ケヤキは、大きくなると樹高が30m位まで伸びてしまう樹木です。
そのため、ケヤキを庭木として管理をする場合は、大きく育てないように気を付けなければいけません。
ケヤキは、定期的な剪定次第で樹高の伸びを抑えることができます。
しかし、ケヤキは間違った剪定方法で剪定をすると、枯らしてしまう恐れがあるので、管理が難しいです。
 

ここでは、ケヤキの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
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目次

ケヤキ(欅)の剪定の時期


ケヤキを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、ケヤキの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

ケヤキの剪定の適期・可能期は、樹木の生長が緩やかになって休眠期に入る11月から3月頃です。
また、ケヤキは、春になって剪定をすると生育が始まっているので切り口が腐りやすく樹木の負担が多いので枯らしてしまう恐れがあります。
そのため、ケヤキの春の剪定は、避けた方が無難です。

ケヤキ(欅)の剪定の方法


ケヤキの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

ケヤキの剪定に必要な道具

ケヤキの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、剪定ノコギリ、三脚、園芸用手袋、癒合剤の5つです。
樹丈が高いケヤキの剪定をする場合は、剪定用の三脚があると安全で便利です。
また、剪定バサミで切れない枝は剪定ノコギリを使って切ると、剪定がしやすいです。
そして、剪定バサミを使用する際は雑菌繁殖予防のために刃の部分を予め消毒してからケヤキの剪定を始めましょう。

ケヤキの剪定方法

本来、広い環境の中で生育しているケヤキは、剪定が不要な樹木です。
しかし、庭木として管理をする場合は、小さく剪定して樹形を整える剪定が必要です。
ここでは、庭木として管理をするために「小さく剪定して樹形を整えるケヤキの剪定方法」について、ご紹介します。
ケヤキの小さく剪定して樹形を整える剪定方法は、最初に勢いよくまっすぐに伸びた太い枝を剪定バサミや剪定ノコギリで枝の付け根から切ります。
枝によっては3分の1位残して切ります。
次に絡み枝、交差枝、幹の方に向いている内向枝などの不要な枝を枝の付け根から切ります。
剪定する際は、小枝を多く残しながら樹形を整えていくと、樹形も整いやすいです。
最後に枝の切り口に癒合剤を塗って防腐処理をします。
また、この剪定を定期的に行うと、ケヤキの樹全体の日当たりや風通しも良くなるので病害虫の発生予防の効果も期待できます。
さらに、定期的に軽めの透かし剪定を行うと、管理が可能な小さな大きさのケヤキの樹形を楽しむことが出来ます。
ケヤキは広い自然の中に自生している樹木ですが「小さく剪定して樹形を整える剪定」を行うと、庭木として身近な場所で楽しめます。
そのため、ケヤキを庭木として管理したい方は、これからケヤキを小さく剪定して庭で管理をしてみませんか。

ケヤキの剪定注意点

ケヤキの剪定注意点は、適切な剪定時期に正しい方法で定期的に剪定をすることです。
ケヤキは11月から3月頃の休眠期が剪定時期ですがこの時期以外で剪定をすると、樹木の負担が大きくなって樹木が弱ったり枯れたりしてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
また、剪定で太い枝や不要な枝を切る際は、最初に切る枝を見極めて確認しながら切らないと、樹形を乱す恐れがあるので注意が必要です。
さらに、ケヤキを小さくしたいので強剪定で思い切って剪定をすると、生育に支障がでてくる場合もあるので注意が必要です。
思い切った強剪定が必要な場合は、専門の造園業者・庭師に依頼すると、適切な剪定方法で樹木の生育を維持しながら小さな樹形に剪定してもらえます。
そのため、自分でケヤキを剪定するのに専門知識や経験がない場合は、専門の造園業者や庭師にお願いすることをおすすめします。

造園業者・庭師にケヤキ(欅)を剪定してもらうには?


ケヤキの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。
・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

ケヤキ剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

ケヤキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

ケヤキの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。
・ケヤキの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいケヤキでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

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smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。


自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★