フェイジョアは、花や実だけでなく冬の時期でも葉が付いているので、1年を通して四季折々の樹姿を楽しめる樹木です。フェイジョアの木に花を咲かせたり実をつけたりするためには、定期的な剪定が必要です。

ここでは、フェイジョアの管理方法について剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。

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目次

フェイジョアの剪定の時期


ファイジョアの木を管理する上で剪定の時期を知っておくことは重要です。
ここでは、フェイジョアの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

フェイジョアの剪定の適期・可能期は、2月から4月頃です。
フェイジョアは、寒さに弱い樹木なので冬の剪定は避けます。厳寒期だと、株を傷める可能性があります。
また、8月から9月頃は、春に伸び出した新梢の枝先に翌年の花を咲かせる花芽が育つ時期です。
そのため、この時期に剪定を行って花芽を切ってしまうと花や実も楽しむことが出来ない恐れがあるので剪定は、2月から4月頃に行った方が無難です。
また、枝が込み合ってきた場合は、6月頃にその枝の部分を軽く剪定することが可能です。

フェイジョアの剪定の方法


フェイジョアの剪定の方法について、剪定に必要な道具と剪定注意点も含めて、ご紹介します。

フェイジョアの剪定に必要な道具

フェイジョアの剪定に必要な道具は、剪定バサミ、刈り込みバサミ、園芸用手袋の3つです。

剪定道具セット写真
剪定作業を行う際は、事前に剪定に必要な道具を揃えてから始めましょう。
剪定バサミは枝の切り口からの雑菌繁殖を予防するために刃の部分を消毒してからフェイジョアの剪定を始めましょう。

フェイジョアの剪定方法

フェイジョアの剪定方法は、植え付け年数によって剪定方法が異なります。
苗木から1~2年目位の若木のフェイジョアの木の剪定は「樹形を整える剪定」、そして、植え付けてから3年目以降の剪定は「花を咲かせたり実を付けたりする剪定」を行います。
どちらの剪定もあまり強く剪定しないで透かし剪定の方法で行います。
ここでは、植え付け年数によって異なるフェイジョアの剪定方法について、それぞれご紹介します。

「植え付けから1~2年目のフェイジョアの剪定方法」

植え付けから1~2年目の剪定方法は、樹形を整えて枝数を増やすために行う剪定です。
植え付けから1~2年目位のフェイジョアの木は、若木なので花を咲かせたり実を付けさせたりするより、枝や葉を増やして樹形を整えることを優先します。
樹形を整えるために枝を剪定すると、枝を切った切り口から新しい枝が伸び出してくるので枝数が増やせます。
剪定方法は、幹から伸び出した長い枝を3分の1位の位置から半分位の長さを残して切ります。

「植え付けてから3年目以降のフェイジョアの剪定方法」

植え付けてから3年目以降の剪定方法は、花を咲かせて実をつけるために行う剪定です。
苗を植え付けしてから3年位すると樹形が整ってくるので、花を咲かせて実を付ける剪定を行います。
花を咲かせて実を付ける剪定は、植え付けをしてから3~5年位して枝葉が茂って樹形が整ってきた頃に行います。
剪定方法は、最初に幹を地際(地面)から50~60㎝位の高さの位置位で切り戻します。
次に不要な枝は、枝の付け根から2~3㎝位残して切ります。
不要な枝には、絡み枝、内向枝、下垂れ毛だ、枯れ枝、病害虫の被害にあった枝などがあります。
これらの枝の剪定によって切り詰めた枝の枝先に花芽が付きます。
そして、花が咲いた後は、実も付きやすくなります。
フェイジョアの剪定は、植え付け年数によって異なりますが、それぞれに合った剪定方法を行って庭木として管理をしましょう。
そして、フェイジョアの花が咲いたり実がなったりした樹姿も楽しんでみましょう。

フェイジョアの剪定注意点

フェイジョアの剪定注意点は、花が咲いて実が付く枝を切り落とさないことです。
フェイジョアの木は、新しく伸び出してきた枝先に花と実がつくのですべての枝先を剪定してしまうと、花芽と実が全くつかなくなってしまう恐れがあります。
そこで、枝の剪定をする際は、対象となる不要な枝を確認しながら剪定を行いましょう。
もし、花や実が付く枝がわからない場合は、無理に剪定を行わないで専門の業者や庭師にお願いしてみませんか。

造園業者・庭師にフェイジョアを剪定してもらうには?


フェイジョアの剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。

フェイジョアの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

フェイジョアの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。
造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。
そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

フェイジョアの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低く、花も期待できます。
・フェイジョアの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいフェイジョアでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

フェイジョアの剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ

自分でフェイジョアの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。
smileガーデンは、依頼が「便利」です。
造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。
また、smileガーデンは、料金が「安い」です。
もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。
そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。
さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。
さらに、smileガーデンは、剪定が「上手い」です。
この「上手い」理由は、徹底した社員教育と年間20,000件以上の依頼から得た信頼と実績があり、造園経験10年以上あるスタッフが9割以上在職していることです。
また、smileガーデンは、常にお客様の要望する作業に対してプロ知識と経験で安くて「上手い」最適な方法をご提案できることです。


自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★