マサキ（柾）の木の剪定方法と剪定時期の選び方【家庭でできる】

マサキ（柾）の剪定の時期

マサキの管理をする上で剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、マサキの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

マサキを生垣、あるいは１本の庭木として管理する場合は。
それぞれ剪定の適期・可能期が、異なります。
ここでは、それぞれの剪定時期について、ご紹介します。

●生垣の剪定の適時・可能期

マサキの生垣は1年に2回の剪定を行う必要があるので1回目の剪定の適期・可能期は、初夏の5月から6月頃の梅雨前です。2回目は秋の9月から10月頃です。

●庭木の剪定の適時・可能期

１本の庭木として自然樹形で育てる場合は、真夏と真冬の時期以外なら基本的にいつでも剪定可能です。

マサキの剪定の方法

マサキの剪定の方法について、剪定に必要な道具や剪定注意点も含めて、ご紹介します。

マサキの剪定に必要な道具

マサキの剪定に必要な道具は、太枝切バサミ、剪定バサミ、植木バサミ、剪定ノコギリ、三脚、園芸用手袋の６つです。
剪定用のハサミは、切る枝の太さに合わせて準備をしましょう。
切りにくい大きさの枝を無理に切ろうとすると、枝を傷めてしまう恐れがあります。

マサキの剪定方法

マサキの剪定については、「透かし剪定」、「刈り込み剪定」と「小さくする剪定」の３つの方法をご紹介します。

●庭木のマサキは透かし剪定

「透かし剪定」は、１本の庭木として自然樹形にマサキを育てるための基本的な剪定方法です。
マサキの透かし剪定では、生長の邪魔になる枝や込み合っている枝などの不要な枝を切って、風通しや日当たりを良くします。
剪定の手順は、最初に枝が込み合っている部分の枝をつけ根から切って風通しを良くします。
次に、上方向にまっすぐ伸びている枝、交差枝、絡み枝、内向枝などの不要な枝を切ります。
これらの不要な枝は栄養分を取ってしまうので一緒に切ります。
最後に長く伸び出た枝を切って樹形を整えると剪定は、完了です。

●刈り込み剪定

生垣やトビアリー（動物などの形に仕立てる樹形）のマサキは、刈り込み剪定。
「刈り込み剪定」は、生垣や動物などの形に仕立てたトピアリーの樹形を作るための剪定方法です。
初夏に行う１回目の刈り込み剪定は、強剪定で行ってもよいです。
マサキの刈り込み剪定の手順は、最初に剪定後の樹形をイメージして決めます。
次に、徒長枝、内向枝、交差枝、下垂枝などの方向が他の枝とは異なる不要な枝を整理する剪定を行います。
そして、これらの枝の剪定の後に樹形から飛び出したりはみ出したりしている部分の表面を揃える程度の刈り込み剪定を行います。
しかし、上部は、思い切って刈り込みます。
最後に、最初にイメージした樹形の仕上がりを確認して剪定作業は、完了です。
もし、太い枝を剪定したり枝が枯れたりして生垣に空間が空いてしまった場合は、その空間の周りの枝にシュロ縄などを使って誘因して、刈り込み剪定の線に合わせて揃えると、空間をある程度ふさぐことができます。
秋に行う２回目の刈り込み剪定では、強剪定はしないで伸びた枝を軽く揃える程度の、弱剪定で剪定作業を行います。

●小さくする剪定方法

マサキが大きくなってしまった場合の剪定は、枝を途中から切って短くする「切り戻し剪定」と不要な枝を枝の付け根から間引いて風通しを良くする「透かし剪定」で樹形を小さくして、維持するための方法で剪定を行います。
この剪定は、春の芽吹きが始ます前の3月から4月頃に行います。
剪定の手順は、切り戻し剪定で枝の付け根から３分の１位の位置で切ります。
次に透かし剪定で不要な枝も一緒に剪定して風通しや日当たりを良くします。
この剪定によって、新しい枝の生育もよくなります。

マサキの剪定注意点

マサキの剪定注意点は、剪定後の樹形のイメージをしながら剪定をすることです。

マサキは、剪定後の樹形のイメージも考えないでむやみに剪定をすると、樹形が悪くなってしまう恐れがあります。また、自分で剪定をすることが不安な場合は、専門の造園業者や庭師に依頼されることをおすすめします。

造園業者・庭師にマサキ（柾）を剪定してもらうには？

マサキの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

●自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

●自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

マサキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

マサキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

マサキの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。
・マサキの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいマサキでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

マサキ（柾）の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ

自分でマサキの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

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また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
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