敷くだけで雑草の処理が楽になる防草シート。非常に多くの種類があり、サイズも様々です。
「防草シートの良し悪しはどこで決まるの?」疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、防草シートの価格や種類について比較していきます。

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 柴﨑光一

建築・インテリア学科卒の造園士×Webコンテンツクリエイター。 東京で建築、カナダのトロントで造園、その後カナダのハリファックスの大自然で植物と戯れながら、植物・庭・ガーデニングのWebコンテンツクリエイターを開始。 現在はヤシの木を主体とするドライガーデンの造園士とWebコンテンツ・ガーデニング商品の監修者としても活動中。日本での建築とカナダでの造園の経験に加え、趣味の植物やコケの収集、植物アート作りを生かして、 みなさんに植物や庭の魅力をお届けします。

目次

防草シートの詳細な料金・相場情報

さまざまなタイプがある防草シート。製品によっても品質が違うため、料金や相場が異なります。

ここでは、防草シートの料金・相場とその特徴、施工費用、DIYでのコスト削減方法について解説します。

広範囲な価格帯とその特徴

防草シートの料金・相場は、幅広い範囲にわたり、一般的に低価格から高価格までさまざまな製品が存在しています。

以下は一般的な価格帯の例です。

  • 低価格: 約1,000円〜5,000円
  • 中価格: 約5,000円〜1万円
  • 高価格: 1万円以上

防草シートの料金・相場は、素材の種類、厚み、サイズ、ブランドなどによって異なります。しかし、一般的には中価格帯が最も一般的であり、平均的な防草シートの料金・相場は約5,000円〜1万円程度となります。

低価格帯(約1,000円〜5,000円)

  • 主に薄い素材で作られており、短期間の使用に適している
  • 耐久性がやや劣るが、手軽に入手できる
  • 小規模な庭や一時的な草地の対策に適している

中価格帯(約5,000円〜1万円)

  • 庭の人工芝張りなど、一般的な使用に適しており、耐久性がて価格のものよりも向上している
  • 穴の開いた設計や通気性があるものが多く、土壌への通水や通気が確保されている
  • 中規模の庭や長期間の利用に適している

高価格帯(1万円以上)

  • 高品質な素材を使用し、耐久性が非常に高い
  • 厚みがあり、重い草や雑草にも効果的な防止策を提供する
  • 大規模な庭園や商業施設、長期間の使用に適している

防草シートの価格帯は幅広く、使用環境や期待される耐久性に応じて選択することが大切です。

基本的に中価格帯の製品が一般的にバランスが取れた性能を持ち、多くの庭のニーズに対応できるでしょう。特に大規模な庭園や商業施設では高価格帯の製品がより適している可能性があります。

また価格だけでなく、素材の品質や特徴も確認することもポイント。購入前に十分な調査と比較検討を行い、ニーズにあった防草シートを選びましょう。

防草シートの施工費用とその内訳

防草シートの施工費用は、庭や土地の状況によって変動し、専門業者による施工の場合はプロの技術や経験に対する費用もかかります。適切な予算を確保し、信頼できる業者との相談や見積もり比較を行い、慎重に選定することで、効果的かつ経済的な施工が可能です。

防草シートの施工費用はいくら?

防草シートの施工費用だけだと、除草剤散布などをあわせると約1,000円〜5,000円/m²ほど。しかし、庭や土地の面積、地域、専門業者の料金体系などによって異なります。

防草シートの施工の内訳

防草シートの施工にはいくつかの要素が含まれています。

材料費 防草シートの種類や品質によって変動。一般的に、材料費は施工費用全体の中での大部分を占めます。
労務費 施工作業に携わるスタッフの人数や労働時間に応じて発生します。専門的な施工業者を利用する場合、その技術力や経験によっても価格が変動することもあります。
その他諸経費 施工に必要な機材や輸送費、廃棄物処理費などが該当します。

 DIYでの防草シート張りのコスト削減方法

施工業者に依頼しなくても自分で作業ができる防草シート張り。DIYで行う場合、できるだけコストを削減したいと思います。

防草シートの質を下げてコストを削減することもできますが、それ以外にも以下3つあります。

自己調達 防草シートや関連資材を自分で調達することで、専門業者よりも材料費を抑えられます。
工具の有効活用 手元にある既存の工具を使って施工作業を行うことで、工具の購入費用を削減できます。
効率的な計画と作業 施工前に庭や土地の状態を詳しく調査し、効率的な施工計画を立てることで、作業時間を最小限にし、それに伴う労務費を削減できます。

防草シートは、ただ高いものを選ぶのではなく、品質が良くて耐久性のあるものがコストを抑えられ、長期的なメンテナンスコストを低減できます。

慎重な計画と適切な情報収集がコストの削減につながりますが、自身の技術や経験に自信がない場合は、専門業者の協力やアドバイスを得ることも検討すべきです。

防草シートの耐用年数と価格の関係

防草シートの耐用年数は?

一般的に防草シートの耐用年数は、素材の品質や厚み、製造技術によって異なりますが、おおよそ5年から15年程度です。日光や気象条件の影響を受けるため、使用環境にも大きく左右されます。

防草シートの耐用年数とその価格との関係について

防草シートの価格は、耐用年数と相関関係があります。高価格なシートほど耐用年数が長く、逆に低価格なシートは耐用年数が短い傾向があります。使用環境やニーズに応じて適切なバランスを見つけることがポイントです。

低価格帯のシート ・5年以下の耐用年数 ・小規模な庭や仮設の用途に適している
中価格帯のシート ・5年〜10年の耐用年数 ・一般的な庭や農地など、中規模の用途に適している
高価格帯のシート ・10年以上の耐用年数 ・大規模な庭園や商業施設、長期間の使用が求められる用途に適している

失敗しない防草シートの選び方|2通りで検討すると良い

防草シートには様々なサイズのものがあり、厚手のものから薄手のものまで厚さも多種多様です。
ではどのように防草シートを選べば、失敗を防ぐことが出来るのでしょうか。
この項目では、失敗しない防草シートの選び方について解説していきます。

防草シートの基本的な種類

防草シートには、大きく分けて3種類のものがあり、それぞれ異なるメリット・デメリットを持ちます。1つずつ見ていきましょう。

◆織布タイプ

織布タイプの防草シートは価格が安く、縦横に繊維が織り込まれているためひっぱり強度が高いのが特徴です。
安価なことから、広範囲に防草シートを敷きたい場合によく利用されます。

しかし、織り込まれている繊維には僅かに隙間があるため、スギナやチガヤといった突き抜けやすい雑草を防ぐには不向きです。また、一度繊維がほつれてしまうと穴が広がりやすいというデメリットもあります。

◆不織布短繊維タイプ

不織布短繊維タイプは、その名の通り織らずに作られた防草シートです。
和紙のように、繊維が絡み合った状態になっています。
引っ張られる方向が変わっても強度が均一で、剥き出しのまま使っても経年劣化が発生しづらいのが特徴です。

また、織布タイプのように隙間ができることも無いため、スギナやチガヤにも効果があります。
デメリットとしては、ひっぱり強度の低さと値段の高さが挙げられます。防草効果を重視したい場合に選ぶと良いでしょう。

◆不織布高密度タイプ

不織布高密度タイプは、不織布短繊維タイプよりもさらに高密度な防草シートになります。
スギナやチガヤに対して最も効果的で、剥き出しの状態では不織布短繊維タイプの次に耐久性の高いシートです。

1. 基本的な防草シートの選び方

防草シートの大まかな種類が分かったところで、次は選定基準について解説していきます。
以下の項目を明確にすることで、自ずと最適な防草シートの種類が分かります。

使い方で選ぶ

まずは防草シートをどのように使用するかです。剥き出しのまま使うのか、砂利の下に敷くのか、植栽に使うのかを明確にしておきましょう。

②場所で選ぶ

防草シートはそれぞれ耐久性が異なります。
日当たりの強さや風の当たり方、車や人の有無を事前に調べておくことをおすすめします。

③雑草の種類で選ぶ

先程解説したように、織布タイプの防草シートはスギナやチガヤにはあまり効果がありません。
防草シートを敷く場所にどのような雑草が生えているのかも、重要な判断基準になります。

2. 口コミや評価を活用した防草シートの選び方

口コミや評価で、防草シートを選ぶのも1つの手段です。実際のユーザーが経験した情報であり、これによって広範な視点から防草シートという製品を評価できます。

ただし、あくまで一つの情報源であり、複数の情報を比較して判断し、自分の状況に最も適した製品を選ぶことが大切です。

ここでは、下記4つのポイントをそれぞれ解説します。

  1. 耐久性と効果の評価を見て選ぶ
  2. 使用環境が似たユーザーの口コミで判断して選ぶ
  3. 施工のしやすさの口コミを確認して選ぶ
  4. メーカーの信頼性で選ぶ

①耐久性と効果の評価を見て選ぶ

ほかのユーザーが防草シートの耐久性や防草効果についてどのように評価しているか確認して選びしょう。複数の口コミや評価サイトを参照し、特定の製品に対する一貫した意見を確認するといいです。

②使用環境が似たユーザーの口コミで判断して選ぶ

自分の庭や使用環境に近い状況で防草シートを使用したユーザーの口コミが信頼性が高い場合があるので、それで判断して選ぶのもポイント。実際の効果や耐久性に関する情報を得ることもできます。

③施工のしやすさの口コミを確認して選ぶ

施工のしやすさで防草シートを選ぶのもおすすめです。防草シートの敷設や取り扱いについての口コミを参考に、DIYでの施工がしやすいかどうかを確認します。一般的な評価だけでなく、具体的なコメントを読んで製品の利点や欠点を理解しましょう。

④メーカーの信頼性で選ぶ

製品だけでなく、製造メーカーについての評判や信頼性も確認して選ぶことも大切です。信頼性のあるメーカーが提供する製品は、一般に品質が高い傾向があります。

庭のプロが選抜したおすすめ防草シート

ここでは、庭のプロが選抜したおすすめの防草シートについてご紹介していきます。

「どんな防草シートを選んで良いか分からない」という方は是非参考にしてください。
※参考価格はピン代を含みますが、ピンの量やシートの重ね合わせ部分の余分なシート量による金額幅

強力防草シート ザバーン®240(1㎡あたり550円~1050円)

あまり立ち入らない箇所の砂利の下に利用する場合の耐久年数は8~10年程度。
すでに草が生えている場所には、この防草シートのご利用がおすすめ。
ただし、強い雑草(スギナ、チガヤ、セイタカアワダチソウなど)が生えている場所は、超強力防草シートがおすすめです。

◆メーカー推奨耐久年数
砂利下の場合:半永久  曝露の場合:7~13年

超強力防草シート ザバーン®350(1㎡あたり800円~1200円)

実物のシートはかなり分厚い仕様。大変強力な防草シートでどんな雑草も抑え込みます。
あまり立ち入らない箇所の砂利下に利用する場合においては、半永久的に雑草を防除してくれます。

◆メーカー推奨耐久年数
砂利下の場合:半永久  曝露の場合:10~15年

強力防草シート ナックスG300(厚み1.3㎜)(1㎡あたり700円~1100円)

優れたマルチング効果は、目的の植物を大きく成長させる一方で抜き取り除草費を大幅削減します。
植栽する場合は、防草シートに穴をあけてその部分に植栽します。

◆メーカー推奨耐久年数
砂利下の場合:約10年 曝露の場合:5~7年

DIYで防草シートを張ろう!メリット・デメリットや方法

DIYでの防草シート張りは、コスト削減やカスタマイズの自由度がありますが、時間と労力、一定の技術が求められます。DIYで行う場合は計画的に作業を進め、必要なスキルと工具をそろえることが大切です。

ここではDIYでの防草シート張りについて、以下4つを解説します。

  1. DIYの方法と手順
  2. DIYで防草シートを張るポイント
  3. DIYでの防草シートのメリット・デメリット
  4. DIYの防草シート張りに必要な工具や材料

DIYの方法と手順

Step1. 除草剤を散布して整地

まずは、防草シートを敷く場所に除草剤を散布して雑草を取り除きましょう。このとき、大きな石が土に埋まっている場合は、全て取り除きます。

雑草や石が取り除けたら、地面が平らになるようにならします。

Step2. 防草シートの敷設

敷設場所の寸法を正確に測り、シートを広げて適切に配置し張りあわせましょう。角隅やマンホール箇所は、必要に応じて切り取ります。

Step3. 留め具の取り付け

 シートを地面に固定するために、留め具や草刈りナイフを使ってシートを留めます。留める間隔に注意し、均等になるように固定しましょう。

DIYで防草シートを張るポイント

DIYで防草シートを敷くときは、庭の特定のエリアに焦点を当て、手順を確実に実施することが大切です。これにより全体の工程が効率的に進みやすく、作業の難易度もぐっと下がります。

また、防草シートや安価でも、複数重ねることで強固な防草効果を得られ、費用を安く抑えられる場合も。重ね張りする場合は、オーバーラップさせるように張るのがポイント!

DIYでの防草シートのメリット・デメリット

DIY初心者でもできる防草シート張りですが、メリット・デメリットがあります。下記が

メリットデメリット
・専門業者を雇わずにDIYで行うことで、施工費用を大幅に節約が可能
・DIYならではの柔軟性があり、自分の庭にあわせてカスタマイズが可能
・DIYで行うことで、庭に関するスキルや知識を磨ける
・DIYは時間と労力がかかるため、広い範囲の施工や難易度の高い地形には挑戦的
・防草シートを正確に張るには、基本的な庭仕事のスキルや工具の使用方法を理解していることが必要

DIYの防草シート張りに必要な工具や材料

防草シート張りには、以下の工具と材料が必要です。

工具

  • 草刈りナイフまたはカッターナイフ
  • 測定器具(メジャーなど)
  • 留め具(ステークや草刈りナイフ、固定ピン)
  • 土地を整えるための道具(シャベルなど)

材料

  • 防草シート
  • 土地を平らにするための砂や土(必要に応じて)
  • 除草剤

よくある防草シートの失敗例

防草シートの端や重なりから雑草が生えてきた

防草シートの端を構造物にしっかり沿わせていなかったり、シート同士が重なった部分をそのままにしていると、その隙間から雑草が生えてしまいます。
手間はかかりますが、構造物にもシートが被るように敷いたり、シート同士の重なりは必ず接着しましょう。

織布タイプのシートを砂利の下に敷いた

織布タイプのシートはコストパフォーマンスの高さが魅力的ですが、砂利の下に敷くには向きません。
シート上の砂利部分では必ず雑草が生えてきます。
織布タイプは縦糸と横糸の間に隙間があるため、砂利部分の雑草の根は簡単に土壌まで突き抜けます。

100均で買える防草シートってぶっちゃけどうなの?

現在は100均でも防草シートを購入することができますが、防草効果や耐久性はあまり期待できません。
低価格のものに多い織布タイプのシートで、スギナやチガヤは簡単に生えてきます。
また、サイズもそれほど大きくないため広い場所には向きません。
元々雑草が生えにくく、狭いスペースを防草したいという場合はこちらを選ぶのも良いでしょう。

雑草対策の豆知識とQ&A

ここでは、雑草対策についての豆知識とそれに関するQ&Aを紹介します。

雑草対策の豆知識

雑草を生えにくくするためには、雑草の特性や住んでいる地域の環境について知っておくと、除草の手間が減って、庭の管理が楽になります。

①地域ごとに雑草の特性を理解する

地域ごとに生息する雑草の特性は異なります。その土地に適した雑草対策を行うためには、地域の特性を理解することが大切です。

②生態系バランスを考慮する

雑草も一部の生態系において重要な役割を果たしています。必要以上に雑草を排除することで、生態系に悪影響を与えないように注意が必要です。

③有機的な対策の活用

化学薬品を使わずに有機的な対策を取ることもできます。例えば、マルチングや有機質の覆いなどが挙げられます。

雑草を生えにくくする方法とは?

日頃の庭の管理として雑草の生えにくくするためには、以下の方法があります。

土地の覆い ・敷地を何かで覆うことで、雑草のタネが土壌に到達しにくくなります。これには防草シートやマルチング(マルチ)が有効です。
定期的な除草 ・定期的に雑草を取り除くことで、タネの拡散を抑え、雑草の生長を防ぎます。
草刈りや刈払い ・草地を定期的に刈ることで、雑草の生長を防ぎます。

また忙しくて除草する時間が取れない場合は、雑草の花が咲く前に、蕾(つぼみ)を摘み取ってしまうだけでも効果があります。

雑草がタネをつけるまで放っておくと、広がり過ぎて手に追えなくなることもあるので、早めの対処が大切です。

防草シートで雑草を生えにくくするポイントとは?

防草シートを使って、雑草対策をする場合は、以下3つポイントを実践してみてください。

適切な厚みの選定 ・土地の用途や雑草の種類に応じて、適切な厚みの防草シートを選びましょう。一般的には数十メートルから数百メートルの範囲があります。
適切な留め具の使用 ・防草シートをしっかりと留めることで、風や動物の影響から保護し、防草効果を最大化できます。
シートの重ね張り ・耐久性や防草効果を向上させるために、複数のシートを重ねて敷くことが有効です。

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