾燥を防ぐためのマルチングを施すと安心です。
肥料は春と秋の年2回を目安に与え、剪定は実が落ちる前の冬に軽く整える程度で十分。
こうした手軽な手入れで、美しい葉と実を長く楽しめます。

マンリョウ

マンリョウ

名前に「万」が付くことから、富や繁栄を象徴する縁起の良い木として知られているマンリョウ(万両)。
冬に赤い実を付ける姿が華やかで、金運や商売繁盛の象徴とされる庭木なので、東の方角におすすめのシンボルツリーです。

センリョウと同じように、赤色が活力やエネルギーを引き寄せる色とされ、東の「木」の気と相性が抜群。
東に植えることで、家庭運や発展運を強くサポートしてくれると考えられています。
また、常緑樹のため一年中緑を楽しめるのも魅力です。

万両は、半日陰でも育つため、場所を選ばず植えやすいのが特徴です。
乾燥や寒さにも強く、手間がかからないので初心者でも安心して育てられます。
植え付けは水はけの良い土を選び、マルチングで乾燥を防ぐと元気に育ちます。

肥料は春と秋の年2回を目安に与え、剪定は自然な樹形を保つ程度に整えるだけで十分です。
華やかな赤い実が庭を彩り、風水効果を高めながら空間を明るくしてくれます。

ライラック

ライラック

優雅で甘い香りの花を咲かせるライラックは、恋愛運や良縁を引き寄せるシンボルツリーとして人気があります。
特に東南の方角に植えることで、風水的な効果がさらに高まるといわれています。

風水では、ピンクや紫色の花が愛情や調和を象徴し、東の「木」の気と相性が良いと考えられています。
ライラックのやわらかな色合いと香りは、気持ちを穏やかにし、家庭内の雰囲気を和やかにする効果も期待できるといわれることも。

ライラックは、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
東側に植えることで、朝日をたっぷりと浴びて健康的に育ち、美しい花を咲かせます。
また、比較的寒さにも強いため、日本の気候に適しており、初心者でも育てやすい庭木です。

育て方のポイントは、土の排水性を良くして根腐れを防ぐこと。
肥料は春と秋に与え、花後には軽く剪定をして樹形を整えると花付きが良くなります。

優雅な香りと美しい花を楽しめるライラック。
東の方角に植えることで、恋愛運や人間関係を良好にしながら、庭を華やかに演出してみてはいかがでしょうか。

シラカシ

青空とシラカシのどんぐり

力強くたくましい印象を与えるシラカシは、東の方角に適したシンボルツリーのひとつです。風水では、東が「木」の気を持つ方角とされ、成長や発展を象徴します。シラカシの濃い緑の葉としっかりとした樹形は、この方角のエネルギーを高める効果が期待できます。

シラカシは常緑樹で一年を通して青々とした葉を楽しめるため、安定感や持続的な繁栄を意味する木としても人気があります。また、成長が早く、しっかりと根を張るため、風水的には家庭運や仕事運を安定させる効果があるといわれています。特に東側に植えることで、家全体の活気を引き上げる役割を果たします。

葉が密に茂るシラカシは目隠し効果も高く、防風や防音といった実用面でも優れています。風水では、外から入る悪い気を遮る役割を果たし、家の中に良い気を循環させると考えられています。このため、玄関先や敷地の境界線に植えることで、家全体の運気を守る効果が期待できます。

育て方も比較的簡単です。日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも育つため、植える場所を選びません。水はけの良い土壌を用意し、植え付け時にはしっかりと根を広げて植えるのがポイントです。剪定は成長期の春か秋に行うことで、美しい樹形を維持できます。

イロハモミジ

イロハモミジ

美しい紅葉が特徴のイロハモミジは、風水的にも縁起の良いシンボルツリーとされています。
「木」の気を持ち、成長や発展を意味する東の方角にイロハモミジを植えることで、家の運気を高め、活力を引き出す効果が期待できます。

イロハモミジは四季折々の変化を楽しめる木であり、特に秋の紅葉は見る人の心を癒してくれます。
風水では、赤やオレンジの葉が情熱や活力を象徴し、東のエネルギーを強化すると考えられています。
また、春には新芽が芽吹き、希望や新しいスタートを表す木としても人気があります。

育て方は比較的簡単で、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
水はけの良い土壌を準備し、植え付けると根付きやすく、丈夫に育ちます。
乾燥にはやや弱いため、夏場の水やりは欠かさず行いましょう。
肥料は春と秋に与えると、葉の色づきが美しくなります。

剪定は冬の休眠期に行い、樹形を整える程度で十分です。
過度に剪定し過ぎると生長に影響が出るため注意が必要です。
育てやすく手間も少ないため、初心者でも安心して育てられます。

西の方角にオススメなシンボルツリー

シャラ

西の方角は、「金」の性質を持ち、金運や恋愛運に影響を与えるとされています。
この方角に適した樹木を植えることで、これらの運気を引き寄せ、生活に豊かさをもたらすことができます。
特に、黄色や金色の花や実をつける植物は、西のエネルギーと相性が良いといわれることも。

おすすめのシンボルツリーには、シャラ(ナツツバキ)ヤマブキクチナシがあります。
これらの植物は、鮮やかな黄色い花を咲かせ、見る人の心を明るくします。
レモンの木キンカンは、その実を使って料理を楽しむことができ、家庭での食生活に彩りを加えることができます。
これらの果樹は、収穫の喜びを家族で共有することができるため、庭に植えることで家庭内のコミュニケーションの場としても機能します。

庭をデザインするときには、植物が十分に日光を受けられるように位置を考慮することが大切です。
また、風水では「火」の属性を持つ植物は避けるべきですので、赤い花や実をつける植物は西側には適さないとされています。
適切な植物を選び、配置することで、家庭に良いエネルギーをもたらし、運気を向上させることが可能です。

ここでは、西の方角におすすめのシンボルツリーについて下記5つ詳しく紹介します。

おすすめ①シャラ
おすすめ②ヤマブキ
おすすめ③クチナシ
おすすめ④レモンの木
おすすめ⑤キンカン

シャラ

優雅で落ち着いた印象を与えるシャラは、風水的にも縁起の良いシンボルツリーとされています。
「金」の気を持ち、金運や恋愛運を高めるとされる西の方角にシャラを植えることで、穏やかで気品ある空間を演出しながら運気を高める効果が期待できます。

シャラは夏に白い花を咲かせることから、純粋さや調和を象徴する木としても知られています。
風水では白い花が清らかな気をもたらし、金運や人間関係の運気を整えると考えられているようです。
また、落ち着いた樹形と涼しげな葉が、リラックスした雰囲気を作り出します。

育て方も比較的簡単で、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
水はけの良い土壌を選び、乾燥を防ぐために根元をマルチングすると安心です。
剪定は控えめに行い、自然な樹形を活かすことで、より魅力的な姿に仕上がります。

初心者にも育てやすく、庭に清涼感と気品を与えてくれるシャラ。
風水効果と美しい景観を両立させる木として、西の方角に植えてみるのもいいかもしれません。

ヤマブキ

ヤマブキ
ヤマブキ

鮮やかな黄色い花が特徴のヤマブキは、西の方角に適したシンボルツリーのひとつです。
風水では黄色が金運を象徴する色とされており、特に西側に植えることで運気を高める効果が期待できます。
春に咲く花は、明るく華やかな印象を与えると同時に、家全体に活気をもたらしてくれます。

ヤマブキは生長が早く、丈夫で育てやすいため、初心者にもおすすめです。
日当たりと風通しの良い場所を好みますが、半日陰でも育つため植える場所を選びません。
水はけの良い土壌を用意し、植え付け後は根付くまでしっかりと水やりを行いましょう。

剪定は花後に行い、古い枝を切り戻すことで新しい枝が元気に育ちます。
こうした手入れを続けることで、毎年美しい花を咲かせてくれます。

クチナシ

クチナシ
クチナシ

甘い香りと白く可憐な花が特徴のクチナシは、西の方角に適したシンボルツリーのひとつです。
財運や家庭運を象徴する西の方角にクチナシを植えると、白い花は純粋さや清らかさを意味し、金運を引き寄せる効果が期待できるでしょう。

日本三大香木の1つとして数えられるクチナシは香りが強く、家の周囲に良い気を呼び込む役割を果たします。
また、低木で控えめな存在ですが、香りの良い木は風水的に運気を高める効果があるとされ、心地よい空間づくりにも役立ちます。
花の時期には庭が華やぎ、気分を明るくしてくれるのも魅力です。

育て方は比較的簡単で、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
半日陰でも育ち、樹高1m程度の低木なので植える場所を選びません。
水はけの良い土壌を用意し、乾燥を防ぐために定期的に水やりを行いましょう。
剪定は花後に行うことで形を整え、次の花を美しく咲かせます。

レモンの木

レモン
レモン

鮮やかな黄色い果実と爽やかな香りが魅力のレモンの木は、風水で金運を高める効果があるとされています。
黄色は気を強める色とされるため、実をつける果樹は豊かさや繁栄を象徴するシンボルツリーとして適しています。

レモンの木は果実が実ることで収穫の喜びを与え、家庭運や健康運にも良い影響を与えると考えられています。
また、香りの強い果樹は風水的に悪い気を浄化し、家全体に良い気を巡らせる効果が期待できます。

育て方も比較的簡単で、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
水はけの良い土壌を選び、春と秋には肥料を与えることで、元気に育ちます。
乾燥を防ぐために定期的に水やりを行い、寒冷地では冬の防寒対策を施すと安心です。
剪定は春先に行い、樹形を整えることで美しい姿を保ちながら育てることができます。
実用性と風水効果を兼ね備えたレモンの木は、庭に明るさと活気をもたらす存在です。

キンカン

キンカン、金柑
キンカン、金柑

西の方角には、風水では金運や人間関係の調和をもたらすエネルギーが流れているとされます。
この方角にキンカンを植えることは、そのエネルギーを最大限に引き寄せ、家庭内の幸福と繁栄を促進する方法の一つです。
キンカンの木は、その黄金色の実が金運を象徴し、明るく華やかな色彩が家庭に活気をもたらすと言われています。

比較的キンカンは生長スピードが早く、手間がかからず、小さな庭でも十分に栽培可能です。
また、耐寒性・耐暑性に優れ、日本の多様な気候に適応しやすいため、庭木としての管理が比較的簡単です。
春には白い花を咲かせ、清々しい香りで庭を包み込みます。
そして、秋から冬にかけて実をつけるため、年間を通じて庭の美しさを楽しむことができるでしょう。

西の方角に植えることで、その明るい黄色の実が夕日に照らされ、さらに輝きを増します。
この光景は、家庭に対しても良い影響をもたらし、家族間のコミュニケーションが向上し、家庭内の雰囲気を和やかにする効果が期待できます。
さらに、キンカンはその果実を生で食べることができ、ビタミン豊富で健康的なスナックとしても楽しむことが可能です。

南の方角にオススメなシンボルツリー

ウメ

南の方角は、「火」の要素を持ち、情熱や創造力を象徴しています。
この方角に適した植物を選ぶことで、家庭に良いエネルギーを引き寄せ、居住者の美意識や創造性を高めることができます。
南向きの庭は、一日中陽光が当たるため、日当たりが良く、植物が生育しやすい環境です。

特に、ウメツバキサルスベリは、それぞれ鮮やかな花を咲かせ、見た目の美しさだけでなく、エネルギーの流れを良くする効果が期待できるようです。
一方、ヤマモミジやコハウチワカエデは、紅葉することで知られ、秋の季節感を美しく演出します。

これらの樹木は、自然のリズムを感じさせ、庭に季節感をもたらします。
ただし、南向きの庭には高すぎる樹木は避けるべきで、風水では視界を遮ると良くないといわれることも。
また、白い花をつける植物は南の方角には適していないため、これらの色の花が咲く品種は避けた方が良いでしょう。

ここでは、南の方角におすすめのシンボルツリーについて下記5つ紹介します。

おすすめ①ウメ
おすすめ②ツバキ
おすすめ③サルスベリ
おすすめ④ヤマモミジ
おすすめ⑤コハウチワカエデ

ウメ

ウメ
ウメ

春を告げる花木として親しまれるウメは、南の方角にふさわしいシンボルツリーのひとつ。
風水では、南が「火」の気を持つ方角とされ、赤やピンクの花を咲かせるウメはこの気を強める役割を果たします。
美しさや人気運を高めたい方におすすめの樹木です。

ウメの花は早春に咲くため、新たな始まりや生長を象徴します。
花の香りも強く、風水では良い気を引き寄せる効果があるといわれることも。
また、実をつけることから実りや繁栄を意味し、家庭円満や成功を願う木としても人気があります。

比較的育て方が簡単で、日当たりと風通しの良い場所を好みます。
水はけの良い土を用意し、春と秋には肥料を与えることで元気に育ちます。
剪定は花後に行うことで樹形を整えながら育てることができ、病害虫の予防にもつながります。

コンパクトにまとまる品種を選べば、南の方角でも視界を遮らずに植栽できるのもポイントです。
鮮やかな花色と香りを楽しみながら、運気アップを目指せる庭木です。

ツバキ

ツバキ
ツバキ

南の方角は、その生命力と活気に満ちたエネルギーで知られ、家庭内の幸福感や家族の健康を向上させるとされています。
ツバキを植えることは、これらのポジティブなエネルギーをさらに強化し、美と繁栄を庭にもたらします。
ツバキの鮮やかな花は、南の明るい陽光と非常に良く合い、庭に活力と暖かさを加えることができるでしょう。

特に南向きの庭に適している理由として、ツバキの強い生命力と冬の寒さにも耐えうる力強さがあります。
冬から春にかけて美しい花を咲かせ、寒い季節にも庭を色鮮やかに演出してくれます。
また、ツバキの葉は常緑で、一年中緑を保つことができるため、庭に常に生命感を持たせることが可能です。

花言葉は「控えめな優美」とされており、その優雅で洗練された美しさは、南の方角のエネルギーと調和し、訪れる人々に穏やかで落ち着いた印象を与えます。
そのため、ツバキは見た目の美しさだけでなく、空間の雰囲気を和らげる効果も期待できるのです。

また、ツバキの実は野鳥や小動物にとって魅力的な食べ物源となるため、自然との連携を重視する庭作りにも非常に適しています。
野鳥の訪れる庭は、生態系の豊かさを感じさせ、観察する楽しみもありますね。

剪定にも強いため、形を整えやすく、庭のスペースに合わせて育てることが可能です。
定期的な剪定と適切な水やりを行うことで、ツバキは長く健康的に生長し、その場所の風水を高める役割を果たし続けるでしょう。

サルスベリ

サルスベリ

活動的でエネルギッシュな空間を象徴した南の方角にサルスベリを植えることは、その場所に活力と美しさをもたらし、さらに風水的にも多くのメリットがあるとされています。
サルスベリは、夏になると鮮やかな花を咲かせることで知られ、その明るい色彩は南の陽気なエネルギーと見事に調和します。

サルスベリの特徴の一つは、その独特な樹皮です。
樹皮が剥がれやすい性質を持つため、「剥皮樹(はくひじゅ)」とも呼ばれ、これが新しい始まりや変化を象徴すると考えられているようです。
風水では、新しいエネルギーを受け入れることが重要視されるため、サルスベリはこの方角に最適な樹木といえるでしょう。

サルスベリの花は、通常ピンクや赤、白の色をしており、夏の盛りに豊かに花をつけます。
花は、家庭に愛と情熱をもたらすとされ、また、その明るい花色は視覚的にも心を和ませる効果が期待できるといわれることも。
満開の時期には、見る人に強い印象とポジティブな気持ちを与えるため、庭に活気を与えるのにぴったりです。

また育てやすさもサルスベリの大きな魅力の一つです。
比較的乾燥に強く、日本の多くの地域で育てることができるため、初心者のガーデナーでも手軽に挑戦することができます。
定期的な水やりと年に一度の剪定で、健康的な生長を保つことが可能です。
さらに病害虫の影響を受けにくいという特性も、管理の手間を減らす上で大きなポイントです。

サルスベリを庭に植えるときには、十分な日当たりと通気性を確保することが大切です。
適切な環境で育てることにより、鮮やかな花は毎年庭を彩り続けるでしょう。

ヤマモミジ

落葉樹 モミジ

熱いエネルギーと情熱を象徴した南の方角にヤマモミジを植えることは、美しさとバランスを庭にもたらし、同時に風水的な良い気をもたらすようです
ヤマモミジの美しい葉は春には新緑、秋には赤やオレンジに変わり、四季を通じて豊かな色彩を庭に与えます。

ヤマモミジの落ち着いた姿と季節ごとに変わる鮮やかな葉色で、南の方角の強いエネルギーを和らげ、視覚的な楽しみもあります。
特に秋の紅葉は、見る者の心を和ませ、家庭に穏やかな雰囲気をもたらしてくれるでしょう。
さらに風水では、ヤマモミジのような季節感のある変化は、生活のリズムと調和し、家族の健康と幸福を向上させるとされています。

また、ヤマモミジはその成長形態が自然でありながら整った構造を持っているため、庭に自然な美を加えることができます。
比較的育てやすく、適度な日陰と水分を好むため、猛暑の夏でも健康的に生長します。
定期的な水やりと剪定を行うことで形を整え、一層美しい姿を保つことができます。

初心者でも育てやすく、あまり手がかからずに美しい景観を楽しむことが可能です。
小さな庭や都市部の限られた空間でも十分にその美しさを発揮し、四季の移ろいを感じさせるため、昔から多くの方に愛されています。

南向きの庭にヤマモミジを選ぶことで、その場所の風水を高め、家庭内に豊かなエネルギーをもたらすことができるかもしれません。
鮮やかな紅葉は、特に秋には家庭に幸せと繁栄の象徴となり、訪れる人々を魅了します。

コハウチワカエデ

コハウチワカエデ

家庭に明るく温かい雰囲気をもたらし、情熱や活動的なエネルギーを活かすため、コハウチワカエデも南の方角にとても適したシンボルツリーです。
その優雅で洗練された形状と、春から夏にかけての新緑、そして秋の鮮やかな紅葉は、庭に豊かな色彩と質感を加えます。

コハウチワカエデは、小さくて扱いやすいサイズ感で、限られたスペースでも栽培が可能です。
また美しい葉は、風が通るたびに揺れて見る者に癒しを提供します。
特に南向きの庭では、一日中太陽の光を受けることができるため、コハウチワカエデの葉は光を浴びて一層鮮やかに輝きます。

風水において、コハウチワカエデのような落葉樹は、季節の変わり目に自然のリズムを感じさせることで、住む人々の生活に調和とリズムをもたらすといわれることも。そのため、南の方角に植えることで、家庭内のエネルギーが年間を通じて更新され、新鮮な気持ちで各季節を迎えることができるようになります。

育て方においても、コハウチワカエデは日照を好みますが、直射日光が強すぎると葉焼けすることもあるので、適度な日陰を提供できる南向きの庭が理想的です。
適切な水やりと肥料を施すことで、健康的な生長を促し、美しい葉を長く楽しむことが可能です。

また、コハウチワカエデの細やかな葉の形状は、繊細な美しさを庭にもたらし、訪れる人々の目を楽しませます。
自然の芸術性を感じ取ることができ、庭全体の美観を高める効果が期待できるでしょう。

北の方角にオススメなシンボルツリー

ヒメシャラ

北の方角は「水」の気を持ち、金運や恋愛運、信頼関係を象徴する方位とされています。
北東に関しては、相続運や貯蓄運、不動産運を司ると考えられています。

この方角に植えるシンボルツリーを選ぶときは、寒さや日陰に強い樹木を選ぶことがポイントです。
北側は日差しが少ないため、耐陰性や耐寒性を備えた木が適しています。

ここでは、北の方角にオススメなシンボルツリーについて下記4つ紹介します。

おすすめ①ヒメシャラ
おすすめ②ジンチョウゲ
おすすめ③ハナミズキ
おすすめ④イヌツゲ

ヒメシャラ

ヒメシャラ

風水においてキャリアの成功や個人的成長を司るとされている北の方角。
この方向にヒメシャラを植えると、これらの側面を強化し、安定感と癒しの空間をつくることができるようです。
ヒメシャラの美しい姿と優れた耐陰性は、北向きの庭に最適な木といえます。

ヒメシャラは、細かくて美しい葉が特徴で、夏には深緑色をし、秋には黄色や赤に色づきます。
季節の移り変わりを象徴し、庭に豊かな表情をもたらします。
また、春には白い花が咲き乱れ、その繊細な美しさが北の方角の冷たいエネルギーを和らげ、温かみを加える効果があるでしょう。

生長スピードが緩やかで管理がシンプルなヒメシャラは、ガーデニング初心者にも育てやすい庭木です。
直射日光を避け、湿った土壌を好むため、日照が限られる北側の庭に適しています。
定期的な水やりと年に一度の剪定で、美しい形を保つことができ、長期にわたってその魅力を楽しむことが可能です。

風水の観点から見ると、ヒメシャラの木は静寂と落ち着きをもたらし、住む人々の心を安定させるようです。
そのため、家庭内のストレスが減少し、心地よい環境が保たれることで、住む人々の精神的なバランスや精神的な成長を促すことができます。

さらに、ヒメシャラは野鳥や小動物を引き寄せることもあり、庭を自然豊かな場所に変える手助けをします。
家族全員にとってリラックスできる退避場所となり、自然との一体感を感じることができるでしょう。

ジンチョウゲ

ジンチョウゲ

キャリアの成功や個人的な成長を促す北の方角に、気の強い木を植えることで、安定と支持を得ることができます。
ジンチョウゲは、その美しい外観と香りで知られ、北の方角に最適なシンボルツリーです。
特に早春に白い花を咲かせ、強い甘い香りを放つこの植物は、寒い季節に最初の生命の息吹を感じさせ、新たな始まりの象徴として理想的です。

ジンチョウゲの花は、見た目の美しさだけでなく、その香りで心を落ち着かせ、癒しを感じられます。
香りは風水においてもとても重要なポイントで、家庭内の雰囲気を和やかにし、家族間のコミュニケーションをスムーズにする効果があるといわれることも。
また、ジンチョウゲは比較的育てやすく、寒さにも強いため、北向きの庭でも健康的に生長します。

比較的ジンチョウゲは日当たりの良い場所を好みますが、強い直射日光は避けた方が良いため、半日陰の環境が適しています。
水はけの良い土壌を用意し、定期的な水やりを心がけることで、一層健康に育ちます。
春の開花を促進させるために、適切な剪定が必要ですが、基本的には過度な手入れを必要としないため、ガーデニング初心者にも扱いやすいです。

ジンチョウゲを庭に植えることは、北の方角のエネルギーを活性化させるだけでなく、家庭に美しい景観と心地よい香りをもたらします。
訪れる人々にも好印象を与え、家庭全体の運気を向上させることが期待できまますよ。

ハナミズキ

ハナミズキ
ハナミズキ

ハナミズキは、春になると美しい白またはピンクの花を咲かせ、見る者に明るい印象と清新な気持ちを提供します。
その優美な花は、「水」の気を持ち、金運や恋愛運、信頼関係を象徴する北の方角にもぴったり合い、温かみと生命感をもたらします。

ハナミズキの樹形は自然に整いやすく、四季を通じて魅力的な姿を見せてくれるでしょう。
特に秋には、葉が鮮やかな紅葉に色づき、冬の間近に庭に彩りを添えることができます。
季節の変化を美しく表現するハナミズキは、風水では新しい気の流れを取り入れ、環境に調和とリズムをもたらすと考えられているようです。

ハナミズキは比較的育てやすく、寒さにも強いため、日本の多くの地域での栽培に適しています。
また、直射日光を避けることで健康的な生長を促すことができるため、日照が限られる北向きの庭にも適した樹木です。
水はけの良い土壌を好むので、植え付けの際には適切な土壌管理が求められます。

初心者でも手軽に美しい花を楽しむことができるため、ガーデニングに興味がある方にもおすすめです。
定期的な水やりと年に一度の剪定を行うことで、ハナミズキは健康的に育ち、長く美しい姿を保つことができます。
花が終わった後は、翌年の花付きを良くするために剪定をしっかりと行ってくださいね。

イヌツゲ

イヌツゲは、その堅牢な性質と年間を通じて美しい姿を保つことで知られ、安定とキャリアの進展を象徴する北の方角におすすめの庭木です。

春遅くに美しい白い花を咲かせるイヌツゲは、北側の庭に明るさと視覚的な興味をもたらし、同時に冷え込むことの多いこの方角に温かみを加えます。
風水では、白は純粋さと新たな始まりを象徴する色であり、イヌツゲの花が適しています。

葉は夏には濃緑色をし、秋には黄色に変わるため、イヌツゲは一年中視覚的に楽しむことができ、四季の変化を感じさせてくれるでしょう。
また、イヌツゲは生長スピードが遅いため、手間がかからず、長期間庭の美観を保つことが可能です。
低メンテナンスな特性は、忙しい生活を送る人々にとってもおすすめです。

育てる環境として、イヌツゲは日陰でもよく育つため、光が少ない北側の庭に最適です。
寒さにも強く、日本の冬の厳しい気候に耐えることができます。水はけの良い土壌を好むので、植えるときには土壌の状態を適切に管理することがポイントです。
適切な剪定を行うことで、樹形を整えつつ、健康的な生長を促進させることができますよ。

玄関に植えると縁起の良い木

緑、赤、黄色の植物が植えられた花壇と、金色の蛇口とカエルの装飾品

玄関は家の顔ともいえる重要な場所です。
風水では、玄関に植える木は家庭に良い運気を呼び込むとされ、選ぶ種類によって金運や健康運、厄除けの効果が期待できるといわれることも。
縁起の良い木を配置することで、家全体の雰囲気を明るくし、訪れる人にも好印象を与えることができまるでしょう。

玄関周りに適した木は、見た目の美しさだけでなく、風水的な意味合いも大切にしたいところです。
特に赤い実や花をつける木は魔除けや繁栄を象徴し、白い花や丸みを帯びた葉を持つ木は調和や安心感を与えるといわれています。
また、香りのある木は邪気を払う効果が期待され、運気の向上に役立ちます。

さらに玄関周りは日当たりや風通しを考慮しながら、手入れがしやすく見栄えの良い木を選ぶのがポイント。
バランスよく配置することで、風水効果がさらに高まります。

ここでは、玄関に植えると縁起の良い木について下記4つ紹介します。

①ヒイラギ
②アジサイ
③センリョウ
④ナンテン
⑤ボタン

ヒイラギ

ヒイラギ

魔除けの木として古くから親しまれてきたヒイラギは、玄関に植えることで邪気を払うとされています。
風水では、尖った葉が悪い気を遠ざけると考えられており、家の出入り口を守る役割を果たすようです。
玄関は気の出入り口でもあるため、ヒイラギを植えることで運気の流れを整え、家庭内に良い気を取り込む効果が期待できます。

また、ヒイラギは冬に白い花を咲かせるため、清らかさや純粋さを象徴します。
白い花は風水では浄化を意味し、悪い気を祓い、家の中を清潔で明るく保つ力があると考えられています。

さらに、ヒイラギの常緑の葉は一年中緑を保つため、繁栄や安定を意味するシンボルとしても人気があります。
玄関周りにヒイラギを植えることで、家族の健康や安全を守り、運気を安定させる効果が期待できるでしょう。

アジサイ

アジサイ
アジサイ

アジサイは、風水で縁起の良い木とされる理由のひとつに、花の色が変化する特徴があります。

色の移り変わりは、家庭内の調和や柔軟性を象徴し、人間関係を良好に保つエネルギーを引き寄せると考えられているようです。
特に玄関周りに植えることで、優しい雰囲気を演出し、訪れる人にも安心感を与えます。

丸い花房が集まった姿は、風水において円満や調和の象徴とされ、家庭運や対人関係の運気を高める効果が期待できます。

また、花が密集して咲く様子は繁栄や発展を表し、豊かさを呼び込む木としても重宝されています。
このため、家族の絆を強めたいと考える家庭に適した木です。

さらに、アジサイは雨と相性が良い植物で、水の気を持つとされます。
風水では水の気は浄化や再生を意味し、悪い気を流して良い気を循環させる力があるようです。
玄関に植えることで空間の気の流れを整え、家庭内の運気を潤す役割を果たします。

花の色が時間とともに変わるアジサイは、新しい変化や挑戦を受け入れる柔軟性も象徴しています。
仕事運や学業運の向上を願う場合にもおすすめの木です。
やわらかな色合いと丸みを帯びた花の形が心を落ち着かせ、玄関周りに安らぎと調和をもたらしてくれるでしょう。

センリョウ

センリョウ

古くから縁起物として親しまれ、風水でも金運や繁栄を象徴する木とされるセンリョウ。
玄関に植えることで、家庭に明るいエネルギーを取り込み、訪れる人を温かく迎える効果が期待できます。
赤く鮮やかな実は、魔除けの力を持つとされ、悪い気を払い、良い気を引き寄せる働きがあるため、玄関の守り神のような存在です。

また、センリョウは実をたくさん付けることから、「実り」や「豊かさ」を象徴し、家族の繁栄や経済的な安定を願うシンボルとされています。
特に正月の飾り物として使われることも多く、一年を通して福を呼び込む縁起の良い木として人気があります。
赤い実が持つ力強さは、運気の流れを活性化させ、家庭内の活気や安定感を支える役割を果たしてくれるでしょう。

さらに、丸みを帯びた葉は、風水で調和や安心感を象徴するとされ、家族間の人間関係を円滑にする効果が期待できます。
センリョウは高さが抑えやすくデザイン性にも優れているため、玄関周りをすっきりと整える見た目の美しさと風水効果を兼ね備えています。
玄関にセンリョウを植えることで、魔除けと繁栄のシンボルを取り入れながら、家族の調和と安定を育む空間づくりができますよ。

ナンテン

ナンテン

ナンテンは、名前に「難を転じる」という意味を持ち、風水では厄除けや運気改善の象徴として知られています。
特に玄関に植えることで、家に悪い気が入るのを防ぎ、家庭内に良い運気を招き入れる効果が期待できるかもしれません。
赤い実は魔除けの力を持つとされ、災いを遠ざける役割を果たします。

冬に赤い実をつけるナンテンは、寒い季節でも華やかさを演出し、活気のある空間を作り出します。
葉は細長く、風にそよぐ姿は気の流れを整えるとされ、調和や安定をもたらすでしょう。
風水では、玄関は家の運気の入り口とされているため、ナンテンの持つ魔除けと調和の力がより効果を発揮するといわれています。

さらに、ナンテンはお正月飾りや祝い事にも使われる縁起物として親しまれてきました。
枝がしなやかで折れにくいことから、困難に打ち勝つ象徴とされ、玄関に植えることで家庭の安定や繁栄を願う意味が込められることも。
玄関先に配置することで運気を呼び込み、家族の安全や仕事運の向上も期待できますね。

ナンテンは、美しさと縁起の良さを兼ね備えた木として、玄関周りに彩りと安心感をもたらすおすすめの庭木です。

ボタン

牡丹(ボタン)

「富貴花」とも呼ばれ、古くから富や繁栄の象徴とされてきたボタン。
風水では、玄関に華やかで美しい花を咲かせる木を植えることで、家の気を高める効果があると考えられています。
特にボタンは豪華な花姿が豊かさや成功を象徴し、家庭運や仕事運を向上させる役割を果たします。

また、ボタンの大きな花は幸福や安定を意味し、訪れる人を温かく迎える力があるとされます。
花色も赤やピンク、白などさまざまで、目的に応じた運気の調整が可能です。
赤色は情熱や成功を、ピンクは愛情や縁結びを、白は浄化や純粋さを引き寄せると考えられているようです。

さらに、ボタンは「立てば芍薬、座れば牡丹」といわれるほど優雅な姿が特徴で、美しさや気品を高めるシンボルとしても人気があります。
風水では玄関に品格のある植物を配置することで、家の格を上げ、良い縁を引き寄せるとされています。

ボタンを玄関に植えることで、富や繁栄、幸福を呼び込む華やかな空間づくりが期待できるかもしれませんね。

風水的に運気が上がるとされてるシンボルツリーを植えるときの注意点

虫眼鏡とクエスチョンマーク

では、実際にお庭に風水・運気が向上するとされるシンボルツリーを植えるときに、気を付けることはあるのでしょうか?
実は、他にも注意することやとても大事なことがあるのです。

せっかく風水的にオススメのシンボルツリーを植えたのに、運気が下がってしまった…。
なんてことにならない為にも、最後までチェックして、植物が持つ自然のパワーで運気を向上させちゃいましょう!

1本よりも2本以上の方が効果良い

シンボルツリー

風水では、庭に樹木が1本しかない場合、「困」という漢字を連想させるので、2本以上の樹木を植えることを推奨しています。
四角は家を、木は1本の木を表すことから、家に「困ったこと」が起きるとされています。
そのため、2本以上の樹木を庭に植えた方が、風水的には良い効果が期待できます。

シンボルツリー以外にもサブツリーを植えて庭をナチュラルな雰囲気にしたり、窓の目隠しや道路からの視線を遮るための樹木を植栽したりするのもおすすめです。
運気の向上はもちろん、外観がおしゃれになり、快適な暮らしも実現するでしょう。

風水的にNGとされる事

ケヤキ

風水的にNGな点は上記でいくつか触れてきました。
しかし、樹木を扱う上でもっとも注意してほしいのは、家より大きな木を植えないことです。

風水では樹木が家より大きくなると、木がその土地の主体となってしまうと考えられています。
本来であれば、その土地に住まう人が幸福になるべき。
樹木が主体となることでエネルギーを吸い取り、幸福なエネルギーまでも吸い取ってしまうとされています。
だからこそ、家よりも大きい木は風水的に好ましくありません。

さらに、樹木は生きているため、成長するに連れどんどん高く成長していきます。
植えた当初は樹高が低くても、成長して家の高さを超えてしまっては、運気を損なってしまう可能性もあります。
高さを抑えるためには、定期的に剪定をするか、生育スピードが遅い樹木を選ぶなど、工夫していくことが大切です。

風水以外にシンボルツリーを選ぶ基準とは?

積み上げた上に置かれた星型の積み木

シンボルツリーは常緑樹or落葉樹、使い方、生育条件、見た目などで選ぶ方法があります。
冬の間も緑を楽しみたい方、目隠しに使いたい方は常緑樹がおすすめ。
落葉樹は夏の日差しを遮り、冬は光を取りれて温かくしてくれるので、南か東に植えると効果的です。
また、樹木は直射日光に弱いもの、日陰では育てられない種類など、生育条件が異なるため、植える場所に合う樹木を選ぶことも重要なポイントです。

見た目を重視したい方は、家の外観や雰囲気に合う樹木や、気に入った樹木を選ぶのがおすすめ。
シマトリネコのように枝が細く、葉のつき方が細やかなものは、繊細で爽やかな印象を与えます。

洋風な家にはオリーブソテツ
雑木風の庭はアオダモシラカシが雰囲気にマッチしますね。
このようにシンボルツリーを選ぶ基準は人によっていろいろ変化します。
自分が何に重点を置くのかを決めておくと、納得できるシンボルツリーが選べるはずです。

オススメのシンボルツリー

風水以外にもシンボルツリーを選ぶための記事を更新していますので、こちらも参考にしてみてください。

*参考記事*

シンボルツリーを植えるならスマイルガーデン

パソコンを操作する女性

風水をベースに植えたいシンボルツリーを選んだとしても、土地と木の相性が悪い場合があります。
土地との相性が悪いと根付きが悪かったり育ちにくくなったりするので、できればミスマッチは避けたいですよね。
また、風水で運気を高めらえる木を選んだのであれば、少しでも長持ちさせたいはず。
木を植えるときに正しい植え方ができていないと、根付きがうまくいかず枯れてしまうおそれもあります。

植えたい土地と木の相性なんて、素人には中々判断は難しいでしょう。
植栽時の失敗を避けるためにも、シンボルツリーを植えるときは造園のプロであるスマイルガーデンに作業を依頼してみてはいかがでしょうか。

スマイルガーデンでは、お客様の地域に根差した職人が作業を担当するため、その土地の風土に合わせた種類のご提案など、木の選定からご相談に乗ることも可能です。
始めから背丈のある木の植栽も、プロの技術で安全に植え付けてくれるので安心して依頼してみてくださいね。



氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 くずうまま

ハンギングバスケットマスターの資格を保持。日々ガーデニングや寄せ植え、ハンギング作りなどにいそしむ。草花を愛でるのが至福のひととき。

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