マキは、イヌマキやラカンマキなどの種類がありますが比較的管理も簡単で様々な樹形に仕立てられている樹木です。
イヌマキはラカンマキに似ていますが葉の大きさはイヌマキの方が大きいです。
どのマキも魅力的な樹形を維持するためには、こまめな剪定が必要です。
 

ここでは、マキの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
 
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マキ(槙)の木の育て方や特徴
イヌマキの育て方や特徴

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★

目次

マキ(槙、イヌマキ、ラカンマキ)剪定の時期


マキの剪定をする上では、適切な剪定の適期・可能期で剪定を行うことが重要です。
ここでは、マキの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

マキやイヌマキの剪定の適期・可能期は、1年に2回あります。
1回目は6月頃で、2回目は9月から10月頃です。
また、骨格を整える剪定は、3月~4月くらいの、新芽が芽吹く前に行うと良いです。

また、ラカンマキの剪定の適期・可能期は、4月から8月頃の新芽が出る時期です。
基本的にマキの樹種は、寒さに弱いので冬の時期に剪定をすると樹木が弱って枯れてしまう恐れがあります。
そのため、マキの冬の剪定は、避けた方が無難です。

マキ(槙、イヌマキ、ラカンマキ)の剪定の方法


マキの剪定は、樹形を整えることも大切ですが整えた樹形を維持することも同じように大切です。
ここでは、マキの剪定の方法について必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

マキの剪定に必要な道具

剪定道具のイラスト
マキの剪定に必要な道具は、剪定バサミ、刈り込みバサミ、植木バサミ、三脚、園芸用手袋の5つです。
樹丈が高いマキを剪定する場合は、剪定用の三脚があると脚立より安定感があるので、作業がしやすいです。
また、剪定に使う剪定用のハサミは、切る枝に合わせて使い分けをしましょう。

マキの剪定方法

マキの剪定は、基本的に「刈り込み剪定」と「透かし剪定」の2つの剪定方法で行います。
ここでは、それぞれの剪定方法について、ご紹介します。

「刈り込み剪定」

刈り込み剪定は、マキの枝が生長に伴って整って乱れてきた樹形を整える剪定方法です。
整っていたマキの樹形が乱れてくると、見栄えが悪くなってくるので、刈り込み剪定で枝を切り揃えます。
マキの樹形は基本的に丸い形の「玉ちらし」と呼ばれている樹形に仕立てます。
また、マキの生垣の樹形は、基本的に四角形の樹形に刈り込み剪定で仕立てます。
マキの刈り込み剪定では、樹形の面を中心に剪定をするので傷んだ葉や枯れた葉が剪定の後に残る場合があります。これらの葉を残しておくと見栄えだけでなく風通しも悪くなるので、剪定バサミや植木バサミを使って取り除きます。
また、マキの刈り込み剪定をする際は、樹木の最上部をしっかりと剪定することです。
この最上部がしっかり剪定できていないと樹形が乱れて見栄えも良くないです。

「透かし剪定」(枝抜き、間引き剪定)

マキの透かし剪定は、樹木の枝が伸びすぎて内部が込み合ってしまい風通しや日当たりが悪くなった箇所の枝を間引くように切っていく剪定方法です。
この剪定方法によって樹木の生育がよくなり病害虫発生の予防も期待できます。
マキの管理は比較的難しくないですが剪定は必要です。
そのため、正しい方法でマキを剪定して、管理をしましょう。

マキの剪定注意点

マキの剪定注意点は、慎重に剪定を行うことです。
マキは生長が遅いので、剪定回数も少なく管理も簡単ですが、枝や葉の剪定を1度失敗すると、枝葉が伸び出してくるまで見た目が悪いです。
そのため、剪定をする際は、失敗しないように慎重に行いましょう。
特にマキの生垣の剪定で失敗すると、生垣に空間が空いてしまうので目隠し効果が薄れてしまう恐れがあります。

そこで、マキの剪定に自信が無い場合は、専門の造園業者・庭師にご依頼することをおすすめします!

造園業者・庭師にマキ(槙、マキ、イヌマキ、ラカンマキ)を剪定してもらうには?


マキの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

マキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

マキの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

マキの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低いです。
・マキの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいマキでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

マキ(槙、マキ、イヌマキ、ラカンマキ)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でマキの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。