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ギンヨウアカシア
2022.05.18

ギンヨウアカシアの育て方や特徴

剪定がしやすいギンヨウアカシアは春に咲く黄色い花とシルバーの葉が美しく、秋になる実も鑑賞できて庭木やシンボルツリーに人気。
ギンヨウアカシアの花・実・葉の特徴や花言葉、育て方、剪定の時期や方法、挿し木の仕方、など、たっぷりと紹介します!

基本データ

  • 分類庭木-常緑
  • 学名Acacia baileyana
  • 科・属名マメ科アカシア属
  • 別名ミモザ、ハナアカシア

ギンヨウアカシアの花・実・葉の特徴と花言葉、挿し木の仕方

春に黄色いボンボンのような花を咲かせ、シルバーの葉とのコントラストが美しいギンヨウアカシア。
スタイリッシュな樹形で洋風の庭によくなじみます。
 
枝葉が密集しやすく、花芽や実の付きも良く、育て方も簡単なのでシンボルツリーや目隠し用の庭木におすすめです!
 

●初春に咲くギンヨウアカシアの花と花言葉

 
ギンヨウアカシア
 
ギンヨウアカシアは2〜4月ごろにかけて、無数の小さな黄色い花を枝先につけます。
花は長く伸びた雄しべからできていますが、ごくわずかに小さな花びらと雌しべが一緒に付いています。
花もちもよいため、切り花でインテリアとして飾るのもいいですね!
 
・ギンヨウアカシアの花言葉
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアの花言葉は「秘密の恋」「友情」「神秘」「感受性」「思いやり」「エレガンス」「堅実」です。
 

●ギンヨウアカシアの実と葉の特徴

 
ギンヨウアカシア
 
・ギンヨウアカシアの実
ギンヨウアカシア
花が咲き終わったギンヨウアカシアは、10月ごろにサヤエンドウのような長さ10cm程度の実を付けます。
白い粉を吹いたような表皮で熟すと褐色になり、中には複数の種が入っています。
種は、3〜4月ごろに土にまくと、実生苗として育てることもできますよ!
 
・ギンヨウアカシアの葉
ギンヨウアカシア
マメ科特有の細長い葉を、枝から無数に出すギンヨウアカシア。
葉は霞がかった緑色で、光に反射するとシルバーのように美しく輝きます。
 

●ギンヨウアカシアの樹形・生長スピード・苗木の価格

 
ギンヨウアカシア
 
庭木に使われる樹木を大きく分けると、地面から出る幹が1本の「単幹樹形」と、幹が複数出てくる「株立ち樹形」と呼ばれる2種類があります。
 
基本的には、ギンヨウアカシアは単幹樹形で育ちますが、株立ち樹形で生長するものもあります。
生長スピードが早いですが、株立ち樹形のものなら、単幹樹形よりも遅く管理がしやすいです。
 
苗木の価格は、樹形や大きさによって違いますが、樹高70cm(5号鉢)ほどで、2,500円から販売しているところが多いようです。
 

●挿し木で増やそう!ギンヨウアカシアの増やし方

 
ギンヨウアカシア
 
ギンヨウアカシアを増やしたいときは、枝の一部を切り取って「挿し木」をつくりましょう。
 

・ギンヨウアカシアの挿し木に最適な時期
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアの挿し木は、剪定で切った枝を使い、4月下旬〜7月ごろにつくりましょう。
花が咲き終わった後に挿し木を作ると、発根しやすいです。
 

・ギンヨウアカシアの挿し木の手順
挿し木
Step1. ギンヨウアカシアの新しい枝を、先端から数えて4〜6節目でカット。
先端のやわらかい部分もカットします(5〜15cmほどの長さ)。
これを「挿し穂」といいます。
 

Step2. 挿し穂の上部に付いた葉を1/3程度ほど残し、下部の葉や枝は全て摘取り除きます。

 
Step3. 小さめのコップや花瓶に入れた水か、水はけの良い土が入ったビニールポットなどに挿して、涼しい日陰で管理しましょう。
2〜3カ月で根が出ます。

明るい洋風のシンボルツリーや目隠し用の庭木に!ギンヨウアカシアの3つの魅力

●ギンヨウアカシアの魅力1|洋風やモダンな庭にあう

 
ギンヨウアカシア
 
ギンヨウアカシアは、レンガやブロックストーンなどを使った洋風の庭によくなじ、花や葉の色合いによって、やさしい印象のある雰囲気をつくります。
多種類の植物と寄せ植えをして、明るい色味を楽しむのもいいですね!
 

●ギンヨウアカシアの魅力2|スタイリッシュなシンボルツリーや目隠し用の庭木になる

 
ギンヨウアカシア
 
一本の太い幹が、ゆるやかな曲線を描くように伸びるギンヨウアカシア。
剪定をすれば、すっきりとした樹形になり、スタイリッシュさのあるシンボルツリーになります。
また、枝葉が密集して伸びるので、玄関や窓際に植えれば、目隠し用の庭木としても可能!
 

●ギンヨウアカシアの魅力3|花や実など、季節ごとに色や姿の変化を楽しめる

 
ギンヨウアカシア
 
春に黄色い花、夏にシルバーの葉、秋に褐色の実など、季節によって色や姿の変化を鑑賞できるギンヨウアカシア。
常緑樹のため、シルバーの葉は一年中鑑賞でき、明るい雰囲気の庭がつくれます!

育て方・管理方法

≪ 詳細情報 ≫

 
草丈・樹高
 
ギンヨウアカシア
5〜10m

 
栽培可能地域
 
関東以南

 
花色
 
黄色

 
開花期
 
2月〜4月

 
結実期
 
10月

 
耐暑性/耐寒性
 
強い/普通

 

≪ 育て方 ≫

 
植え付け・植え替え
 
●排水性・保水性のある土に
植栽
生育旺盛で生命力の強いギンヨウアカシアは、基本的には用土の質は選ばず、粘土質の土でも育ちます。
ただし、水はけが悪くて硬い土では、根腐れが起こりやすく、枯れてしまうことも。
植え付ける前には、掘り起こした土に腐葉土、赤玉土、ピートモスを混ぜて、排水性・保水性を良くしておきましょう。
 

●ギンヨウアカシアの適切な植え付け・植え替え時期
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアの植え付けや植え替えの時期は、4〜9月ごろの春から秋の間にしましょう。
ただし、花が咲き終わっても花粉が残っていることがあるので、5月を過ぎたころに植え付けをすると花粉が飛散しにくいです。
 

●直径6〜8mほどのスペースを確保してから
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアは、幹が大きくなるにつれ枝葉も長く伸び、縦横無尽に広がります。
直径6〜8m程度のスペースを確保してから植え付けましょう。
 
スペースが十分でないと、ギンヨウアカシアの枝葉が周辺の草花に覆いかぶさってしまったり、周りの建造物を傷つけたりする可能性も出るので、苗木が小さくても、植え付ける場所はある程度の広さを確保してくださいね!
 
●根鉢を崩さないように植え付けて、支柱を立てて固定する
植樹
たくさんの細かい根を地面に張るギンヨウアカシアは、繊細で傷つきやすいので、植え付けるときは根鉢を崩さないようにしましょう。
また、強風によって木が倒れやすく、幹もやわらかいため、折れる可能性もあります。
 
植え付けができたら、支柱を幹の横に立て、倒れないようにしてします。
株が大きくなったら、株の四方に支柱を立てて、幹や枝葉を固定するのもいいです。

 
肥料
 
肥料
たくさんの花が咲き終わったギンヨウアカシアには、お礼肥として肥料を4月上旬ごろに与えましょう。
ただし、ギンヨウアカシアは、マメ科の植物なので、根に根粒菌といわれる菌が共生していて、窒素を自分でつくる特性を持っています。
 
窒素が多い肥料を与えてしまうと、枝葉が伸び過ぎてしまい、花が咲かない、葉が落ちるといった原因になる場合も。
リン酸とカリウムが多く含まれている速効性化成肥料を株周りにまきましょう。

 
剪定
 
剪定
大きくなると樹高が10mほどになるギンヨウアカシア。
生長スピードが早いので、剪定は年に2回のペースで、枝葉が混み合った箇所や、花が咲き終わった箇所を切り落すと、樹形をコンパクトに仕立てられ、強風によって倒木もしにくくなります。
 

●ギンヨウアカシアの適切な剪定時期|4〜10月
ギンヨウアカシア
ギンヨウアカシアの剪定は、花が咲き終わる4〜10月にしましょう。
ただし、ギンヨウアカシアは枝の切り口の治りが遅いので、梅雨の時期や夏の猛暑日は、病気や水切れを起こして枯れてしまうことも。
できるだけその時期の剪定は避けるといいです。
 

●ギンヨウアカシアの剪定の手順
Step1. 樹高が高くなり過ぎている場合は、中心の幹を切り落とす(芯止め)
中心の枝を切り落とす
ギンヨウアカシアの樹高が高くなって、コンパクトにしたい場合は、中心の太い幹を枝分かれした箇所で切り落とす「芯止め」をします。
太い幹を切った後は、トップジンなどの癒合剤を塗って、木が枯れないように保護しましょう。
 

Step2. 古い枝や枯れた枝を間引く

花が咲き終わって古くなると花芽を付けなくなるので、枝分かれした箇所から切り落とします。
このとき、枯れてしまった枝葉も間引くように切り落としましょう。
 

Step3. 株の内側の過密になった枝葉を透かす
枝を透かす
1本の太い枝からは、複数の枝葉が伸びます。
枝葉が重なって過密になっている箇所は、枝分かれした箇所で切り落としましょう。

 
病害虫
 
カイガラムシがついた木
 
ギンヨウアカシアの幹や枝には、カイガラムシが付きやすく、排泄物によってすす病が起こる場合もあります。
見つけ次第、歯ブラシなどで取り除きましょう。

 
日当たり
 
ギンヨウアカシア
 
ギンヨウアカシアは、日当たりと風通しが良い場所でよく育ちます。
日当たりが悪い場所だと、春に花が咲かなかったり、秋に実がつかなかったりする場合も。
できるだけ、春から秋の間にしっかりと陽が当たるような、暖かい場所に植え付けましょう!

 
水やり
 
ギンヨウアカシア
 
乾燥した場所を好むギンヨウアカシアは、基本的には自然に降る雨だけの水分で大丈夫です。
ただし、植え付け直後と、苗木が地面にしっかりと根付くまでの1年間は、土が乾燥しないように定期的に水やりをしましょう。

出典(引用元)

みんなの趣味の園芸ー「ギンヨウアカシア」
庭木図鑑 植木ペディアー「ギンヨウアカシア」

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