防草シートは手軽に雑草の成長を抑えられる便利なアイテムですが、実は知っておくべきデメリットがいくつかあります。
せっかく時間とお金をかけて防草シートを設置しても、思っていた効果が得られなかったり、見た目が気に入らなかったり…そんな失敗を防ぐために、この記事では防草シートのデメリットを詳しく解説し、克服するためのポイントも徹底的にご紹介します!
デメリットを知ることで、失敗や後悔のない庭づくりに役立てていただけたらうれしいです。
目次
防草シートとは?基本知識と仕組み
抜いても抜いても生えてくる、庭や畑の雑草。除草の手間がかかるだけでなく、見た目を損ない、害虫の住みかになるといったさまざまな問題を引き起こします。こぼれ種や地下茎で際限なく増えるため「あっという間に手がつけられない状態になってしまった!」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな場面で活躍してくれるのが防草シートです。防草シートは名前の通り、雑草の発生を防ぐためのシートです。太陽の光を遮断して雑草の光合成を阻害し、防草シートで地面を覆って押さえ込むことで強靭な雑草も物理的に成長しにくくします。
雑草対策というと、草むしりや除草剤のように「雑草が生えている状態」での対策が定番ですが、防草シートは基本的に「雑草が生えていない状態」から使用します。そもそもの発芽の段階から防ぐため、高い効果が期待できるのです。高性能な防草シート適切に使えば、長期的に効果を持続することも可能。わずらわしい雑草処理から長く解放してくれる頼もしいアイテムといえます。
また、防草シートが持つメリットは雑草が生えにくくなることだけではありません。安全性が高いこともメリットのひとつです。
たとえば、除草剤に含まれる一部成分は生き物や環境に悪影響を及ぼす可能性があります。休耕地や空き家などでは気にならないかもしれませんが、子どもが毎日遊ぶ庭や、作物を育てる畑で使うのは抵抗があるという方も多いでしょう。その点防草シートであればそういった危険性がなく、ご自宅や近隣にお子さんやペットがいる場合でも安全に雑草対策ができます。
ただし、防草シートを使えばすべての雑草の成長を完全に防げるというわけではありません。施工の際にできた隙間や紫外線による劣化、強靭な雑草などが理由で、どうしても雑草が生えてきてしまうことがあります。敷くだけで雑草を完全に枯らし、二度と生えなくするというものではありませんのでご注意ください。
防草シートの知っておきたいデメリット
ここまでご紹介した防草シートの基本知識やメリットを踏まえて、次は気になるデメリットを解説します。事前にどのようなリスクや問題があるのか確認することで、「こんなはずじゃなかった!」という事態を防ぎましょう。
デメリット1: 景観が損なわれる可能性
防草シートは一般的に黒色や茶色など、自然な景観とは異なる色をしているものが多いです。そのため、庭や畑の広範囲に敷き詰めると、どうしても見た目が気になってしまいます。
特に、和風庭園や花壇など見た目にこだわりたい場所では、防草シートの色が周囲の景観と調和せず、見た目が損なわれる可能性があります。
デメリット2: 経年劣化による交換の手間
防草シートは、紫外線や風雨にさらされることで徐々に劣化していきます。そのため、数年で破れたり効果が薄れてきたりする場合があり、定期的な交換が必要です。
特に、日当たりの良い場所に設置した場合や頻繁に歩いたりする場所では、紫外線や摩擦によって劣化が早まる可能性があります。
デメリット3: 紫外線や環境要因による劣化
防草シートは、紫外線や温度変化、土壌の酸性度など、さまざまな環境要因の影響を受けます。これらの要因によって、防草シートの強度が低下したり、変色したりすることも。
また、長期間使用していると、カビが生えたり、雑菌が繁殖したりする可能性も考えられます。
デメリット4: 虫の発生や衛生面での問題
防草シートの下は湿気がこもりやすく、虫の格好の隠れ家になる可能性があります。特に、ゴキブリやムカデのように暗くて湿気の多い場所を好む害虫は、防草シートの下に巣を作ってしまうことも。
また、防草シートと地面の間にゴミが溜まりやすく、衛生面が気になる場合もあります。
デメリット5: 敷設に手間がかかる
防草シートをDIYで敷設する際には、事前に地面を平らにし雑草を取り除くなどの下地処理が必要不可欠です。また、防草シートを敷いたあとにはピンや専用の粘着テープを使って固定しなくてはいけません。
広い範囲に敷設する場合や、起伏のある場所に敷設する場合には、かなりの手間と時間がかかります。貴重な休日を何日も使うことになるかもしれません。
防草シートの施工でよくある失敗
防草シートの施工ではどんな失敗のリスクがあるのでしょうか。ここでは、よくある失敗例をご紹介します。
隙間から雑草が生える
防草シートを敷いたにも関わらず、隙間から雑草が生えてきてしまうことがあります。主な原因として「防草シート同士の重ねしろ不足」と「固定ピンの本数不足」が考えられます。
原因1. 防草シート同士の重ねしろ不足
防草シートを敷く際にシートとシートの重ねしろが不足していると、隙間ができて雑草が出てきやすくなってしまいます。わずかな日光が入り込むだけでも、残っていた根が成長したり、雑草の種が発芽したりするには十分なのです。特にツル性の雑草は隙間から出てきやすいため注意が必要です。
また、防草シートの重ねしろが不足していると強風にあおられやすくなります。最悪の場合敷き直しが必要になってしまうため、敷設時には十分な重ねしろをとりましょう。
原因2. 固定ピンの本数不足
防草シートを敷いたら、固定ピンを打ち込んでしっかりと固定する必要があります。固定ピンが不足していると風などで防草シートがめくれ上がって隙間ができ、雑草が生えてくる原因となります。
固定ピンの間隔は防草シートの種類や施工場所によって異なりますが、一般的には50cm~1m間隔での固定が推奨されています。
下地処理を怠る
防草シートを敷く前の下地処理を怠ると、さまざまな問題が発生する可能性があります。
たとえば防草シートの下に、スギナやドクダミといった地下茎で増える雑草が残ってしまっていた場合、防草シートを突き破って穴を開けたり、防草シートを浮かせて隙間ができてしまうことがあります。地面に凸凹が残ったまま施工した場合には防草シートが地面に密着せず、できた隙間から雑草が生える原因となります。
防草シートのデメリットを克服するためのポイント
前途したように、防草シートにはさまざまなデメリットがあります。これらのデメリットを克服するためには、適切な製品を選び、正しい方法で施工することが大切です。防草シートの効果を最大限に引き出し効果を持続させましょう。
耐久性の高い製品の選び方
耐久性は、防草シートの寿命や防草効果の持続性に大きく影響します。高品質な製品は価格も高い傾向にありますが、交換の頻度を減らし、長期間にわたって雑草の発生を抑えられます。結果的に価格に見合った満足度が得られるでしょう。
耐久性を高めるためには、以下のポイントに注意して防草シートを選びましょう。
- 素材
防草シートの多くには、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンなどの素材が使われています。紫外線に強いポリエステルや雨水に強いポリプロピレンは耐久性が高いため、防草シートをむき出しで使う場合に適しています。長く使用したい場合は、ポリエステルまたはポリプロピレン素材の防草シートを選びましょう。
ポリエチレン素材の防草シートはポリエステルやポリプロピレンに耐久性で劣るものの、価格が安価な点が魅力。上に砂利や人工芝などのアイテムを敷いて使用する場合や、定期的な交換に抵抗がない方に適しています。 - 構造
防草シートには、構造が異なる「織物タイプ」と「不織布タイプ」の2種類の製品があります。織物タイプは糸を織り合わせて作られており、比較的安価で施工がしやすいのが特徴です。織物タイプは葉先の丸い雑草には効果的ですが、葉先が尖っている雑草とは相性が悪いです。編み目から突き破って生えてくるリスクが高いため、スギナやイネ科の雑草対策には不向きです。
一方、不織布タイプは繊維を絡み合わせて作られた製品で、織物タイプに比べて耐久性が高い傾向にあります。さらに、不織布タイプの製法には「ニードルパンチ法」と「スパンボンド法」があり、スパンボンド法の不織布は特に高い防草効果が期待できます。スギナをはじめほとんどの雑草に対応できるため、しぶとい雑草に悩んでいるのであれば、高密度のスパンボンド不織布タイプがおすすめです。
防草シートの構造 | 特徴 | 相性の良い雑草のタイプ | 雑草の種類 |
不織布 | ・密度、耐久性が高い ・価格が高い | 葉先が鋭い雑草 | スギナ、チガヤ、エノコログサ、メヒシバなど |
織布 | ・やわらかく、施工しやすい ・価格が安い | 葉が丸い、やわらかい雑草 | ドクダミ、オオバコ、タンポポ、カタバミ、カラスノエンドウなど |
- UVカット加工の有無
防草シートにおけるUVカット加工は、太陽光に含まれる紫外線から保護するための重要な処理です。紫外線はプラスチックを劣化させる主な原因の一つであり、防草シートも例外ではありません。
そこで重要なのが、UVカット加工が施されている防草シートを選ぶこと。UVカット加工により強度の低下や破損を防ぎ、より長く効果を発揮させられます。防草シートの外観を保ち、美しい庭を長く維持することにもつながります。
正しい敷設方法
防草シートの効果を最大限に引き出すためには、正しい敷設方法が重要です。
下記の道具や材料を事前に準備しておきましょう。
- 防草シート
- 固定ピン
- 防草シート専用の粘着テープ
- 軍手、園芸用手袋
- カッターまたはハサミ
- メジャー
- 地面を平らにする道具(レーキ、トンボ、転圧機など)
- 雑草や石などを取り除く
雑草が生えたままの状態で防草シートを敷くと、穴が開いたり浮いたりして、防草効果が低下してしまいます。敷く前に必ず下地処理を行いましょう。
まず、防草シートを敷く場所の雑草を取り除きます。根が残っているとシート下で再び成長してしまうため、雑草は根から引き抜きましょう。施工の数日前に除草剤を撒いておくと、根まで枯らせて効率的です。
雑草のほか、石やゴミ、切り株などもしっかり取り除きましょう。 - 地面を平らにする
レーキやトンボ、転圧機などを使って地面を固め、高さを均一にしましょう。足で隙間なく踏み固めてもOKです。
目的は土の中の空洞をなくして凸凹をなくし、防草シートとの間に隙間が発生するのを防ぐこと。凹凸はシワができてしまう原因にもなるため、ここでなくしておきましょう。転圧機はホームセンターなどでレンタルが可能です。 - 敷設
地面が平らになったら、筒状の防草シートを転がして広げていきます。施工範囲が広いほど敷いたあとの調整が大変なので、慎重に敷いていきましょう。引っ張ってしまったり、風にあおられたりしてずれないよう、端の列を固定しておくと安心です。
シート同士を重ねる部分は、10cm以上の余裕を持たせてください。重ねしろが足りないと、雑草が生えてくる原因になってしまいます。
また、壁や塀、室外機などに接している部分は粘着テープで接着し、隙間をなくします。粘着テープに砂やゴミが付着すると粘着力が弱くなってしまうため、丁寧に掃除してから貼りつけましょう。 - 固定ピンの設置
シートを敷き終わったら、固定ピンを使ってしっかりと固定します。固定ピンの間隔はシートの種類や施工場所によって異なりますが、一般的には50cm~1m間隔が推奨されています。シートの四隅だけでなく中央部分にもしっかりと打ち込み、風でシートがめくれ上がらないようにします。 - 粘着テープで隙間をふさぐ
固定ピンだけで不安であれば、シートの重ね合わせ部分や、周囲を粘着テープでしっかりと固定しましょう。特に風当たりが強い場所や傾斜がある場所では、粘着テープで補強することでシートが剥がれるのを防げます。
見落としがちですが、固定ピンを打ち込んだピン穴には、ほんのわずかな隙間ができます。雑草はこのような隙間からもどんどん伸びてきてしまうため、固定ピンごと粘着テープを貼ってふさぎましょう。 - 上に砂利や人工芝を敷く
防草シートの効果を長持ちさせたい場合や、防草シートの見た目が気になるという場合は、上に砂利や人工芝、ウッドチップなどのアイテムを敷きましょう。
砂利やウッドチップであれば、防草シートの上に均一に敷くだけでOK。人工芝はピンを使って固定します。防草シートの上をアイテムで覆うことで紫外線による劣化を防げるほか、デザイン性を高めることもできます。
重ねしろやピンの適切な配置
防草シートの重ねしろと固定ピンは、密接な関係にあります。重ねしろが十分でも、固定ピンが不足していればシートがめくれ上がってしまい、重ねしろの意味がなくなってしまいます。逆に、固定ピンがしっかりと打ち込まれていても、重ねしろが足りなければ隙間から雑草が生えてきてしまいます。
のちのちの雑草の発生に大きく影響するため、どちらも適切な配置を行うことが重要です。
- 重ねしろは10cm以上とる
防草シート同士の重ねしろがせまいと、隙間が空いて雑草が生い茂る原因になります。隙間に強風が吹き込むことで周辺の防草シートに負担がかかり、大きく破損してしまうことも。シート同士を重ねる部分には十分な重ねしろを設けることが重要です。
一般的に重ねしろは10cm以上とることが推奨されています。重ねしろを十分にとったうえで固定ピンで留め、粘着テープで隙間なく貼り合わせましょう。 - 固定ピンは50cm~1m間隔で配置する
防草シートの種類や施工場所によって異なりますが、固定ピンは50cm~1m間隔での配置が推奨されています。シートの四隅だけでなく、重ねしろや中央部分にも打ち込みましょう。
また、固定ピンにはさまざまな種類があります。地面の硬さによって最適なものを選びましょう。
目安として、やわらかい地面にはコの字型またはU型の固定ピンが向いています。25cm以上ある長いものを選ぶとなお良いでしょう。硬い地面には、L型やJ型の固定ピンが適しています。標準的な20cm程度の長さで問題ありません。
防草シートを敷きたい場所に実際に固定ピンを刺してみて、「刺さるか」「抜けにくいか」を確認してから施工するのがおすすめです。
環境 | 適した固定ピンの形 | 適した固定ピンの長さ |
地面が標準的な硬さ | ・J型 | ・標準的な長さ(20cm) ・短い(15~20cm) |
地面がやわらかい | ・コの字型 ・U型 | ・長い(25cm) |
地面が硬い | ・L字型 ・釘型 | ・標準的な長さ(20cm) ・短い(15~20cm) |
風当たりが強い | ・ワッシャー(押さえ板)付きピン | ・長い(25cm) |
仮留め用 | ・コの字型 ・釘型 | ・短い(15~20cm) |
人工芝や化粧石での見た目改善
防草シートは飾り気のない見た目から、庭が殺風景になってしまうというデメリットがあります。特に防草シートは日光を遮る効果が高い黒色が一般的であり、庭に広げるとどうしても人工的な印象を与えがちですよね。「もう少しおしゃれだったらいいのに」と感じている方におすすめなのが、防草シートの上に人工芝や化粧石を敷くことです。
人工芝は耐久性が高く、長期間にわたって美しい緑色を楽しめるのが魅力です。人工芝と防草シートと組み合わせることで見た目を損ねずに防草対策ができ、1年中緑豊かで明るい庭を演出できます。人工芝が紫外線を遮り、防草シートの劣化を防ぐ効果も期待できます。クッション性があるため、歩行時の快適性も向上します。
化粧石にはさまざまな色や形状があり、自由にデザインできるのが魅力です。たとえば、防草シートの上に白やグレーの化粧石を敷けばモダンな雰囲気に、カラフルな化粧石を敷けば遊び心のある空間に仕上げられます。防草シートと化粧石を組み合わせれば、自分の好みの庭づくりが可能です。人工芝と同じく防草シートに直接紫外線が当たることを防ぐため、劣化を防げるのもメリットです。
防草シートの上に敷くアイテムとして、ウッドチップやレンガ、タイルなどもおすすめです。いずれも防草シートと相性がよく、それぞれの個性を活かしながら雑草対策ができるでしょう。好みや庭の雰囲気に合わせてアイテム選びも楽しんでくださいね。
防草シートの上に敷くアイテムについてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
防草シートの施工をプロに依頼するべき場合
- 広範囲な施工の場合
- 複雑な形状の場所への施工の場合
- 高品質な仕上がりを求める場合
- 自分で施工するのが難しい場合
防草シートの施工はDIYでも可能ですが、プロに依頼したほうが安心な場合もあります。上記に当てはまる場合は、プロへの依頼も検討しましょう。
- 広範囲な施工の場合
庭全体や駐車場、畑などの広い範囲に防草シートを敷く場合、DIYではかなりの時間と労力が必要になります。また、不慣れな状況で1人で作業を行うと、風であおられないよう押さえたり、広げた防草シートをずらしたりといった作業がスムーズにいきません。防草シートのたるみや隙間などが発生しやすく、正しく設置できないおそれも。
複数人で作業できない場合も、プロに依頼すると良いでしょう。専門業者に依頼すれば複数人のプロが効率的に作業を進められるため、短期間で防草シートの敷設が可能です。
予算が心配という方は、自分でできそうな狭い範囲はDIY、範囲が広い場合はプロにまかせるといったように分けることで費用が削減できます。 - 複雑な形状の場所への施工の場合
庭の形が複雑だったり、構造物があったりする場合、DIYでの施工は少々難易度が上がります。たとえば、防草シートを敷きたい場所にエアコンの室外機や雨水桝、物置、マンホール、電柱、隣家との境界などの障害物はありませんか?
そういった場所では防草シートに切込みを入れたり、形に合わせて隙間ができないようにカットしたりといった作業が発生します。構造物の機能を邪魔せずに、かつ防草シートの機能を損なわないようにする繊細な作業が求められます。曲線が多い場所や階段状になっている場所、高低差がある場所も高度な技術が必要です。
プロであれば、現場に合わせて最適な施工方法で作業を進めてくれるため安心です。 - 高品質な仕上がりを求める場合
DIYでの施工が不慣れだと、下地処理が不十分になったり、固定ピンの留め方が甘くなったりと、防草効果や耐久性を十分に発揮できない可能性があります。また、シートとシートの重なり部分やカットした端の処理などは、適切に処理しないと見た目もよくありません。
プロに依頼すれば、専門的な知識と技術を持った職人が美しく仕上がりの良い施工を行ってくれます。施工後のアフターフォローも充実しているため、何かトラブルが発生した場合でも相談できる点がうれしいですね。 - 自分で施工するのが難しい場合
体力に自信がない方やDIYの経験が少ない方、時間がない方もプロに依頼するのがおすすめです。DIYだと、施工だけでなく敷きたい場所や用途に合わせた防草シートを選び、施工手順を確認するといったさまざまな作業を自分でやらなくてはいけません。普段からDIYの機会がないのであれば、使う頻度が少ない道具を一式そろえるのもちょっと抵抗がありますよね。
手間も時間もかかるため、途中で断念するということにもなりかねません。プロにまかせれば、自分ではできないような難しい作業もスムーズに行ってもらえます。
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。
植物とコーヒーを愛するWebライター。園芸好きの一家に生まれ、幼いころから花と緑に囲まれて育ちました。現在の住まいでは、ナチュラルな雑木の庭を目指して試行錯誤中です。 趣味はガーデニング、家庭菜園、メディカルハーブ。子どもと一緒に植物のある暮らしを楽しんでいます。