12月の誕生日の方に喜ばれるプレゼントを贈るなら、素敵な花言葉をもつ誕生花がおすすめ!今回は月別・日別ごとに、12月の誕生花の種類、お祝いのギフトに最適な花言葉を一覧で紹介!さらに、誕生花と花言葉の由来、12月の誕生木についても解説します。
目次
12月の誕生月の花はスイセン
12月を代表とする誕生花は「スイセン」。
11〜4月ごろにかけて白やオレンジなどの花が、地面から真っ直ぐと立ち上がるように咲きます。
水仙の花はラッパのような花びらと、横に広がって咲く花びらが集まって1つの花を形成しています。
しかし、6枚の花びらに見える部分のうち3枚はガク(葉)で、残りの3枚が花びらになります。
さらにラッパのような花は「副花冠(ふくかかん)」と呼ばれ、雄しべが変形したものであり、正確には花びらではありません。
よく道端でも見かけるスイセンですが、ユニークな構造をした花を咲かせ、上品な香りも漂わせる魅惑の植物です。
●スイセンの花言葉
「神秘」「自尊心」「気高さ」「自惚れ」「自己愛」「エゴイズム」「片想い」
日別12月の誕生花一覧
12月1〜31日までの誕生花は、以下の花が日別ごとに当てられています。
- 12月1日の誕生花|アンスリウム
- 12月2日の誕生花|セントポーリア
- 12月3日の誕生花|コチョウラン
- 12月4日の誕生花|ポインセチア
- 12月5日の誕生花|シンビジウム
- 12月6日の誕生花|キングプロテア
- 12月7日の誕生花|カランコエ
- 12月8日の誕生花|シクラメン
- 12月9日の誕生花|ツワブキ
- 12月10日の誕生花|サザンカ
- 12月11日の誕生花|ヒヤシンス
- 12月12日の誕生花|ハナキリン
- 12月13日の誕生花|クリスマスローズ
- 12月14日の誕生花|ストレリチア(ゴクラクチョウカ)
- 12月15日の誕生花|カトレア
- 12月16日の誕生花|フィカス・プミラ
- 12月17日の誕生花|フリージア
- 12月18日の誕生花|アングレカム
- 12月19日の誕生花|カスミソウ
- 12月20日の誕生花|クンシラン
- 12月21日の誕生花|クリアンサス
- 12月22日の誕生花|モンステラ
- 12月23日の誕生花|シャコバサボテン(クリスマスサボテン)
- 12月24日の誕生花|クリスマスベゴニア(冬咲きベゴニア)
- 12月25日の誕生花|セイヨウヒイラギ
- 12月26日の誕生花|オキザリス
- 12月27日の誕生花|パティオペディラム
- 12月28日の誕生花|ストロベリーキャンドル
- 12月29日の誕生花|ナンテン
- 12月30日の誕生花|アナナス
- 12月31日の誕生花|ハボタン
このあと、それぞれの誕生花を詳しく紹介します!
12月1日の誕生花はアンスリウム
ハート型の苞(ほう)と呼ばれる葉の中心から、空へ長く突き出た棒のような花がユニークなアンスリウム。
大きくて緑鮮やかな葉も美しいことから、観葉植物としても人気です。
おしゃれな鉢カバーに入れて、鉢植えでプレゼントするのもいいですね。
アンスリウムの花言葉
「情熱」「熱心」「飾らない美しさ」「炎のような輝き」「恋にもだえる心」「暖かいもてなし」「印象深い」「無垢な心」「煩悩」
12月2日の誕生花はセントポーリア
タンポポのように中心から外に向かってロゼット型に葉が伸び、スミレに似た花が集まるように顔を出すセントポーリア。
か弱そうな見た目とは違い、アフリカの乾燥した高い山に生息する健気でたくましい花です。
寒さや暑さの耐性が弱いため、しばしば育て方が難しいといわれることもありますが、茎や葉が折れても根を出す強い生命力があります。
セントポーリアの花言葉
「小さな愛」「小さな心」「親しみ深い」「深窓の美女」「同情」
12月3日の誕生花はコチョウラン
洋ランの中でも特に人気のコチョウランは、誕生日プレゼントでも喜ばれる花です。
長く伸びた花茎に咲く複数の花は、小さな鳥が群れになって飛ぶような姿で趣があり、室内のインテリアにもなります。
開店祝いなどお祝いのシーンの定番な贈り物ですが、鉢植えではなく、ハンギングや盆栽、壁掛け、テラリウムなどにすれば、個性あふれるギフトにもなりおすすめです。
コチョウランの花言葉
「幸福が飛んでくる」「永遠の幸せ」「あなたを愛します」「変わらぬ愛」「純粋な愛」「純愛」「愛情」「清純」「美」「容姿端麗」「上品」「高級」「優雅」「豪華さ」
12月4日の誕生花はポインセチア
クリスマスの時期になると、横にパッと開いた真っ赤な花が印象的なポインセチア。
花に見える赤い部分は、実は苞(ほう)と呼ばれる葉の一部で、本当の花は中心にある黄色い部分です。
赤の花・緑の葉・白の樹液と3色がキリスト教とイエスに関わる色とされているため、ポインセチアはクリスマスの代表的な花となったようです。
ポインセチアの花言葉
「祝福」「清純」「聖夜」「聖なる願い」「幸福を祈る」「純粋」「私の心は燃えている」「元気を出しなさい」
12月5日の誕生花はシンビジウム
長く伸びた葉の隙間から、黄色やピンクの小さな花が集まって枝垂れるように咲くシンビジウム。
寒さや乾燥に強い洋ランで、品種によってはシナモンのような甘い香りがするものもあります。
その香りでミツバチが寄りやすく、養蜂家にとってはとても重宝される花として知られています。
シンビジウムの花言葉
「素朴」「飾らない心」「高貴な美人」「壮麗」「華やかな恋」「誠実な愛」「熱心」「野心」
12月6日の誕生花はキングプロテア
無数の色鮮やかな花びらが立ち上がるように展開し、王冠のような巨大な花が咲くキングプロテア。
花の中でも王様ともいわれ、南アフリカでは国花に指定されています。
ギリシャ神話に登場する海神の一人プロテウスから、この名前が付けられたようです。
フラワーアレンジメントやドライフラワーなどでもよく使われる花で、大きくて立派な個性あふれる花束を贈りたい方におすすめです。
キングプロテアの花言葉
「風格」「王者の風格」「栄光」「豊かな心」「自由自在」
12月7日の誕生花はカランコエ
厚みのある多肉質な大きな葉の隙間から、長く伸びた花茎の先に赤や黄色の花を密集させて咲かせるカランコエ。
観葉植物としても人気のある草花で、鉢植えでそのままプレゼントするのもおすすめです。
品種によって一重咲きや八重咲きとあるカランコエには、「感謝」や「幸福を告げる」の花言葉が付けられています。
誕生日だけでなく、父の日や敬老の日のギフトなどでも贈りやすく、喜ばれるかわいい多肉植物です。
カランコエの花言葉
「感謝」「幸福を告げる」「あなたを守る」「おおらかな心」「人気」「人望」「柔軟性」「ときめき」「幸せをつくる」
12月8日の誕生花はシクラメン
シクラメンは地中海沿岸部に自生するサクラソウの仲間。
10〜3月にかけて咲く冠(かんむり)のような花は、秋や冬の寄せ植えに欠かせない花の1つです。
白・赤・ピンク・紫・黄・複色の花や一重咲き・八重咲きの花、斑入りの葉とさまざまな種類があるので、プレゼントを受け取る方のイメージにあったものが選べます。
ほのかに甘い香りが楽しめる魅力もありますよ。
シクラメンの花言葉
「絆」「内気」「遠慮」「気後れ」「遠慮がちな期待」「はにかみ」「疑いを持つ」
12月9日の誕生花はツワブキ
つやのある大きな丸い葉が、黒や灰色の岩とあいやすく、和風や和モダンテイストの庭に欠かせないツワブキ。
10〜12月に咲く黄色い花は素朴でかわいらしく、冬の庭を明るく彩ります。
地面から伸びる茎は太く、力強さも感じ、放物線を描くように垂れる葉は、趣があって心を落ち着かせます。
ツワブキの花言葉
「謙遜」「謙譲」「先を見通す力」「困難に負けない」「困難に傷付けられない」「愛よ甦れ」
12月10日の誕生花はサザンカ
つるつるしたなめらかな茶色の幹と、冬に咲く白い大輪の花が美しいサザンカ。
バラのような上品な甘い香りのある花は、赤やピンクの色、八重咲きに咲く花もあり、約300種類以上の品種があるようです。
また、山口県や四国から沖縄までに生息する日本固有の植物です。
ツバキとよく似ていますが、花が平らに大きく咲くのでゴージャスな雰囲気があります。
サザンカの花言葉
「困難に打ち勝つ」「ひたむき」「ひたむきな恋」「謙虚」「素直」「理想」「飾らない心」「愛嬌(あいきょう)」
12月11日の誕生花はヒヤシンス
球根から1本の太い花茎が伸び、互い違いに小さなユリのような花が密集して咲くヒヤシンス。
ローマ神話に登場する西風の神ゼピュロスがスパルタの王子ヒュアンキントスに一途な想いを寄せていましたが、嫉妬によって彼を円盤投げの事故で失います。
地面に流れたヒュアキントスの血でヒヤシンスが誕生したとされています。
この物語から「悲しみを超えた愛」「変わらない愛情」の花言葉が付けられたようです。
ヒヤシンスの花言葉
「悲しみを超えた愛」「変わらない愛情」「控えめな愛」「初恋のひたむきさ」「無分別」「スポーツ」「ゲーム」「遊び」
12月12日の誕生花はハナキリン
ハマナスのように無数のトゲが付いた幹と枝の先に、楕円形(だえんけい)の黄緑の葉と愛らしいピンクや白の花が咲くハナキリン。
見た目は少し怖い感じもしますが、エキゾチックな姿が実は観葉植物として人気です。
鉢植えで手軽に育てられ、コンパクトに生長するので、おしゃれな植木鉢と一緒にプレゼントするのが最適です!
ハナキリンの花言葉
「純愛」「独立」「自立」「逆境に耐える」「早くキスして」「冷たくしないで」
12月13日の誕生花はクリスマスローズ
1〜5月ごろにかけて白やピンク色のカップ型の花が下向きに咲くクリスマスローズ。
白・ピンク・黄・緑・紫・茶・黒などあり、どれもくすんだ色合いがかわいい花です。
名前も12月らしく冬の庭をおしゃれに彩ります。
花・葉・茎・根と全草に強い毒があり、古代ギリシャでは戦争に使われたことも。
悪い意味の花言葉が多いですが、クリスマスローズの花は人を喜ばせる美しさがあります。
クリスマスローズの花言葉
「追憶」「思い出を懐かしむ」「慰め」「発狂」「私を忘れないで」「スキャンダル」「私の心を慰めて」「悪評」「中傷」
12月14日の誕生花はストレリチア(ゴクラクチョウカ)
飾り羽を付けた鳥のくちばしに似た花が、地面から真っ直ぐと立ち上がるストレリチア。
バナナのような大きな葉と相まった姿は、鳥が羽ばたくような姿で圧巻です。
花がゴクラクチョウという鳥に似ていることから、名付けられたようで、観葉植物の中でも人気です。
鉢植えでも大きくて立派なので、部屋のインテリアとしてよくなじみます。
ストレリチア(ゴクラクチョウカ)の花言葉
「未来」「輝かしい未来」「清純」「強運」「輝く心」「寛容」「万能」「全てを手に入れる」「女王の輝き」「気取った恋」
12月15日の誕生花はカトレア
バルブといわれるランの茎が太く、その伸びた先にフリルのついた大きな花が咲くカトレア。
上品な花を咲かせる姿から、「洋ランの女王」とも呼ばれ、見る人をひきつけます。
白や赤、ピンクやオレンジなど色のバリエーションが豊富で、フラワーアレンジメントでよく使われるランです。
観賞価値がとても高い花なので、手頃な値段で販売しているところは少ないですが、プレゼントをもらった方はきっと喜んでくれますよ。
カトレアの花言葉
「優雅な女王」「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魅力的」「魔力」「高貴」「あなたは美しい」「純粋な愛」「品格と美」「理想郷」「素朴」
12月16日の誕生花はフィカス・プミラ
観葉植物として扱われるフィカス・プミラ(サニー)は、しわのある小さな葉に白い斑が入り、つる状で長く伸びます。
しかし、日本から東南アジアに自生する原種のフィカス・プミラ(オオイタビ)は、イチジクの仲間なので実でもある「花嚢(かのう)」とよばれる花を咲かせます。
観葉植物のフィカス・プミラも運が良ければ花嚢を付けるかも知れませんよ。
プレゼントなら小さな鉢植えで渡すのが最適です。
フィカス・プミラの花言葉
「あなたは私を元気づける」「知識」
12月17日の誕生花はフリージア
黄色い6枚の花びらを持った花が、空に向かって真っ直ぐと伸びるフリージア。
細長く伸びた葉は繊細な印象があり、たたずまいが美しいです。
「友情」や「信頼」の花言葉が付けられ、明るくて輝かしい黄色い花にふさわしいです。
赤・ピンク・紫・白と色のバリエーションも豊富なので、開店祝いや移転祝いなどのフラワーギフトとしても、喜ばれる花束になりますよ。
フリージアの花言葉
「あどけなさ」「純潔」「親愛の情」「無邪気」「憧れ」「友情」「信頼」「感謝」
12月18日の誕生花はアングレカム
「いつまでもあなたと一緒に」の花言葉をもつアングレカムは、「アフリカの洋ラン」と呼ばれ、マダガスカルに自生します。
なめらかな曲線を描くように伸びた花茎に真っ白な星形の花を咲かせ、爽やかな甘さのある香りを漂わせます。
洋ランの中でも市場に出回ることが少なく、入手するのが困難といわれることも。
もし店頭で見つけられたらラッキーですよ!
アングレカムの花言葉
「祈り」「いつまでもあなたと一緒に」「永遠にあなたと一緒」
12月19日の誕生花はカスミソウ
粉雪が降るかのように、白い小さな花がぽつぽつと咲くカスミソウ。
純白の花は、12月の季節によくなじみ、冬らしい花束やフラワーアレンジメント作品になります。
「無垢の愛」や「清らかな愛」の花言葉は、カスミソウのシンプルでひかめな印象から読み取れますね。
カスミソウの花言葉
「親切」「深い思いやり」「切なる願い」「ありがとう」「感謝」「感激」「幸福」「純潔」「清らかな心」「淡い心」「愛らしい」「永遠の愛」「無垢の愛」「「魅力」「夢見心地」
12月20日の誕生花はクンシラン
春になると一枚一枚重なるように展開した葉の中心から、花茎を伸ばしオレンジや白のユリに似た花を咲かせるクンシラン。
横に広がる長い葉は株を大きく見せ、花が咲いた姿は圧巻です。
常緑性のため室内で育てれば、冬でも葉が観賞でき、観葉植物としても楽しめる植物です。
鉢植えなら高級感のあるギフトになりますよ。
クンシランの花言葉
「誠実」「高貴」「貴い」「望みを得る」「気高さ」「端正」「情の温かさ」「幸せを呼ぶ」「情け深い」
12月21日の誕生花はクリアンサス
幹が地面や壁を這うようにつる状に長く伸び、梅雨の時期に真っ赤なトウガラシに似た花を咲かせるクリアンサス。
オーストラリアやニュージランドに自生するマメ科の植物で、「デザートピー(砂漠のマメ)」や「オウムノクチバシ」とも呼ばれます。
中でもクリアンサス・フォルモススという品種は、黒い目のような花が咲き、ユニークな姿が人気です。
切花として市場に出回ることが一般的のようです。
クリアンサスの花言葉
「栄光」「活力」「夢」「片想い」
12月22日の誕生花はモンステラ
観葉植物の中でも切れ込みの入った大きな葉が人気のモンステラ。
ミッドセンチュリーのモダンなインテリアによくなじみ、部屋をインテリアに欠かせないアイテムの1つかもしれません。
緑の葉だけでなく、白や斑入りの葉、無数に入った切れ込みが大きくなるものもあり、品種のバリエーションが豊かです。
誕生日だけでなく、開店祝いや卒業祝いなどのギフトにもなる観葉植物ですよ!
モンステラの花言葉
「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」「献身」
12月23日の誕生花はシャコバサボテン(クリスマスサボテン)
地面から弓なりに伸びるトゲ付きの多肉質な葉の先に、赤い花が咲くシャコバサボテン。
11〜3月にかけて咲く赤い花と、緑の葉の組み合わせがクリスマスカラーのため、別名「クリスマスサボテン」と付けられています。
ブラジルを原産とするサボテンなので、寒さには弱く室内の鉢植えで育てるのが最適です。
12月にぴったりな植物で、枝垂れるように伸びた無数の葉と花は、滝のようなダイナミックさがあります。
シャコバサボテン(クリスマスサボテン)の花言葉
「一時の美」「美しい眺め」「命の喜び」「冒険心」「勝利」「有能」「波瀾万丈」「愛される喜び」
12月24日の誕生花はクリスマスベゴニア(冬咲きベゴニア)
丸く密集するように厚みのある葉が展開し、その隙間から赤やピンクのくちびるのような花が咲くクリスマスベゴニア。
世界中で愛されるベゴニアを品種改良し、冬に花をたくさん咲かせます。
クリスマスベゴニア・ラブミーは、そのかわいらしい名前の通り、ピンクの花が鉢から溢れ出るように咲き、愛がこもった植物です。
鉢植えでプレゼントとして渡せば、その想いを伝えることができるかもしれませんよ!
クリスマスベゴニア(冬咲きベゴニア)の花言葉
「愛の告白」「永遠の栄え」「丁寧」「片想い」
12月25日の誕生花はセイヨウヒイラギ
クリスマス時期の飾り付けに欠かせないセイヨウヒイラギは、ヨーロッパの聖木といわれています。
キリスト教では、クリスマスの時期になると悪魔や妖精が悪いことをしないように、セイヨウヒイラギのトゲのある葉と、キリストが流した血の色にたとえられた赤い実を町中に飾ったようです。
ちなみに日本にも自生するセイヨウヒイラギとよく似た「ヒイラギ」とは、全く別の種族なので仲間ではありません。
セイヨウヒイラギの花言葉
「神を信じます」「不滅の輝き」「将来の見通し」「先見の明日」「予見」「洞察力」「用心」
12月26日の誕生花はオキザリス
大きなハート型の三つ葉から、5枚の白や黄色の花びらをもった花が立ち上がるように咲くオキザリス。
クローバーとは違う品種ですが、庭のグラウンドカバーとして使われることもあります。
また、葉が三角形になった「オキザリス・トリアングラリス」は観葉植物として葉を楽しむこともあります。
「母の優しさ」の花言葉をもつので、母の日のプレゼントにもぴったりですね!
オキザリスの花言葉
「輝く心」「母親の優しさ」「喜び」「決してあなたを捨てません」「あなたと過ごしたい」「心で感じる」
12月27日の誕生花はパフィオペディラム
長く伸びた葉の中心から、釣り竿のように出た茎の先端に袋状の花びらをもった花を咲かせるパフィオペディラムは、東南アジアに生息する洋ランです。
緑・ピンク・赤紫色の花びらに、斑模様が無数に入るためエキゾチックさがあります。
大きくなると草丈が50cmほどになり、花もダイナミックに展開します。
コチョウランとは違い、ユニークさが強いので個性があふれるギフトにおすすめです。
洋ラン専門店などで取り扱っているところが多いようです。
パフィオペディラムの花言葉
「責任感の強い人」「思慮深い」「優雅な装い」「気まぐれ」「変わり者」「変わりやすい愛情」「官能的」
12月28日の誕生花はストロベリーキャンドル(ベニバナツメグサ)
ウサギのしっぽのような赤い花が、丸くて小さくてかわいいストロベリーキャンドル(ベニバナツメグサ)。
幸運を招くといわれる四葉のクローバーの仲間で、群生で満開に咲いた姿は圧巻です。
ロウソクの火にも見えることから「きらめく愛」「胸に火を灯す」の花言葉が付けられたとされています。
ストロベリーキャンドル(ベニバナツメグサ)の花言葉
「きらめく愛」「素朴な愛らしさ」「胸に火を灯す」「幸運を呼ぶ」「善良」「人知れぬ恋」「私を思い出して」
12月29日の誕生花はナンテン
梅雨の時期になると、白い4〜5枚の花びらをもった花が、フサ状に集まるように咲き、冬には丸い赤い実をつけるナンテン。
魔除けがあると信じられ、日本の玄関先に植えられる樹木として古くから親しまれています。
しゅっととがった葉や赤い実に雪が積もる姿は、日本の原風景のような雪景色で、趣のある庭を演出します。
ナンテンの葉は毒消し効果があるといわれていますが、切花や生花で使うと、しとやかで魅力的な雰囲気を生み出します。
ナンテンの花言葉
「福をなす」「機知に富む」「良い家庭」「私の愛は増すばかり」
12月30日の誕生花はアナナス
葉がアーチを描くように中心から外へ伸び、その真ん中から空へ真っ直ぐと花が伸びるアナナス。
熱帯のジャングルに自生する植物で、パイナップルの仲間です。
日本では観葉植物として扱われ、エキゾチックに咲く花が人を魅了します。
水やりが少し独特で、重なった葉の隙間にタンクを持っているので、土ではなく葉に水をかけます。
数時間後に鉢を逆さまにし残った水を捨てて管理することがポイントです。
アナナスの花言葉
「満足」「蓄える」「大切な気持ち」「あなたは完全」「私にとってあなたは幸いの人です」「健康で幸せ」
12月31日の誕生花はハボタン
キャベツとレタスをあわせたようなユニークでかわいいハボタン。
赤・ピンク・紫・白・緑など葉のグラデーションが美しく、冬のプランターや花壇を彩ります。
品種によっては葉がバラのような見た目になるものもあり、個性的な作品づくりができます。
日本では鎌倉時代、または江戸時代にヨーロッパから渡来したとされ、古典園芸植物の1つとされています。
ハボタンの花言葉
「祝福」「愛を包む」「利益」「慈愛」「物事に動じない」「利益」「違和感を覚える」
誕生花の他に誕生木(たんじょうもく)というものがある
草花の種類が多い誕生花ですが、樹木タイプの植物にも「誕生木(たんじょうぼく)」といわれるものがあります。
プレゼントがほかの方と被らないように、誕生木を選ぶのもいいですね。
誕生木とは?
1〜12月までの月別ごとと、1年366日の日別ごとに誕生花があるように、樹木にもそれぞれの種類が振り分けられ、それを「誕生木」と呼びます。
花束ではなく、少し個性あるプレゼントを贈りたい方には、記念樹として渡すのもおすすめです。
12月の誕生木はモミ
日本のクリスマスツリーとも呼ばれるモミの木。
うろこ状の幹から伸びる枝は中心から外側へ手を広げるかのように長く伸び、細い枝に針葉が無数に展開します。
葉の質感は、ゴワゴワとして手触りで、擦ると樹木の香りがほのかに漂います。
モミの花言葉は「高尚」「昇進」「向上」「高くそびえる」「永遠」「時」です。
地面から一直線に伸びる幹とそのたたずまいは、力強さがあり、神聖なパワーも感じます。
まとめ
クリスマスの時期でもある12月は、キリスト教にまつわる花言葉・名前や花・葉の色合いなどから誕生花となるものが多いように感じます。
寒い冬なので花が咲く種類も少ないですが、常緑性の洋ランは冬でも美しい花が楽しめ、ギフトにおすすめです。
ぜひ12月の誕生花を家族や友人、恋人、同僚にプレゼントして、温かみのある想いを届けてくださいね!
愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期から植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。公園の整備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植栽工事に現場代理人として携わる。
リゾートガーデンスタイル専属の庭師×Webコンテンツクリエイター。 カナダのトロントで造園士を、その後日本で花屋のバイヤー・鉢物の管理・アドバイザーを経験した後、ヤシの木を主体とするリゾート・ドライガーデンの造園士に。 現在は、リゾートガーデンスタイルの社会福祉施設・DOG CAFEの専属庭師に加え、畑の開拓・管理、SNSも兼務。 植物を専門とするWebコンテンツクリエイター、ガーデニング商品の監修者としても活躍中。