モッコクは、ゆっくりと生長するので管理方法も比較的簡単なため、庭木として人気のある樹木です。
しかし、モッコクは正しく剪定をしないと樹形が乱れたり病害虫が発生する恐れがあります。
ここでは、モッコクの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。
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モッコクの育て方や特徴
目次
モッコク(木斛)の剪定の時期
モッコクは、モチノキ、モクセイと並んで「三大庭木」とひとつで、「庭木の王様」とも呼ばれています。
実は、松と同じくらい剪定に手間がかかると言われているモッコク。
そう聞くと、自分でも剪定できるのか心配になりますよね。
とくに知識を持っていないといつ剪定をしたらいいのかなどの初歩的なところでさえつまづきがちです。
この章では、まず最初にモッコクを剪定するのに適した時期・可能期について、ご紹介します。
正しい剪定時期を知って、元気なモッコクを育てていきましょう。
剪定の適期・可能期
モッコクを管理する上で、正しい剪定の時期を知っておくことはとても重要です。
モッコクの剪定は、基本的に1年に2回が理想。
1回目の剪定の適期・可能期は、花が散りだす初夏の6月から7月頃、2回目は休眠期に入りだす秋の11月から12月頃におこないます。
1回目の剪定と2回目の剪定は目的が違うので、それぞれの時期の剪定はどんな目的があってやるのかを知っておくことが大切です。
モッコク(木斛)の剪定方法
モッコクの管理で主に大切になるのは日々の剪定です。
この章では、適切なモッコクの剪定を行うための手順を、道具の準備からしっかりと解説します。
剪定をする際の注意点もご紹介していますので、ご自分で剪定を行うときに気を付けてみてくださいね。
モッコクの剪定に必要な道具
まずはモッコクの剪定に必要な道具ごご紹介していきましょう。
モッコクを剪定するときに必要になる道具は上記の5つです。
モッコクの枝の剪定は主に剪定バサミや植木バサミで行えますが、太い枝は剪定ノコギリを使って剪定したほうがやりやすいので用意しておくと安心ですよ。
モッコクの剪定方法
モッコクの剪定は、基本的に「透かし剪定」の方法で行います。
初夏の剪定と秋口の剪定で切り落とす枝の種類が違うので、それぞれの状況に分けてやり方をみていきましょう。
初夏の剪定方法
初夏のモッコクの透かし剪定では、逆さ枝、伸びすぎた枝や枝同士が絡み合った絡み枝などの不要な枝を剪定バサミや植木バサミを使って切ります。
枝の剪定をする際に枝が3本に分かれている場合は、真ん中の枝を切り落とすようにしましょう。
初夏の剪定のコツは、枝の剪定をするときに枝同士の隙間から周りの景色が見える程度まで枝の量を減らすことです。
この剪定作業によってモッコクの枝が込み合っている部分の風通しや木内部への日当たりも良くなるので、病害虫発生の予防にも効果的です。
秋の剪定方法
秋のモッコクの透かし剪定では、古くなった枝葉を取り除きます。
この剪定作業によって休眠期でも樹木全体に栄養分が行き渡るようになります。
ただし、枝を切り詰めたり花芽を多く落としてしまうことには注意が必要です。
モッコクは生長が穏やかで新しい芽を出す力が弱いので、枝を大きく切り詰める強剪定で剪定を行うと樹木全体が弱ってしまう恐れがあります。
そのため、剪定をする際は剪定対象となる枝を中心に行いましょう。
モッコクを剪定するときの注意点
モッコクを剪定するときの一番の注意しなければいけないことは、剪定のやりすぎです。
モッコクは生長のスピードが遅いのでこまめに剪定をする必要はない樹木です。
しかし、剪定をしすぎるときれいな樹形が乱れて、樹木内部がスカスカ状態になってしまう恐れがあります。
自然の樹形が美しいモッコクの樹形を楽しみたい場合は、適切な剪定時期に正しい方法で剪定をしましょう。
また、樹丈が高いモッコクの剪定は高所作業になりがちです。
経験がなく作業に不慣れな方が背丈高いモッコクの木の剪定をしようとすると危険が伴うので、慎重に剪定作業を行いましょう。
もしも「高いモッコクの剪定を上手にやる自信がない……」という方は、無理をせず専門の造園業者や庭師にお願いしたほうが安全かつキレイに剪定をすることができますよ。
一度問い合わせをして、モッコクの状態と希望作業を相談してみることをおすすめします。
モッコク(木斛)を造園業者・庭師に剪定してもらう方がいい理由
モッコクの剪定をする場合、自分でやるか、プロの造園業者・庭師に作業を依頼するかの2通りの方法が考えられます。
どちらの方法を選んだとしても一長一短ありますが、木の健康や出来栄えなどを加味した場合プロの造園業者庭師に作業を依頼した方が安心です。
とは言っても、「何の基準でプロの方がよいと言っているのだろう」と思う方も多いと思います。
まずはモッコクの剪定を自分でする場合とプロの造園業者・庭師に依頼する場合をメリット・デメリット両面から比較してみましょう。
自分で剪定するメリット・デメリット
自分でモッコクを剪定する場合、下記のようなメリットがあります。
自分で剪定するメリット
ご紹介したように、低コストで好きな時に好きなように作業ができるのが自分で剪定するときの一番の強みです。
ただし、好きなようにできる反面自分で剪定する場合には以下のようなデメリットが付いて回ります。
自分で剪定するデメリット
このように、自分で剪定を行う場合は剪定に必要なコストを抑えることができますが、剪定の出来栄えは補償されませんし木が枯れてしまうきっかけを作ってしまうおそれも考えられます。
モッコクが枯れかかってしまった場合、再度プロの造園業者等に木の状態を見てもらったり、最悪枯れてしまった場合には新しい木の購入費用がかかってしまうことも考えられるのです。
モッコクの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット・デメリット
一方、プロの造園業者に剪定作業を依頼した場合、下記のようによい点がたくさんあります。
造園業者・庭師に頼むメリット
代行料金こそかかりますが、業者選びを失敗しなければ必要経費のみで作業を終えることができます。
余分な追加費用が発生することなく満足のいく仕上がりにできるので、トータルコストを考えるとあながち業者に頼むと高くなるともいえないのです。
モッコクの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ
モッコクの剪定をする場合、プロの知識と経験を買った方が結果的に安く済むし木の健康のためにもいいことをご説明してきました。
ここからはモッコクの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れをご紹介します。
基本的にはプロの剪定業者に作業を依頼するときには、下記の手順を踏んでいきます。
このとき、予算内で的確な作業をしてくれるよい業者を選ぶコツは相見積もりを取るということです。
最初に複数の業者に見積り依頼をし、できるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を選別して依頼することが業者選びを失敗しない為には重要です。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。
モッコク(木斛)の剪定はsmileガーデンへ!
自分でモッコクの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。
smileガーデンが選ばれる理由
smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンであることです。
理由①|smileガーデンは「便利」!
smileガーデンの強みは造園業界No.1の店舗数であること。
全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができます。
土日も営業をしているので、お仕事がお休みの日に作業してもらえるのは嬉しいですよね。
理由②|smileガーデンは料金が「安い」!
何かを業者に依頼するとき、意外と心配になるのが「見積もりに来てもらうのに出張費など取られないか」ということではないでしょうか?
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
見積金額をご確認いただいてから実際に作業をするかお決めいただけるので、納得して剪定作業をすることが可能です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンを取られる心配がなくその分お客様に安くサービスを提供できています。
全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし、無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらにsmileガーデンでは最低価格保証を実施中。
弊社より安い見積もりがあった場合は、作業内容と現場状況を確認の上となりますが相談に応じてお客様に寄り添った金額を提示させていただきます。
理由③|smileガーデンは「上手い」!
smileガーデンでは、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があります。
また、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職しているので、豊富な知識と経験でしっかりとお客様の要望を汲み取ったサービス内容のご提案が可能です。
このように、smileガーデンでは常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できます。
とくにモッコウは剪定作業が難しいこともあり、元気に育てていくことを考えた場合プロに剪定を依頼した方が安心です。
モッコウの剪定でお困りの際は、是非ともsmileガーデンへ作業をご依頼ください。
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。