アオキは、耐陰性が高いので日陰の庭でも生育でき耐寒性もあるので冬の庭でも育てやすく、樹形も自然とまとまり樹丈も2m位までしか生長しないので、管理がしやすい常緑低木です。
しかし、アオキは、間違った管理方法で剪定すると、生育が衰えたり花や実も期待できなかったりする恐れがあります。
そこでアオキの剪定時期、剪定方法、専門の造園業者や庭師への剪定依頼について紹介しますので、ぜひ、ご参考にしてください。
目次
アオキ(青木)の剪定の時期
アオキの剪定方法について、剪定適期・可能期、剪定注意点も含めてご紹介します。
剪定の適期・可能期
アオキの剪定は、春先の3月から4月頃が適期・可能期です。しかし、葉が沢山生い茂って込んでいる場合は、秋に軽く剪定をしても大丈夫です。
アオキは4月頃に花が終わり6月~7月頃になると、そのつけ根から新芽が伸び出して翌年の春に花が咲き結実を付けます。そのため剪定は、花芽ができる前の3月~4月頃までに終わらせます。
また、アオキは、剪定の適期・可能期に入ると古葉が自然と落ちて生長もゆっくりとなってくるのでこの時期に剪定をすると、剪定した美しい樹形を維持しやすいです。
アオキ(青木)の剪定の方法
アオキの剪定に必要な道具と剪定の方法、そして剪定注意点について、ご紹介します。
アオキ(青木)の剪定に必要な道具
アオキの剪定に必要な道具は、剪定バサミと手袋の2つです。
剪定バサミは枝の切り口からの雑菌繁殖予防のために刃の部分を消毒してからアオキの剪定を始めましょう。
アオキの剪定方法
アオキの剪定方法は、刈り込んだりしないで長く伸びた古い枝を株本から切り取る「間引き剪定」が中心です。
間引き剪定では、枝の間引き、不要な枝や幹、古くなってコルク質になった幹、そして最後に樹形から飛び出している枝を軽く切って整える順で行います。
最初に間引き剪定で不要な枝は枝元から、そして不要な幹や古くなってコルク質になった幹も株本から切り落とします。この剪定作業により株本の風通しもよくなり、樹形のバランスも整います。
特に樹丈が低くて葉が多く込み合って枯れた枝や古い幹は元から切ると新しい枝が伸びてくいるので思い切って剪定をします。
枝が多い場合は、反対側が見える程度の剪定をします。病気が発生した枝を見つけたら、枝元から切り取ります。
次に樹形全体から飛び出している枝を樹形のバランスを考慮しながら切り取ります。
アオキは葉が向かい合って2枚出る「対生」(たいせい)なので一節から2芽が出るため、左右対称ではなくバランスが崩れた樹形に仕立てると、樹種の特性が生かしやすいです。
樹木が若いアオキは剪定の必要がないですが生長が活発で枝や葉が沢山生い茂っていると日当たりや風通しが悪くなり病害虫の発生の原因となるので、軽く剪定をします。
また、翌年に花芽を多く期待したい場合、アオキはその年に伸びた枝に花芽が付きやすいので剪定をする際に切る枝を増やします。
アオキの剪定注意点
アオキの剪定注意点は、剪定の適期・可能期と斑入りの種類の剪定の2つです。
アオキは、剪定の適期・可能期を間違えて剪定すると翌年に多くの花や実が期待できない恐れがあるので遅くても5月頃までには剪定を終わらせましょう。
アオキは翌年に咲く花の新芽が4月~5月頃に付くので6月以降に剪定をすると花芽を切り落としたりして翌年の花数が少なくなる恐れがあります。
また、夏以降に枝先を剪定すると実がならない恐れがあるので冬に赤い実を楽しみたい場合は、枝先を切り詰め過ぎないことです。
アオキ樹木の中で「斑入り」の種類を剪定する際、斑入り模様が入っている葉は、枝ごと枝元から切り落とします。この剪定作業をしないと斑入り模様が入っていない葉だけが増えてしまいます。
斑入り模様が無い葉を枝ごと切ると斑入り模様が入った葉が残るように仕立てられます。
造園業者・庭師にアオキ(青木)を剪定してもらうには?
アオキ(青木)の木の剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、ご紹介します。
自分で剪定するメリット・デメリット
自分で剪定するメリット
・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。
自分で剪定するデメリット
・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりするだけでなく花や実も期待できない恐れがあります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識と剪定道具の準備、手間、後片づけが必要です。
アオキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ
アオキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。
アオキの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット
・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、そして剪定の失敗や怪我の心配も不要です。
・アオキの木1本でも樹木に適した素早い剪定や美しい樹形が期待可能です。
・育ちすぎて剪定が難しいアオキでも依頼可能です。
・的確な病気害虫処理も依頼可能です。
・豊富な専門知識と経験があるので相談可能です。
・剪定の失敗で枯らす可能性が低く、翌年の花や実も期待可能です。
アオキ(青木)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ
自分でアオキ(青木)の木の剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。
smileガーデンが選ばれる理由
smileガーデンが選ばれる理由は、3つあります。一つ目の理由は、依頼が「便利」なことです。造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
2つ目の理由は、料金が「安い」ことです。もちろん「見積(出張見積)」は無料です。また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
3つ目の理由は、剪定が「上手い」ことです。この「上手い」の背景には、徹底した社員教育、年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職、そして常にお客様の希望を低料金で上手に対応、しかも最適な方法で提案する「お客様ファースト」と「プロ知識の融合」から成り立っていることです。
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。