マホニアコンフューサ

マホニアコンフューサ

ヒイラギナンテンの園芸品種で、葉が細長く柔らかい。ホソバヒイラギナンテンと呼ばれることもある。

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瀬尾 一樹
監修者 樹木医 瀬尾 一樹

樹木医です。木も草も大好きで、将来は自分だけの森を持ちたいと思っています。木の美しさや育てる楽しさだけでなく、生きものとしての生態的な面白さも伝えていきたいです!好きな木はケヤキです。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。

基本データ

分類
庭木-常緑
学名
Mahonia confusa
科・属名
メギ科 マホニア属
別名
ホソバヒイラギナンテン、コンフーサナンテン、ヤナギバヒイラギナンテン

ヒイラギナンテンの園芸品種 マホニアコンフューサ

ヒイラギナンテンの園芸品種


マホニアコンフューサは、600種もの数があるとされるヒイラギナンテン(マホニア)の園芸品種で、中国が原産地となっています。葉が細長く柔らかいことから、ホソバヒイラギナンテンやヤナギバヒイラギナンテンと呼ばれることもあります。

日陰に強く、病害虫も少ない

マホニアコンフューサは、日陰に強く病害虫も少ないことから、初心者でも比較的育てやすい庭木です。低木の中でも人気の高い品種になります。
近年ではその丈夫さとエスニックな雰囲気から、和洋問わず公園やショッピングモールなど様々な施設でも利用されています。

暑さにも強いが、乾燥には注意

耐暑性もあるマホニアコンフューサですが、乾燥しすぎると葉が黄色に変色してしまいます。日当たりの良い場所でも育てることは可能ですが、葉焼けや変色で見た目が悪くなってしまうので注意しましょう。

秋や冬でも花をつける

他の花が咲くことの少ない10~12月頃にも、マホニアコンフューサは花をつけます。花はヒイラギナンテンと同じく、黄色の小さい花が房状に集まった姿をしています。
花の時期が終わると緑の実をつけ、翌年の春にブルーベリーのような紫色に熟します。

こちらの記事では⇒庭木に映える黄色い花が咲く木とは?季節ごとにご紹介します

マホニアコンフューサの楽しみ方

1年間の変化を楽しむ

マホニアコンフューサは冬にも花を咲かせます。
常緑樹ながら寒さによって葉が赤みを帯びることもあります。1年の中で様々な姿に変化し、他の庭木が寂しくなってしまう時期にもその美しさを楽しむことが可能です。

ソテツ等と組み合わせてアジアンテイストに

マホニアコンフューサは持つ独特の雰囲気は、アジアンテイストのお庭と非常に良く合います。
ヤシやソテツといった庭木との相性は抜群です。
もちろん和モダンや花壇にもよく映えるので、様々な活用法があります。

アジアンテイストや和モダンなど、色々なお庭のデザインについてはこちら⇩
庭づくりで人気のデザイン5選
お庭に和風テイストを取り入れて素敵にする方法。おすすめアイテムをご紹介!

マホニアコンフューサの注意すべき虫

虫の被害が少ないマホニアコンフューサですが、花にはスズメバチが集まりやすいので注意しましょう。スズメバチにとって蜜腺の出ているマホニアコンフューサの花は蜜を吸いやすく、開花期がスズメバチの活動が活発な時期に被っているのが原因です。
もしスズメバチを発見した場合は、むやみに近づかず専門の駆除業者に依頼しましょう。

マホニアコンフューサの詳細情報

草丈・樹高
1~2m
栽培可能地域
全国
花色
黄色
開花期
4~5月、10~12月
結実期
1~2月
耐暑性 / 耐寒性
耐暑性はあるが、耐寒性は低い

マホニアコンフューサの育て方・管理方法

植え付け・植え替え
植え付けは3~4月、9~10月の気温が高すぎず低すぎない時期に行いましょう。マホニアコンフューサは気温が低いと生長が悪くなってしまいます。
地植えする場合は根鉢の倍の大きさの穴を掘り、土には苗木の根元から腐葉土と完熟堆肥を混ぜ込んだものを使用しましょう。堆肥が混ざることで柔らかな土になり、マホニアコンフューサが根を張りやすくなります。割合としては、赤玉土6:腐葉土3:完全堆肥1が適切です。
鉢植えの場合は、深さ、幅ともに根鉢の2倍の鉢を使用します。植え付けが完了したら、十分に水を与えましょう。
植え替えは鉢が窮屈になってきたら行います。1~2年に1度が目安です。
肥料
肥料は2~3月に、油粕などの有機肥料や緩効性肥料を寒肥として与えます。タイミングを間違えると、秋に芽が出てしまい花がつかなくなる可能性があります。
もし生長が遅いと感じた際には、11~12月の間にもう一度施肥しましょう。
剪定
マホニアコンフューサは上に向かって伸びるため、低木らしさのある丸い樹形を保つには摘芯が重要になります。摘芯は、植物の茎の先を切ることで、切った茎の先以外の芽を生長させることを指します。
摘芯を行う際は枝の先端から1節下を目安に切りましょう。これを定期的に繰り返すことで、低木らしい美しい樹形のマホニアコンフューサをキープすることができます。
年数が経って形が乱れてしまったときには、古い枝を根元から少し離れた位置で切ることで、樹形を整えましょう。新しい枝が生長してきます。
病害虫
マホニアコンフューサは病害虫に強い庭木ですが、うどんこ病や立ち枯れ秒には注意が必要です。うどんこ病の被害を受けると、開花できなくなる可能性があります。もし白いカビを発見したら、すでに被害が出ている葉を除去することで拡散を防ぎましょう。殺菌剤によるカビ予防も効果的です。
立ち枯れ病は4~11月の湿気の多い時期に発生しやすいとされる病気です。発生すると茎がや茶色く変色したり、腐敗やカビが現れるなどの症状が出ます。悪化すると枯死してしまう可能性もあるので注意しましょう。
もし症状が出ている場合は、その部分を切り取るしかありません。窒素肥料を与えすぎや、過度な水やりは控えましょう。水はけの良い土を使用するのもポイントです。

植物の害虫や病気で困っている時!に見る|【害虫まとめ】も見てみよう。
日当たり
マホニアコンフューサは適度な湿気を好むため、乾燥しすぎても水が多すぎてもいけません。乾燥すると葉が傷みますし、長期間湿気過多になると根が腐ってしまいます。
基本的には自然雨で十分ですが、夏場で乾燥しやすい時期などは水やりしましょう。乾燥時期以外は放置でもほとんど問題ありません。
水やり
マホニアコンフューサは適度な湿気を好むため、乾燥しすぎても水が多すぎてもいけません。乾燥すると葉が傷みますし、長期間湿気過多になると根が腐ってしまいます。
基本的には自然雨で十分ですが、夏場で乾燥しやすい時期などは水やりしましょう。乾燥時期以外は放置でもほとんど問題ありません。

出典(引用元)

造園業界No.1店舗数!

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3万件

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キャンセル可

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0円

0120-4128-11

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