クロッカスはアヤメ科クロッカス属の球根植物です。
原産地は地中海沿岸から小アジアにかけてで、厳しい冬を越えて花を咲かせる力強さを持っています。
小さくて愛らしい見た目からは想像できないほど丈夫で、育てやすいのが特徴です。
基本データ
- 分類
- 球根
- 学名
- Crocus
- 科・属名
- アヤメ科クロッカス属
- 別名
- ハナサフラン
- 草丈・樹高
- 5cm~15cm程度
- 原産地
- 地中海沿岸から小アジア
- 花色
- 白、黄色、紫など
- 開花期
- 2月から4月頃
- 耐暑性 / 耐寒性
- 暑さ寒さに強い
クロッカスの栽培カレンダー
クロッカスとは
クロッカスは、秋に球根を植えて春に花を楽しむ「秋植え球根」の代表格です。
草丈は5cmから15cmほどとコンパクトで、場所を取らずに育てることができます。
開花時期は品種によって異なりますが、主に2月から4月頃です。
寒さにとても強いため、冬の間も特別な防寒対策をせずに屋外で冬越しさせることができる丈夫な植物になります。
クロッカスの花言葉
クロッカスには花の色ごとに異なる花言葉がつけられています。
全体的な花言葉は「青春の喜び」や「切望」ですが、例えば黄色いクロッカスには「私を信じて」、紫のクロッカスには「愛の後悔」といった少し大人びた意味があります。
クロッカスの種類
クロッカスの代表的な品種は以下の通りです。
ジャンヌ・ダルク
大輪の純白の花を咲かせる代表的な品種です。
ピックウィック
薄い紫色の花弁に、濃い紫色の細かい筋が入る美しい品種です。
イエロー・マンモス
鮮やかな黄色が特徴の大輪品種です。
花期が長く、庭先を明るく彩ります。
クロッカスの基本的な育て方
クロッカスを土で育てる場合、水はけの良い環境を作ってあげることが大切です。
土に草花用培養土を使用し、鉢やプランターの底には鉢底石を敷いて水はけを良くしておきましょう。
また、土を使わずに水栽培としてお部屋の中で楽しむ場合、球根のお尻が少し水に浸かる程度の深さの容器を用意しましょう。
水栽培のコツは、根がしっかりと伸びるまでは涼しくて暗い場所に置くことです。
根が十分に伸びて芽が出てきたら、明るい窓辺に移動させてあげましょう。
クロッカスの育て方・管理方法
植え付け・植え替え
球根の植え付けは秋口の10月から11月頃が最適です。 球根の頭が少し土から隠れるくらいの浅植えにするのがポイントです。
肥料の与え方
植え付け時にゆっくり効く緩効性肥料を土に混ぜ込んでおきます。 その後、花が咲き終わった後にお礼肥として薄めた液体肥料を与えると、来年に向けて球根にしっかりと栄養を蓄えることができます。
切り戻し・花がら摘み
花がしおれてきたら、花がら(咲き終わった花)の付け根から摘み取りましょう。 葉っぱは光合成をして球根に栄養を蓄えるために必要なので、黄色く枯れるまで絶対に切らないでください。 葉が完全に枯れたら取り除くようにしましょう。
病害虫
「軟腐病(なんぷびょう)」には注意が必要です。 水はけが悪く湿度が高いと発生しやすく、球根が腐ってしまいます。 また、アブラムシが葉や茎につくことがあります。 見つけたらすぐ市販の薬剤等を使用して駆除を行ってください。
日当たりと置き場所
基本的に日当たりの良い場所に置いてください。 クロッカスは寒さに当たることで花芽を作る性質があるため、冬の間はしっかりと外の寒さを経験させることが花を咲かせるために重要になります。
水やりのタイミング
土の表面が乾いたら鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。 冬の間も水やりは必要ですが、土が湿った状態が続かないように注意しましょう。
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。


