アオハダの木は、秋になると紅葉が美しくなり赤い果実も生るので庭のシンボルツリーとして人気がある樹木です。また、アオハダは、生長も遅いのであまり剪定が必要ないですが一年に1回程度の剪定をすると、美しい樹形が維持できます。

ここでは、アオハダの管理方法について、剪定時期や剪定方法も含めて、ご紹介します。
また、剪定に不安のある方や作業が面倒な方のために専門の造園業者や庭師への剪定依頼についてもご紹介していますので、ぜひ、ご参考にしてください。

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自己流の剪定木が枯れるかも

目次

アオハダ(青膚・青肌)の剪定の時期


アオハダの木を管理する上で適切な剪定時期を知っておくことは重要です。ここでは、アオハダの剪定の適期・可能期について、ご紹介します。

剪定の適期・可能期

アオハダの剪定の適期・可能期は、冬の11月~3月頃です。
この時期は、アオハダが落葉して休眠期に入っているので剪定しても樹木への負担が少ない時期です。

アオハダ(青膚・青肌)の剪定の方法


アオハダの剪定の方法について、必要な道具と剪定注意点も含めて、紹介します。

アオハダ(青膚・青肌)の剪定に必要な道具

アオハダの剪定に必要な道具は、剪定バサミ、木バサミ、手園芸用手袋、三脚の4つです。

アオハダを「小すかし剪定」する場合は、枝を切る際に他の枝を挟んだり傷めたりしないように工夫されている「木バサミ」があると便利です。

アオハダを剪定する前に剪定バサミは枝の切り口からの雑菌繁殖の予防のために刃の部分を消毒してから剪定を始めます。また、脚立は4脚ではなく安定性のある剪定用三脚の方がおすすめです。

アオハダ(青膚・青肌)の剪定方法

アオハダの剪定は、枝のすかし剪定の中でも一番軽い「小すかし剪定」(こすかしせんてい)方法で剪定を行います。

この小すかし剪定では、古い枝、込んでいる枝、突き出した枝、伸びすぎた徒長枝、交差枝などの不要な枝を枝の分岐点から切り落とし樹木全体に日当たりや風通しが良くなる程度に剪定をして、アオハダの樹形を整えていきます。

アオハダの「小すかし剪定」の手順は、最初に樹木の頂部から下方向に向かって上下のバランスや全体の樹姿を離れた場所から時々見ながら不要な枝を剪定します。
この剪定は、アオハダの落葉時期に剪定を行うため、幹と枝だけなので剪定がしやすいです。一般的にアオハダの頂部は枝があまり込み合わないので軽く剪定を行いますが枝が込み合い易い中腹部では、ある程度の剪定が必要です。

次に樹丈が150㎝から170㎝位の位置から下の脇枝を切り落として樹姿をすっきり見せるように剪定します。この剪定をすると、風通しや日当たりが良くなるだけでなく庭の景観もよくなり、木漏れ日の雰囲気が感じられるようになります。

最後に幹元の部分から伸びた一番目の枝以降の枝先にある小枝を枝の付け根から切り落とします。枝先の先端部分は剪定バサミより手で摘まんだ方が早く剪定できる場合もあります。これで、アオハダの小透かし剪定は完了です。

アオハダの剪定をすると庭の景観も一層美しくなります。しかし、アオハダはあまり地面に根を深く張らないので剪定の後は台風や強風対策として支柱で補給することも一緒にしておくと安心です。

アオハダの剪定注意点

アオハダの剪定注意点は、間違った剪定方法で剪定をすると樹木を傷めたり景観を損ねたりすることです。

アオハダは、正しい剪定方法の知識や経験がないままむやみに剪定をすると、せっかく美しく維持している庭の景観を損ねるだけでなく樹木を傷めたりする恐れがあります。そのため、アオハダの専門知識のない方や自分で行う剪定に対して不安な場合は、無理をしないでできるだけ造園業者や庭師に依頼する方が無難です。

造園業者・庭師にアオハダ(青膚・青肌)を剪定してもらうには?


アオハダ(青膚・青肌青梻)の木の剪定を自分でする、あるいは造園業者・庭師に依頼するメリット・デメリットについて、紹介します。

自分で剪定するメリット・デメリット

自分で剪定するメリット

・自分の好みの樹形に仕立てたり樹木の状態を把握したりできます。
・料金が安くできます。
・自分の都合に合わせて剪定できます。

自分で剪定するデメリット

・専門知識がなく間違った方法で剪定をすると、樹木を傷めたり枯らしたりする可能性があります。
・剪定に失敗すると、仕上がりが悪くなります。
・剪定の専門知識、剪定道具、手間、後片づけが必要です。
・樹の高い位置から枝が伸びているので脚立作業が必要なので危険が伴います。

アオハダ(青膚・青肌)の剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れ

アオハダの剪定を造園業者・庭師に頼む際の流れは、最初に複数の業者に見積依頼をし、次にできるだけ自分の希望通りの剪定が期待できて見積もりも安い業者を複数見つけ、最後に1業者を選んで依頼することです。

造園業者・庭師に剪定を頼む場合、剪定は職人の経験や嗜好によっても異なります。そのため、剪定の仕上がりイメージが自分と業者側で異ならないためにも見積もりをお願いする際は、不明な点等を遠慮なく尋ね、剪定や価格が自分に合った業者を選びましょう。

アオハダの剪定を造園業者・庭師に頼むメリット

・剪定の専門知識、道具類の準備、手間や後片づけ、怪我の心配も不要です。
・剪定の失敗で枯らしたり樹形を乱したりする可能性が低く、翌年の花も実も期待ができます。
・アオハダの木1本でも樹木に適した剪定や美しい樹形の期待ができます。
・放置していて剪定が難しいアオハダでも依頼ができます。
・的確な病気害虫処理も依頼ができます。
・豊富な専門知識と経験があるので相談ができます。

アオハダ(青膚・青肌)の剪定は最低価格保証のsmileガーデンへ


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自分でアオハダの剪定をするのに専門知識や時間がなく道具の準備等も難しいと思ったら、最低価格保証のsmileガーデンへ依頼しましょう。

smileガーデンが選ばれる理由

smileガーデンが選ばれる理由は、「便利」で「安く」、しかも「上手」の3つが揃った全国No.1チェーンだから安心できることです。

smileガーデンは、依頼が「便利」です。造園業界No.1の店舗数で全国展開しているのでお客様の最寄りに店舗があり、簡単に庭木1本の剪定でも電話で依頼ができ土日も営業をしているので、迅速に対応してもらえることです。

また、smileガーデンは、料金が「安い」です。もちろん「見積(出張見積)」は無料です。
また、全店舗が「完全自社施工」なので余分な手数料や中間マージンがないので料金が安いです。そして、全国No.1チェーン店舗数で展開しているメリットを生かし無駄な経費をカットして、その経費をお客様に還元していることです。さらに最低価格保証を実施中なので弊社より安い見積もりがあった場合は、相談可能なことです。

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自己流の剪定木が枯れるかも

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 お庭の窓口編集部

お庭の窓口編集部です。 社内のお庭のプロたちから助言をいただきつつ、日々お庭について考えています★