3月を代表する誕生花はフリージア。
花の色別ごとに花言葉が違い、誕生日の花束にもおすすめです。
今回は月別・日別ごとに、3月の誕生花の種類、お祝いのギフトに最適な花言葉を一覧で紹介!さらに、誕生花と花言葉の由来、3月の誕生木についても解説します。
目次
3月の誕生月の花はフリージア
「友情」や「信頼」の明るい花言葉が付けられたフリージアは、3月を代表する誕生花。
地面からしゅっと細くストレートに伸びた茎の先に、黄色い6枚の花びらをもった花が咲き、たたずまいが美しく、華やかな印象があります。
赤・ピンク・紫・白と色のバリエーションも豊富なので、開店祝いや移転祝いなどのギフトとしても、喜ばれる花束になりますよ。
●フリージア全般の花言葉
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」「友情」「信頼」「感謝」
また、フリージアは花の色によっても、花言葉が異なります。
白:「あどけなさ」「親愛の情」
赤:「純潔」
黄:「無邪気」
紫:「憧れ」
日別1月の誕生花一覧
3月1〜31日までの誕生花は、以下の花が日別ごとに当てられています。
- 3月1日の誕生花|ヤグルマギク
- 3月2日の誕生花|ラナンキュラス
- 3月3日の誕生花|ヒマラヤユキノシタ
- 3月4日の誕生花|オリヅルラン
- 3月5日の誕生花|クンシラン
- 3月6日の誕生花|キダチベゴニア(木立ち性ベゴニア)
- 3月7日の誕生花|ニゲラ
- 3月8日の誕生花|ブルースター
- 3月9日の誕生花|アイスランドポピー
- 3月10日の誕生花|アネモネ
- 3月11日の誕生花|ラケナリア
- 3月12日の誕生花|スカシユリ
- 3月13日の誕生花|ヒューケラ(ツボサンゴ)
- 3月14日の誕生花|チューリップ
- 3月15日の誕生花|ワスレナグサ
- 3月16日の誕生花|エキナセア
- 3月17日の誕生花|イキシア
- 3月18日の誕生花|ハナミズキ
- 3月19日の誕生花|フィットニア
- 3月20日の誕生花|スイートピー
- 3月21日の誕生花|サクララン(ホヤ)
- 3月22日の誕生花|アマリリス
- 3月23日の誕生花|グラジオラス
- 3月24日の誕生花|ハゴロモジャスミン
- 3月25日の誕生花|アストロメリア
- 3月26日の誕生花|ニホンサクラソウ
- 3月27日の誕生花|ナノハナ
- 3月28日の誕生花|ヤマブキ
- 3月29日の誕生花|ユキヤナギ
- 3月30日の誕生花|ハーデンベルギア
- 3月31日の誕生花|アルメリア(ハマカンザシ)
このあと、それぞれの誕生花を詳しく紹介します!
3月1日の誕生花はヤグルマギク
梅雨の時期の5〜7月ごろにかけて、地面から真っ直ぐと立ち上がった茎の先に、サファイアが輝くようなコバルトブルーの花が車輪のように展開するヤグルマギク。
開花期間が長く、庭で楽しめるほか切花やドライフラワーとしても魅力があります。
「優雅」「優美」「上品」の花言葉は、中世ヨーロッパ時代に、ヤグルマギクが王族に愛され、ガーデンで親しまれていたことが由来とされています。
ヤグルマギクの花言葉
「優雅」「優美」「信頼」「上品」「繊細」「繊細な心」「教育」「デリカシー」「愉快」「幸運」「幸福」「感謝」「清楚」「無邪気」「独身生活」
3月2日の誕生花はラナンキュラス
結婚式のブーケや飾り付けなどに使われることが多いラナンキュラス。
赤やピンク、黄色など色が多いだけでなく、一重咲きや八重咲きの品種など、姿のバリエーションが豊富です。
八重咲きはバラのように上品で美しく、花束として束ねるだけで高級感が増します。
「美しい人格」や「魅力的」の花言葉は、もらった方もきっと喜んでくれますよ!
ラナンキュラスの花言葉
「美しい人格」「魅力的」「華やかな魅力」「輝く魅力」「あなたは魅力に満ちている」「あなたの魅力に目を奪われる」「魅力ある金持ち」「光輝」「光輝を放つ」「名誉」「名声」「お祝い」「かわいさ」「大家族」「忘恩」
3月3日の誕生花はヒマラヤユキノシタ
まだ雪が残る3月に、大きなうちわのような葉の隙間から長い茎が立ち上がり、濃いピンクや薄いピンクの小さな花が集まるように咲くヒマラヤユキノシタ。
庭を早くから暖かく景色に演出し、地面を覆いかぶすように大きくなります。
乾燥や水切れに強く、岩場にも咲くのでロックガーデンの庭におすすめ。
秋にもう一度咲く二度咲きの品種もあるので、長く開花を楽しむこともできますよ。
ヒマラヤユキノシタの花言葉
「愛情」「深い愛情」「秘めた感情」「切実な愛情」「忍耐」「順応する」
3月4日の誕生花はオリヅルラン
観葉植物でも人気のオリヅルランは、斑入りの品種がとくにかわいいです。
時期を迎えると「ランナー」と呼ばれる茎を伸ばし、花を咲かせ、子株も形成します。
ハンギングで飾ると鉢から溢れるように葉や子株が垂れるので、ダイナミックさがあります。
おしゃれな鉢植えで観葉植物として贈り物にするのがいいかもしれませんね。
オリヅルランの花言葉
「守り抜く愛」「子孫繁栄」「集う幸福」「祝賀」「私を信じて」「上機嫌」「元気」「堅実」「信頼」「私を信じてください」「焦燥」「不幸な恋」
3月5日の誕生花はクンシラン
春にオレンジや白のユリに似た花を咲かせるクンシラン(君子蘭)。
大層なこの名前は、イギリスの公爵夫人が由来とされ、「高貴」の花言葉が付いたようです。
一枚一枚重なるように展開した葉の中心から咲く花は大きく、満開の姿は圧巻です。
横に広がる長い葉は常緑性のため、観葉植物としても楽しめる魅力も。
室内で育てれば、冬でも葉が観賞でき、鉢植えなら上品なギフトになりますよ。
クンシランの花言葉
「誠実」「高貴」「貴い」「望みを得る」「気高さ」「端正」「情の温かさ」「幸せを呼ぶ」「情け深い」
3月6日の誕生花はキダチベゴニア(木立ち性ベゴニア)
ピンクや赤の小さな花が集まって、シャンデリアのような花が咲くキダチベゴニア(木立ち性ベゴニア)。
白い水玉の模様が入る葉や、ライムグリーンやシルバーの葉など、カラーリーフとしても楽しめる観葉植物です。
通常のベゴニアは、花壇やプランターで小さく育つ園芸品種ですが、キダチベゴニアは、大きくなると1mを超えることもあります。
少し変わった観葉植物をプレゼントしたい方におすすめの植物です。
キダチベゴニア(木立ち性ベゴニア)の花言葉
「親切」「釣り合いが良い」「大志」「丁寧」
3月7日の誕生花はニゲラ
「Love-in-a-mist(霧の中の愛)」の別名をもつニゲラは、5〜7月ごろにかけて白く霞みがかった青い花が咲きます。
繊細な雰囲気があるやわらかい葉の隙間から、美しい花が顔ののぞかせるように立ち上がるため、「霧の中の愛」と名付けられたようです。
上部から見下ろすと、葉が雪の結晶のようにも見えます。
開花を終えた株は、5〜6本のつのが生えた果実が葉に包まれるようにできます。
中には黒いタネが無数に入っていて、品種によってはスパイスとなるものもあるようです。
ニゲラの花言葉
「夢の中でまた会いましょう」「夢の中の恋」「叶わない恋」「夢路の愛情」「夢を抱く」「密かな喜び」「未来」「深い愛」「本当の私」「当惑」「困惑」「戸惑い」
3月8日の誕生花はブルースター
ブルースターは、名前の通り星型の水色の花が咲く、ブラジルやウルグアイを原産とする植物です。
くすみがかったような水色の花びらは、人をひきつけるような色合いで、小さくても存在感があります。
ブルスターの水色は、聖母マリアが身に付けているローブを連想させ、キリスト教ではシンボルカラーとされているようです。
そのため花言葉には、「幸福な愛」「信じ合う心」などがあります。
またヨーロッパでは、結婚式に花嫁がブルースターを飾り花として身に付けていると、幸せになれるという言い伝えがあるようです。
ブルースターの花言葉
「幸福な愛」「信じ合う心」「望郷」「身を切る想い」「早すぎた恋」「星の精」
3月9日の誕生花はアイスランドポピー
シベリアや北アメリカに自生するアイスランドポピー。
赤いカップの花が咲くポピーの仲間で、4〜6月にオレンジ・黄・ピンク・赤・白の花を咲かせます。
寒さに強く、暑さに弱い性質をもつため、日本では夏越しができず一年草に扱われています。
室内の涼しい場所で管理すれば、一年中楽しむことができるかもしれません。
アイスランドポピーの花言葉
「慰め」「陽気で優しい」「思いやり」「気高い精神」「私が勝つ」「七色の恋」「忍耐」「眠り」
3月10日の誕生花はアネモネ
ディーブな青や紫の花が美しく、大人の雰囲気が漂うアネモネ。
品種によって違いますが、花の中心が黒く、花びらと相まった姿は全体的に上品さを感じます。
結婚式のブーケや飾り付けで使われることもあり、草花の中でも人気の種類です。
ヨーロッパや地中海沿岸部に自生しているため、寒さに強く暑さには弱いようです。
花壇やプランターで育てる場合は、暑さ避けをすれば夏越しもできますよ。
アネモネの花言葉
「儚い希望」「消えた希望」「儚い恋」「見放される」「辛抱」「無邪気」「期待」「恋の悲しみ」「薄れゆく希望」「可能性」「純粋無垢」
3月11日の誕生花はラケナリア
長く伸びた茎の先に、複数のつぼ型の花が下向きに咲くラケナリア。
南アフリカのケープ地方に自生するユリの仲間で、ビビットな赤や黄色の花が特徴的です。
カラフルな色合いが多いですが、中でもヒスイ色をした「ラケナリア・ビリディフローラ」は幻想的な美しさがあります。
色のバリエーションが豊富なので、プレゼントを贈る人のイメージにあわせて選ぶといいかもしれませんね!
ラケナリアの花言葉
「好奇心」「持続する愛」「決断」「継続する」「緊張感」「変化」「移り気」
3月12日の誕生花はスカシユリ
スカシユリは、別名「浜ユリ」とも呼ばれ、日本の海岸近くや岩場に生えるユリです。
黄色や橙(だいだい)色の花が代表的ですが、ピンクや白色がグラデーションで入る品種もあり、上品さとポップが種類によってあります。
ユリ特有の強い香りを出さないスカシユリは、ユリの中でも珍しく、見た目の豪華な美しさだけで人をひきつけます。
そういった姿から、「飾らぬ美」の花言葉が付けられたのかもしれません。
スカシユリの花言葉
「元気」「歓喜」「飾らぬ美」「注目を浴びる」「神秘的な美」「親思い」「子としての愛」「偽り」「あなたは私を騙すことはできない」
3月13日の誕生花はヒューケラ(ツボサンゴ)
グレープソーダやパプリカ、キャラメルなど名前がキュートで、葉の色や模様のバリエーションが豊富なヒューケラ。
カラーリーフとして楽しめるほか、常緑性なのでグラウンドカバーの役割もあります。
北アメリカに自生するヒューケラは、寒さに耐性があり、カナダの冬でも難なく越します。
氷点下34ぐらいまでなら耐えることができ、冬の花壇に重宝されます。
ヒューケラ(ツボサンゴ)の花言葉
「恋心」「繊細な想い」「きらめき」「辛抱強さ」
3月14日の誕生花はチューリップ
草花の中でも人気で、春の訪れを告げるチューリップ。
花壇やプランターなど庭の彩りに欠かせない存在で、色や形のバリエーションが豊富です。
チューリップは、気温によって花びらが開く大きさが違います。
普段はカップのように閉じていることが多いですが、これは気温が低いためです。
しかし、気温が20度以上になると花びらは、外側に反り返るほど、大きく開きます。
チューリップも見れば、現在の気温が何℃なのかわかるようです。
チューリップの花言葉
「正直」「思いやり」「愛の告白」「真実の愛」「誠実な愛」「不滅の愛」「名誉」「名声」「神秘」「誘惑」「美しい瞳」
3月15日の誕生花はワスレナグサ
3〜5月にかけて、青いサクラのような小さな花が密集するように咲くワスレナグサ。
ヨーロッパを原産とし、寒さにとても強い草花です。
中世ドイツの物語において、ある騎士が恋人のために川の向こう側に咲くワスレナグサを摘みに行きます。
しかし、騎士は誤って川に飲み込まれてしまいますが、花を岸辺に投げ「僕を忘れないで」の言葉を残したようです。
そのため、英語圏では「Forget-me-nots(私を忘れないで)」の名前で親しまれ、古くから忠誠の愛や絆の象徴花とされているようです。
ワスレナグサの花言葉
「真実の愛」「真実の恋」「誠の愛」「友情」「真実の友情」「私を忘れないで」
3月16日の誕生花はエキナセア
バドミントンのシャトルを、ひっくり返したような花が特徴的なエキナセア。
北アメリカを原産とするキク科の植物で、現地では「コーンフラワー」の名前で親しまれています。
ユニークな花の姿は、古くから切花やドライフラワーとして使われていたほか、ハーブや薬としても役割があったようです。
現在は観賞用の園芸品種が多く、より色や見た目の違う品種が楽しめるようです。
エキナセアの花言葉
「優しさ」「深い愛」「ただよう品格」「あなたの痛みを癒します」
3月17日の誕生花はイキシア
繊細なイネの葉のような花茎に、6枚の花びらをもった花が一列に集まって咲くイキシア。
濃い赤やピンクの色もあれば、パステルカラーのような薄い青や黄色などの色もあります。
花茎は針金のように硬く丈夫で、花持ちもよいため切り花やフラワーアレンジメントでも人気。
ひとつひとつの花がお互いに寄り添うように密集して咲くことから、「団結」の花言葉が付けられたのかもしれませんね。
イキシアの花言葉
「秘めた恋」「君を離さない」「調和の取れた愛」「誇り高い」「強調」「団結」「団結して当たろう」「粘り勝ち」「人生の出発」
3月18日の誕生花はハナミズキ
地面から軽やかな曲線を描くようにざらざらした幹が伸び、春に花、秋に紅葉が楽しめるハナミズキ。
薄紅色の品種だけでなく、赤い花が咲くもの、花が上に反り返るように咲くものなど、バリエーションが多く、庭木に人気の樹木です。
もともと日本に自生していない木ですが、アメリカからサクラの木の返礼品として贈呈されたのがはじまりのようです。
それから栽培がはじまり、全国へと定着したとされています。
ハナミズキの花言葉
「永続性」「返礼」「公平にする」「逆境にも耐える愛」「華やかな恋」「華やかな心」「耐久性」「私の想いを受け止めてください」
3月19日の誕生花はフィットニア
卵型の葉の葉脈に濃い白・赤・ピンクなどの色がはっきりと入り、地面を覆い被すように生長するフィットニア。
鉢植えだと小さくてこんもりと広がるように大きくなり、観葉植物としても人気です。
生命力がとても強く、茎から切り離しても新しく根が伸び、テラリウムや鉢植えのグラウンドカバーとして育てられます。
フィットニアの花言葉
「羨望(せんぼう)」「羨ましい」「デリケートな心」
3月20日の誕生花はスイートピー
地面から茎がつる状に長く伸び、フリルのような薄い4枚の花びらをもった花が咲くスイートピー。
イタリアのシチリアに自生し、キュートな姿は花束でも人気があります。
ふわりとした優しい色が持ち味で、赤・ピンク・白・紫・赤紫と色のバリエーションがあります。
「門出」や「さよなら」の花言葉をもつので、卒業シーズンでは欠かせない花のようですが、「永遠の喜び」や「優美」の意味もあります。
さまざまなギフトシーンで、喜ばれる贈り物になりますよ。
スイートピーの花言葉
「永遠の喜び」「至福の喜び」「ほのかな喜び」「「繊細な喜び」「デリケートな青春の喜び」「優美」「優しい思い出」「門出」「蝶のように飛翔する」「別離」「別れの言葉」「さよなら」「私を覚えていて」「偽りの謙遜」「微妙」
3月21日の誕生花はサクララン(ホヤ)
初夏から秋ごろにかけて、光沢のある小さな多肉質の花が集まって、ドーム状に咲くサクララン。
白・ピンク・黄色の花があり、ぽこぽこと口を開くように開花する姿が印象的です。
厚みのあるつややかな葉は、斑入りのもの、白い葉脈が浮かぶもの、葉が密集するように展開するものなど種類が豊富で、観葉植物として観賞できます。
花は、一度開花すると毎年咲くようになり、長い間部屋のインテリアになります。
サクララン(ホヤ)の花言葉
「愛情」「同感」「共感を得る」「愛情」「人生の出発」「人生の門出」「安心立命」
3月22日の誕生花はアマリリス
握りこぶしぐらいの大きな球根から、太い茎が上空へ真っ直ぐと立ち上り、可憐で美しいユリに似た花を咲かせるアマリリス。
複数に集まった巨大な花は存在感があり、花壇の花だけでなく室内のインテリアにもなります。
アマリリスには「誇り」や「すばらしい美しさ」の花言葉が付けられています。
一輪でも多種類の花と束ねた花束でも、受け取った方はきっと嬉しいはずです。
アマリリスの花言葉
「誇り」「素敵」「輝くばかりの美しさ」「すばらしい美しさ」「強い虚栄心」「内気」「おしゃべり」
3月23日の誕生花はグラジオラス
6〜10月ごろに、地面から一本の長い茎が伸び、その先端にラッパのような赤やピンクの花が積み重なるように咲くグラジオラス。
クールでスタイリッシュな印象がありますが、かわいさももちあわせた魅力的な花です。
葉が剣に似ているグラジオラスは、「勝利」や「準備」の花言葉をもちます。
古代ローマ時代の剣「グラディウス」から、この名前がついたとされています。
グラジオラスの花言葉
「勝利」「誠実」「なごやか」「堅固」「たゆまぬ努力」「準備」「用意周到」「用心」「用心深い」「忘却」「思い出」「密会」「ひたむきな愛」「情熱的な恋」「満足」
3月24日の誕生花はハゴロモジャスミン
鉢から枝葉がこんもりとあふれ出るよう伸び、無数の白い小さな花をたくさん咲かせるハゴロモジャスミン。
モクセイ科のジャスミンの品種別で、同じように爽やかな甘い香りを放ちます。
鉢植えやプランターで楽しめ、花が満開になると滝が流れ落ちるような豪華な景色を演出します。
ハゴロモジャスミンの花言葉
「優雅」「優美」「清純」「温和」「素直」「無邪気」「喜び」「愛嬌」「愛らしさ」「官能的な愛」「誘惑」
3月25日の誕生花はアストロメリア
「友情」や「幸い」の花言葉をもつアストロメリアは、地面から一直線に伸びた茎の先に、ツツジやユリのような花が3〜6つほど集まって咲きます。
鮮やかな赤やオレンジ、ピンクの花びらに、黒い点が入ります。
エキゾチックな花の姿ですが、開花期間が長く花持ちも良いため、切花などフラワーアレンジメントとしてもよく使われます。
一際目立つ印象的な花束を贈りたい方におすすめの花です。
アルストロメリアの花言葉
「友情」「幸い」「幸福な日々」「穏やかな生活」「人の気持ちを引き立てる」「援助」「献身的愛情」「未来の憧れ」「持続」「エキゾチック」「やわらかな気配り」「凛々しさ」「小悪魔的な思い」
3月26日の誕生花はニホンサクラソウ
サクラに似た小さなピンクの花が、ドーム状に集まって咲くニホンサクラソウ。
特徴的なしわのある産毛の生えた黄緑の葉を展開し、その中心から伸びる花が特徴的です。
日本の固有種で、江戸時代から庭を彩る花として親しまれてきました。
ひと昔前は全国に自生していたようですが、現在では限られた地域でしか見られず、埼玉県の自生地は国の特別天然記念物に指定されています。
そのため「希望」や「自然の美しさを失わない」の花言葉が付けられたようです。
ニホンサクラソウの花言葉
「清らか」「純潔」「無邪気」「初恋」「淡い恋」「青春」「若者」「憧れ」「希望」「少年時代の希望」「若い時代と悲しみ」「青春の喜びと悲しみ」「自然の美しさを失わない」
3月27日の誕生花はナノハナ
初春に黄色い花が咲き乱れ、独特の香りがするナノハナ。
品種がさまざまにあり、観賞用・食用・菜種油用とあります。
もともとは地中海沿岸部や北ヨーロッパ、中央アジアを原産とし、古くから油の採取用として栽培されてきたようです。
日本でも江戸時代より、栽培がはじまり、全国へと広がったようです。
ナノハナの花言葉
「明るさ」「快活」「快活な愛」「元気いっぱい」「豊かさ」「豊かな財力」「財産」「小さな幸せ」「調和」「協調性」「料理」「初々しい」
3月28日の誕生花はヤマブキ
春になると、黄色い花が枝垂れるように咲き、ふわりとした株立ち姿になるヤマブキ。
橙色の花が美しく、一重咲きや八重咲きの品種があります。
基本的に春に開花シーズンを迎えますが、地域や気温によって夏にもう一度咲くこともあり、開花を長く楽しめます。
黄色の花と緑のギザギザの葉が相まった姿は、涼しげな華やかな印象があり、切花でも使われます。
ヤマブキの花言葉
「気品」「崇高」「金運」「旺盛」「待ちかねる」
3月29日の誕生花はユキヤナギ
春に真っ白い花が枝垂れ咲き、秋にオレンジの紅葉が楽しめるユキヤナギ。
季節ごとに葉や花の色の変化を楽しめる低木樹です。
日当たりが良ければ、秋に返り咲くこともあります。
庭木や生垣に使われることが多いですが、花付きも良いため、切花やドライフラワーとして楽しめる魅力も。
白い花だけでなく、ピンクの花が咲く品種もあり、キュートさのある花木です。
ユキヤナギの花言葉
「愛嬌(あいきょう)」「愛らしさ」「静かな思い」「懸命」「自由」「気まま」
3月30日の誕生花はハーデンベルギア
釣り竿のように伸びた花茎に、フジに似た紫の花が連なるように咲くハーデンベルギア。
オーストラリアに自生するマメ科の植物で、コチョウランのような雰囲気があります。
冬に一斉に葉が落ちない常緑性の草花なので、鉢植えで室内で楽しむのがおすすめです。
花付きが良く、満開に咲き乱れる花の姿は圧巻です。
ハーデンベルギアの花言葉
「壮麗」「思いやり」「広い心」「過去の愛」「奇跡的な再会」「運命的な出会い」「幸せが舞い込む」
3月31日の誕生花はアルメリア(ハマカンザシ)
イギリスなどヨーロッパに自生するアルメリアは、地面から細長く伸びた茎の先端に、ボール状の白やピンクの花を咲かせる多年草です。
常緑性の細長い葉は密集するようにたくさん伸び、鉢植えやプランターだとこんもりとした姿になります。
寒さや暑さに強く、初心者でも育てやすい草花です。
ボンボンのように丸い花は特徴的で、切花にするとアクセントとなり、より印象的な花束になります。
アルメリア(ハマカンザシ)の花言葉
「思いやり」「心遣い」「歓待」「同情」「共感」「可憐」「滞在」
誕生花の他に誕生木(たんじょうもく)というものがある
基本的には花壇や鉢植えを彩るような草花が誕生花として振り分けられていますが、樹木タイプの植物にも「誕生木(たんじょうぼく)」といわれるものがあります。
マツやサクラなど、古くから日本の里山や庭で見られる樹木などが該当します。
誕生木とは?
1〜12月までの月別ごとと、1年366日の日別ごとに誕生花があるように、樹木にもそれぞれの種類や品種が振り分けられ、それを「誕生木」と呼びます。
人とかぶらないように個性を感じられる誕生日プレゼントを贈りたい方に誕生木がおすすめです。
花束ではなく、立派な植木鉢と樹木を一緒にした記念樹として贈るといいかもしれませんね。
3月の誕生木はヒノキ
地面から空へ一直線に伸びるスリムな茶色い幹が勇ましく、繊細で軽やかな針葉が美しいヒノキ。
3月を代表とする誕生木で、「不滅」「不老」の花言葉をもちます。
個体にもよりますが、ヒノキは樹齢2,000年ほどまで生きることもあるようです。
また、針葉樹の中でも香りが良く、木目が美しく、耐久性もあるため古くから建材として使われていました。
3〜4月ごろにかけて、葉の先端に赤茶色の丸い小さな花が咲き、秋になると果実が熟します。
ヒノキの花言葉
「不滅」「不老」「不死」「強い忍耐力」「固い友情」「私のために生きて」
まとめ
3月の誕生花は、比較的海外が原産の花が多く、日本の庭では育てにくいものが多い感じがします。
しかし、切花やフラワーアレンジメントで使われる種類も多く、誕生日の花束やプレゼントの飾りにはおすすめです。
さらに、観葉植物として販売されている植物も多いので、鉢植えでプレゼントしても、きっと喜んでもらえますよ。
ぜひ、3月の誕生花や誕生木を大切な方に贈って、素敵な時間を過ごしてくださいね!
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。
リゾートガーデンスタイル専属の庭師×Webコンテンツクリエイター。 カナダのトロントで造園士を、その後日本で花屋のバイヤー・鉢物の管理・アドバイザーを経験した後、ヤシの木を主体とするリゾート・ドライガーデンの造園士に。 現在は、リゾートガーデンスタイルの社会福祉施設・DOG CAFEの専属庭師に加え、畑の開拓・管理、SNSも兼務。 植物を専門とするWebコンテンツクリエイター、ガーデニング商品の監修者としても活躍中。