土木業界の仕事はコロナ禍であっても需要が高く、将来性があるので安定して働くことができますが、仕事がきついイメージがある人も多いのではないでしょうか?

 

しかし、様々な対策を立てたり、ライフスタイルを見直したりすることによってワークライフバランスを整えるのも夢ではありません。

 

それでは、土木系でも自分に合ったライフスタイルで働くにはどうすればいいのかご説明しましょう。

高杉 有希子
監修者 エクステリアプランナー 高杉 有希子

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。

執筆者 中里 涼子

ライター歴8年以上の中里 涼子です。 引っ越しや不動産投資、美容、医療、クレジットカード、ビジネス、ペット、株式投資、食品、健康、占い、住宅、宝くじ、防犯、リフォーム・リノベーション、ダイエットなどの多種多様なジャンルの記事を執筆しております。

目次

自分に合うライフスタイルとは?

自分に合うライフスタイルについてじっくりと考えたことはあるでしょうか?

そもそもライフスタイルとは、基本的に自分の生活の様式や営み方という意味があります。いわばその人自身の人生の生き方そのものであり、価値観や人生観などを含めた、理想の生き方を求める権利があるのです。

もちろん好きなことばかりして生きていくのは非常に難しいですし、お金も必要になるので仕事をしなければなりません。しかし、仕事一辺倒では忙殺されてライフスタイルどころの話ではなくなるでしょう。

自分の理想的なライフスタイルを求めるなら、ワークライフバランスが整えられる職業に就く必要性があります。もちろん希望する職種よりも好きな生活を重視することはできるのか気になるところですが、ポイントを押さえることで実現可能です。

それでは、ワークライフバランスが叶う職業や、自由に生活を組み立てるために必要なことについてご説明しましょう。

「自分の生活に合わせて働きたい!」ということが叶う職業とは

自分の生活にあわせて働きたいということが叶う職業とは、基本的に働き方が一貫していること、融通が利きやすいこと、労働環境がしっかりしていること、就業規則がしっかり決められている上に、その通りに働けることなどが共通しています。

以上の共通点を踏まえて当てはまりやすい職業は、以下の通りです。

  • 事務職
  • 研究開発
  • 医療系専門職
  • 生産技術
  • 社内SE

以上の職業は基本的に需要がある職業であり、就業規則の見直しや働き方改革が進められていたり、働き方の切り替えがなかったりと様々な特徴があります。

総じてワークライフバランスが整いやすくなるため、ライフスタイルを重視したいなら検討する価値があるでしょう。

自由に生活を組み立てるために必要なこと

自由に生活を組み立てるために必要なことは、以下の通りです。

  • 自分にとっての自分らしさを知る
  • 人の意見を気にしすぎない
  • 理想を求めすぎない
  • やりたいと思ったことをやる

まずは、自分にとって自由な生活とは何かを思い浮かべましょう。

その中で、自由な生活を組み立てる上で何を優先順位とするのか、自分の価値観とは何かを知ることが大切です。いわゆる自分らしさを知ることで自然と選択・行動の判断基準になります。

自分らしさを今一度知ることができれば、身の丈に合った自由な生活を組み立てることができます。

また、数多くの情報が飛び交う情報社会だからこそ、人の意見を気にしすぎないことも大切です。様々な情報や意見に流されてしまうと、それだけ自分の意志に反する選択をしてしまう可能性があります。

人の意見は参考程度にしつつ、自分の価値観にしたがって行動しましょう。

自分のライフスタイルを組み立てるにあたって誰しも理想とする生活があるかもしれませんが、実際に理想的なライフスタイルを目指すのであれば、理想を追い求めすぎないようにしましょう。

理想的なライフスタイルを追い求めるということは誰しも完璧主義になり得る可能性があるので、現実と理想のギャップにストレスを感じてしまうことがあります。時には妥協も必要ですし、頑張りすぎない程度に理想を求めるのがおすすめです。

最後に最も大切なのは、他人の意見に惑わされず、やりたいと思ったことをやることです。

他人からどう思われるか、リスクがあるのではないかと考えているうちは思うように動くことができません。自由な生活は自分のやりたいことをやってこそ手に入れられるものなので、他人やリスクを気にすることなくやりたいことをやるのがおすすめです。

自分に合ったライフスタイルを作るためのポイント

自分に合ったライフスタイルを作るためのポイントは、以下の通りです。

  • 現状把握
  • ストレスの確認
  • 理想をイメージする
  • 学ぶ姿勢
  • 最初の一歩

それでは、自分に合ったライフスタイルを作るためのポイントについてご説明しましょう。

現状把握

自分に合ったライフスタイルを作るには、現状を把握することが何よりも大切です。

今の自分のライフスタイルを振り返り、朝から晩までの行動を紙に書き出して把握しましょう。自分は1日にどれだけお金を使っているのか、どんなことをして過ごしているのかを紙に書き出すことで、自分の今のライフスタイルが把握できます。

1日のライフスタイルを把握することで、これから自分が何をするべきかが分かるでしょう。

ストレスの確認

自分のライフスタイルの中で、ストレスに感じている部分はありませんか?

ストレスを少しでも感じるようなライフスタイルを長く続けることは不可能なので、何がストレスに感じているのかを確認しましょう。自分の性に合っていないことを続けるのはストレスでしかないため、ストレスフリーのライフスタイルにできるかどうかが重要です。

理想をイメージする

次に自分の理想とするライフスタイルをイメージしましょう。

自分の理想とするライフスタイルをイメージする場合、何をすることで幸せを感じるのか、ストレスに感じるのかを二極化させて考えるのがポイントです。ストレスが一切ないライフスタイルが理想的ですが、何をすることでストレスを感じるのか分からないと意味がありません。

ストレスなく幸せなことを続けて生活できることが理想的なライフスタイルとなるため、何が自分にとって理想的なライフスタイルなのかイメージしましょう。

学ぶ姿勢

自分に合ったライフスタイルを実現させるには、学ぶ姿勢が重要です。

自分に合ったライフスタイルを実現させるために、なりたい自分を目指す人も多いでしょう。しかし、なりたい自分になるためには毎日の地道な努力が必要不可欠です。

勉強して資格を取得したり、スキルを磨いたり、キャリアアップを目指したり、新しいことにチャレンジしたりと、自分から学ぶ姿勢を維持することを意識しましょう。

最初の一歩

理想的なライフスタイルをイメージできて、後は実践するだけという状況になった時に大事なのは、最初の一歩を踏み出すことです。

最初の一歩を踏み出すのが怖いと感じる人も多いかもしれませんが、何事もチャレンジしなければ理想とするライフスタイルは実現しません。勇気を持って最初の一歩を踏み出すことが何よりも大切です。

ワークライフバランスが土木系で整う?好きなライフスタイルが実現できる?

結論から言えば、土木系でもワークライフバランスを整えて好きなライフスタイルを実現することはできます。

それでは、土木、建築、造園業にはどんな働き方があるのか、将来の夢の生活のために今できることについてご説明しましょう。

そもそも土木/建築/造園業って、どんな働き方があるの?

土木/建築/造園業の働き方は、想像以上にたくさんあると言えます。

会社に就職するのはもちろん、独立して仕事を請け負ったり、委託請負に専念したり、アルバイトで働いたりと、様々な働き方があります。

特に時間に融通が利きやすいアルバイトを募集している会社も存在するため、子育て中の人や兼業を考えている人などにおすすめです。

多種多様な働き方ができるようになっているので、ワークライフバランスを整えて好きなライフスタイルを実現することができるでしょう。

将来の夢の生活のために今できることは?

将来の夢の生活のために今できることは多くあるでしょう。

修行を重ねるのはもちろん、資格を取得したりスキルを磨いたり、キャリアアップを目指したりと様々なことができます。いきなり正社員を目指すのが大変なら、アルバイトを募集している会社に入って経験を積むこともできるでしょう。

今からでも遅くないので、できることから始めるのがおすすめです。

土木/建築/造園の業界って、どんな仕事?

そもそも土木/建築/造園の業界がどんな仕事をしているのか知らない人もいるのではないでしょうか?

それでは、土木/建築/造園の業界はどんな仕事内容なのかご説明しましょう。

土木業界

土木業界の仕事内容は、基本的にガス、水道、電気、通信設備などの生活に欠かせないインフラ設備の整備・修繕、台風や大雨、地震などの自然災害の被害に遭った場所の復旧・復興工事、道路、河川、ダムといった関連工事を行うことです。

大抵の場合は建設業とセットになっていることが多いため、土木工事を行うと同時に建設工事を行うこともあるでしょう。

建築業界

建設業界の仕事内容は、基本的に構造物の計画設計から工事現場の施工管理、工事完了後の維持管理などです。

主に建設に必要な作業員や資材の手配をしたり、天候等を考慮したスケジュール管理を行い、現場監督は現場を指揮して滞りなく建設工事を進められるようにしなければなりません。

建設業は土木業もセットになっていることもあるため、土木建設業として経営している企業も数多くあります。

造園業界

造園業界の仕事内容は、植栽に適した時期を考慮しつつ、樹木の配置や庭の構成を図面化して植樹計画を立てるのが特徴です。造園工事の進捗管理はもちろん、個人邸宅やその他の植栽において、聖地や泥入れ、景石の植え付けなども行います。

植栽を行うのは基本的に庭園や公園、緑地で、必要に応じて築造及び聖地を行っていきます。

まとめ

基本的に土木、建築、造園業でもワークライフバランスを整えて好きなライフスタイルを実現することはできます。

多種多様な働き方があるからこそ、今の自分に合った働き方が見つかるはずです。

土木、建築、造園業に興味がある人は、是非ともガーデンジョブを利用して良い就職先や転職先を探してみてはいかがでしょうか。

また、建築・土木の転職に特化した建築・土木転職ナビを利用するのもおすすめです。

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