ヒメシャラは、ナツツバキより葉の大きさが小さく6月から7月頃にかけてツバキに似た花を咲かせる樹木です。
また、ヒメシャラは庭木としても人気がありますがデリケートな樹木なので雑な剪定を行うと、枯れてしまう恐れがあります。
 

ここでは、ヒメシャラの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
 
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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★

目次

ヒメシャラ(姫沙羅)の剪定の時期


ヒメシャラを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここではヒメシャラの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。
 

剪定の適期・可能期

 
ヒメシャラの剪定の適期・可能期は、、基本的に12月から2月頃前後です。
この時期はヒメシャラの冬眠期です。
そのため、葉も落葉しているので樹姿がはっきりしているため、剪定しやすく樹木への負担も少ないです。
 
ヒメシャラのように、春に咲く花の木は、花が終わって同じ年度の夏~秋に来年度咲く花の花芽をつけるので、夏以降に剪定すると花の量が減ってしまいますので注意しましょう。透かし剪定なら、切る枝と残す枝があるので花芽のすべてを落とす失敗がなく、おすすめです。
 
ヒメシャラは繊細な樹木なので、剪定の適時でも無理な剪定は、避けましょう。

ヒメシャラ(姫沙羅)の剪定の方法


ヒメシャラの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。
 

ヒメシャラの剪定に必要な道具

 
ヒメシャラの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミと園芸用手袋の2つです。
 
剪定道具セット
ヒメシャラは、強剪定を必要としないので剪定バサミ、あるいは植木バサミが準備できれば、剪定が可能です。
また、樹丈が自分の背丈より高い場合は、剪定用の三脚を使用して剪定をした方が、きれいに剪定ができます。
 
 

ヒメシャラの剪定方法

 
ヒメシャラは放任してもさほど乱れない自然樹形です。
ヒメシャラの剪定は、枝の「透かし剪定」の方法で剪定を行います。
透かし剪定なら、切る枝と残す枝があるので花芽のすべてを落とす失敗がなく、おすすめです。
落葉期に、ふところを透かすように、内向枝や胴吹き枝などの不要な枝を、分岐点で切り落としすっきりさせましょう。
 

ヒメシャラの枝の透かし剪定は、弱剪定で行います。
ヒメシャラは、樹木の回復力が弱いので、1回の剪定で強剪定をすると樹形が崩れたり枯れたりする恐れがあります。
そのため、ヒメシャラの基本的な剪定は、不要な枝を軽く間引く程度の剪定を行います。
 

ヒメシャラの枝の「透かし剪定」では、長く伸びすぎた枝、絡みついた枝、込み合った枝などの不要な枝を中心に弱剪定で剪定を行います。
不要な枝は剪定しないで残しておくと、他の枝の生育を妨げてしまうだけでなく、風通しや日当たりが悪くなって病害虫が発生しやすくなってしまいます。
不要な枝を切り取る際は、枝の途中から切らずに枝の付け根から切ります。
 

ヒメシャラは繊細な樹木なので、あまり思い切った剪定は避けて、弱剪定の透かし剪定を定期的に行って、毎年夏にきれいな花を楽しんでみませんか。
 
 

ヒメシャラの剪定注意点

 
ヒメシャラの剪定注意点は、剪定を雑に行わないで「丁寧」に行うことです。
 
ヒメシャラはとても繊細な樹木なので雑に剪定をしたり、思いつきで切り詰めたりすると、枯れてしまう恐れがあります。
そのため、剪定をする際は、こまめに思い切った強剪定をしないで、適切な時期に正しい方法で弱剪定の剪定を行いましょう。
また、ヒメシャラは樹丈が高く伸びる樹木ですが自分で手入れがしやすい樹高に調整して管理をすることも大切です。
 
高さを抑えたいときは、主幹の、枝分かれしている所の付け根で切り落とします。太い枝を切ったら、必ず癒合剤を塗りましょう。
 
 

剪定注意点まとめ

 
①ヒメシャラは萌芽力が弱く、枝数がさほど多くない樹木です。自然な枝ぶりも鑑賞ポイントなので、あまり切りすぎないように気を付けましょう。

②枝が込み合い、内部に日が当たらないと、日照不足で枝枯れする場合があります。適度に懐を透かしましょう。

③ただし、真夏の直射日光で美しい幹が焼けてしまうことがあります。夏場は剪定せずに、適度に葉陰にしておいたほうがよさそうです。
 
しかし、ヒメシャラの木を正しい方法で剪定を行うことは、大変です。
もし、剪定についての専門知識や経験がないので自分で剪定することに不安がある場合は、専門の造園業者や庭師にお願いしてみませんか。

造園業者・庭師にヒメシャラ(姫沙羅)を剪定してもらうには?


ヒメシャラの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。
 

自分で剪定するメリット・デメリット

 

自分で剪定するメリット

 
・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。
 
 

自分で剪定するデメリット

 
・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。
・高所作業での剪定をすると、危険が伴います。
 
 

ヒメシャラの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

 
ヒメシャラの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
 

造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。
 
 

ヒメシャラの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

 
・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。
・ヒメシャラの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいヒメシャラでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

ヒメシャラ(姫沙羅)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でヒメシャラの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。
 

smileガーデンが選ばれる理由

 
smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
 

smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
 

また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
 

さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。

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