フィリフェラオーレア

フィリフェラオーレアの育て方と特徴

鮮やかなライムグリーンと、糸のように垂れ下がる枝が特徴の常緑植物で、サワラの園芸品種。刈り込みに強く、グランドカバーとして利用されることが多いが、本来は5~6mほどまで成長する。丈夫で育てやすいが、日陰では葉色が悪くなるため注意が必要。

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瀬尾 一樹
監修者 樹木医 瀬尾 一樹

樹木医です。木も草も大好きで、将来は自分だけの森を持ちたいと思っています。木の美しさや育てる楽しさだけでなく、生きものとしての生態的な面白さも伝えていきたいです!好きな木はケヤキです。

執筆者 Matsuri.

熊本県の海と山に囲まれた田舎で育ち、幼少期からガーデニング好きの祖母を手伝う。高校時代には、音楽を中心に様々な芸術分野に興味を持つようになり、同時に自然の持つ面白さや奥深さに気づく。現在はライターとして活動し、多趣味を活かして幅広いジャンルで執筆。他にもカメラやデザインについて勉強中。自然に囲まれて暮らすのが1つの目標。

基本データ

分類
庭木-低木・下草
学名
Chamaecyparis pisifera Felifera Aurea
科・属名
ヒノキ科 ヒノキ属
別名
オウゴンヒヨクヒバ、オウゴンイトヒバ

初心者でも育てやすいコニファー

黄色の葉が特徴的

フィリフェラオーレア(フィリフェラ・オーレア)は、黄色の葉が目を引くヒノキ科の常緑植物で、糸状に垂れ下がる枝が独特な雰囲気を作ります。葉のつき方は粗めで、春から秋にかけてはライムグリーンに、冬場は少しオレンジがかった黄色になります。耐寒性・耐暑性ともに高く、丈夫で育てやすいコニファーです。

コニファーの木の育て方や特徴はこちら

グランドカバーに用いられる

本来樹高5~6mになるフィリフェラオーレアは、1m以下の高さに刈り込んでグランドカバーに用いられることが多い植物です。植物園などでは、大きく成長したフィリフェラオーレアを見ることもできます。自然樹形は広円錐形です。

サワラの園芸品種

フィリフェラオーレアは、日本原産の常緑高木であるサワラの園芸品種です。名前のフィリフェラは「糸状」、オーレアは「黄金」を意味しています。サワラの園芸品種には、他にもゴールデンモップという品種がありますが、フィリフェラオーレアの方が芯が立ちやすいのが特徴です。

剪定次第で様々な楽しみ方が可能

グランドカバーとして育てる

先程触れたように、フィリフェラオーレアはグランドカバーとして利用されることのあるコニファーです。生長が早くこまめな剪定が必要になるため、十分に管理できる余裕がない場合はおすすめできません。
また、本来は大きく成長するため、フィリフェラオーレアはグランドカバーに適さないという意見もあるので注意しましょう。

芝・グランドカバー(下草)の管理について…

シンボルツリーとして楽しむ

こまめに剪定が行えない場合や、フィリフィラオーレア本来の姿を楽しみたいという場合は、シンボルツリーとして楽しむことをおすすめします。放置すると広円錐形に育ちますが、乱れやすく大きく生長しすぎるため、剪定は必ず必要です。

フィリフィラオーレアの色を楽しむためには?

フィリフィラオーレアの葉色を楽しむためには、しっかりと日の当たる場所で育てることが重要です。光量が少ないと鮮やかなライムグリーンではなく、普通の緑色になってしまい、本来のは色を見ることができなくなります。夏場の直射日光を受けると葉焼けを起こしますが、枯れることはありません。

フィリフェラオーレアの育て方と特徴の詳細情報

草丈・樹高
3~6m(刈り込むことで抑えられる)
栽培可能地域
全国
花色
雄花は褐色、雌花は泥白色
開花期
4月
結実期
耐暑性 / 耐寒性
耐暑性:高い 耐寒性:高い

フィリフェラオーレアの育て方と特徴の育て方・管理方法

植え付け・植え替え
フィリフィラオーレアの植え付けは3月から6月が適期ですが、根を崩さずに植える場合は真夏や厳寒期を避ければいつでも可能です。場所は日当たりが良いところを選びましょう。半日陰程度でも育ちます。
庭植えにする場合、幅・深さともに根鉢の2~3倍の穴を掘り、腐葉土を3割ほど混ぜ込んでおきましょう。複数植える際は、株の間隔を1.5m程度空けます。
鉢植えにする場合は、根鉢より2回りほど大きい鉢にアミを敷き、軽石を2~3cm程度入れてから土を入れます。土は花や野菜に使用される一般的な培養土か、赤玉土小粒6:腐葉土4を混ぜたものを使用しましょう。
フィリフィラオーレアの植え替えは2~3年に1度を目安に行います。鉢底から根が出ていたり、水はけや水持ちが悪くなっている場合はすぐに植え替えましょう。鉢は一回りほど大きいものを用意し、根鉢を崩さないよう移植します。
肥料
肥料は2月頃に緩効性肥料を寒肥として施肥し、9月頃にも同じく緩効性肥料を与えましょう。肥料が不十分だと生育が悪くなり、葉が短くなります。こうなるとフィリフィラオーレアの持つ雰囲気が感じられなくなるため注意が必要です。生育が良い場合は無理に肥料を与える必要はありませんが、定期的に観察しておくことをおすすめします。
剪定
フィリフィラオーレアは7月頃に新芽の生育が止まるため、剪定はその後に行うと良いでしょう。枝が密になっていると内部が蒸れてしまうため、幹が見えないほど生長している場合は必ず剪定します。
綺麗な円錐形に整えるためには、上部の枝は少なくなるよう剪定し、下部になるほど枝の数が多くなるようにしましょう。萌芽力が強いため、あまり神経質になる必要はありませんが、葉を残さずに剪定した枝からは新しい葉や枝が出にくくなるため、葉を残すか根元から剪定するにしましょう。

コニファーの木の管理方法はこちらで詳しく解説!
病害虫
病害虫に強いフィリフィラオーレアですが、ハダニやアブラムシ、カイガラムシなどの被害を受けることがあります。定期的に観察し、発見した場合は早めに対処しましょう。

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日当たり
庭植えは根付いてしまえば水やりはほとんど必要なく、晴れの日が続いた際に与える程度で十分です。
鉢植えの場合、土が乾いたら水やりを行います。水は鉢底から水が滲み出るくらいを目安に、たっぷり与えましょう。フィリフィラオーレアは多湿を嫌い、土が濡れている状態で水やりをすると根腐れを起こしてしまうので注意が必要です。
夏は気温の低い朝夕の時間帯に、冬は朝方に水やりしましょう。夏場に葉の先端が茶色くなっている場合は、水切れを起こしているため回数を増やします。
水やり
庭植えは根付いてしまえば水やりはほとんど必要なく、晴れの日が続いた際に与える程度で十分です。
鉢植えの場合、土が乾いたら水やりを行います。水は鉢底から水が滲み出るくらいを目安に、たっぷり与えましょう。フィリフィラオーレアは多湿を嫌い、土が濡れている状態で水やりをすると根腐れを起こしてしまうので注意が必要です。
夏は気温の低い朝夕の時間帯に、冬は朝方に水やりしましょう。夏場に葉の先端が茶色くなっている場合は、水切れを起こしているため回数を増やします。

出典(引用元)

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