ミモザは、オーストラリア原産で別名「ギンヨウアカシア」と呼ばれている人気のある庭木です。
しかし、何もしないで放置しておくと、樹高が5~10m以上の大きさに生長する樹木です。
そのため、ミモザを庭木として管理をする場合は、適切な大きさに調整するための剪定が必要な樹木です。
 

ここでは、ミモザを庭木として育てているので自分で剪定をしたい方のためにミモザの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
 
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ミモザ(ミモザアカシア)の育て方や特徴

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★

目次

ミモザ(ギンヨウアカシア)の剪定の時期


ミモザの木を管理する上で剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、ミモザの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

ミモザの剪定の適期・可能期は、3月から6月頃です。
ミモザは、3月から4月頃にかけて花が咲くので開花後から7月頃までに剪定を行います。

花芽分化の時期が8月頃と早いので、遅くとも7月上旬には終わらせるようにしましょう。

夏以降になると翌年咲く花芽がでてくるので、花芽を剪定で切ってしまう恐れがあります。
また、寒い冬の時期に剪定をするとミモザが枯れてしまう恐れがあるので冬の剪定は、避けましょう。

ミモザ(ギンヨウアカシア)の剪定の方法


ミモザは剪定の方法を間違えると枯れて不自然な樹形になってしまいます。
ここでは、ミモザの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

ミモザの剪定に必要な道具

ミモザの剪定に必要な道具は、剪定バサミ、剪定ノコギリ、園芸用手袋の3つです。

剪定道具セット
ミモザの枝は、剪定バサミでは切れない太い枝もあるので、剪定ノコギリも使って剪定を行いましょう。

ミモザの剪定方法

ミモザの剪定は、込み合っている枝や新梢(新しく伸び出す枝)があまり出てこない古い枝を枝の付け根から切って新しく伸び出してきた短い枝を残す方法で剪定を行います。
この剪定の手順は、長く伸びた古い枝から切り取ります。
伸びた枝をそのまま放置しておくと木の内部の風通しや日当たりが悪くなってしまいます。
古い枝を切る際は、枝の付け根から切ります。
また、枝数が増えて込み合っている箇所は、透かし剪定(間引き)をしながら樹形を整えます。
次にミモザは樹高を調整します。
ミモザは樹高を調整しないと高く伸びてしまうので好みの樹高の位置で幹を切り詰めます。
ミモザの木が苗木や若木の場合は、伸び出した枝の先端を軽く切ります。
ミモザは、切った枝の部分から枝を分岐しながら新しい枝が伸び出してくるので、枝が込み合っている部分を3月から6月頃までの剪定時期にしっかりと剪定を行います。
夏以降になって枝が込みだしてくると枝と枝が絡まってしまい生長が止まってしまう恐れがあります。
しかし、夏以降の剪定はできないです。
そのため、3月から6月頃の剪定時期に思い切った強剪定で枝の剪定を行います。
また、ミモザは生長のスピードが速いですが根は以外と浅いので台風や強風などで倒れてしまう恐れがあります。
そのため、長く伸びた枝は、毎年の剪定時期にしっかりと剪定をしましょう。
また、強風や台風でもミモザが倒れないように添え木などで補強することも一つの方法です。

ミモザの剪定注意点

ミモザの剪定注意点は、新しい枝と古い枝を間違えないで剪定をすることです。
ミモザの剪定をする際は、新しい枝を残して古い枝を切り取ります。
剪定で間違って新しい枝を切ってしまうと翌年花が咲かなかったり樹形が悪くなったりしてしまう恐れがあります。
もし、新しい枝と古い枝の剪定に不安がある場合は、専門の造園業者や庭師にお願いしてみませんか。

まとめ

①萌芽力が強く、放任すると枝が長く伸びすぎてしまいます。花後から6月頃までなら強めの剪定にもよく耐えます。

②ミモザ(ギンヨウアカシア)は根張りが浅いので、枝が茂りすぎると台風などの強風で枝が折れたり、あおられて倒れたりする可能性もあります。夏までにコンパクトにまとめましょう。
③ミモザ(ギンヨウアカシア)は成長期の剪定です。切り口から水分が出る可能性があるので、太い枝を切ったら、癒合剤を塗りましょう。

造園業者・庭師にミモザ(ギンヨウアカシア)を剪定してもらうには?


ミモザの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

ミモザの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

ミモザの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

ミモザの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。
・ミモザの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいミモザでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

ミモザ(ギンヨウアカシア)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でミモザの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。

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