
庭木の代表種まとめ!どれにしようか迷っている方必見です
「庭木の種類が多すぎて選べない!」そんな悩みを抱えていませんか?ガーデニング初心者の方は、自分の庭にどんな庭木が合っているのかイメージしづらいですよね。特にお庭の印象を大きく左右するシンボルツリーは、中々決めるのが難しいかと思います。
そこで今回は庭木の代表種について、目的に合わせて紹介していきます!どれにしようか迷っている方は是非最後までお付き合いください。庭木をよりおしゃれに見せるポイントについても紹介しています!
目次
- 1.おしゃれに庭木を植えるポイント
- 2.庭木の代表種まとめ
- 3.代表種の中からお気に入りの庭木を
- 4.シンボルツリーをどこで買うか迷ったら植木市場へ!
1おしゃれに庭木を植えるポイント

まずは庭木をおしゃれに見せるポイントについて確認していきましょう。これから紹介する3つのポイントを意識するだけで、庭木の持つポテンシャルを最大限活かすことができ、お庭のレベルをぐっと引き上げられます。
高さの違う庭木を使ってアクセントをつける
庭木というと背の高いものを想像される方も多いかと思いますが、もちろん背の低い木も数多く存在します。高木を植えただけではどうしても隙間が多くなり、お庭全体がスカスカな印象になりがちです。低木をセットにして植えることで、色のアクセントや立体感を加えられます。
庭の中心にシンボルツリーとして植える
シンボルツリーは門や玄関に植えることが多いですが、必ずしもこうした場所である必要はありません。お庭の中心にシンボルツリーを植えれば、植物の数を増やすことなくお庭の充実感を出すことが可能です。ただし家の日当たりに影響したり、庭木によって向き不向きがあるので注意しましょう。
家のスタイルに合わせて、庭木の種類を変える
庭木は、家のスタイルによって印象が大きく変わります。庭木単体では美しいと感じていても、家との相性が悪ければその美しさを活かすことはできません。自分の住む家が和風・洋風どちらのスタイルなのか意識して、植える庭木を選ぶ必要があります。
洋風の家の場合は外壁の色がポイントで、暖色系の外壁には濃い緑色の葉をもつ庭木を、明るい外壁には自然な緑色の葉をもつ庭木を選ぶと良いでしょう。和風の家の場合はモミジやハナミズキのような紅葉の美しい落葉樹もおすすめです。
2庭木の代表種まとめ

ここまで庭木を植えておしゃれさを出すポイントについて解説してきましたが、いよいよ庭木の代表種について紹介します。それぞれの項目ごとに、庭木の特徴や用途を分けて紹介しているので、何を選んだら良いか分からないという方は是非参考にしてみてください。
低木でおしゃれな庭木の代表種
ブルーベリー
低木のおしゃれな庭木といえば、ブルーベリーがおすすめです。虫が発生しづらく無農薬でも栽培可能で、果実はもちろん花や紅葉も楽しむことができます。200~300種類もの品種があると言われており、それぞれ樹高も異なるため、ピッタリの高さのものが見つかるでしょう。
ブルーベリーの詳しい情報はこちら
ソテツ
ソテツは1億5千万年以上前から地球に存在していた植物で、多くの化石が発見されています。成長速度が遅く、1年にわずか2~4cmしか幹を伸ばさないため剪定はほぼ必要ありません。寒さに弱いため防寒対策は入念に行う必要がありますが、お庭に南国のような雰囲気を加えたいときには最適な低木です。
ソテツの詳しい情報はこちら
目隠しになる庭木の代表種
フェイジョア
フェイジョアは光沢のある深緑色の葉を持つ常緑樹で、樹高も3~5mとそこまで高くならないため、目隠しにはピッタリの庭木です。寒さや病害虫に強く、初心者の方でも育てやすいという特徴があります。花や果実を楽しむのも良いでしょう。シンボルツリーとしても人気です。
フェイジョアの詳しい情報はこちら
オリーブ
オリーブは洋風のお庭で用いられることが多く、剪定によって密度の濃い目隠しを作りやすい常緑樹です。病害虫が多く育てる難易度は少々高めですが、存在感のあるその姿は非常に目を引きます。オリーブの実を楽しみたい場合は、2種類以上の異なる品種を植えましょう。
オリーブの詳しい情報はこちら
手入れのいらない庭木の代表種
ハイノキ
ハイノキは非常にナチュラルな雰囲気を持つ庭木で、生長スピードが遅いという特徴があります。シマトリネコのように生長が早い庭木の場合、高さをキープするための剪定が必要になり、手入れが面倒です。ハイノキは1年間で20cmほどしか生長しないため、手入れのいらない庭木を探している方におすすめできます。
ハイノキの詳しい情報はこちら
ナツツバキ(シャラ)
ナツツバキは別名シャラとも呼ばれる落葉樹です。こちらは美しい樹形を自然に作ってくれるため、剪定の手間が最小限に抑えられます。夏にはツバキに似た白い花を咲かせ、秋に紅葉します。1年の中で視覚的な変化を楽しみたい方におすすめです。
ナツツバキの詳しい情報はこちら
狭い庭に植える庭木の代表種
ハナミズキ

SONY DSC
よく街路樹として植えられていることの多いハナミズキは、サクラが開花し終わった時期から花を咲かせる落葉樹です。そのままにしておくと4mを超えてしまうこともあり、高さを抑えるための剪定は必要になりますが、狭い庭でもよく映えます。
ハナミズキの詳しい情報はこちら
ヒメシャラ
ヒメシャラは通常のシャラよりも花や葉が小さく、赤褐色の幹肌が特徴の庭木です。その幹の美しさから、「日本三大美幹木」にも選ばれています。狭い庭に植える場合は株立ちのものが適しており、日陰や目隠しとしても使えます。
常緑樹の代表種
シマトネリコ
シマトネリコはシンボルツリーとして人気の高く、その涼やかな姿は様々なお庭にマッチする常緑樹です。丈夫で育てやすい反面、生長スピードが非常に早く頻繁な剪定が必要になるので注意しましょう。
シマトネリコの詳しい情報はこちら
ソヨゴ
ソヨゴは生長が遅く剪定があまり必要ないため、ガーデニング初心者でも扱いやすい常緑樹の代表種です。初夏には白い花咲かせ、秋から冬には赤い実をつけて楽しませてくれます。※ソヨゴは雌雄異株なので、結実には雌木と雄木が必要になります。
ソヨゴの詳しい情報はこちら
3代表種の中からお気に入りの庭木を

今回は、庭木の代表種について目的ごとにまとめてみました。どの庭木も非常に人気があり、育てやすいものがほとんどです。納得のいく庭木を見つけることで、お庭の雰囲気を一段と良くできると思います。加えて冒頭で紹介したポイントを意識すれば、選んだ庭木を最大限輝かせることができます。
種類が多すぎて選べなかったという方も、今回紹介した代表種の中からお気に入りの庭木を見つけ、より良いお庭づくりに役立てください!