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シナマンサクの花

シナマンサクの育て方と特徴

中国原産のマンサクとの意味合いで名付けられた落葉小高木のシナマンサク(支那満作、支那万作)。春を告げる花木として人気があり、黄色のリボンのような花弁が特徴的。花は芳香があり、秋には黄葉が楽しめるなど、楽しみ方もさまざま。

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瀬尾 一樹
監修者 樹木医 瀬尾 一樹

樹木医です。木も草も大好きで、将来は自分だけの森を持ちたいと思っています。木の美しさや育てる楽しさだけでなく、生きものとしての生態的な面白さも伝えていきたいです!好きな木はケヤキです。

執筆者 くずうまま

ハンギングバスケットマスターの資格を保持。日々ガーデニングや寄せ植え、ハンギング作りなどにいそしむ。草花を愛でるのが至福のひととき。

基本データ

分類
庭木-落葉
学名
Hamamelis mollis
科・属名
マンサク科マンサク属

各地に植栽されるシナマンサク(支那満作)

シナマンサクとは

シナマンサクは中国原産の落葉小高木です。
和名「支那満作、支那万作」の由来は、中国(支那)原産のマンサクという意味合いから名付けられました。
日本では各地に庭園樹として植栽されており、切り花にも人気があります。
花の開花時期は1月〜3月と、ほかの木々や植物が芽吹く前にいち早く春の訪れを知らせる花木です。

シナマンサクの特徴

シナマンサクは樹形が株立ち状になり、高さ2〜9mほどに成長する樹木です。
葉は互生し、形は楕円形やひし形、丸い形などさまざま。葉の長さは8〜16cmほどになり、両面に灰白色の毛が密生します。
早いところでは1月ごろに花が開花。細長いリボンのような黄色い花弁に、中心が赤く染まった個性的な花の姿が特徴です。
その後、綿毛の生えた実がなり、10月〜11月には熟して中から黒い種子が出てきます。

シナマンサクとマンサクの見分け方

シナマンサクの花

日本の固有種であるマンサクとはよく似ていることから間違われるケースも多々あります。
では、両者をどのように見分ければいいのでしょうか。

まず注目したいのは葉の違いです。
シナマンサクの方が葉のサイズが一回り大きく、葉の表面にも毛が生えています。
またシナマンサクは、前の年の枯葉が残ったままになることが多く、花が咲くときにまだ枯葉が残っているものについてはシナマンサクと判断して問題ないでしょう。

次の見分け方に開花期と花の違いも挙げられます。
シナマンサクの方がマンサクより開花時期が少し早く、1月ごろに花が咲き、後からマンサクの花が2月ごろに咲き始めるのです。
花弁が少し大きいこともシナマンサクの特徴なので、これらの見分け方を参考に、シナマンサクとマンサクを区別してみましょう。

花言葉は「幸福の再来」「ひらめき」

シナマンサクの花言葉には、マンサクと同じ「幸福の再来」「ひらめき」などがつけられています。

「幸福の再来」の花言葉は、いち早く春の訪れを知らせ、たくさんの花が再び咲くことにちなんでいるのだそう。
また、花がはじけるように咲く姿から「ひらめき」をイメージしたことも、花言葉の由来とされています。

さまざまな楽しみ方ができる落葉樹

美しい自然樹形を楽しむ

シナマンサクは剪定をしなくても形よくまとまるため、自然な美しさを楽しめるのが魅力です。
株立ち状に育ち、葉をたくさん茂らせることから、風情ある姿を鑑賞できるのもメリット。

育て方も簡単なので、庭のシンボルツリーやサブツリーにもおすすめですよ。

花が早くに見ごろを迎える

シナマンサクの花

シナマンサクは、まだ冬の寒さが残る時期に花を咲かせて春の到来を告げます。
花の見ごろがほかの植物より早いので、一足先に春を実感できるのが嬉しいポイントですね。

ユニークな花姿はもちろんのこと、落葉期に鮮やかな黄色の花をたくさん付けることから、ひときわ目立つ存在となり、寂しげな庭に明るさと華やかな雰囲気をもたらしてくれそうです。
シナマンサクの花は芳香もあるので、開花時期を迎えたらぜひ香りも楽しんでみてください。

秋は黄葉が楽しめる

シナマンサクは花木として重宝される樹木ですが、秋が深まり気温も下がってくると、葉が次第に黄色く色づき、美しい黄葉も楽しめます。

庭をきらびやかに彩り、秋を身近に感じることができるのもシナマンサクの魅力です。
お庭に迎えて、秋らしいお庭づくりにも役立ててみましょう。

盆栽として育てる

シナマンサクは新緑、黄葉、枯葉、花と、四季の美しさを楽しめる樹木のため、小さな盆に自然を表現する盆栽として育てるのもおすすめです。
丈夫で育てやすく、剪定に耐えることもあり、盆栽初心者でも安心して育てられるでしょう。

シナマンサクの育て方と特徴の詳細情報

草丈・樹高
2〜9m
栽培可能地域
北海道以南
花色
黄色
開花期
1月〜3月
結実期
10月〜11月
耐暑性 / 耐寒性
強い/強い

シナマンサクの育て方と特徴の育て方・管理方法

植え付け・植え替え
植え付け・植え替えに適しているのは、落葉中の11月〜3月で厳寒期を除いた時期です。

肥沃な土壌と適度な湿気を好むため、腐葉土や堆肥をよくすき込んでから植え付けましょう。
鉢植えで育てる場合は、赤玉土6〜7対、腐葉土4〜3の割合でブレンドしたものを使用するか、市販の培養土を使用して植え付けます。

植え替えは鉢植え栽培に限り必要です。根詰まりを防ぐために、少なくとも2年に一度は一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。
また、下記のような症状も根詰まりを起こしている可能性が高いです。
・土に水が染み込んでいかない
・鉢底から根が飛び出てきた
・成長が緩慢になってきた
これらのサインがみられたら、なるべく早期に植え替えを行いましょう。
肥料
肥料は2月ごろに寒肥を施します。
寒肥には鶏糞、もしくは化成肥料を与えるといいでしょう。
剪定
シナマンサクは萌芽力があるため、剪定することもできます。しかし、自然樹形が美しいことから、不要枝などを取り除く程度にとどめるのがおすすめです。

剪定を行う場合は、花が咲き終わったあとの3月〜4月に行い、枯れ枝や混み合った枝などを基部から切り取りましょう。

また剪定時に出た枝を使い、挿し木で増やすことも可能です。
病害虫
シナマンサクは、病害虫による被害が少ない樹木です。しかし、まれに葉枯れ病の被害にあうケースもあります。

発生した場合は速やかに殺菌剤を散布して、拡大を防いでください。
日当たり
庭植えでは、一度根付いてしまえば降雨のみで問題なく育ちます。しかし、乾燥を苦手とするので、夏に日照りが続くような場合には、たっぷりと水やりをしましょう。

鉢植え栽培では、土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えてください。
夏は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしましょう。
水やり
庭植えでは、一度根付いてしまえば降雨のみで問題なく育ちます。しかし、乾燥を苦手とするので、夏に日照りが続くような場合には、たっぷりと水やりをしましょう。

鉢植え栽培では、土の表面が乾いたタイミングで水やりをします。鉢底から水が流れ出るまで、たっぷりと与えてください。
夏は朝か夕方の涼しい時間帯に水やりをしましょう。

出典(引用元)

・マンサクとは|育て方がわかる植物図鑑|みんなの趣味の園芸(NHK出版)
・邑田 仁 米倉浩司 監修『スタンダード版 APG樹木図鑑』
・平野隆久 著『よくわかる樹木大図鑑』

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