「未経験でも土木施工管理の志望動機は書けるの?」
こんな疑問を解決する記事です。
この記事を最後まで読めば、土木施工管理の志望動機の書き方が分かります。
未経験でも書けるようにポイントを整理し例文を作ったので、参考にしてみてください。

静岡県御殿場市の土建屋に生まれ、大型重機が大好きな子供時代を送る。
建築に憧れ、三重短大で住環境を学ぶ。新卒でハウスメーカーFC工務店の「インテリアプランナー」に応募するも、社長の勘違いで募集したかったのはなんと「エクステリアプランナー」!!
ハウスメーカーで個人住宅のエクステリアを担当。その後、ゼネコン住宅事業部のインテリアプランナー、植木屋の外構プランナーを経て、現在は(株)ガーデンメーカーで営業設計を務める。
目次
土木施工管理の主な仕事内容【未経験者は覚えよう】

土木施工管理に必要なスキル
土木施工管理が未経験の人は、志望動機を書くのに苦労するかもしれません。
しかし、ポイントを押さえれば書けるようになります。
未経験でも書けるように、土木施工管理に必要なスキルをしっかり把握しておきましょう。
土木施工管理に必要なスキルは、以下のとおり。
- 土木に関する広い知識
- コミュニケーション能力
- 体力
- リーダーシップ
- 対応力
前職や学生時代に経験したスキルがあれば、志望動機に組み込みましょう。
学生時代に土木を専攻していたなら、大きなアピールポイントになりますね。
また、土木施工管理の仕事を行うには「土木施工管理技士の資格」が必要ですが、受験するには実務経験がいるので未経験でも大丈夫です。
土木施工管理の志望動機の書き方

文章の巧拙は、採否に影響しません。
順序よく書くことが大切です。
そのためには、下記の順番で書くと楽に書けます。
- 土木施工管理を志望した理由
- 企業を選んだ理由
- 土木施工管理に活かせそうなスキルをアピール
- 採用したら企業にどんなメリットがあるか
- 熱意を伝えて締める
それでは見ていきましょう!
志望した理由を書く(土木施工管理を選んだ理由)
まずは志望した理由から書くのがセオリーです。
どうして土木施工管理にしたのか、その理由を簡潔に書きましょう。
採用担当者は時間がないため、まず読まれるように明確な理由を示すことです。
あまり難しく考えずに書けばOK。
企業を選んだ理由
次に、なぜこの企業を選んだのかを書きます。
企業のことを知らないとなにも書けないので、最低でも下記を調べましょう。
- 経営理念を調べる
- 事業内容を調べる
企業を選んだ理由は書いたほうがいいですが、そこまで重要ではありません。
企業は、応募者が土木施工管理業務で何ができるかを見ているからです。
どうしてこの会社にしたのかは、ほとんど不要と考える面接官もいるくらいです。
土木施工管理に活かせそうなスキルをアピールする
自分が持っているスキルをアピールします。
スキルが無ければ、体験・経験でもよいでしょう。
前職で身に付けたこと、学校や趣味で体験したことなど、土木施工管理に活かせそうなことならなんでもOKです。
「自分の主張と出来事をセットにする」のがコツです。
ウソを書いたり、脚色したりするのは止めましょう。
採用したら企業にどんなメリットがあるかを書く
土木施工管理の仕事内容に対し、自分がどう関わるのかを考えます。
個人的な評価ではなく、客観的にみた自分の能力を示すことが大事。
以下のように、自分の能力は土木施工管理でどう役立つのかを考えるのがコツです。
- コミュニケーション能力→下請け会社や元請け会社と、上手く意思疎通を図れる
- 体力→何度も現場に足を運べる
- リーダーシップ→作業者の上に立ち、建物を完成に導く指示ができる
- 対応力→突然のトラブルや予定変更にも慌てず、計画を立て直せる
例えば、「私が貴社に入社したら、営業で培った対応力で現場トラブルにも素早く対処できると考えています。」
このように、自分の能力と土木施工管理の仕事内容をリンクさせれば、未経験でも書くことができます。
熱意を伝える
最後は熱意です。
土木施工管理が未経験の人は、熱意を伝えることが重要です。
とはいえ難しく考える必要はなく、自分の気持ちを正直に伝えれば問題ありません。
どういう気持ちで仕事に取り組むのか、未来を見せることがコツです。
土木施工管理の志望動機の例文4選【未経験でも書ける】

志望動機の例文①
私が貴社を志望した理由は、良い品質の建物を作りたいと思ったからです。 私は大学で土木工学を学んでいます。 授業を受けているうちに、人が安全に生活するためには良い品質の建物が必要だと考えました。 私の地元にある50年前に作った駅が、貴社が作った建物であることを知りました。 安心、安全に利用できることは、建物の寿命にも繋がると考えています。 建物の品質を第一に考えている貴社で働きたいです。 私が貴社に入社したら大学で学んだ知識を活かし、作業者の声に耳を方向け現場管理や品質管理をしたいと思います。 一日でも早く仕事を覚えて貢献できるように、積極的に現場へ足を運び学んでいきたいと考えています。
志望動機の例文②
私が貴社を志望した理由は、多くの人が関わる物作りの現場で働きたいからです。 高校在学時にトンネルの工事現場を見学した際、多くの人が関わる物作りの仕事に魅力を感じたのがきっかけです。 貴社は従業員のチームワークを大事にしていると知りました。 その貴社で先輩と協力しあいながら、1つの物を作り上げていきたいです。 学生時代は野球部で主将を任され、夏の県大会で決勝まで進むことができました。 この経験を活かし、作業者をまとめてリーダーシップを発揮したいと考えています。 未経験なので一日一日を大切にし、将来は資格取得を目指したいと思います。
志望動機の例文③
私が貴社を志望した理由は、前職の営業で培ったコミュニケーション能力を活かせると考えたからです。 土木施工管理では、作業者や元請け会社との意思疎通を図ることが大事だと思います。 貴社の、鉄道土木事業の実績が豊富な点に魅力を感じています。 私は子供のころから鉄道が好きで、いつか鉄道に関わる仕事に就きたいと考えていました。 貴社の鉄道事業の高い技術と品質管理を身に付けたいです。 前職の営業では、コミュニケーションを図るために何度もお客様を訪ねました。 そのおかげで信頼関係を築き喜んでもらえました。 その経験が、現場管理に活かせると考えています。 お客様第一に考えることを意識して、地域社会づくりに貢献したいと思います。
志望動機の例文④
私が貴社を志望したのは、左官をやっているうちに土木施工管理に興味を持ったからです。 左官業務で行ったマンション建築現場の施工管理者が、こちらの意図を理解しくれる人で作業がやりやすかった経験があります。 そこで、私もこんな土木施工管理者になりたいという気持ちが強くなりました。 貴社の、老朽化した建物の再生に力を入れている点に魅力を感じています。 建物は作ったら終わりでなく、メンテナンスが大事だと考えるからです。 学生時代はボクシングをやっていたので、体力には自信があります。 貴社に入社したら、事務所と現場を何度も往復し情報を伝え、作業者が安心できる環境づくりに力を入れたいです。 積極的に運搬なども行い、動ける土木施工管理者を目指したいと考えています。
ポイントを押さえれば未経験でも書ける!

土木施工管理の志望動機を、未経験でも書けるように例文を書きました。
おさらいすると
- 土木施工管理に必要なスキルを把握する
- どうして土木施工管理にしたのか、その理由を簡潔に書く
- なぜこの企業を選んだのかを書く
- 土木施工管理に活かせそうなスキルをアピールする
- 自分の能力は土木施工管理でどう役立つのかを考えるのが大事
- 未経験だからこそ熱意を伝える
志望動機は、自分らしさが出ていることが肝心。
土木施工管理が未経験でも書けるので、この記事を見たらすぐ行動しましょう。
例文を参考にして、ただの作文にならないように注意して書いてみてください。