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2021.09.02

シンボルツリーにおすすめの下草とは?植え方から組み合わせまで徹底解説

低木やグランドカバーなど、主木となるシンボルツリーの足元に植栽する下草。
シンボルツリーの引き立て役であると共に、乾燥や雑草から地表を守ってくれる存在でもあります。
下草の選び方や、おすすめの品種、マネしたくなるおしゃれな実例写真を紹介します。

目次

  • 1.そもそもシンボルツリーの下草ってなんで生やすの?
  • 2.下草の種類とは
  • 3.下草の植え方
  • 4.シンボルツリーと下草のおすすめの組み合わせ!実例も紹介!
  • 5.下草の相談、手入れに関してはsmileガーデン

1そもそもシンボルツリーの下草ってなんで生やすの?

下草(したくさ)とは、シンボルツリーや背の高い樹木の足元に植える、低木やグランドカバー、草花、球根植物の総称です。
 

下草を効果的に使うことでシンボルツリーがより引き立ち、植栽全体に動きを出すことができます。
冬に葉を落とす落葉樹のそばに常緑の下草をしつらえることで、秋~冬の景観を保てる効果もあります。
 

また、地表の乾燥や温度上昇、真夏の直射日光から植物を守るなど、機能面でも役に立つ存在です。
特に、乾燥に弱い植物の足元は、常緑性の下草でカバーしてあげるのが良いでしょう。
地表を覆うグランドカバーの植物は、雑草対策にもなります。
 

「下草はこの植物ではなくてはならない」という明確なルールはありません。
樹高1.5mまでの低木や、地面を這うように育つグランドカバーのほか、草丈が1m程度までの宿根草や、季節の草花も下草として植えることができます。
 

一般的には、メインの植物の邪魔にならない控えめな容姿の植物が下草として好まれますが、鮮やかなカラーリーフや花が目立つ植物を植え、他の庭にはない個性を演出することもできます。
 

先々のメンテナンスのことを考えると、下草にはさほど手のかからない強健な植物を選ぶのがベターです。

2下草の種類とは

おすすめの下草を、1年中緑が茂る常緑グループと、秋~冬にかけて葉を落とす落葉グループに分けて紹介します。
 

常緑性の下草

 

コルジリネ

 

コルジリネの写真

コルジリネ(コルディリネ)は、カラフルな葉の模様が華やかで、リゾート感を演出できる下草です。
樹高は30cm~3m以上と品種や栽培環境により大きく異なります。
シャープな葉は、大抵の植物とマッチするでしょう。
赤味がかった葉が美しい「コルジリネ・レッドスター」や、葉のフチが赤紫色の「コルジリネ・ターミナリス」など園芸品種も多く、好みに合わせて選べます。
 
コルジリネについてはこちら
 

ニューサイラン

 

の写真

ニューサイランは、細長い葉がスタイリッシュな常緑のカラーリーフです。
1年を通してカラフルな葉を楽しむことができます。
ニュージーランド原産の植物ですが、純和風や和モダンの庭にも良く合います。
クールな印象にしたいときにおすすめ。
斑入り葉の品種や、葉が全体的に赤みがかった品種など、葉の色もバリエーションに富んでいます。

 

マホニアコンフューサ

 

マホニアの写真

ヒイラギナンテンの園芸品種であるマホニアコンフューサは、細長い深緑色の葉を茂らせる常緑低木です。
和風・洋風・リゾート風などどんな雰囲気にも合うことから、庭やマンションの植栽として人気があります。
樹高は1m~2m程度で、アオダモやシマトネリコなど株元がさみしくなりがちなシンボルツリーの下草として活躍します。
自己主張の強いカラーリーフの引き立て役とするのもおすすめです。
 
マホニアコンフューサについてはこちら
 

アベリア

 

アベリアの写真

アベリアは、樹高1m~2mの常緑低木で、初夏~秋にかけては白やピンクの花が楽しめます。
公園樹として用いられることが多い品種ですが、下草や生け垣としても活躍します。
長い期間花を楽しめる植物なので、脇役や引き立て役というより、単体でも存在感のある下草が欲しいときにおすすめ。
明るい雰囲気を出したいときは斑入り葉の品種を取り入れてみてください。
 
アベリアについてはこちら
 

シルバープリペット

 

シルバープリペットの写真

シルバープリペットは、斑入りの葉が印象的な常緑低木です。
樹高は1m~4m程度で、生垣として用いられることも良くあります。
生長スピードが早いため、下草としてサイズを抑えつつ使いたい場合は、こまめに剪定しましょう。
真夏を除いて1年中剪定できます。
 
プリペット(プリベット)についてはこちら
 

オタフクナンテン

 

オタフクナンテンの写真

オタフクナンテンは、秋になると鮮やかに紅葉する常緑低木です。
ナンテンの矮性種で、樹高は50cm程度と低め。
下草やグランドカバーとして使いやすい品種と言えるでしょう。
鮮やかな赤色の葉は、緑の植栽の中に1株取り入れるだけでもアクセントとなります。
他のカラーリーフと組み合わせて個性を演出するのもおすすめです。
 
オタフクナンテン(お多福南天)についてはこちら
 

ローズマリー

 

ローズマリーの写真

ローズマリーは、地中海原産の常緑低木です。
爽やかな香りがある葉は、ハーブとして食品や化粧品に利用されます。
乾燥や直射日光、強風にも耐え、厳しい環境でも良く生育するのが特徴。
上に向かって枝を伸ばす木立性と、地面を這うように伸びるほふく性の品種があり、ほふく性のローズマリーは、下草やグランドカバーとして活躍します。
 
ローズマリーについてはこちら
 

ラベンダー

 

ラベンダーの写真

アロマテラピーの代表的な香りとして知られるラベンダー。
品種により異なりますが、樹高はおおむね20cm~130cmほどになります。
寄せ植えや花壇に使われることの多いラベンダーですが、下草としても利用可能。
紫色の花がほどよいアクセントになり、シンボルツリーを引き立てます。
ナチュラルガーデンにぴったりなシルバーリーフの品種もあります。
 
ラベンダーについてはこちら
 

ヒューケラ

 

ヒューケラの写真

ヒューケラは、寄せ植えの材料や下草として人気のカラーリーフの一種です。
赤・オレンジ・黄色・ライムグリーン・緑など葉色が多彩で、複数のヒューケラを組み合わせて使われることもよくあります。
日陰での栽培にも向いているため、シェードガーデンやシンボルツリーの足元の木陰にも植栽できます。
 

ヒメツルソバ

 

ヒメツルソバの写真

ヒメツルソバ(ポリゴナム)は、グランドカバーとして利用されることが多いつる性の植物です。
金平糖のようなピンクのかわいらしい花は、ナチュラルガーデンにぴったりな雰囲気を持っています。
半野生化するほど丈夫な性質を持っており、雑草対策にもなります。
ただし、増えすぎて周りの植物を駆逐しないよう注意が必要です。
 

ハツユキカズラ

 

ハツユキカズラの写真

ハツユキカズラは、新芽に白~ピンクの斑が入る鑑賞価値の高い常緑性のカラーリーフです。
ほふく性でグランドカバーに向いています。
シンボルツリーなどの中高木と組み合わせるほか、低木の足元を彩る植栽にもおすすめです。
日当たりの良い場所で栽培したほうが斑がきれいに入ります。
 

ジャノヒゲ

 

ジャノヒゲの写真

ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)は、細長い深緑色の葉が地面を覆うように生える多年草で、グランドカバーとして良く利用されます。
もともと日本に自生する植物なので、日本の気候に適した性質で、和風庭園にもぴったりの雰囲気があります。
駐車場や外構部のコンクリートのすき間を埋める用途で使われることも多い品種です。
 

ワイヤープランツ

 

ワイヤープランツの写真

ワイヤープランツは、ワイヤー(針金)のような枝に丸く小さな葉を付ける常緑低木です。
グランドカバーや寄せ植え、観葉植物としても人気があります。
生育が旺盛で、環境が合えば幅5mほどまで生長します。
こまめに剪定や切り戻しすることで、丸くこんもりとした樹形を維持できます。
生命力が強いので、雑草対策にもおすすめです。
 

落葉性の下草

 

アジサイ

 

アジサイの写真

アジサイは、日本の梅雨を代表する花木で、樹高は1m~2m程度です。
花が美しいためメインの植物として使われることが多いアジサイですが、背の高い樹木の足元に植えても映えます。
洋風の庭には、白花のアナベル(アメリカアジサイ)や、明るい雰囲気の斑入り葉の品種がぴったり。
一方、和風庭園には、日本に自生するヤマアジサイやガクアジサイなど原種系の品種が良く合います。
 
アジサイについてはこちら
 

コデマリ

 

コデマリの写真

コデマリは、白い小花を手まりのようにこんもりと咲かせる落葉低木。
一つひとつの花は小さいものの、花数が多く4月~5月の満開時の様子は見事です。
樹高は1m~1.5mで、枝垂れるように花が咲くため、足元がさみしいエリアを彩るのにおすすめです。
和風の庭に良く用いられる樹種ですが、洋風のガーデンに似合う斑入り葉の品種もあります。
 

ユキヤナギ

 

ユキヤナギの写真

ユキヤナギは、枝垂れる枝に白い小花をびっしりと咲かせる落葉低木です。
3月~4月には枝や葉を覆い隠すほどのたくさんの花が咲き、遠くから見ても目立ちます。
生育が旺盛で、環境が合えば樹高2mくらいまで大きくなることも。
コンパクトに維持したいときは、開花後に強めに刈り込むことをおすすめします。
 

アスチルベ

 

アスチルベの写真

アスチルベは、にわとりのトサカのような花がかわいらしい宿根草です。
日陰に強く、シェードガーデンや高木の足元に植えるのにもおすすめ。
強健な性質で、植えっぱなしでも毎年開花します。
草丈20cmほどの小ぶりな品種から1mを超える品種まであるので、用途や庭のスペースに合わせて選んでみましょう。
 

ギボウシ

 

ギボウシの写真

ギボウシ(ホスタ)は、地表からまとまって出る大きな葉と、白や紫の涼し気な花が特徴的な宿根草です。
斑入り葉の品種は、ナチュラルガーデンや洋風の住宅にマッチします。
生育が旺盛で、適宜間引かないと増えすぎることがあります。
冬には地表部が枯れるため、夏場の直射日光や乾燥からシンボルツリーを守りたいときにおすすめの下草です。
 

コムラサキシキブ

 

コムラサキシキブの写真

コムラサキシキブは、鮮やかな紫色の実が印象的なムラサキシキブの園芸品種です。
高さ3m程度まで大きくなるムラサキシキブに対し、コムラサキシキブは樹高1m~2mとコンパクトに管理できます。
そのため、シンボルツリーの周辺に植えて下草として活用するのもおすすめです。
実は9月~11月ごろに楽しめ、殺風景になりがちな秋の庭を彩ります。
夏には白い小花を咲かせますが、実と比べるとあまり目立ちません。
 

セイヨウニンジンボク

 

セイヨウニンジンボクの写真

セイヨウニンジンボクは、7月~9月に紫色の花を咲かせる落葉低木です。
低木といっても樹高2m~3mまで大きくなるため、栽培にはある程度のスペースが必要。
シンボルツリーとして利用されることもあります。
夏に咲く涼し気な花は、ナチュラルガーデンにぴったりな装いです。

3下草の植え方

下草は、シンボルツリーを植栽するときに一緒に植えるのが理想的です。
後から植える場合は、シンボルツリーや周りの植物の根を傷付けないよう注意して植え付けましょう。

 
シンボルツリーなど他の植栽を選ぶときと同じように、「日陰でも育つ」「踏みつけに強い」など、その場所に適した性質の植物を選ぶことも失敗を減らすコツです。
 

一種類の下草をまとめて植えると統一感が、複数種の下草を組み合わせて植えるとにぎやかさやナチュラルな雰囲気を演出できます。
植物だけでは物足りないときは、割栗石やウッドチップなどを取り入れると、モダンで洗練された印象になるでしょう。

4シンボルツリーと下草のおすすめの組み合わせ!実例も紹介!

下草選びに迷ったら、おしゃれな庭のSNSも参考にしてみましょう。
 

アオダモ×カラーリーフ

 


シンボルツリーとして人気の高いアオダモの足元に、コキア・ツツジ・ヒューケラ・ラベンダー(シルバーサンド)・コニファーなどをにぎやかに配置しています。
シンプルな樹形のアオダモを、華やかなカラーリーフやシルバーリーフが引き立てている実例です。
 

イロハモミジ×アベリアコンフェッティ

 

和の雰囲気が素敵な庭では、イロハモミジの足元にアベリアの斑入り品種であるコンフェッティを植栽しています。
足元がグッと明るい雰囲気に。
洋風のイメージが強い斑入り葉の植物ですが、和風の庭木や割栗石との相性も抜群です。
 

スモークツリー×ヒューケラ

 

人気急上昇中のスモークツリーを、カラフルなヒューケラやクローバーが足元から盛り上げる、個性が光る実例です。
スモークツリーのピンク色の花とカラーリーフの色がリンクしています。
後方にはマホニアコンフューサなどシンプルな下草を配置することで、ナチュラルな雰囲気をプラスされています。
 

シマトネリコ×ユーカリ

 

ロックガーデン風に仕立てたシマトネリコの足元。
石の間にユーカリ・セダム・ワイヤープランツ・ヘデラなどを絶妙なバランスで植栽しています。
人気ゆえに没個性的になりがちなシマトネリコを、うまく差別化したデザインです。
 

シマトネリコ×クラピア

 

シンボルツリーのシマトネリコの足元に、雑草対策として活用する人も多いクラピアをグランドカバーとして植えています。
下草をあえて一種類に限定することで、シンボルツリーの樹形がより引き立つ実例です。

5下草の相談、手入れに関してはsmileガーデン

smileガーデンは雑草対策や剪定・植樹まで、お庭に関することなら幅広くお手入れができる全国チェーンのお庭屋さんです。
自分では綺麗に植えたり、手入れをするのが難しいという方は、smileガーデンに相談してみるのはいかがでしょうか。

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