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コニファー
2020.08.25

コニファー

コニファーは針葉樹の総称で、生垣や目隠し向きのものからシンボルツリー向きのものまで様々な品種がある。

基本データ

  • 分類庭木-常緑
  • 科・属名マツ科 トウヒ属・モミ属 ヒノキ科 ヒノキ属・クロベ属等
  • 別名ゴールドクレスト エメラルドグリーン エレガンテシマ等

コニファーってどんな木?

コニファーは総称

 

実はコニファー(conifers)というのは、針葉樹の総称です。元々は球果(cone)を作る裸子植物や、円錐形(cone form)に育つ木を指す言葉でしたが、その多くが針葉樹であったため、いつしか針葉樹の総称となっていきました。
特別な剪定をせずとも樹形が整うものが多く、シンボルツリーや生垣として利用されています。
 

品種によって異なる性質を持つ

 

コニファーは温帯から亜熱帯まで幅広く分布しており、それぞれ耐寒性や耐暑性、耐陰性などが異なります。世界全体では数万に及ぶ種が存在しますが、日本の気候で生育可能な性質を持つ種は200種程度といわれています。
 

様々な色の品種がある

 

コニファーには、深緑から明るい黄色まで様々な色の品種があります。常緑の庭木ではありますが、中には秋から冬にかけて葉が赤みを帯びてくるものもあり、季節の変化を楽しむことも可能です。数ある品種の中からお気に入りの1本を見つけましょう。

コニファーの楽しみ方と種類

目隠しとして利用する

 

コニファーは常緑で葉が密集しているため、目隠しとしての利用に最適な庭木です。ただし品種によっては大きく成長するため、見た目の美しい目隠しを作るにはコツがいります。
基本的にコニファーは80cm間隔で植えると理想的な生垣になるといわれており、それ以上狭くすると葉が重なり合って窮屈な印象になります。植えたばかりのころは隙間が気になってしまうと思いますが、大きくなるまでは雰囲気の合うフェンスなどを立てて代用しましょう。
また、剪定などの手入れを定期的に行うのが難しいという方は、80cmより少し広めに間隔を空けておくことをおすすめします。
 

香りを楽しむ

 
コニファーは香りの良さも特徴的です。柑橘系の香りのするものや、山椒のようなものまで様々な品種があります。この香りには消臭・脱臭効果や、リラックス効果があるのも特徴です。視覚以外の楽しみがあるのもコニファーの魅力といえるでしょう。
 

コニファーの品種一覧

 
エメラルドグリーン
 
エメラルドグリーン
 
その名の通りエメラルドグリーンの発色が美しいこの品種は、ニオイヒバの園芸品種になります。葉に光沢があり、耐寒性・耐暑性ともに高いのが特徴です。樹高は3mほどまで伸びますが、生長スピードが早すぎることもなく刈り込みにも耐えるため、剪定で樹形を維持しやすいというメリットもあります。
 
エレガンテシマ
 
エレガンテシマ
 

エレガンテシマは、明るめのグリーンの葉が特徴的なコノテガシワの園芸品種で、新芽の時期には鮮やかな黄色に変化します。生長スピードが早いため、樹形のキープには少々気を使うことに注意しましょう。日当たりを好む品種ですが、多湿な環境を嫌うため風通しの良い場所で育てることをおすすめします。
 
レイランディ
 
レイランディ
 
葉の鮮やかな緑が特徴のレイランディは、萌芽力の強さから生垣や目隠しに使用されることの多い品種です。うまく生長すれば10mを超えることもあり、シンボルツリーやクリスマスツリーとしてもおすすめできます。
 

スカイロケット
 
スカイロケット
 
スカイロケットは、青緑色の葉とロケット状の樹形が特徴的な品種です。葉は冬になるとベージュ色に変化します。日当たりを好みますが多湿に弱く、水を与えすぎると枯れることがあるため注意しましょう。また、放置すると枝が伸びて芯増えやすくなるため、定期的な剪定が重要になります。
 

ブルーエンジェル
 
ブルーエンジェル
 
こちらは名前にある通り、青色の美しさが特徴の品種になります。樹形はスカイロケットと同じくロケット状で、4~5mほどの樹高まで生長するためシンボルツリーにもおすすめです。
 

ゴールドライダー
 
ゴールドライダー
 
ゴールドライダーは、葉の黄金色を1年中楽しむことができる品種です。シンボルツリーとしても人気ですが、刈り込みに耐えるため生垣にも適しています。葉の黄金色は、日当たりのよい環境でより美しくなります。
 
ヨーロッパゴールド
 
ヨーロッパゴールド
こちらもゴールドライダー同様黄金色の葉を持ちますが、夏は緑、冬は少し褐色がかった黄金色に変化していきます。耐寒性・耐暑性ともに高いのも特徴です。シンボルツリーとして人気があります。

育て方・管理方法

詳細情報

 

草丈・樹高

0.5m~20m

 

栽培可能地域

東北以南

 

花色

白、ピンク

 

開花期

3~4月、9~10月

 

結実期

5~6月、11~12月

 

耐暑性/耐寒性

品種にもよるが、耐暑性・耐寒性ともに高い

 

育て方

 

植え付け・植え替え

地植えにする際は最初に苗木より1回り大きく穴を掘ります。土を掘り出したら、ここに腐葉土や堆肥等を混ぜ込みましょう。あとは苗木を入れて土を被せます。土壌の水はけが悪い場合は、腐葉土を多めに混ぜ込みます。
鉢植えの場合は、苗木より1~2回りサイズの大きい鉢を準備します。鉢底には網を、その上から軽石を2段ほど入れましょう。その上にコニファー用や庭木用として販売されている培養土を入れ込み、植え付けます。植え替えは1~2年に1度、鉢が窮屈になってきたら行います。
地植えでも鉢植えでも、植え付けた後は必ず水を多めに与えましょう。

 

肥料

コニファーは地植えの場合、2~3月に寒肥を行います。緩効性肥料や油粕といった有機肥料がおすすめです。この時期は木の根が休眠中のため、即効性のあるものや成分の強いものは向きません。
鉢植えではコニファーが生長しやすい3月、6月下旬に肥料を与えましょう。
施肥する際は幹に近い部分を避け、枝先の下ぐらいを目安に撒いていきます。手間は掛かりますが、肥料は土の中に埋めるのが理想的です。

 

剪定

コニファーは生長が早く、放置すると樹形が崩れやすくなります。定期的な剪定が重要です。円錐形にする場合は、徒長枝や下方向に伸びている枝、ひこばえ等を根元から切り除きます。後は全体のバランスを確認しながら、円錐形からはみ出しているものを除去します。
ただしコニファーの多くは強剪定に弱く、あまり刈り込みすぎると枯れ込むので注意しましょう。うまく剪定できない場合は、専門業者に依頼するのが確実です。
 

病害虫

コニファーに発生するものとして、ハダニやスス病、葉枯病などがあります。ハダニとスス病は、アブラムシが原因で発生するため、薬剤を撒いて対策しましょう。
葉枯病は高温多湿を避け、剪定等で風通しの良い環境にすることで抑えられます。殺菌剤を散布するのも効果的です。

 

日当たり

コニファーは日向を好みます。多少の日陰でも育てることは可能ですが、葉の発色が落ちたりする原因になるので、基本的には日当たりの良い場所を選びましょう。

 

水やり

鉢植えの場合は土が乾いた時が水やりのタイミングです。夏場は鉢植え、地植えともに朝夕どちらかの涼しい時間に水やりしましょう。
冬場は土の表面が凍らないよう、午前中がおすすめです。
 

育てやすさ

★★★★

出典(引用元)

コニファー:ポケット花図鑑 ~ガーデニング計画に~ 知らなかった花を調べよう!
コニファー – 観葉植物

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