ハクモクレンは、春になると美しい花が咲くので庭木として人気がある樹木です。
また、生長が早いので剪定をせずそのままにしておくと、樹高が10m以上になってしまうため、定期的に剪定をして管理をする必要があります。
 

ここでは、ハクモクレンの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
 
 
ハクモクレンについて詳しくはこちら⇩
ハクモクレンの育て方や特徴

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氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★

目次

ハクモクレン(白木蓮、マグノリア)の剪定の時期


ハクモクレンを管理する上で適切な剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここではハクモクレンの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

ハクモクレンの剪定の適期・可能期は、12月から2月頃です。
この時期はハクモクレンの生長が休眠期に入っているので樹木への負担も少なくすみます。
また、花芽と葉芽の違いが分かりやすいので、間違って花芽を切ってしまう恐れが少ないです。
ハクモクレン(マグノリア)のように、春に咲く花の木は、花が終わって同じ年度の夏~秋に、来年度咲く花の花芽をつけます。
夏以降に剪定すると、花の量が減ってしまいますし、樹木の生育が活発な時期でもあり、注意が必要です。
透かし剪定なら、切る枝と残す枝があるので花芽のすべてを落とす失敗がなく、おすすめです。

ハクモクレン(白木蓮、マグノリア)の剪定の方法


ハクモクレンは生長が早いので剪定をしないでいると手に負えない状態になってしまうため剪定を行うことは、大事です。
ここでは、ハクモクレンの剪定の方法について必要な道具と剪定注意点を含めて、ご紹介します。

ハクモクレンの剪定に必要な道具

ハクモクレンの剪定に必要な道具は、基本的に剪定バサミ、植木バサミ、剪定ノコギリ、三脚、園芸用手袋の5つです。
剪定バサミや植木バサミは、枝の切り口の細菌繁殖の予防のために事前に刃の部分を消毒してから、剪定を行いましょう。

ハクモクレンの剪定方法

ハクモクレンの剪定は、枝の透かし剪定(枝抜き、間引き)の方法で剪定を行います。

放置してもさほど乱れにくい樹木ですが、高さ10mにもなるので、小さく仕立てたければ、冬剪定で、主幹を枝の分岐点で切り詰めます。
不要な太い枝を切った時は、切り口には必ず癒合剤を塗りましょう。

ハクモクレンの枝の透かし剪定は、最初に剪定対象となる不要な枝を確認してから剪定を行います。
この剪定で剪定対象となる不要な枝には、伸びすぎた枝、花芽が付いていない枝、まっすぐ上方向に伸びている勢いの良い枝、「ひこばえ」などがあります。
伸びすぎた枝は、切る程度の軽い剪定を行いますが枝が伸びるスペースがある場合は、切る必要がないです。
花芽が付いていない枝とまっすぐ上方向に伸びている勢いの良い枝の剪定は、枝の根元の部分から切り落としますが、下から3~5芽残すと、花芽を付ける短い枝が生えてきます。
太い枝を傷つけると花芽に養分が十分いきわたらない恐れがあるので、枝の根元から2~3㎝位残すように切りましょう。
また、ハクモクレンの株元から勢いよく伸び出している細い枝の「ひこばえ」も見つけたら株元から切ります。
この「ひこばえ」は、樹木の養分を取ってしまうので樹木の生育を弱らせたり、花付きを悪くしたりする恐れがあります。
そして、伸びすぎている長い枝は、花芽をあまり付けないので切り落としますが短い枝は花芽を付けるので、切らすに残します。
この剪定によって枝と枝との間隔があくので枝の日当たりや風通しがよくなり、病害虫発生の予防にもなります。
また、この剪定によって伸びる枝数が減るので残っている枝に栄養分が行き渡るため、ハクモクレンの生育も良くなります。

ハクモクレンの剪定注意点

ハクモクレンの剪定注意点は、間違った剪定の適期や剪定手順で剪定を行うと花が咲かない恐れがあることです。

①花芽は短い枝の先にできます。枝先を刈り込むと花が咲かなくなるので、もし剪定するなら、透かし剪定で間引きましょう。

②初心者が冬剪定を行う時に、うっかりつぼみを落としてしまう失敗を心配するなら、花が咲いた後の6月頃に剪定を行うとよいでしょう。

③しかし太い枝を切る場合は冬に行い、必ず癒合剤を塗って、病原菌による腐れを予防しましょう。
ハクモクレンの適切な剪定時期は冬の時期です。
しかし、これ以外の時期に剪定をしたり、間違った方法で剪定をして、花芽を間違って切り落としたりすると、花が咲かない恐れがあります。
そのため、ハクモクレンの剪定をする際は、剪定時期と剪定方法を確認してから、行いましょう。
また、ハクモクレンの剪定を自分でしようとしても専門知識や経験がない場合は、無理に剪定をしようとしないで専門の造園業者や庭師にお願いしてみませんか。

造園業者・庭師にハクモクレン(白木蓮、マグノリア)を剪定してもらうには?


ハクモクレンの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。
・樹丈が高いので脚立作業が必要なため、危険が伴います。

ハクモクレンの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

ハクモクレンの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

ハクモクレンの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低く、花も期待できます。
・ハクモクレンの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいハクモクレンでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

ハクモクレン(白木蓮、マグノリア)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


自分でハクモクレンの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。

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