世の中には様々な仕事がありますが、中には独立しやすい仕事・職人があります。基本的に独立とはこれまでに培った施術やスキル、知識などを活かし、自ら起業して運営するイメージがある人もいるでしょう。

しかし、どんな仕事・職人が独立しやすいのか、そもそも独立には必ず技術や資格が必要なのか気になる人も多いのではないでしょうか?将来的に独立を考えているなら、独立について情報を集める必要性があります。

独立する際におすすめの職業も合わせてご紹介します。

それでは、独立しやすい仕事・職人などについてご説明しましょう。

氏永 勝之
監修者 smileグループCEO
株式会社ガーデンメーカー 代表取締役
愛知農園植木苗木株式会社 専務取締役
一般社団法人ガーデンビジネス協会 代表理事
氏永 勝之

愛知県稲沢市生まれ。稲沢市が「日本四大植木産地」であることもあり、幼少期か ら植木に囲まれて成長。
東京農業大学卒業後、名古屋市内の造園会社に就職。 公園の設備工事から国交省事業の国道整備工事における土木及び街路樹等の植 栽工事に現場代理人として携わる。

執筆者 ダーチー

工場に勤務しながらWebライターをしているダーチーと申します。これまで、建設業や製造業、物流業、飲食店のアルバイトまで経験しました。

目次

独立するって何?独立しやすいってどういうこと?

左から緑赤青の色鉛筆とクエスチョンマーク

独立とは、これまでに培った技術やスキル、知識などが活かせる職種で開業することです。

独立することによって自分自身が社長となり、会社を運営したり、ビジネスを始めたりと様々なポイントがあります。

ただ、独立しやすいと言われても、どんなところが独立しやすいとされているのか分からない人も多いのではないでしょうか?独立しやすいというのは、同じ職種かつ既に身に着けている技術や職種が活かせるというのがポイントです。

将来的に独立しようか考えているのであれば。独立しやすいポイントを押さえる必要性があるでしょう。

独立しやすいポイント

独立しやすいポイントは、以下の通りです。

小規模ビジネスができる

まず、独立するためには開業資金と従業員が必要ですが、開業するための資金が何千万円と必要だったり、従業員が10人以上必要だったりと、大がかりな準備が必要になる場合だと独立しにくくなります。

まとまった開業資金を用意するのが大変ですし、従業員をすぐに確保できたとしてもその後の運営が厳しくなる可能性があります。

しかし、小規模ビジネスであれば開業資金を最小限に抑えられる上に事務所がなくても従業員がいなくても手軽に独立することができるでしょう。こうした手軽性が独立のしやすさに大きく起因しています。

開業する時の費用が可能な限り安く済む

開業資金を得るために銀行に融資してもらう方法がありますが、よほど独立後のビジネスに自信がないようであればおすすめできません。融資をしてもらうことで開業しやすくなりますが、受けた融資は全て返済しなければならず、万が一ビジネスに失敗するようなことがあれば借金だけが残ってしまいます。

独立のしやすさを考えるなら、やはり銀行から融資を受けないのが良いでしょう。特にネットが活用できる環境、仕事、職人であれば、開業資金を必要とすることなく独立できます。

これまでの経験が活かせる

独立のしやすさを非常に大きく左右しているのが、これまでの経験が活かせるかどうかです。これまで培った技術やスキル、知識がそのまま活かせる職種でなければ、独立するのは非常に厳しいでしょう。

たとえばこれまで美容室で働いていた場合、美容室で身に着けた技術や知識を糧に自分のお店を開業することができます。しかし、工場でひたすら機械を操作しているだけの場合だと、特定の機械操作には得意になっても、その機械を操作するだけで成り立つ仕事はありません。

開業する時は、これまでの経験が活かせるかどうかが重要です。

将来独立できる仕事、職種とは

将来的に独立できる仕事・職種は、以下の通りです。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • Webマーケター
  • エンジニア
  • プログラマー
  • コンサルタント
  • カウンセラー
  • 士業
  • 学習塾
  • 個人サロン
  • 大工職人
  • 造園業
  • 土木職人
  • 塗装職人
  • コンビニ
  • 飲食店
  • 高齢者向けサービス
  • 家事代行サービス
  • ネットショップ

以上のような職種があるので、以上のような技術や経験がある人は独立を目指す余地があるでしょう。

独立には技術や資格が必要なの?

中が透けている万年筆

独立するにあたって何が技術や資格が必要になるのか気になる人もいるかもしれませんが、技術は必要であっても資格を必要とする職種と必要としない職種があります。

もしも将来的に独立しようか考えているなら、自分が目指している職種に資格が必要なのか確かめることが大切です。

それでは、独立する際に資格が必要な職種と必要ない職種についてご説明しましょう。

資格が必要な職種

資格が必要な職種は、以下の通りです。

  • 士業
  • 飲食店
  • ネットショップ

士業の場合は国家資格が必要な専門職なので、公認会計士や税理士、弁護士や司法書士などの業務を行うために対応する国家資格を先に取得する必要性があります。

また、飲食店の場合は主に食品衛生責任者を初めとする資格が必要です。

さらに、ネットショップで独立する場合、販売するものによって取得するべき資格が違います。取り扱う商品に対する取得すべき資格は、以下の通りです。

販売する商品必要な資格
食品食品衛生責任者
食品衛生法に基づく営業許可
酒類一般酒類小売業免許か通信販売酒類小売業免許
化粧品化粧品製造業許可か化粧品製造販売業許可
医薬品医薬品販売許可
特定販売許可届出
薬局開設許可
登録販売者
薬剤師
中古品古物商許可

資格が必要ない職種

資格が必要ない職種は、以下の通りです。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • Webマーケター
  • エンジニア
  • プログラマー
  • 学習塾
  • 個人サロン
  • 大工職人
  • 造園業
  • 土木職人
  • 塗装職人
  • 高齢者向けサービス
  • 家事代行サービス

以上の仕事や職人は必ずしも資格を取得する必要性がありません。専門的な技術や知識等があれば、安心して運営できるでしょう。したがって資格を取得しなくても独立して運営することができますが、企業としての信頼性を高めたいならそれぞれに対応する資格を取得する必要性があるでしょう。

特に土木職人は特別な資格が必要ありませんが、第一級土木建築士などを初めとする資格を取得しておくと有利になります。造園業に関しても原則必要となる資格はありませんが、造園施工管理技士、土木施工管理技士、造園技能士を取得していると業務範囲がグッと色くなるでしょう。

独立しやすい仕事(職人)6選!!

胸に拳を充てるスーツの男性

独立しやすいおすすめの仕事・職人は、以下の通りです。

Webライター、エンジニア、プログラマー

Webライターやエンジニア、プログラマーは基本的にネット上で仕事をする業務形態なので、必要な資金を用意する必要性がありません。事務所を構える必要性もなく、全て自宅で仕事ができるため、お金をかけずに独立することができるでしょう。

もしも必要な機材等があったとしてもある程度の資金があれば難なく導入できるので、すぐにでも仕事ができるようになります。

コンサルタント

コンサルタントは専門知識を活かして様々なアドバイスをする仕事ですが、こちらも自宅でオンライン上でアドバイスする業務形態で働けます。幅広い知識やスキルを持っていることで様々な分野の仕事がしやすく、場合によってはかなりの金額を稼ぎ出すことも夢ではありません。

ただ、コンサルタントにも様々な種類があるので、需要があるかどうかを調べてから仕事を選ぶのがおすすめです。

カウンセラー

カウンセラーは顧客の悩みを聞き、解決するために支援する仕事です。ストレスや悩みを抱えている人にとって誰かに悩みを打ち明けられる場所というのは非常に重要であり、その悩みを聞いてあげられるカウンセラーは年々需要が高まっています。

また、カウンセラーはオンライン上で仕事ができるため、自宅にいながら相手の悩みを聞き届けることができます。しかも長期的に顧客をサポートできるので、安定した収入が得やすいのもポイントです。

学習塾

独立する際に学習塾を選ぶ場合は、オンライン学習塾がおすすめです。

自宅で開業することで開業費を格段に抑えられる上に、ネットを活用してオンライン上で指導することができます。現在のコロナ禍で人が集まる場所で学ぶのはリスクがありますが、オンライン上であれば安全に勉強が教えられるので今の環境にマッチしていると言えるでしょう。

副業でもいいの?

ミントのような植物と枯れ葉

副業として独立するのもおすすめですが、本業を疎かにしない程度に独立して働くのは厳しいと思う人も多いのではないでしょうか?

しかし、造園業であれば副業で働くことができます。中でもsmileガーデンという場所であれば、本業でしっかりと働きつつ、土日はsmileガーデンで働くという生活スタイルを送ることが可能です。

本業を疎かにすることなく副業で働きたいなら、smileガーデンのビジネスパートナーとして働いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

将来的に独立するからには、必ず成功させるためにも考えうるリスクを避けるべきでしょう。

開業資金が多すぎて準備に時間がかかったり、そもそも従業員が何人もいなければ事業が成り立たなかったりするようでは意味がありません。そんなことにならないようにするためにも、より最小限のコストで開業できる職業や職人を選ぶのがおすすめです。

中には資格の取得が必要な仕事もあるため、資格の取得が必要なのか事前に確認しましょう。

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