カシの木は、「どんぐりの木」としても知られている常緑広葉樹で、関東ではシラカシ、関西ではアラカシが人気の種類です。
また、カシの木は、庭木のシンボルツリーとして人気がある樹木です。
カシの木は、上手に剪定をしないと樹形を乱したり翌年にどんぐりを拾ったりすることが出来なくなる恐れがあります。
 
ここでは、剪定をしないと枝や葉が生い茂って樹形を乱してしまうカシの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
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目次

カシ(樫)の剪定の時期


カシを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、カシの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

カシの木は、基本的には真夏を除いていつでも剪定が可能ですが、最適な時期は3~4月頃です。

カシ(樫)の剪定の方法


カシの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

カシの剪定に必要な道具

カシの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、刈り込みバサミ、園芸用手袋、三脚の4つです。
カシの木の樹丈が高い場合は、高所での剪定作業が必要となるので三脚があると便利です。
また、カシの木は刈り込み剪定を行うので剪定バサミだけでなく刈り込みバサミも用意します。
さらに、剪定用のハサミは、雑菌繁殖予防のために刃の部分を消毒してから剪定を始めましょう。

カシの剪定方法

カシの剪定は、「刈り込み剪定」、「枝抜き剪定」、「透かし剪定」の3つ剪定方法で行います。
・「刈り込み剪定」
刈り込み剪定は、刈り込みバサミを使って行います。
この剪定では、伸びすぎたり樹形から飛び出したりしている枝、枯れた枝や込んでいる枝などを切り揃えます。
そのため、太い枝は基本的に切らないです。
・「枝抜き剪定」
枝抜き剪定は、剪定バサミを使って行います。
この剪定は、内側の枝を減らしてカシの木の内部の風通しや日当たりをよくして、病害虫の発生を予防するために行います。
最初に枝や葉が込んでいる部分を切ります。
次に樹形を乱して樹木の養分を取ってしまう徒長枝を枝の付け根から切り落とします。
枝が伸びやすい時期に思い切った枝抜き剪定をすると枝が絡んだりしないので美しい樹形が維持しやすいです。
・「透かし剪定」
最後に「透かし剪定」で込んでいる枝を透かすように剪定して樹形を整えます。
また、樹丈を高くしたくない場合は、主幹を詰めて樹丈の生長を止めます。
透かし剪定をするとカシの樹木全体の日当たりや風通しがよくなるので、生育もよくなり病害虫の予防にもなります。

カシの剪定注意点

カシの剪定注意点は、適切な剪定時期に正しい方法で剪定を行うことです。
カシの木は寒さに弱いので厳冬の1月から2月頃にかけて強剪定をすると、春以降の生長が遅くなってしまうので剪定をする際は、適切な剪定時期に正しい方法で剪定を行いましょう。
また、自分でカシの剪定をしたけど専門知識や経験がないので不安がある場合は、専門の造園業者や庭師に依頼することも一つの方法ではないでしょうか。

造園業者・庭師にカシ(樫)を剪定してもらうには?


カシの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。

・料金が安くできます。

・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。

・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。

・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

カシの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

カシの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

カシの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。

・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。

・カシの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。

・放置していて剪定が難しいカシでも依頼ができます。

・的確な病気害虫処理も依頼ができます。

・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

カシ(樫)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自己流の剪定木が枯れるかも


自分でカシの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。


自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★