ネズミモチの名前の由来は、実の形がネズミの“ふん”に、葉がモチノキに、それぞれ似ているところからきています。
また、ネズミモチは、生長が早いので何もしないで放置しておくと、樹高が5m位になり、しかも枯れにくい樹木なので、素人では手が付けられない状態になってしまいます。
ここでは、ネズミモチの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために、専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。

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目次

ネズミモチ(鼠黐)の剪定の時期


ネズミモチを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここではネズミモチの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

ネズミモチは基本的に年2回の剪定を行います。
それぞれの剪定の適期・可能期は、1回目が5月から6月前後で、2回目が9月前後です。
また、ネズミモチの木に花を咲かせたい場合の剪定時期は、6月から7月頃です。

ネズミモチ(鼠黐)の剪定の方法


ネズミモチの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

ネズミモチの剪定に必要な道具

ネズミモチの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、植木バサミ、刈り込みバサミ、三脚、園芸用手袋の5つです。

剪定道具セット
ネズミモチの生垣を剪定する場合は、刈り込みバサミや三脚があると便利です。
また、剪定バサミや刈り込みバサミも剪定をする前に刃の部分を消毒して、枝の切り口からの雑菌繁殖の予防をしてから、剪定を行いましょう。

ネズミモチの剪定方法

ネズミモチの剪定は、庭木用の「透かし剪定」と生垣用の「刈り込み剪定」の2つ方法で行います。
ここでは、それぞれの剪定方法について、ご紹介します。
・「透かし剪定」
ネズミモチの基本的な庭木用の剪定は、枝の「透かし剪定」の方法で剪定を行います。
剪定の手順は、込み合っている枝、樹形を乱している枝などの不要な枝は、風通しや日当たりを悪くします。
そのため、最初にこれらの不要枝を見つけて枝の付け根から切り落として樹形を整えます。
次に樹木内部で込み合っている枝を見つけて剪定します。
この剪定をしながら枝同士の間隔を確認して、内部にも風通しが良くなるように剪定を行います。
この剪定によって病害虫の発生の予防もできます。
・生垣用の「刈り込み剪定」
ネズミモチの生垣は、樹木自体が生長すると枝が伸びて樹形が崩れるので不要な枝を見つけて剪定をしたら刈り込みバサミで表面を刈り込みます。
ネズミモチの生垣用の刈り込み剪定は、最初に枝の確認から始めます。
そして、通しや日当たりが悪い生垣の「面の部分」にある不要な枝を見つけて剪定を行います。
この剪定対象となる不要な枝は、内側に生えて伸び出している枝などです。
そして、次に自分の好みの生垣になるように“樹形を整え程度の刈り込み剪定”の方法で剪定を行います。
樹形を整える剪定であまり強い刈り込み剪定をすると、枝が間延びしやすくなるので注意しましょう。
また、生垣の刈り込み剪定では、生垣の中が透けて見える位まで刈込ます。
この剪定作業をすると垣根の枝が丸見えになってしまうので心配になってしまうかもしれませんが、しばらくすると葉が生えて次第にふっくらとした垣根になるので、心配不要です。

ネズミモチの剪定注意点

ネズミモチの剪定注意点は、何もしないで放置しない事と仕立てる樹形によって剪定方法が異なる事です。
ネズミモチは生長力が強いので何もしないでほったらかしにしておくと、手がつけられない状態になってしますので、注意必要です。
そのため、定期的に剪定は、行いましょう。
また、ネズミモチの剪定は、庭木と垣根で道具や剪定手順が異なるので剪定を始める場合は、それぞれの正しい剪定方法を理解してから剪定を始めましょう。
しかし、ネズミモチの剪定の経験や専門知識がない場合は、1度、専門の造園業者や庭師にご相談してみませんか。

造園業者・庭師にネズミモチ(鼠黐)を剪定してもらうには?


ネズミモチの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

≪自分で剪定するメリット・デメリット≫

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。

・料金が安くできます。

・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。

・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。

・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

ネズミモチの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

ネズミモチの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

ネズミモチの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。

・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。

・ネズミモチの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。

・放置していて剪定が難しいネズミモでも依頼ができます。

・的確な病気害虫処理も依頼ができます。

・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

ネズミモチ(鼠黐)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でネズミモチの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。


自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★