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青空と白いアナベル
2022.01.12

アナベルの育て方や特徴

夏に大きくて真っ白な花を咲かせるアナベルは、華やかでおしゃれな印象のある庭づくりができます。
暑さや寒さに強く、剪定も簡単なので、庭木におすすめです。
アナベルの花の特徴から花言葉、育て方、剪定の時期や方法、挿し木の仕方などたっぷりと紹介!

基本データ

  • 分類庭木-低木・下草
  • 学名Hydrangea arborescens 'Annabelle'
  • 科・属名アジサイ科アジサイ(ハイドランジア)属
  • 別名アメリカノリノキ・アナベル

アナベルの特徴や魅力

●アナベルとは|育て方が簡単で、初心者におすすめの庭木
アナベルは、アメリカ東部に多く自生するアメリカノリノキの園芸品種で、冬に葉を一斉に落とす落葉性低木。
暑さや寒さにとても強いため、日除けや防寒対策はしなくてOK!新芽を息吹く力(萌芽力)も強いため、強剪定をしても枯れにくく、初心者でも育てやすい庭木です。
 

●アナベルの苗木の販売価格・生長スピード・樹高
アナベルの苗木の価格は、3号ポットサイズで1000円前後で販売しているところが多いようです。
樹高は大きくなっても1〜1.5mほどで、コンパクトな庭木として育てることもできます。
 

純白のアナベル
●アナベルの花と花言葉|純白の豪華な姿
・花
装飾花といわれる花の下にあるガクが大きくなって、花のように見えるアナベル。
開花は6〜7月ごろで、アジサイのように枝先に小さな白い花がたくさん集まってドーム状に咲きます。
花房は20cm前後の大きさになり、しっかりと剪定など管理ができていれば、30cm以上になることも。
咲き始めたころは黄緑色をしており、見頃を迎えると純白の美しい姿へ変貌します。
7月下旬を過ぎると、次第に黄緑色へ戻り、秋にはドライフラワーのような素朴な色へと変わり、開花時期を過ぎた後でも長く楽しめる魅力があります。
 

・花言葉
アナベルの花言葉は「ひたむきな愛」です。
 
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アナベルの種類や挿し木での増やし方

●ピンク色の花は人気の品種!アナベルの種類
アメリカに自生する原種のアメリカノリノキは、アナベルやアジサイのようにガクが大きくならず、小さな花をたくさん咲かせます。
品種改良されたアナベルは、原種よりも豪華で白い花を咲かせるほか、ピンクの花を咲かせる品種も出回ります。
華やかな美しさと、温かみのあるかわいらしさをもつピンクのアナベル。
単体で植えてもおしゃれな庭づくりができ、高木やシンボルツリーの株元に植えると、人をひきつけるような印象のあるお庭が再現できます。
 

机上の白いアナベル
●アナベルを増やしてみよう!挿し木の方法
アナベルを増やしたいときは、枝の一部を切り取ってつくる「挿し木」でできます。
芽吹く力が強い木なので、初心者の方でも簡単にできる方法なので、ぜひ挑戦してみましょう!
 
・新しい枝が生長するころに、挿し木づくり
アナベルの挿し木づくりは、新しい枝が伸びて生長するころの6〜7月ごろにしましょう。
夏場は暑過ぎるため、乾燥の弱いアナベルにとっては、枝を切り取ってしまうと、大きなストレスになるので、できるだけ避けます。
 

Step1. 新しくて緑濃く、固い枝を切り取り、長さが7〜8cmほどの長さに仕立てます。
 
Step2. 枝を2〜3節ごとに切り分け、葉をかき取ります。
これを「挿し穂」といいます。
 
Step3. セルトレイに赤玉土(小粒)か挿し木用土をいれ、水をかけて湿らしておきましょう。
 
Step4. セルトレイに挿し穂をさして、乾燥しないように日陰で管理します。
 
Step5. 1ヶ月ほど過ぎると、発根するので3号サイズのポットに植え替えて、生長させましょう。

育て方・管理方法

詳細情報

 
草丈・樹高
1〜1.5m

 
栽培可能地域
全国

 
花色
白、ピンク

 
開花期
6〜7月

 
耐暑性/耐寒性
強い/強い

 

育て方

 
植え付け・植え替え
●アナベルの適切な植え付け・植え替え時期
アナベルの植え付けは、開花前の3〜4月か、休眠期に入る前の10〜11月が最適な時期です。
暑さや寒さにとても強い木なので、時期が少しずれても問題はありません。
ただし真夏や真冬の時期に、根を外気温にさらしてしまうと、株が弱ってしまうこともあるので、できるだけ極端な温度日は避けましょう。
 

●植え付け
森林の湿った箇所や山の斜面などに自生しているアナベルは、水はけ、水もちのバランスが取れた土でよく育ちます。
庭木として地面に植え付ける前には、掘り起こした土に腐葉土または牛ふん、黒土、ピートモスを混ぜ、有機物たっぷりでふかふかの土を作りましょう。
また元肥として、緩効性化成肥料を一握りほど混ぜ込んでおくと、さらに生長が促進します。
 

●植え替え
アナベルを鉢植えで育てる場合は、最低でも2年に1度のペースで植え替えをしましょう。
根の回りが早く、根詰まりを起こして枯れてしまうこともあるので、植木鉢はマチが広くて、深めのものを選んでくださね。
樹高を大きくしたくないときは、定期的に剪定をして小さくするか、盆栽のように根をカットして、植木鉢のサイズを変えずに、鑑賞することもできますよ!

 
肥料
大きなドーム型の花を咲かせるアナベルは、開花後の7月中旬〜8月下旬ごろに、お礼肥として緩効性化成肥料や、油かすなど与えます。
冬は落葉期に入るので、翌年の花付きがよくなるよう1〜2月の間にも寒肥を与えてくださいね!

 
剪定
地面からたくさんの幹が伸びて大きくなるアナベル。
幹や枝葉の数が多くなると、花が小さくなったり、花付きが悪くなったりと、鑑賞がしにくくなってしまうことも。
放置せず、2〜3年に1度のペースで剪定をしましょう。
 
アナベルの剪定をするときは、古くなった幹を減らし、株の下部の混み合った枝葉を切り落とすと、すっきりとした見た目の良い姿に仕立てられますよ!
 
●アナベルの最適な剪定時期|葉が落ちた2〜3月に
アナベルは、冬の落葉期の2〜3月に剪定をします。
4月ごろに花芽を形成し始めるので、それまでの落葉期なら、花芽を切り落としてしまう心配がなく、剪定も簡単です。
 

●アナベルの剪定の仕方
・Step1. 地面から伸びる幹を切り落とす
地面からは複数の幹が伸び、横へ広がります。
コンパクトにする場合は、地際から出る幹を切り落とし数を減らしましょう。
大きさはそのままで維持する場合は、地面からみて幹の2〜3節目の部分でカットすると、見た目をすっきりとでき、新芽もよく出ます。
 

・Step2. 枯れた枝や幹を切り落とす
枝や幹が枯れている箇所は、日光や風通しの悪さの原因となるので、放置せず、取り除きましょう。
 

・Step3. 不要な枝を切り落とす
枝葉が混み合って、陰ができてしまう箇所は、病害虫を発生させやすいので、不要な枝を間引きます。
株の内側へ向いた枝や、枝同士が交差した箇所などを切り落としてすっきりとさせましょう。

 
病害虫
●病気
・うどんこ病
アナベルは過湿な状態が続くと、葉の表面に白い粉が斑点のように発生するうどんこ病にかかることがあります。
高温多湿な環境を避け、日当たりや風通しが良い涼しい場所で育てましょう。
定期的な剪定をすることが、予防につながりますよ!
 
・モザイク病
ウイルスが原因で通年発生するモザイク病。
葉の色味がまだらになり、放置すると全体に広がり、株が枯れてしまうことも。
アブラムシや、殺菌されていない剪定ばさみなどから、ウイルスは広がりやすいです。
アブラムシは見つけ次第捕殺し、道具は使い終わったらきれいに消毒をしましょう。
 

●害虫
・ハダニ
枝葉が混み合って、日当たりや風通しの悪い場所で育てていると、ハダニの被害にあいやすくなります。
吸汁の被害が多いと、葉が次第に落葉してしまうので、西日などによって乾燥させず管理しましょう。
 

・カミキリムシの幼虫
アナベルの枝葉や、その周りの植物の葉が生い茂り過ぎると、カミキリムシが発生し、幼虫が幹の中にふ化することがあります。
放置すると、幹を食害されてしまい、そのまま株が枯れてしまうことも。
アナベルやその周りの植物の剪定など定期的に行い、こまめにチェックしましょう。

 
日当たり
アナベルは明るい日向から半日陰になるような場所で元気に生長します。
病害虫の被害にあわないよう、風通しが良くて涼しい場所を選んでくださいね!ただし乾燥には弱いので、西日が強く当たらない東や南東の方角に植え付けましょう。

 
水やり
庭に地植えの場合は、幼木のうちや、植え付けてから1年未満のうちは、土壌を乾かなさいよう、水をたっぷりと与えます。
成木や植え付けてから2年以上たった株は、毎日水を与える必要はなく、雨の水などに切り替えて管理しましょう。
ただし夏の猛暑日が続く場合は、土の具合を確認しながら、水を与えます。
 

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えます。
水切れを起こしやすい植物なので、夏場の根腐れに注意しながら、定期的に水を与えましょう。

出典(引用元)

みんなの趣味の園芸ー「アメリカノリノキ‘アナベル’」
ミツモアMediaー「アメリカノリノキはアメリカ出身のアジサイの仲間!人品種や育て方も解説」
ガーデニングの図鑑-「アジサイ【アナベル】の育て方」

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