カツラは、春から夏の新緑、そして秋の紅葉や冬の落葉など、四季折々に楽しむことができ、丈夫に育つ樹木です。
しかし、カツラは生長が早いので剪定をしないと大きく生長して樹丈が10m以上になってしまいます。
 
ここでは、カツラの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
カツラについてはこちら


自己流の剪定木が枯れるかも

目次

カツラ(桂)の剪定の時期


カツラを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、カツラの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

カツラの剪定の適期・可能期は、基本的に落葉後の11月頃から2月頃です。
落葉後のカツラの木は、枝と幹だけの樹姿で冬眠期に入っているので剪定がしやすく樹木の負担も少ないです。
春頃に剪定をすると生育が始まっているので剪定で切った部分から樹液が流れ出して腐る恐れがあるので控えた方が無難です。
2回目の剪定の必要がある場合は、生育が落ち着いた6月頃から7月頃に弱剪定を行うことは可能です。

カツラ(桂)の剪定の方法


カツラの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

カツラの剪定に必要な道具

カツラの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、癒合剤、園芸用手袋、三脚の4つです。
剪定バサミは、雑菌繁殖予防のために事前に刃の部分を消毒してから使いましょう。
また、枝の切り口が大きい場合は、剪定後に癒合剤を塗って防腐処理をしましょう。

カツラの剪定方法

一般の庭でカツラの木を自然の大きさで育てることは難しいので、大きくしない剪定を定期的にする必要があります。
ここでは、大きくしないために樹高を調整したり、不要な枝を切ったりする2つの剪定方法について、ご紹介します。

・「樹高を調整する剪定方法」
カツラの木を大きくしないために樹高を調整する剪定方法は、最初にカツラの木の高さを決めます。
一般の庭の樹高の目安は、今後の剪定や管理を考慮すると2~3m位がおすすめです。
次に樹高が決まったら頂部にある枝を半円の樹形をイメージしながら剪定バサミで切って樹形を整えると、剪定完了です。

・「不要な枝の剪定方法」
カツラの木の不要な枝の剪定方法は、剪定対象となる下向きに垂れている下垂枝、交差枝、古い枝、枯れた枝、病気が発生した枝、上向きに伸びている徒長枝、絡み枝など、風通しや日当たりの邪魔となっている不要な枝を樹全体の樹形を見ながら剪定バサミで切ります。

また、不要な枝を切る際は、枝の途中から切らないで枝がわかれている分岐点で枝を切ります。
そして枝の頂部以外でも太い枝を切り、生育の良い枝も一緒に剪定して細い枝を残すように剪定すると、自然に近い美しい樹形のカツラの木に仕立てることができます。
最後に太い枝を切った後は、防腐剤を塗って防腐処理をして、剪定完了です。
カツラの木を自分の好みの樹高に調整して自然に近い樹形になるように剪定を行って、四季折々が美しいカツラの木を観賞してみませんか。

カツラの剪定注意点

カツラの剪定注意点は、放置しないで定期的に剪定をすることです。
カツラは、剪定をしないと樹丈が30m位になってしまいます。
そのため、樹高さを決めてその樹高を維持する剪定を適切な時期に正しい剪定方法で行いましょう。
しかし、カツラの樹丈が高く伸びてしまった場合は、高所での剪定作業が必要となります。
この作業は危険を伴うので不慣れで経験がない場合は、無理をしないで専門の造園業者や庭師にお願いすることが、おすすめです。

造園業者・庭師にカツラ(桂)を剪定してもらうには?


カツラの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。

・料金が安くできます。

・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。

・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。

・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

カツラの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

カツラの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。

そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

カツラの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。

・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。

・カツラの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。

・放置していて剪定が難しいカツラでも依頼ができます。

・的確な病気害虫処理も依頼ができます。

・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

カツラ(桂)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自己流の剪定木が枯れるかも


自分でカツラの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。

smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。

また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。

さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。


自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★